Reincarnation 〜TOKYO輪廻〜

心符

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6. 強き執念

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~練馬区~

ティークが車を走らせる。

「対策本部で盗聴だなんて、いったい…

ボヤく咲の携帯が鳴った。

(まさか⁉️)

「はい、咲です」

「咲さん、七海よ」

「あなた、いったい何者なのよ!」

「私は咲さんの味方。咲さん、彼を追っちゃダメ。絶対に追っちゃダメだから」

「彼って?何のことよ?」プツン

イヤホンに無線が入る。

「ラブです。アイが監視衛星で、光が丘公園に不審な人物と車を見つけたわ。気をつけて!」

「了解、もう着く」

ティークがライトを消し、公園の周りをゆっくり周る。

送られて来たポイント近くに車を停めた。

「見てくる、おまえはここにいろ」

(おまえ?咲って呼んでよね、全く)

ティークが、静かに公園へ入って行く。
スパイアイが何かを見つけ、それへ走る。

明らかに埋めたばかりの跡である。

「ギュルギュルギュル!」
その時、近くから車が急発進した。

咄嗟に運転席に移り、それを追う咲。

「待て、待て!咲!」
ティークの声は聞こえない。

「やっと見つけた、逃がさないわよ❗️」

深夜の公道を高速で追走する。
点滅信号の交差点を突っ切って逃げる車。

咲も全速で突っ込んだ。
その右から迫るライトに振り向く咲。

「ガッシャーン❗️…ガンッ❗️」

咲の車が弾き飛ばされて転がり、ガードレールにぶつかって止まった。

意識が朦朧とする中、靴音が近づく。
ヒビだらけのフロントガラスから、追っていた車のテールランプが近づいて来た。

誰かの声…そこで意識が消えた。


少しして、ティークが到着した。
車は盗んだものである。

「クソッ❗️」

「ティーク、車を追って!」

瞬間で走り出す。

「監視衛星で追ってるから、追いついて!」

「な…なんてことに。咲さん…」
昴、富士本がまさかの展開に言葉を無くす。

「ラブ…」悔しさが滲むティークの声。

「車が止まったわ、咲さんを助けて!」
 ラブが叫ぶ。

路肩に停まった車に走り寄るティーク。
ドアは開けっ放しで、中には誰もいない。

当たりに人影もない。

「ティーク、監視衛星から消えたわ。きっと地下よ。なにかない?」

焦るラブ。

「ティーク、サングラスを!」

超小型カメラ内蔵のサングラスをかける。

「ブラッドモードに!」

サングラスの耳掛け部にある切り替えスイッチを操作する。

路上に続く血痕が浮かび上がる。

「ブラックライト!」昴が叫ぶ。

「海外刑事ドラマの見過ぎよ。ブラックライトで血痕は見えません。特殊な波長のライトでないと。ラブ様…少し出血が多いですわね」

「ティーク、急いで!」

血痕は、電車の高架下の扉に続いていた。
金属の扉を開け、中へ入る。

下へ階段が続いていた。
ティークが駆け下りると、通路が続く。

「そいつは古い地下鉄の路線跡だ、先に部屋があるはず」

地図データを調べたT2からである。

血痕を辿り、走るティーク。



「うっ…痛っ!」
激痛により、気が付いた咲。

頭部からの血が片目を塞ぎ、息をすると激痛が走る。

右手の感覚がない。

(腕、肋骨…やっちゃったか)

「ゴフッ」 血の味がした。

(ヤバっ。肺に…クソッ!アイツは…)

薄暗いが意外に広めの部屋。
咲の片目が、それに気付いた。


壁に掛かったチェスボード。
その半分程のマスに、突き立てられた指。

(気配?)

その左方向を向く。

そこに…ナイフを握った、ヤツがいた。

「こ…このサイコヤロウ!…ゴフッ」

(ダメだわ…力が入らない…苦しい)

ゆっくり近づいて来る。

(クソッ!こんなヤツに…こんな…)

