17 / 396
2 ある七月の暑い夜
十一 なのでこうした③(※)
しおりを挟む
腰に負担がかかるからベッドにしようと言われて、俺は物凄く抵抗したものの、最後は抱え上げられてベッドの上に連れられた。
カズ先輩は全部脱いで、さっきみたいに正常位。俺は諦め気味。
太ももを引き寄せられて、分厚い先っぽを当てられて、またぐいぐい入ってくる。
なんで入るの、それ。
カズ先輩の抱きしめてくる力が強すぎて、のしかかられて重くて、息ができない。
……体格違うなぁ。こんなの、勝てっこない。肩が広くて、背中も広くて、二の腕もわりと太くて、脱ぐとかなり筋肉質だ。腹筋割れてるし。カズ先輩、めちゃくちゃ着痩せするんだな。ぜんぜんわからなかった。
「カズ先輩、苦しい……」
「あっ、ごめん」
カズ先輩は少し身を浮かせる。なんとか息ができるようになる。
カズ先輩はゆっくりと腰を引いたり、押したりする。体全体が持っていかれるみたいになる。
「あ、あ……あ、ああ……」
「どう動いてほしい?」
何も聞かないでほしい。
「へんな感じ……気持ち悪い……へんな声出る……抜いてほしい……」
「ここは?」
陰嚢の下の辺りを長い指で押され、びりっと何かくる。せり上がるような何か。
「や……」
「タキくんの気持ちいいところ、してあげる」
カズ先輩は上半身を起こし、俺の陰部にローションを垂らして、昨日みたいに扱く。そこだけは意に反して気持ちいい。
カズ先輩は腰の動きを止める。
ベッドボードに手を伸ばし、扱きながら、また昨日のローターを取り出す。
ブンと振動音がする。裏筋のあたりに当てられて、手で握り込まれて上下されると、たまらない。
「ああああっ」
「これ、好きだね?」
「ちが、あぁっ! あっ、あああっ!」
カズ先輩は、ローターの電源を切って、手の動きを止めた。
「タキくん。気持ちよくなろうね。君が気持ちいいようにしてあげる。挿入以外は、嫌だったらちゃんとやめるよ。タキくん。ローターでちんぽ擦られるの、気持ちいい? 気持ちよくない?」
「は、は……はい」
「どっち?」
「き、気持ちい、気持ちいい、です」
してほしい。こすって、震わせて、扱いてほしい。出したい。
昨日、二回も出したのに。こすられたい。
カズ先輩はふたたび電源をオンにする。
「可愛い、タキくん」
カズ先輩の手の動きが上手い。自分でするより何倍も気持ちいい。なんで?
「ゆっくりしようか。それとも早い方がいい?」
「は、はやくしてほしい、です」
「わかった……」
手の動きが早くなる。と同時に、腰を動かして、突いてくる。
動くのに合わせて、にちゃにちゃと音がする。
「あっ、やめ、あ、あっ、あ、あ……」
「あー、気持ちいい、タキくん、逃げちゃだめ」
ベッドの上の方に少しずつ逃れつつあった身体を、ぐいっと引っ張られて、その拍子に深く入ってくる。深いところで小刻みにされる。
「ううっ……うあっ……あっ、あっ、あっ」
「タキくん、挿入されるの、上手になったね。慣れやすいんだ。タキくんって順応性が高いよね。良くも悪くもだけど」
「やっ……あ、あっ」
「ほら、自分で持ってみて」
手を誘導されて、俺はローターと、自分のものを掴む。
カズ先輩は手を離して、俺の膝を抱えあげる。屈んできて、キスをした。唇を舌でこじ開けられる。
息が熱い。カズ先輩の唾液が流れ込んでくる。
溺れそうになって飲むけど、溢れて唇に垂れる。
「ん、ふ……うう」
「タキくん、手がお留守だよ。自分ではできない?」
そう言われて、小刻みに揺らされながら、ローターを当てて上下してみる。
カズ先輩にされたときほどはよくないけれど、それでもいつものオナニーと違っている。
ローターとローションの組み合わせは最強だな……。へんなことを覚えてしまった気がする。
「うまくできないの?」
と笑いながら、カズ先輩は俺の手からローターを取り上げて、カリや亀頭にやんわり当てるようにして震わせた。
敏感なその部分を絶妙にされて、込み上げてくる。
「あ、ああっ!」
「タキくんは自分でするのが下手だね。上手にできないね。俺がしてあげようね」
やっぱり先輩にされると、ピントが合うみたいに、いいところにいい具合に当たる。
くそ。何もかも負けてる。
「あっ、カズ先輩っ、も、俺……」
「タキくん、タキくんのお尻の穴、どうなってるかわかる?」
カズ先輩に塞がれて、いいようにされてる。
何度もぬちゃぬちゃと音を立てて出入りされて、早くされたり、浅くされたり、奥で突かれる。
