9 / 16
3-1 カードバトル学園開幕!
しおりを挟む
3-1 カードバトル学園開幕!
――学園。
そこは平和で、少しだけ異様な空気に満ちていた。
校門をくぐると、グラウンドで生徒たちが大声を上げながらカードを掲げている。
カードが光を放ち、映し出された幻影同士がぶつかり合う。
> 「俺の《ドラゴン・ストーム》でとどめだぁぁぁ!」
「うわあっ、くっそ、俺の《ナイト・メイデン》がぁ!」
勝者のカードが光り輝き、敗者のカードが消える。
まるで魔法のような光景――だが、これがこの学園の日常だった。
> 「……どうしてこうなったんだろうな。」
カイはため息をつきながら呟いた。
隣を歩く真白が苦笑する。
> 「あんたが“カードを実体化できる”ってバレたせいじゃない?」
「だから言ったろ! バラしたくなかったって!」
「でもSNSでバズったでしょ? “実体化の男”って。」
「あれは事故だ! 全部トヨタのせいだ!!」
ことの発端は――学園の生徒会が、彼の“異能”を公式に認定したことだった。
以来、学園では「召喚能力者による公式バトルイベント」が始まり、カイは半ば強制的に参加させられることになったのだ。
> 「主、戦の匂いがします!」
そう言って、堂々と校門に立つ銀髪の女騎士ルナ。
彼女の姿は校内でも完全に有名人となっており、通り過ぎる生徒たちがざわめく。
> 「あれが噂の女騎士だ……!」
「昨日も購買でパンを買ってたらしいぞ!」
「“主に仕える”とか言ってた!」
カイは頭を抱えた。
> 「頼む、目立たないでくれ……」
「無理だと思うよ。」(真白)
彼女がそう言う間にも、ルナはすでに校庭中央に立っていた。
周囲の視線を一身に集め、堂々と宣言する。
> 「私は、主の名代・ルナ! 本日の戦、受けて立ちます!」
「戦わなくていいぃぃぃ!!!」
そこへ現れたのは、金髪でナルシスト気味の男子生徒。
彼の名は相楽(さがら)レオン。
カード部の部長であり、自称「学園最強のカード使い」。
> 「やあやあ、君が噂の“実体化能力者”かい?」
「いや、違う。俺はただの――」
「フッ、謙遜は不要さ。君が持つ力、試させてもらう!」
言うが早いか、レオンはカードを取り出す。
背後には観客の生徒たちが集まり、あっという間に人垣ができた。
> 「うわっ、もうギャラリーが……」
「まるで公開試合ね。」(真白)
ルナが剣を構えた。
冷気を纏う銀の刃が太陽の光を反射し、レオンのカードからは紅蓮の炎が立ち上る。
> 「出でよ、《炎帝フェニクス》!」
「主、私が相手します!」
「ちょ、ちょっと待てって!」
だが、もう止まらない。
ルナが踏み出した瞬間、風が巻き起こり、校庭の砂が舞い上がる。
フェニクスの幻影とルナの剣がぶつかり合い、轟音が鳴り響く。
> 「おいおい、これ学校行事のレベル超えてんぞ!」
「すげぇ、本物みたいだ!」
「本物なんだよぉぉぉ!!!」
カイは慌てて制御しようとするが、ルナの戦闘本能が完全に覚醒していた。
> 「主、この炎の鳥、強敵です! だが、我らの絆に敵うものなし!」
「いや戦うなってばぁぁ!!!」
剣と炎がぶつかり合い、爆風が走る。
真白が叫ぶ。
> 「あんた、早く止めなさいよ!」
「止め方わかんねぇんだよぉぉぉ!!!」
だが、次の瞬間、ルナの瞳が光り、剣がフェニクスの胸を貫いた。
> 「炎よ、鎮まれぇぇぇ!!!」
爆光。
その眩しさの中で、フェニクスが霧のように消えていく。
沈黙――。
そして、歓声。
> 「すっげえ! 本当に勝ったぞ!」
「女騎士つよっ!」
「相楽先輩が負けた!」
ルナは剣を納め、涼しい顔で一礼した。
> 「主の威光、ここに示せました。」
「いや、示さなくていいの!!!」
レオンは地面に膝をつきながらも、笑っていた。
> 「……はは、見事だ。まさかここまでとは。」
「もういいだろ、な?」
「いや、ますます興味が湧いた。君の“力”をもっと見せてほしい。」
「やめろ、そのフラグ立てるな!」
真白が小声で呟く。
> 「あんた、もう普通の生徒じゃいられないね。」
「わかってるよ……」
ルナが満足そうに微笑む。
> 「主、これでまた一歩、“征服”に近づきましたね。」
「なにを征服する気だ!!!」
その日の昼休み、学園内ではすでに“実体化能力者カイ”の噂が駆け巡っていた。
> 「見た? 本物のバトルだって!」
「女騎士、マジで剣から光出てた!」
「次は生徒会長が挑むらしいぞ!」
カイは机に突っ伏したまま、現実逃避する。
真白はその横でジュースを飲みながら、にやにやと笑う。
> 「ねぇ、“主”?」
「やめろ、その呼び方。」
「どうするの? このままだと学園のヒーローよ?」
「俺はただ静かにカード眺めてたいだけなのに……」
「そんな奴が、カードの女騎士実体化させて、バトルして、バズってるって、
――どんなギャップ萌えよ。」
> 「そんな萌えいらねぇぇぇ!!!」
そして、放課後。
生徒会長から届いた呼び出しの紙。
