元カレが社内で迫ってくる

みつきみつか

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番外編 ピロートーク(修視点)7話

六 限界(※)

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 声が震えそう。

「い、挿れていいの?」

 徹平くんは濡れた声で息絶え絶えに答えた。

「わ、わかんないけど、も、限界で」
「痛かったら言ってね」
「は、はい」

 四つん這いの徹平くんの腰を持って、後ろに膝立ちになる。
 ゴム、どこだっけ。あった。頭の中でシミュレーション。封を切る、中身の表裏を確認、先端の空気を指で抜きながら――。
 腹につきそうなほど勃起してがちがちのペニスを持って、ゴムをつける。手が震える。焦るな。練習しただろ!
 それにしても、こんなに固くなるものなのか。全身が熱くてたまらない。性欲で肌がひりひりしている。息が荒くて恥ずかしい。
 根元までゴムを伸ばしてから、ローションをふんだんに塗る。
 徹平くんのあそこはぬるぬるしている。ひくつくふちを見て、興奮は最高潮に達した。指で探って、たしかめる。

「挿れるよ」
「ん……」

 ぬちゅ、と音を立てて亀頭が入ったあたりは覚えている。
 挿入はゆっくりしなければならない、と決めていたのに、意識が飛んだ。
 気づくと、腕を伸ばして体を強張らせて震えている徹平くんに、根元まで深く挿入して、その意外と筋肉質な細身を、獣のように強く押さえつけていた。

「うっ、あっ、しゅ、さん」
「んん……」
「は、はあ、ん、あふ、き、きつ」

 徹平くんが楽な体勢を求めて喉をそらせている。
 その両腕を引き、脇の下から腕を回して、身を起こさせた。

「ひっ」

 徹平くんの体を抱きしめ、背面座位にする。

「徹平くん」
「これ、あ……っ、修、さん、これ、深……」

 振り返った徹平くんの潤んだ瞳と視線が合う。
 それは僕の見たかった徹平くんの表情に違いなかった。
 僕が初めて見る、僕を受け入れている徹平くんの姿は扇情的で、下半身に火がついたような感覚を覚える。
 徹平くんのやわらかな唇を激しく貪りながら、夢中で下から突き上げる。上下してこすれるたびに、快感に襲われ、支配欲が満たされる。

「徹平くん、徹平くんっ」
「あっ、あっそんな、あっ、あっあっ! 修さんっ! 修さん、はげし、ああっ」

 徹平くんのそそりたつペニスを掴んだ。

「ひっ」

 固くなっていて、先端から先走り汁が溢れ、ピストンにあわせて強めに扱いた。

「あっあう、あ、俺、それ弱くて」

 手の中で弄ぶと悦ぶ様子が愛おしい。
 なかも感じるようで、喘ぎ声がひときわ大きくなる位置に先端を当てて、なすりつけるように引っ掻く。
 徹平くんは喉を仰け反らせて、叫ぶように咽び泣いた。徹平くんの喘ぎ声に、さらなる興奮を覚える。気が遠くなりそう。
 もっとこすりたい。こすりつけて、出し入れして、徹平くんのなかを味わいたい。
 なかがうねってしめてきて、狭くて、引き抜くと奥が閉じるみたいに吸い付く。なので、固い先端でふたたび開かせる。
 ぴったりとひだに包みこまれて、押したいと抜きたいを交互に感じて、腰が止められない。
 爪の先まで性欲に満ちている。熱い。汗だくだ。僕も、徹平くんも。
 セックスのあまりの気持ちよさに、なんだか合点がいく。
 みんながセックスしたがるわけだ。好きな子とこれができるなら、こんな悦びは他にない。
 徹平くんとセックスしている。
 気持ちいい。徹平くんも気持ちよくなってほしい。

「修さん、俺、はじめて、初めてなんですっ、こんなの、へん」
「徹平くん、ごめん、止められない、きもち、んっ、っ」
「こんなの、っ」
「ごめん、ごめん、徹平くん、僕、イきそ」
「俺、イ、イく……っ!」

 徹平くんがたまらず叫んだ瞬間、かつて味わったことのない強い快感が走った。
 僕は徹平くんを強く掻き抱き、奥深くを貫いたまま射精。
 徹平くんは全身真っ赤になって、がたがたと震えている。

「修さんの、すご……」

 徹平くんは「まだイく、止まらない」と言って、僕が徹平くんの体内で力を失うまで何度も体を強張らせていた。

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