身体ごと揺さぶられて、涙が出てくる。
「カズ先輩、も、抜いて、くだ……」
「いやだ。どうなってるのか答えてみて」
「先輩の、無理やり」
「入れられちゃってるね。出し入れされてるね。タキくん、可哀相。俺の無理やり挿入されて、こじ開けられて……、本当はここって、ちんぽ入れる穴じゃないのにね……」
カズ先輩は手の動きと腰の動きを早める。扱くのを片手にして、もう片方の手で俺の胸をまさぐる。
指の腹で柔くぐりぐりされると、じんじんと熱い。尖り切った突起を指先で弾かれる。
「ひっ、ああっ、やっ、あ、イきそ、やば」
「タキくんのお尻の中、俺の形になってるよ。感じる?」
「やめっ、あっ」
「タキくん。君は俺にちんぽ挿入されながらイくんだよ。タキくんは、入れられるのが嫌でも、こんな風に扱かれちゃったら、イっちゃうくらい気持ちいいんだ。実は、お尻の中でも感じてるのかな。大きいのでたくさん擦ってあげようね、ほら、イきなよ」
胸と、性器と、尻の穴とを同時にされる。そのどれよりも、カズ先輩の声が、言葉が、もっとも俺を犯している。
めちゃくちゃに激しくされて、どっかが壊れそうだと俺は思う。
「やめて、先輩、激しい、あっ、あっ、イく、イきそ、出る、あっ、あっ、イく」
「イキ顔見せて」
「いや、見ないで、先輩、お願い」
「タキくん、気持ちいいね? イっちゃうね?」
「ふ、うう、やめて、お願い、あ、先輩、あっ、気持ちいい、あっ、あ」
「俺の咥えこんで俺に扱かれて、俺のせいでいやらしくなったタキくんのイキ顔が見たい……」
「や、言わないで、気持ちい、あっ、イく、あっ、ああっっ!!」
俺は顔を腕で覆いながら、とうとう射精した。腹の辺りに飛ぶ。
カズ先輩はローターを放り出して、顔を見せないように覆う俺の腕を掴んではがして、嬉しそうに覗き込んでくる。
「タキくん、すっごい、やらしい」
「ふう、う、は……はあ……」
「ああ、俺もイく。タキくんでイく……」
先輩は体の力が抜けた俺の穴を使うようにして、好き勝手ずこずこ蹂躙したあげく、引き抜いて、俺の腹に強く押し当てた。
俺の腹の上で射精して、その太い先端で、俺の出した精液と自分の精液をぴちゃくちゃとかきまぜた後、指先で少しとって舐めた。
……気が遠くなってくる。
カズ先輩は全部脱いで、さっきみたいに正常位。俺は諦め気味。
太ももを引き寄せられて、分厚い先っぽを当てられて、またぐいぐい入ってくる。
なんで入るの、それ。
カズ先輩の抱きしめてくる力が強すぎて、のしかかられて重くて、息ができない。
……体格違うなぁ。こんなの、勝てっこない。肩が広くて、背中も広くて、二の腕もわりと太くて、脱ぐとかなり筋肉質だ。腹筋割れてるし。カズ先輩、めちゃくちゃ着痩せするんだな。ぜんぜんわからなかった。
「カズ先輩、苦しい……」
「あっ、ごめん」
カズ先輩は少し身を浮かせる。なんとか息ができるようになる。
カズ先輩はゆっくりと腰を引いたり、押したりする。体全体が持っていかれるみたいになる。
「あ、あ……あ、ああ……」
「どう動いてほしい?」
何も聞かないでほしい。
「へんな感じ……気持ち悪い……へんな声出る……抜いてほしい……」
「ここは?」
陰嚢の下の辺りを長い指で押され、びりっと何かくる。せり上がるような何か。
「や……」
「タキくんの気持ちいいところ、してあげる」
カズ先輩は上半身を起こし、俺の陰部にローションを垂らして、昨日みたいに扱く。そこだけは意に反して気持ちいい。
カズ先輩は腰の動きを止める。
ベッドボードに手を伸ばし、扱きながら、また昨日のローターを取り出す。
ブンと振動音がする。裏筋のあたりに当てられて、手で握り込まれて上下されると、たまらない。
「ああああっ」
「これ、好きだね?」
「ちが、あぁっ! あっ、あああっ!」
カズ先輩は、ローターの電源を切って、手の動きを止めた。
「タキくん。気持ちよくなろうね。君が気持ちいいようにしてあげる。挿入以外は、嫌だったらちゃんとやめるよ。タキくん。ローターでちんぽ擦られるの、気持ちいい? 気持ちよくない?」
「は、は……はい」
「どっち?」
「き、気持ちい、気持ちいい、です」
してほしい。こすって、震わせて、扱いてほしい。出したい。
昨日、二回も出したのに。こすられたい。
カズ先輩はふたたび電源をオンにする。
「可愛い、タキくん」
カズ先輩の手の動きが上手い。自分でするより何倍も気持ちいい。なんで?