> 『放課後、特別召喚試験に参加してもらう。
――君の力、正式に調べたい。』
カイは紙を見つめながら、頭を抱えた。
> 「終わった……完全にフラグ立った……」
「頑張れ、“主”♡」
真白がニヤリと笑う。
その横で、ルナは嬉しそうに剣を掲げる。
> 「主、次なる戦、いつでも準備万端です!」
「やめてくれぇぇぇ!!!」
――こうして、学園全土を巻き込む「カード召喚トーナメント」が幕を開けた。
それが後に、“最強の実体化使い”伝説の始まりとなることを、
この時のカイはまだ知らなかった――。
---
――学園。
そこは平和で、少しだけ異様な空気に満ちていた。
校門をくぐると、グラウンドで生徒たちが大声を上げながらカードを掲げている。
カードが光を放ち、映し出された幻影同士がぶつかり合う。
> 「俺の《ドラゴン・ストーム》でとどめだぁぁぁ!」
「うわあっ、くっそ、俺の《ナイト・メイデン》がぁ!」
勝者のカードが光り輝き、敗者のカードが消える。
まるで魔法のような光景――だが、これがこの学園の日常だった。
> 「……どうしてこうなったんだろうな。」
カイはため息をつきながら呟いた。
隣を歩く真白が苦笑する。
> 「あんたが“カードを実体化できる”ってバレたせいじゃない?」
「だから言ったろ! バラしたくなかったって!」
「でもSNSでバズったでしょ? “実体化の男”って。」
「あれは事故だ! 全部トヨタのせいだ!!」
ことの発端は――学園の生徒会が、彼の“異能”を公式に認定したことだった。
以来、学園では「召喚能力者による公式バトルイベント」が始まり、カイは半ば強制的に参加させられることになったのだ。
> 「主、戦の匂いがします!」
そう言って、堂々と校門に立つ銀髪の女騎士ルナ。
彼女の姿は校内でも完全に有名人となっており、通り過ぎる生徒たちがざわめく。
> 「あれが噂の女騎士だ……!」
「昨日も購買でパンを買ってたらしいぞ!」
「“主に仕える”とか言ってた!」
カイは頭を抱えた。
> 「頼む、目立たないでくれ……」
「無理だと思うよ。」(真白)
彼女がそう言う間にも、ルナはすでに校庭中央に立っていた。
周囲の視線を一身に集め、堂々と宣言する。
> 「私は、主の名代・ルナ! 本日の戦、受けて立ちます!」
「戦わなくていいぃぃぃ!!!」
そこへ現れたのは、金髪でナルシスト気味の男子生徒。
彼の名は相楽(さがら)レオン。
カード部の部長であり、自称「学園最強のカード使い」。
> 「やあやあ、君が噂の“実体化能力者”かい?」
「いや、違う。俺はただの――」
「フッ、謙遜は不要さ。君が持つ力、試させてもらう!」
言うが早いか、レオンはカードを取り出す。
背後には観客の生徒たちが集まり、あっという間に人垣ができた。
> 「うわっ、もうギャラリーが……」
「まるで公開試合ね。」(真白)
ルナが剣を構えた。
冷気を纏う銀の刃が太陽の光を反射し、レオンのカードからは紅蓮の炎が立ち上る。
> 「出でよ、《炎帝フェニクス》!」
「主、私が相手します!」
「ちょ、ちょっと待てって!」
だが、もう止まらない。
ルナが踏み出した瞬間、風が巻き起こり、校庭の砂が舞い上がる。
フェニクスの幻影とルナの剣がぶつかり合い、轟音が鳴り響く。
> 「おいおい、これ学校行事のレベル超えてんぞ!」
「すげぇ、本物みたいだ!」
「本物なんだよぉぉぉ!!!」
カイは慌てて制御しようとするが、ルナの戦闘本能が完全に覚醒していた。
> 「主、この炎の鳥、強敵です! だが、我らの絆に敵うものなし!」
「いや戦うなってばぁぁ!!!」
剣と炎がぶつかり合い、爆風が走る。
真白が叫ぶ。
> 「あんた、早く止めなさいよ!」
「止め方わかんねぇんだよぉぉぉ!!!」
だが、次の瞬間、ルナの瞳が光り、剣がフェニクスの胸を貫いた。
> 「炎よ、鎮まれぇぇぇ!!!」
爆光。
その眩しさの中で、フェニクスが霧のように消えていく。
沈黙――。
そして、歓声。
> 「すっげえ! 本当に勝ったぞ!」
「女騎士つよっ!」
「相楽先輩が負けた!」
ルナは剣を納め、涼しい顔で一礼した。
> 「主の威光、ここに示せました。」
「いや、示さなくていいの!!!」
レオンは地面に膝をつきながらも、笑っていた。
> 「……はは、見事だ。まさかここまでとは。」
「もういいだろ、な?」
「いや、ますます興味が湧いた。君の“力”をもっと見せてほしい。」
「やめろ、そのフラグ立てるな!」
真白が小声で呟く。
> 「あんた、もう普通の生徒じゃいられないね。」
「わかってるよ……」
ルナが満足そうに微笑む。
> 「主、これでまた一歩、“征服”に近づきましたね。」
「なにを征服する気だ!!!」
その日の昼休み、学園内ではすでに“実体化能力者カイ”の噂が駆け巡っていた。
> 「見た? 本物のバトルだって!」
「女騎士、マジで剣から光出てた!」
「次は生徒会長が挑むらしいぞ!」
カイは机に突っ伏したまま、現実逃避する。
真白はその横でジュースを飲みながら、にやにやと笑う。
> 「ねぇ、“主”?」
「やめろ、その呼び方。」
「どうするの? このままだと学園のヒーローよ?」
「俺はただ静かにカード眺めてたいだけなのに……」
「そんな奴が、カードの女騎士実体化させて、バトルして、バズってるって、
――どんなギャップ萌えよ。」
> 「そんな萌えいらねぇぇぇ!!!」
そして、放課後。
生徒会長から届いた呼び出しの紙。
> 『放課後、特別召喚試験に参加してもらう。
――君の力、正式に調べたい。』
カイは紙を見つめながら、頭を抱えた。
> 「終わった……完全にフラグ立った……」
「頑張れ、“主”♡」
真白がニヤリと笑う。
その横で、ルナは嬉しそうに剣を掲げる。
> 「主、次なる戦、いつでも準備万端です!」
「やめてくれぇぇぇ!!!」
――こうして、学園全土を巻き込む「カード召喚トーナメント」が幕を開けた。
それが後に、“最強の実体化使い”伝説の始まりとなることを、
この時のカイはまだ知らなかった――。
---
0
あなたにおすすめの小説
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
あの日、幼稚園児を助けたけど、歳の差があり過ぎてその子が俺の運命の人になるなんて気付くはずがない。
NOV
恋愛
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で大きなぬいぐるみを持った女の子が泣いていたので俺は迷子だと思いその子に声をかける。そして流れで俺は女の子の手を引きながら案内所まで連れて行く事になった。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だ。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが、別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いてきた。そしてカナちゃんは大切なぬいぐるみを俺にくれたんだ。
だから俺もお返しに小学生の頃からリュックにつけている小さなペンギンのぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡した。
この時、お互いの名前を忘れないようにぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたんだ。だから当然、カナちゃんの事を運命の人だなんて思うはずもない。それにカナちゃんの初恋の相手が俺でずっと想ってくれていたなんて考えたことも無かった……
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
NOVがおおくりする『タイムリープ&純愛作品第三弾(三部作完結編)』今ここに感動のラブストーリーが始まる。
※この作品だけを読まれても普通に面白いです。
関連小説【初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺】
【幼馴染の彼に好きって伝える為、幼稚園児からやり直す私】
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
気がつけば異世界
蝋梅
恋愛
芹沢 ゆら(27)は、いつものように事務仕事を終え帰宅してみれば、母に小さい段ボールの箱を渡される。
それは、つい最近亡くなった骨董屋を営んでいた叔父からの品だった。
その段ボールから最後に取り出した小さなオルゴールの箱の中には指輪が1つ。やっと合う小指にはめてみたら、部屋にいたはずが円柱のてっぺんにいた。
これは現実なのだろうか?
私は、まだ事の重大さに気づいていなかった。
【完結】うっかり異世界召喚されましたが騎士様が過保護すぎます!
雨宮羽那
恋愛
いきなり神子様と呼ばれるようになってしまった女子高生×過保護気味な騎士のラブストーリー。
◇◇◇◇
私、立花葵(たちばなあおい)は普通の高校二年生。
元気よく始業式に向かっていたはずなのに、うっかり神様とぶつかってしまったらしく、異世界へ飛ばされてしまいました!
気がつくと神殿にいた私を『神子様』と呼んで出迎えてくれたのは、爽やかなイケメン騎士様!?
元の世界に戻れるまで騎士様が守ってくれることになったけど……。この騎士様、過保護すぎます!
だけどこの騎士様、何やら秘密があるようで――。
◇◇◇◇
※過去に同名タイトルで途中まで連載していましたが、連載再開にあたり設定に大幅変更があったため、加筆どころか書き直してます。
※アルファポリス先行公開。
※表紙はAIにより作成したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる