男子取扱説明書がバレて、私の青春が大炎上してるんですけど!?

月下花音

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第12話 フクロウ男子の深夜襲撃

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 深夜2時、私のスマホが鳴った。

 夜梟透からLINEが来ている。

「こころちゃん、起きてる? 寂しい」

 私は眠かったけど、返信した。

「起きてるよ。どうしたの?」

 すると、即レスが返ってきた。

「今から会いに行くよ」

 え。

 今から?

 深夜2時に?

「透くん、今から!?」

「うん。もう家出た」

 透が即行動してる。

 完全にフクロウ。

 私は慌てて服を着替えて、家を出た。

 近くの公園で、透が待っていた。

「こころちゃん、来てくれたんだ」

 透が嬉しそうに微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、ドキンと跳ねた。

「透くん、深夜に呼び出すなんて……」

「ごめん。でも、こころちゃんに会いたくて」

 透が小さく言う。

 その声が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、可愛い。

「透くん、夜型なの?」

「うん。昼は眠くて、夜が一番元気」

 透が嬉しそうに言う。

 その顔が、すごく元気で。

 完全にフクロウ。

「透くん、学校は大丈夫なの?」

「……朝は、ちょっと辛い」

 透が小さく言う。

 その顔が、すごく眠そうで。

「透くん、無理しないで」

「大丈夫。夜のこころちゃんに会えるから」

 透が嬉しそうに微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

「透くん、夜の私?」

「うん。夜のこころちゃんが一番好き」

 透が小さく言う。

 その声が、すごく優しくて。

 私の心臓が、ドキンと跳ねた。

 やばい。

 透くん、告白してる。

「透くん、それって……」

「こころちゃんのこと、好きだよ」

 透が真剣な顔で言う。

 その顔が、すごく真剣で。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、好きかも。

「透くん……」

「夜のこころちゃんは、すごく綺麗だよ」

 透が小さく言う。

 その声が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

「透くん、ありがとう」

「こころちゃん、これからも夜に会ってくれる?」

 透が不安そうに聞いてくる。

「うん、会うよ」

「本当!?」

 透が目をキラキラさせる。

 その顔が、すごく嬉しそうで。

 私の心臓が、また跳ねた。

 私たちは、深夜の公園で、星を見ていた。

 透が、私の隣に座っている。

「こころちゃん、星、綺麗だね」

「うん、綺麗だね」

「こころちゃんと一緒に見ると、もっと綺麗」

 透が小さく言う。

 その声が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、好きかも。

「透くん、いつも夜に何してるの?」

「星見たり、本読んだり、音楽聴いたり」

 透が嬉しそうに言う。

「一人で?」

「うん。でも、今日はこころちゃんと一緒」

 透が嬉しそうに微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

「透くん、寂しくないの?」

「……ちょっと寂しい」

 透が小さく言う。

 その顔が、すごく寂しそうで。

「透くん……」

「でも、今日はこころちゃんがいるから、寂しくない」

 透が嬉しそうに微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、好きかも。

 深夜4時、私たちは別れた。

「こころちゃん、ありがとう」

「どういたしまして」

「また夜に会おうね」

 透が嬉しそうに言う。

 その顔が、すごく嬉しそうで。

 私の心臓が、また跳ねた。

 翌日、学校で、私は透にLINEした。

「透くん、おはよう」

 でも、既読がつかない。

 昼休みになっても、既読がつかない。

 放課後になって、やっと既読がついた。

「ごめん、寝てた」

 透が返信してくる。

 完全にフクロウ。

「透くん、朝のLINE、既読無視だったよ」

「ごめん。朝は別人格なんだ」

 透が申し訳なさそうに言う。

「別人格?」

「うん。朝起こされると、誰だかわからなくなる」

 透が小さく言う。

 完全にフクロウ。

「透くん、面白いね」

「面白くないよ。困ってるんだ」

 透が小さく言う。

 その顔が、すごく困ってて。

 可愛い。

「透くん、可愛い」

「か、可愛くないよ」

 透が顔を赤くする。

 その顔が、すごく可愛くて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 放課後、私は透を起こしに行った。

 透が、教室の隅で寝ている。

「透くん、起きて」

 私が肩を揺すると、透がゆっくりと目を開けた。

「……誰?」

 透が私を見る。

 その目が、完全に別人。

「透くん、私だよ。こころだよ」

「……こころ?」

 透が首を傾げる。

 完全に別人格。

「透くん、私のこと、わからないの?」

「……ごめん。朝は、誰だかわからなくなる」

 透が申し訳なさそうに言う。

 その顔が、すごく困ってて。

 可愛い。

「透くん、夜になったら、わかる?」

「うん。夜になったら、こころちゃんのこと、ちゃんとわかる」

 透が小さく微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

「透くん、夜型すぎるよ」

「ごめん。でも、夜のこころちゃんが一番好きだから」

 透が小さく言う。

 その声が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、好きかも。

「透くん、昼も起きてよ」

「……頑張る。こころちゃんのためなら」

 透が小さく微笑む。

 その笑顔が、すごく優しくて。

 私の心臓が、また跳ねた。

 やばい。

 透くん、好きかも。

(第12話 完)

 次回予告
 天城聖が実は「完璧を演じてる」だけで、本当は不器用。こころが「無理しなくていいよ」と言うと、聖が「君にだけは、素を見せたい」。完璧王子が卵焼き作ったら炭→「君にだけは素を見せたい…(泣)」。実は努力型で毎日3時間勉強してる→「完璧じゃないとダメなんだ」。こころの前でだけドジる→「なんで君の前だと失敗するんだろう」。聖が「君のことが好きだ」と告白。次回、第13話『伝説のポケモン(実は不器用)』。完璧王子、実は努力型。

 #ラブコメ #逆ハーレム #動物男子 #男子図鑑 #学園ラブコメ #コメディ
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