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番外編4 おまけ
おまけ②* Side和臣(※)
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多紀くんは、押しに弱い。
上目遣いで懇願し続けたら、多紀くんはものすごく呆れた顔をして、ぶつくさ言いながらも、着ている服を脱ぎ始めた。長袖のトレーナーを脱いで、下のデニムをおろす。計画どおり。
「制服なんて、十年も前ですよ……」
「多紀くんってあんまり変わってないよね」
高校のときから、多紀くんは変わらない。ああ、でも、むかしのほうが表情が明るかったかな。家庭環境が悪かったので、学校が楽しくてことさら明るく振る舞っていたらしい。いまのほうが素。
そういう、多紀くんの素顔を当時の俺は知らなかった。純真無垢だと思っていた。俺の心の曇り空を晴らした彼自身の辛さを、俺のほうも当時、引き受けられたらよかったのに。
多紀くんはTシャツ一枚と下着と靴下姿になって、俺のワイシャツに袖を通す。やはりちょっとぶかっとしている。当時の俺よりも小さい。可愛い。
白いワイシャツのボタンを留め終えて、グレーチェックのズボンをはいて、黒のベルトをする。赤いストライプのネクタイを回して、慣れた手つきで結ぶ。
ふふ。入学したばかりの頃は、下手くそだったネクタイ結び。指先で整えて、ブレザーを着る。
そこにいるのは、俺の記憶よりも大人びた、森下多紀くん。
可愛い可愛い可愛い可愛い。
俺は感激しすぎて鼻血を吹きそう。顔が熱い。俺の制服を着ている、完全に俺のものの多紀くん。
「多紀くん」
「恥ずかしいんですが……」
「多紀くん。あのね、俺ね、高校生のときから、多紀くんのこと好きだった。大好きだった。いまも大好き。ずっと好き。これからも好き」
すり寄りながら言うと、多紀くんもまんざらではなさそう。
「はあ、はい……」
「思い出しちゃった。卒業式のときのこと」
「へえ……」
あのとき告白していても、恋が叶うことはきっとなかった。残念ながら、淡い失恋になっていたはずだ。
そしていつか恋を忘れて、別のひとを好きになっていたのならば、告白しなくて正解。いま、こうして多紀くんと恋人同士になれて、よかった。
多紀くんの膝の上に頬をのせてすりすりしていると、多紀くんは頭を撫でてくれる。これがいい。ここがいい。いま決めた。俺は一生多紀くんの膝の上に住む。
ちょっと埃っぽい、色褪せた制服。そういえばボタンを全部とられたはずなんだけど、これ予備のほうの制服かな。もう一着、次に実家に行ったときに回収しよう。
「あのー、もう脱いでいいですよね?」
「待って」
「いつまで着ていればいいんです?」
「上に乗ってほしい」
「?」
俺はすっくと立ち上がり、戸惑う多紀くんを寝室に連れて行って、俺はベッドに仰向けに横たわって、多紀くんに跨ってもらう。
うう、制服姿の多紀くんが、俺の腰の上。
「これ、すっごい好き……」
うっとりとため息を吐く俺を、多紀くんは蔑んだ目で見下ろしている。
その視線ときたら。最高。俺はスラックスの中で完全に勃起してる。かちこち。今すぐ貫きたい。
ぱんぱんになっているそれで突き上げるようにこすりつけたら、多紀くんはさらに呆れている。
「和臣さんって、マジで変態……」
「待って多紀くん! ひとつお願いが」
「これ以上、何を?」
「『小野寺先輩』って呼んで……?」
多紀くんは、さすがに怒った。
「俺の大切な思い出を汚さないでくださいよ!」
だけど結局、小野寺先輩と呼ばせながらの制服着衣エッチに大成功。
お尻だけ出させた多紀くんの両手を後ろ手にさせて、バックで犯した一度目の射精、なかなか止まらなかった。量も凄かった。一回であんなに精子出たの初めて。
多紀くんは多紀くんで、シャツごしの乳首責めでイって、挿入するときには我慢汁が表まで染みていて、激しくピストンしてたらズボンの中ですぐ射精、さらに潮吹きして、大泣き。
俺はそんな多紀くんの泣き顔に大興奮して二回戦。とろとろになった多紀くんの制服を脱がせつつネクタイで多紀くんの両手を縛って中出し。
はぁ、想像以上の結果に満足満足。
多紀くんは、押しに弱い。
落ち込んでいて口をきいてくれない。制服を洗濯乾燥して、ご機嫌をとって、また着せて、今夜はカズ先輩と呼ばせる予定。
<次の話に続く>
上目遣いで懇願し続けたら、多紀くんはものすごく呆れた顔をして、ぶつくさ言いながらも、着ている服を脱ぎ始めた。長袖のトレーナーを脱いで、下のデニムをおろす。計画どおり。
「制服なんて、十年も前ですよ……」
「多紀くんってあんまり変わってないよね」
高校のときから、多紀くんは変わらない。ああ、でも、むかしのほうが表情が明るかったかな。家庭環境が悪かったので、学校が楽しくてことさら明るく振る舞っていたらしい。いまのほうが素。
そういう、多紀くんの素顔を当時の俺は知らなかった。純真無垢だと思っていた。俺の心の曇り空を晴らした彼自身の辛さを、俺のほうも当時、引き受けられたらよかったのに。
多紀くんはTシャツ一枚と下着と靴下姿になって、俺のワイシャツに袖を通す。やはりちょっとぶかっとしている。当時の俺よりも小さい。可愛い。
白いワイシャツのボタンを留め終えて、グレーチェックのズボンをはいて、黒のベルトをする。赤いストライプのネクタイを回して、慣れた手つきで結ぶ。
ふふ。入学したばかりの頃は、下手くそだったネクタイ結び。指先で整えて、ブレザーを着る。
そこにいるのは、俺の記憶よりも大人びた、森下多紀くん。
可愛い可愛い可愛い可愛い。
俺は感激しすぎて鼻血を吹きそう。顔が熱い。俺の制服を着ている、完全に俺のものの多紀くん。
「多紀くん」
「恥ずかしいんですが……」
「多紀くん。あのね、俺ね、高校生のときから、多紀くんのこと好きだった。大好きだった。いまも大好き。ずっと好き。これからも好き」
すり寄りながら言うと、多紀くんもまんざらではなさそう。
「はあ、はい……」
「思い出しちゃった。卒業式のときのこと」
「へえ……」
あのとき告白していても、恋が叶うことはきっとなかった。残念ながら、淡い失恋になっていたはずだ。
そしていつか恋を忘れて、別のひとを好きになっていたのならば、告白しなくて正解。いま、こうして多紀くんと恋人同士になれて、よかった。
多紀くんの膝の上に頬をのせてすりすりしていると、多紀くんは頭を撫でてくれる。これがいい。ここがいい。いま決めた。俺は一生多紀くんの膝の上に住む。
ちょっと埃っぽい、色褪せた制服。そういえばボタンを全部とられたはずなんだけど、これ予備のほうの制服かな。もう一着、次に実家に行ったときに回収しよう。
「あのー、もう脱いでいいですよね?」
「待って」
「いつまで着ていればいいんです?」
「上に乗ってほしい」
「?」
俺はすっくと立ち上がり、戸惑う多紀くんを寝室に連れて行って、俺はベッドに仰向けに横たわって、多紀くんに跨ってもらう。
うう、制服姿の多紀くんが、俺の腰の上。
「これ、すっごい好き……」
うっとりとため息を吐く俺を、多紀くんは蔑んだ目で見下ろしている。
その視線ときたら。最高。俺はスラックスの中で完全に勃起してる。かちこち。今すぐ貫きたい。
ぱんぱんになっているそれで突き上げるようにこすりつけたら、多紀くんはさらに呆れている。
「和臣さんって、マジで変態……」
「待って多紀くん! ひとつお願いが」
「これ以上、何を?」
「『小野寺先輩』って呼んで……?」
多紀くんは、さすがに怒った。
「俺の大切な思い出を汚さないでくださいよ!」
だけど結局、小野寺先輩と呼ばせながらの制服着衣エッチに大成功。
お尻だけ出させた多紀くんの両手を後ろ手にさせて、バックで犯した一度目の射精、なかなか止まらなかった。量も凄かった。一回であんなに精子出たの初めて。
多紀くんは多紀くんで、シャツごしの乳首責めでイって、挿入するときには我慢汁が表まで染みていて、激しくピストンしてたらズボンの中ですぐ射精、さらに潮吹きして、大泣き。
俺はそんな多紀くんの泣き顔に大興奮して二回戦。とろとろになった多紀くんの制服を脱がせつつネクタイで多紀くんの両手を縛って中出し。
はぁ、想像以上の結果に満足満足。
多紀くんは、押しに弱い。
落ち込んでいて口をきいてくれない。制服を洗濯乾燥して、ご機嫌をとって、また着せて、今夜はカズ先輩と呼ばせる予定。
<次の話に続く>
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