悔しさに涙が溢れて来る。

覚悟を決めた時。

「バンッッ❗️」ドアが吹っ飛んだ。

「この、クソヤロウが❗️❗️」

ティークの渾身の拳が顔面を潰し、その体が奥の壁に鈍い音を立てて激闘した。

「ティーク、胸とお腹を!」

サングラスを外し、スパイアイの透視画像がモニターに映る。

「肺に肋骨が刺さってるけど、他の臓器は大丈夫ね。腕の止血をして、運び出して!」

上腕の飛び出した骨を押し込む。

「ぐぁ!」激痛に声が出る。

咲のシャツを破り、キツく止血する。
そっと抱き上げ、通路を戻る。

「すまない、咲。わたしのせいで…」

涙が咲の頬に落ちる。

「…へぇ…あんたでも…涙出るんだ…」

「………💦」

シャイなティークであった。



~警視庁対策本部~

「今無事に救急車で病院へ向かいました」

張り込みで出ていた淳一が、現場に急行したのであった。

「かなり出血していましたが、大丈夫なようです。あと、犯人は頭部損壊で即死、部屋にはこれがありました」

チェスボードの写真が送られて来た。

「間違いないわね。淳、悪いけど、荒川区に向かってる、ラブさんと昴さんに合流してください。住所を送るわ」

チェスボードキラーを追う最中、もう一つの事件が発生していたのである。

南千住駅近くの住宅に住む女性からの通報。
薄明かりの灯る向いの家から、悲鳴の様な声が聞こえたとのことであった。

深夜のサイレンに、一帯の住民が起こされ、窓からパトカーが停まっている家を眺めている。

近くの警察が一番に駆けつけた時には、犯人はすでに見当たらず、家の中では、この家にすむ夫婦2人が、椅子に縛られた状態で死亡していたのである。

「ラブさん、この靴跡」

「26、7㎝のビジネスシューズね」

「二人の殺害方法も同じ…でも子供はいません。表札にもありませんでした。どうゆうことなんでしょう?」

聞き込みをしていた淳一が入って来た。

「やはり、この家は夫婦二人暮らしだったようです。ただ…」

首をひねる淳一。

「どうしました?」
淳一の心に、疑念を感じたラブ。

「多分聞き間違いか、テレビの音じゃないかって言ったんですけどね、時々子供の声や鳴き声が聴こえたことがあったって、それも、左右隣と裏の3軒の住人からの情報なんです」

「それは確かに変ですね。鑑識班に任せましょう。子供がいたなら、何か痕跡があるはず。ですよね、あれ?…ラブさん?」

その時ラブは、異様な空気を感じていた。
(アイ、スキャン)

ラブの目を通じて、アイにその部屋をチェックさせるラブ。

「確かに…昴さん、淳さん、あそこ」

二間続きの隣の和室を指さすラブ。
近づいて見る。

畳の縁がそこだけ異常に傷ついていた。
そこに丁度鑑識班を率いて豊川が来た。

「豊川さん、ここおかしくないですか?」

「これは…おい!」
部下から道具箱を受け取る。

金属のヘラの様なものを差し込み、その畳を上げた。

「ん?」豊川の目が変わるのが分かった。

「ラブさん、こりゃあヤバいぜ」

もう一枚も上げると1枚の広い敷板が現れた。
表に紐が二箇所付いていた。

その紐を引いて、敷板を上げた。

「うっ!」
刑事課なら嗅ぎ慣れた死臭。

さらに敷かれている幅10㎝程の敷板を捲る。

「なっ…なんだこれは⁉️」

その床下には、何重もの袋に入れられたモノが敷き詰められていた。

「大きさから見て、全部子供だな、ひでぇな」
豊川でさえも、見たことない数であった。

(ア…アイ、 …スキャン)

「くっ…ひどい」ラブが思わず呟く。

「…やはり、あっ!」

ラブが豊川に指し示す。

「確保!」
その声で、素早く入ってきた部下が、ピンセットで、畳のヘリについたカケラを袋に入れる。

受け取る豊川。

「爪だなこれは。かなり伸びてる。おそらく、爪を引っ掛けて畳を返したんだろう」

「そして、食した」ラブが指さす。

「そんな、まさか❗️」

指さした袋が、一部切られ、裸の子供の肩の肉が切除されていた。

「状況は多少違うけど、やはりヤツ!」

それを確信した3人であった。




~TERRA 医療機関~

TERRAには、テレビスタジオや映画撮影スタジオ、レコーディングスタジオ、道場、ホテル、開発・研究ブースなど、様々なフロアがあり、2フロアの最先端医療機関もあった。

咲の希望により容体安定をみて、ここで療養することになったのである。

「咲さん」

小さな声に目を覚ました咲。
その顔を覗く女性。

「七海」

「やっと思い出してくれたかな?」

「確か…私が弁護士で名古屋にいた頃…」

「7年前。あの七海よ」

バス停で出会った記憶が甦った。

「だから、追いかけちゃダメって言ったのに。少しは言うこと聞いてよね。私は咲さんのために生きてるんだから」

「でも、なぜ私を?なぜ事故が分かったの?」

「ん~それは、秘密。でも良かったわ。気をつけてね、じゃあまたね」

引き止める間もなく、出て行った。
廊下で、ラブと紗夜がすれ違う。

(あれ?)顔を見合わす二人。

「確か、七海さん」紗夜が呟く。

「七海かぁ…何か知ってる様な…」

そんなことを考えながら、病室へ入る。

「おはよう、咲さん!」

「あら、二人揃ってどうしたのよ?」

「気になってると思ってね」

「ニュースで何度も見たわよ。もう少しいい写真無かったの?あれじゃ刑事に見えないじゃない」

まんまの写真が使われただけである💧

『チェスボードキラー』は、
元霧島組の組員、堺清治と判明。
父親の形見である、葉巻用のギロチンカッターが凶器として使われた。

「咲さん、実は彼は府中刑務所で刑期を終え、出所してからずっと行方不明だった様なの」

「出所してすぐにあんな犯行を?どんな更正してんのよ、刑務所って」

「それが、そう単純じゃないのよね。飛鳥神が調べたリストによれば、傘下の組含めると、8名が出所後から行方不明になっててね、他にも調べてみたら、府中刑務所だけでも、この一月で16人が行方不明になってんのよ」

「何か気になるわね、確かに。東京近辺でも刑務所は10箇所くらいあるし、全国で考えたらとんでもない人数ね」

「刑務所へ入っていた人が、出てきて居なくなっても、待ってる身内がいない限り、誰も騒がないし、行方不明かを調べるのでさえ簡単じゃないんです」

「まさか紗夜、また変な対策本部を立てるつもりじゃないでしょうね?」

「いえ、この件は、私とラブさん達、あと昴と富士本部長、神さんしか知りません」

「神がいるのは気に入らないけど、懸命ね。そう言えば、例のプロジェクトはどう?」

「咲さんが襲われた次の日に、報告会が予定されてたんだけど、昴の事件の事も重なって、延期になったんです。それで、きょ痛っ!」

ラブが紗夜の足を踏んだ。

「さて!元気そうだし、そろそろ…」

「今日あるのね、ラ・ブ・さ・ん🔥」

「ごめんなさい、ラブさん。つい…」

(はぁ……)



~警視庁対策本部 合同会議~

結局、前回と同じメンバーでの開催となった。

「総対策本部長の富士本です。今日の主旨は、新たに発足している、凶悪犯罪対策プロジェクトの報告となります。高松警視総監、よろしいでしょうか?」

その問いかけに、壇上に上がる高松。

「最初にこの場を借りて、捜査に尽力頂いている諸君に、感謝を申し上げる。また、諸君らの協力と、刑事課の鳳来咲刑事の勇気ある行動により、残忍な連続殺人事件が一つ、解決に至ったことを、同じ警察官として、大変誇りに思います。今後もよろしく頼みます」

「警視総監、ありがとうございます。尚、鳳来刑事、並びにご協力頂いた、TERRAコーポレーションのティーク様には、後ほど名誉勲章を授与致します。では、京極教授、よろしくお願いします。」


「名誉勲章🎖ね~生きて貰えるだけマシか」

「こら、T2❗️」

「ハイハイ、あれ?ティークはどうした?」

「ラブに頼まれて、南米へ出かけられました」



「京極です。この度は予想外の事態となり、私どもプロジェクト関係者として、大変申し訳なく感じております。とは言え、人の心理は簡単に予想できるものではない、そのことを改めて実感し、活かすべく研究を続けております。
具体的な状況については、滝川博士と安斎博士にご説明頂きます」

入れ替わりで二人が壇上に上がる。

「滝川です。まず初めに、一番分かり易い事例として、今回の『チェスボードキラー』の場合を紹介します。ロシアの犯人も、日本の犯人も、シリアルキラーになる前から、葉巻に用いるギロチンカッターに愛着があり、それによる傷害事件を起こしています。それは予兆的な行動面への現れと考えられます。彼の場合、その心理が、刑務所と言う閉ざされた空間で抑圧され、解放された途端に、あの様な残忍な行動に至ってしまいました」

「安斎です。精神医学の観点からも、幼少期から愛着があるモノが、ある時武器として人を傷つけられるモノに変わり、この執着心が抑圧されると、支配欲が芽生え、自己抑制が崩壊に至ると言う例は多くあります」

「では、どうすれば防げるのかね?」
警視総監が結論を急ぐ。

「まず注目すべきは、凶器になりうるモノへの執着心を見抜くことです。といっても全ての人を監視することは現実的ではありません。異常な行動を示した時、今回の犯人の様に障害事件を起こした時、その段階で治療を行っていれば、エスカレートすることなく、社会復帰できたと考えます」

「まさにそこが、今の刑務所や失礼ながら、警察に欠けているモノなのです。精神医学はどんどん進んでいます。例えば、宗教団体の信者にかけられた暗示を解き放つ方法として、洗脳護身術や防護術を応用し、脱洗脳を行った実例が日本にもあります。軽犯罪者に、精神医学療法を適用することで、重大な犯罪を阻止できるものと考えます」

「なるほど、つまりは、軽犯罪者の対応プログラムや、刑務所での一律した更正プログラムではなく、個別の精神的ケアのプログラムができれば、重大な犯罪者を止めることができる。と言う提案ですな」

「はい」二人が同時に答えた。



「ちょっといいかな?」咲が手を挙げた。

「鳳来刑事ですね。どうぞ」

まだ入院中と聞いていた場内が騒つく。

「それって、欧米で退役軍人や、犯罪者に実施されてるカウンセリング等の更正プログラムですよね?」

「まぁ…それに似たものですね」

「そうでございますか。それは残念。欧米では、その甲斐なく、自殺されたり、犯罪に走るケースがほとんどでございますよね?」

ヴェロニカが加勢する。

「そう、まさにそこなんですよ、鳳来刑事、ヴェロニカ博士」

京極が割り込む。

「欧米とは文化が違い、欧米では効果がないものが、この日本に於いては、有効なんですよ」

「まるで、お試しになった様な、自信に満ちた発言の様に聞こえますが、よもや人体実験などはされておりませんよね?」

騒めきが増す。

「まさか、文化的な日本人の性質から導いているものです」

「なかなかやるねぇあの先生。どう出る?」
苦笑いのT2。

「なるほどね~。日本人の性質と来たか。つまり、裏を返せば、我々は洗脳され易いって言ってるのよね、教授?」

「咲っ!言葉を慎しまんか!」
 焦る富士本。

「そう言う抑圧が、私に火をつけんのよね~」

「被害妄想ではありませんか?鳳来刑事」

「あっちゃ~教授それアカンヤツや」

T2、富士本、紗夜、ヴェロニカ、ラブ。
5人が同時に耳を塞ぐ。

「💣ひ・が・い・もうそうだぁあ❗️💥こっちは命懸けて犯罪と戦ってんだ❗️執着心だか羞恥心だか知らねぇが、抑圧されただけで、あんなモンスターに変わるかってぇ~の❗️あたしはこの目で見た!この耳で聞いた!あれはもう、日本人の目じゃなかった!だいたい、中学もまともに出てない奴が、ロシア語をペラペラ呟くかってんだ🔥」

シーーーン

「ろ…ロシア語だと?君に分かるのか?」

「ったく。世話がやけるわ…」

スーツの内ポケットからスマホを出す咲。

「これでも、聞きやがれ!」

「ненавистный、убийство、Каждый должен умереть……」

「咲…お前、あんな状況で…」
 驚く富士本。

「憎い、殺す、みんな死ねばいい。確かにロシア語ね」

ラブが訳した。

「あららっ、ダメだわ…」

「咲さん!」倒れる咲を紗夜が支える。

「医療班、早く!」


「富士本君、京極教授、今日はここまでだな」

そう言って部屋を出る高松警視総監。

「あっ!」
京極の隣で、立ち上がりかけたラブが足元に寄りかかる様に転ぶ。

「だ、大丈夫ですか?ラブさん」
思わず手を差し伸べる京極。

その手を掴みかけ、
「キャ!」
再び転ぶラブ。
「っつ!」
京極の手の甲をつけ爪が引っ掻いていた。
よく使う芝居である。

「ごめんなさい。慣れないヒールで、大丈夫ですか教授?」

「あ、あぁ何ともないよ」

その時、袖の奥に包帯が見えた。

「腕、怪我されたのですか?」

「あ…あぁ、ちょっところんでね」

「そうですか、お互い気をつけましょう」


こうして、合同会議は解散したのであった。
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