「ゆっくりしようか。それとも早い方がいい?」
「は、はやくしてほしい、です」
「わかった……」
手の動きが早くなる。と同時に、腰を動かして、突いてくる。
動くのに合わせて、にちゃにちゃと音がする。
「あっ、やめ、あ、あっ、あ、あ……」
「あー、気持ちいい、タキくん、逃げちゃだめ」
ベッドの上の方に少しずつ逃れつつあった身体を、ぐいっと引っ張られて、その拍子に深く入ってくる。深いところで小刻みにされる。
「ううっ……うあっ……あっ、あっ、あっ」
「タキくん、挿入されるの、上手になったね。慣れやすいんだ。タキくんって順応性が高いよね。良くも悪くもだけど」
「やっ……あ、あっ」
「ほら、自分で持ってみて」
手を誘導されて、俺はローターと、自分のものを掴む。
カズ先輩は手を離して、俺の膝を抱えあげる。屈んできて、キスをした。唇を舌でこじ開けられる。
息が熱い。カズ先輩の唾液が流れ込んでくる。
溺れそうになって飲むけど、溢れて唇に垂れる。
「ん、ふ……うう」
「タキくん、手がお留守だよ。自分ではできない?」
そう言われて、小刻みに揺らされながら、ローターを当てて上下してみる。
カズ先輩にされたときほどはよくないけれど、それでもいつものオナニーと違っている。
ローターとローションの組み合わせは最強だな……。へんなことを覚えてしまった気がする。
「うまくできないの?」
と笑いながら、カズ先輩は俺の手からローターを取り上げて、カリや亀頭にやんわり当てるようにして震わせた。
敏感なその部分を絶妙にされて、込み上げてくる。
「あ、ああっ!」
「タキくんは自分でするのが下手だね。上手にできないね。俺がしてあげようね」
やっぱり先輩にされると、ピントが合うみたいに、いいところにいい具合に当たる。
くそ。何もかも負けてる。
「あっ、カズ先輩っ、も、俺……」
「タキくん、タキくんのお尻の穴、どうなってるかわかる?」
カズ先輩に塞がれて、いいようにされてる。
何度もぬちゃぬちゃと音を立てて出入りされて、早くされたり、浅くされたり、奥で突かれる。
身体ごと揺さぶられて、涙が出てくる。
「カズ先輩、も、抜いて、くだ……」
「いやだ。どうなってるのか答えてみて」
「先輩の、無理やり」
「入れられちゃってるね。出し入れされてるね。タキくん、可哀相。俺の無理やり挿入されて、こじ開けられて……、本当はここって、ちんぽ入れる穴じゃないのにね……」
カズ先輩は手の動きと腰の動きを早める。扱くのを片手にして、もう片方の手で俺の胸をまさぐる。
指の腹で柔くぐりぐりされると、じんじんと熱い。尖り切った突起を指先で弾かれる。
「ひっ、ああっ、やっ、あ、イきそ、やば」
「タキくんのお尻の中、俺の形になってるよ。感じる?」
「やめっ、あっ」
「タキくん。君は俺にちんぽ挿入されながらイくんだよ。タキくんは、入れられるのが嫌でも、こんな風に扱かれちゃったら、イっちゃうくらい気持ちいいんだ。実は、お尻の中でも感じてるのかな。大きいのでたくさん擦ってあげようね、ほら、イきなよ」
胸と、性器と、尻の穴とを同時にされる。そのどれよりも、カズ先輩の声が、言葉が、もっとも俺を犯している。
めちゃくちゃに激しくされて、どっかが壊れそうだと俺は思う。
「やめて、先輩、激しい、あっ、あっ、イく、イきそ、出る、あっ、あっ、イく」
「イキ顔見せて」
「いや、見ないで、先輩、お願い」
「タキくん、気持ちいいね? イっちゃうね?」
「ふ、うう、やめて、お願い、あ、先輩、あっ、気持ちいい、あっ、あ」
「俺の咥えこんで俺に扱かれて、俺のせいでいやらしくなったタキくんのイキ顔が見たい……」
「や、言わないで、気持ちい、あっ、イく、あっ、ああっっ!!」
俺は顔を腕で覆いながら、とうとう射精した。腹の辺りに飛ぶ。
カズ先輩はローターを放り出して、顔を見せないように覆う俺の腕を掴んではがして、嬉しそうに覗き込んでくる。
「タキくん、すっごい、やらしい」
「ふう、う、は……はあ……」
「ああ、俺もイく。タキくんでイく……」
先輩は体の力が抜けた俺の穴を使うようにして、好き勝手ずこずこ蹂躙したあげく、引き抜いて、俺の腹に強く押し当てた。
俺の腹の上で射精して、その太い先端で、俺の出した精液と自分の精液をぴちゃくちゃとかきまぜた後、指先で少しとって舐めた。
……気が遠くなってくる。
332
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる