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番外編21 和臣の妄想Ⅰ
十七(※)
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十七(※)
お互いに夢中で肌を重ねて、あちこちにキスをして、それから、首筋とか、乳首を舐められた。
最初はくすぐったくて笑ってた。だけど、カズ先輩の舌が執拗に這ってくるうちに、なんだか体がむずむずしてきて、息が荒くなってくる。
カズ先輩の舌が、ちゅうと音を立てて先端を吸い上げる。
「ん、あ、っ」
へんな声になって慌てて我慢。でもカズ先輩の指が口の中に入ってきて、
「声出していいよ。俺の指舐めてみて」
カズ先輩のきれいな人差し指と中指の先をちゅうちゅう吸ったり舐めたりしながら、乳首を舐められる感覚に身を任せていると、次はおへそのほうへおりてきて、とうとう、カズ先輩の唇が俺のそれに口付けた。
といっても下着越し。下着のなかで勃起していて、先っぽが濡れてる。
カズ先輩が俺の膝を広げながら、俺を見上げてくる。
何も聞かれなかった。尻のほうから下着を脱がせてきて、俺は腰を軽く浮かせる。
そんな至近距離で見られて恥ずかしくて困る。戸惑っていると、カズ先輩の舌が裏筋をぬるりと這って、その瞬間、俺は射精。
カズ先輩の頬にかかった。
「す、すみません……!」
「気持ちよかった?」
「こ、こういうの、初めてで……」
俺、二十四歳にして、初体験なんだもん。カズ先輩は俺が未経験なの察してるだろうけど。
人間の本能っていうのはすごい。キスとかハグするのは、ぎこちないながらも、インストールされてるみたいにひとりでにできた。下手くそだけど本能に身を任せていたら気持ちよかった。
だけど、そこからさらに先に進んだ行為は……。しかもされる側……。なんにもわからない。
カズ先輩のほうは落ち着いてるから、任せていればいいのかな……。
カズ先輩は赤い顔で照れながら、くすくす笑う。
「ごめんね。俺も初めて」
「っ、え、え!?」
衝撃発言。
え、カズ先輩も初めてって、何が!?
「俺、タキくんが初体験で、ちっとも余裕ない。かっこつけたいし、気持ちよくしてあげたいから頑張るけど、上手くできないかも。許してくれる?」
「許すも許さないも……」
カズ先輩の上気した頬に汗と俺の精液が滴る。俺は慌ててティッシュをとって拭った。その手に、カズ先輩は頬を寄せてくる。
「タキくんと……好きなひとと経験するの、夢みてた。女々しいかな……」
そんな男っぽい表情で問われても……。
カズ先輩も初体験なの、真実みたいだ。初体験同士。こんなふうに触れ合う経験はお互いだけ。そう思うと胸がいっぱいになる。
腕を伸ばして、屈んできたカズ先輩を抱きしめる。あったかいな。キスをした。キスもだいぶ慣れた。目を見合わせる。
「カズ先輩、好きです……」
「タキくん、大好き。九年間、ずっと」
瞳を見ていればもうわかる。カズ先輩は俺を大好き。で、俺の目を見ていてくれたら、カズ先輩だって俺の気持ちはわかるはず。
何度もキスをして、ちょっとリラックスしてきた。
緊張しすぎてたな。どちらも初めてなんだって思うと、がちがちに強張っていた肩の力が抜けてくる。
焦らなくてもいいんだ。性急じゃなくて、ゆっくりで。体を繋げる目的でしてるんじゃない。気持ちが重なるから、体も繋がりたいんだ。
触れ合って笑い合って、ぎゅっと抱き合ったりして。
そうしてると、やっぱりあったかくて、肌が触れていると興奮してくる。カズ先輩への性欲が湧いてくる。カズ先輩も同じみたい。
カズ先輩はふたたび俺のおなかのあたりに優しくキスしてる。
「タキくん、もっと舐めてもいい?」
「はい」
カズ先輩を見下ろすみたいに見る。射精して力を失くしたそれに再び舌を這わせ、今度は先端を口に含んで、一息に飲み込まれた。
「ひゃっ、あっ」
なにこれ、すごい、口の中でされてる。なかで舐められてる。あったかくてぬめぬめしてて、一回出したのにまた固くなってくる。
カズ先輩が強く吸いながら引き抜いた。
やばい、また出そう。なにこの感覚。手では味わえない粘膜の感触に、腰が砕けそう。
「おっ、あっ」
「きもちいいね」
「きもちい、ですっ、やば、俺」
カズ先輩がすごくきれいな顔面で俺のを咥えてるの、ビジュアル的に背徳的すぎて直視できない。なにさせてんの俺。なのに腰が浮いて、こすりつけたくなって止まらない。
カズ先輩が手を添えて上下するのに合わせて喉奥に当てたくなる。
やばい。また出るかも。あと数秒こすったら出そう。射精しそう。このままじゃカズ先輩の口の中に出してしまう。それはまずい。
「カズ先輩っ、俺、俺も」
カズ先輩がずるりと抜いて、俺はなんとかカズ先輩の口に出さずに済んだ。
隣にカズ先輩が転がって、俺の額にキスしてる。
「タキくんも、触ってくれる?」
そうだ、カズ先輩の。したい。触りたい。
手を引かれて、横向きになったカズ先輩の下着ごしに触れる。
……でかすぎない?
なにこれ。ペットボトル? ラップの芯? バットの根元?
カズ先輩の手が俺の手を下着の中に誘導する。カズ先輩と温泉に行ったことなんかはないから、下を見るのは初めてだ。規格外過ぎて、目のやり場に困る。
カズ先輩は下着をおろした。俺は両手でそれを掴んで扱く。こんな繊細ななりをしたカズ先輩に、こんなものがついてるのか……。
「タキくん……きもちい……」
カズ先輩はうっとりしながら俺の顔にキスを落とす。
「すごくきもちいい」
先っぽから先走りが溢れてきて、ぬめりを借りて速度をあげると、カズ先輩は呻いた。喘ぎ声、可愛いかも。
俺はカズ先輩の下半身の方へと背を丸める。むわっと熱くて、いやらしい。
「い、いいですか?」
「無理しないでね」
「少しだけ……」
カズ先輩の様子をうかがおうと仰ぐと、カズ先輩は初めて見る目で俺を見ていた。目が据わってるみたいな。
ぞくっとして、目が離せない。食べてるのに食べられてるみたいだ。優しくなくて、獰猛な獣に狙われてる。
初めてだし、男を相手にするなんて考えたこともなかったけれど、あまり抵抗はなかった。それよりも、カズ先輩が気持ちよくなってくれたらいいなと思う。
カズ先輩のものは、口におさまらない。喉奥まで入れても足りなくて、根元を手で持てる。太いし長いしで、とんでもなかった。
カズ先輩は俺の髪を指で梳いてる。
「タキくん、いい」
「ん……」
「きもちいい……」
「……ん」
カズ先輩の手が俺の腰を撫でてきて、尻に触れた。指が割れ目をなぞってる。
こんなの、入るものなのかな……。
お互いに夢中で肌を重ねて、あちこちにキスをして、それから、首筋とか、乳首を舐められた。
最初はくすぐったくて笑ってた。だけど、カズ先輩の舌が執拗に這ってくるうちに、なんだか体がむずむずしてきて、息が荒くなってくる。
カズ先輩の舌が、ちゅうと音を立てて先端を吸い上げる。
「ん、あ、っ」
へんな声になって慌てて我慢。でもカズ先輩の指が口の中に入ってきて、
「声出していいよ。俺の指舐めてみて」
カズ先輩のきれいな人差し指と中指の先をちゅうちゅう吸ったり舐めたりしながら、乳首を舐められる感覚に身を任せていると、次はおへそのほうへおりてきて、とうとう、カズ先輩の唇が俺のそれに口付けた。
といっても下着越し。下着のなかで勃起していて、先っぽが濡れてる。
カズ先輩が俺の膝を広げながら、俺を見上げてくる。
何も聞かれなかった。尻のほうから下着を脱がせてきて、俺は腰を軽く浮かせる。
そんな至近距離で見られて恥ずかしくて困る。戸惑っていると、カズ先輩の舌が裏筋をぬるりと這って、その瞬間、俺は射精。
カズ先輩の頬にかかった。
「す、すみません……!」
「気持ちよかった?」
「こ、こういうの、初めてで……」
俺、二十四歳にして、初体験なんだもん。カズ先輩は俺が未経験なの察してるだろうけど。
人間の本能っていうのはすごい。キスとかハグするのは、ぎこちないながらも、インストールされてるみたいにひとりでにできた。下手くそだけど本能に身を任せていたら気持ちよかった。
だけど、そこからさらに先に進んだ行為は……。しかもされる側……。なんにもわからない。
カズ先輩のほうは落ち着いてるから、任せていればいいのかな……。
カズ先輩は赤い顔で照れながら、くすくす笑う。
「ごめんね。俺も初めて」
「っ、え、え!?」
衝撃発言。
え、カズ先輩も初めてって、何が!?
「俺、タキくんが初体験で、ちっとも余裕ない。かっこつけたいし、気持ちよくしてあげたいから頑張るけど、上手くできないかも。許してくれる?」
「許すも許さないも……」
カズ先輩の上気した頬に汗と俺の精液が滴る。俺は慌ててティッシュをとって拭った。その手に、カズ先輩は頬を寄せてくる。
「タキくんと……好きなひとと経験するの、夢みてた。女々しいかな……」
そんな男っぽい表情で問われても……。
カズ先輩も初体験なの、真実みたいだ。初体験同士。こんなふうに触れ合う経験はお互いだけ。そう思うと胸がいっぱいになる。
腕を伸ばして、屈んできたカズ先輩を抱きしめる。あったかいな。キスをした。キスもだいぶ慣れた。目を見合わせる。
「カズ先輩、好きです……」
「タキくん、大好き。九年間、ずっと」
瞳を見ていればもうわかる。カズ先輩は俺を大好き。で、俺の目を見ていてくれたら、カズ先輩だって俺の気持ちはわかるはず。
何度もキスをして、ちょっとリラックスしてきた。
緊張しすぎてたな。どちらも初めてなんだって思うと、がちがちに強張っていた肩の力が抜けてくる。
焦らなくてもいいんだ。性急じゃなくて、ゆっくりで。体を繋げる目的でしてるんじゃない。気持ちが重なるから、体も繋がりたいんだ。
触れ合って笑い合って、ぎゅっと抱き合ったりして。
そうしてると、やっぱりあったかくて、肌が触れていると興奮してくる。カズ先輩への性欲が湧いてくる。カズ先輩も同じみたい。
カズ先輩はふたたび俺のおなかのあたりに優しくキスしてる。
「タキくん、もっと舐めてもいい?」
「はい」
カズ先輩を見下ろすみたいに見る。射精して力を失くしたそれに再び舌を這わせ、今度は先端を口に含んで、一息に飲み込まれた。
「ひゃっ、あっ」
なにこれ、すごい、口の中でされてる。なかで舐められてる。あったかくてぬめぬめしてて、一回出したのにまた固くなってくる。
カズ先輩が強く吸いながら引き抜いた。
やばい、また出そう。なにこの感覚。手では味わえない粘膜の感触に、腰が砕けそう。
「おっ、あっ」
「きもちいいね」
「きもちい、ですっ、やば、俺」
カズ先輩がすごくきれいな顔面で俺のを咥えてるの、ビジュアル的に背徳的すぎて直視できない。なにさせてんの俺。なのに腰が浮いて、こすりつけたくなって止まらない。
カズ先輩が手を添えて上下するのに合わせて喉奥に当てたくなる。
やばい。また出るかも。あと数秒こすったら出そう。射精しそう。このままじゃカズ先輩の口の中に出してしまう。それはまずい。
「カズ先輩っ、俺、俺も」
カズ先輩がずるりと抜いて、俺はなんとかカズ先輩の口に出さずに済んだ。
隣にカズ先輩が転がって、俺の額にキスしてる。
「タキくんも、触ってくれる?」
そうだ、カズ先輩の。したい。触りたい。
手を引かれて、横向きになったカズ先輩の下着ごしに触れる。
……でかすぎない?
なにこれ。ペットボトル? ラップの芯? バットの根元?
カズ先輩の手が俺の手を下着の中に誘導する。カズ先輩と温泉に行ったことなんかはないから、下を見るのは初めてだ。規格外過ぎて、目のやり場に困る。
カズ先輩は下着をおろした。俺は両手でそれを掴んで扱く。こんな繊細ななりをしたカズ先輩に、こんなものがついてるのか……。
「タキくん……きもちい……」
カズ先輩はうっとりしながら俺の顔にキスを落とす。
「すごくきもちいい」
先っぽから先走りが溢れてきて、ぬめりを借りて速度をあげると、カズ先輩は呻いた。喘ぎ声、可愛いかも。
俺はカズ先輩の下半身の方へと背を丸める。むわっと熱くて、いやらしい。
「い、いいですか?」
「無理しないでね」
「少しだけ……」
カズ先輩の様子をうかがおうと仰ぐと、カズ先輩は初めて見る目で俺を見ていた。目が据わってるみたいな。
ぞくっとして、目が離せない。食べてるのに食べられてるみたいだ。優しくなくて、獰猛な獣に狙われてる。
初めてだし、男を相手にするなんて考えたこともなかったけれど、あまり抵抗はなかった。それよりも、カズ先輩が気持ちよくなってくれたらいいなと思う。
カズ先輩のものは、口におさまらない。喉奥まで入れても足りなくて、根元を手で持てる。太いし長いしで、とんでもなかった。
カズ先輩は俺の髪を指で梳いてる。
「タキくん、いい」
「ん……」
「きもちいい……」
「……ん」
カズ先輩の手が俺の腰を撫でてきて、尻に触れた。指が割れ目をなぞってる。
こんなの、入るものなのかな……。
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