153 / 250
第11章 北関東・会津郡山方面奪還作戦編Ⅱ
第1話 補給と輸送と兵站
しおりを挟む
・・1・・
第一戦線にDHDが出現し討伐されてから三日後の一月二七日。一旦前進を止めていた第一戦線は行動を再開した。第二戦線が約半日の作戦計画遅延に対して、第一戦線は約二日の作戦計画遅延であった。なお第三戦線は第一戦線の作戦計画遅延に伴ってこちらは約一日半の遅延であった。
ここで各戦線の作戦状況を整理しておこう。三つの戦線における進行状況は下記のようになっている。
《第一戦線》
一月三〇日現在、第一戦線の最前線は須賀川市南部まで到達。強襲空爆作戦を郡山市街に対して実施し郡山市のマジックジャミング装置を破壊。これにより二本松市周辺まではレーダークリア。観測が可能となる。
レーダークリアによって判明した敵兵力数は、CTが約九五〇〇〇~一〇〇〇〇〇。神聖帝国軍が約一個師団。監視衛星の観測から属国軍と推定される。
二七日から三〇日にかけて約一五〇〇〇のCTを殲滅したが、減少量は実数以下の約一〇〇〇〇程度。多数では無いものの仙台方面からのCT流入の可能性が考えられる。
懸念されているCT二型の割合は約三〇パーセントと推定される。
第一戦線全軍の死傷者数は作戦開始から累計で約一〇〇〇。福島市到達まで関東方面からの兵力補充予定は無い。
敵兵力減少量が想定より少ない為、今後さらに最大で半日ほど作戦計画遅延が見込まれる。
《第二戦線》
一月三〇日現在、第二戦線の最前線はいわき市南部泉地区方面まで到達。いわき市に設置されていたマジックジャミング装置は破壊済みで、いわき市全体のレーダーはクリア。
いわき市周辺に展開している敵兵力はCTが約四五〇〇〇。神聖帝国軍が約一個旅団。属国軍と推定される。
二七日から三〇日の戦闘でCT約七〇〇〇を殲滅し実数程度に数が減少している。
懸念されているCT二型の割合は約二五パーセントから約三〇パーセントと推定される。
第二戦線全軍の死傷者数は作戦開始から累計で約八〇〇。
第一戦線と比較して作戦計画遅延は小さいものの、最大で約一日の遅延が見込まれる。
《第三戦線》
一月三〇日現在、第三戦線は猪苗代湖周辺過半部の制圧を完了。二月初頭には郡山市奪還に向けて敵に対して二正面作戦を強いる事が可能になる。
二七日から三〇日の戦闘にかけて大半のCTを殲滅し、少数ながら存在していた神聖帝国軍の部隊は粉砕。猪苗代湖方面の安全は確保されたも同然の状態となる。
懸念されているCT二型の割合は猪苗代湖方面で約一五パーセントと会津若松市周辺に比して少なかった。また、CTそのものの流入もほぼストップ。第一戦線へ兵力を振り向けているか、郡山西部で敵数が増大していることから防備に集中していると思われる。
第三戦線全軍の死傷者数は約三〇〇。
作戦計画遅延はこれ以上拡大しないと考えられる。
このように三つの戦線において当初より進行に遅れが出ているものの作戦が破綻するようなことは無く、少々の問題を抱えながらも着々と奪還領域を広げていた。
だがしかし、早くも今後の作戦に対して一抹の不安を抱かせる要素が垣間見えるようになっていた。
それは最前線より後方、第一戦線の兵站線を支える一大物資集積基地となっていた宇都宮で起きていたのである。
・・Φ・・
「第一戦線から要求されている砲弾薬類に魔力回復薬量が増大しているだって?」
「はっ。はい。約一割ほど増えています」
「困ったなあ……。早速余裕分が埋まってくるレベルじゃないか」
日本陸軍参謀本部後方参謀部の参謀、樫澤大佐は部下からの報告を耳にしてため息をついていた。
樫澤大佐は宇都宮市の陸軍宇都宮基地とその周辺に置かれた軍物資集積基地で責任のある立場である。こと兵站については自分の上には統括責任者の少将しかおらず、自らの報告次第で前線へ供給する物資・弾薬等の量が変えられるのだ。彼は生真面目な性格に加えて海外派兵時に前線に近い所での軍務経験もあったから、前線からの要求が少々誇張されていても決して過大なものでは無いと思っていた。DHDの出現などという不確定要素が発生したからなおさらだろうとも。
「急に増やせと言われても難しいぞ」
「向こうも承知の上での要求かと。なんでもCT二型の存在が判明して銃弾の消費量が増えたとか。砲弾類については思ったよりCTの数が減らないのが原因と」
「つい一昨日に対空ミサイルの補給要請があったばかりなのにか?」
「あれは別口です。怪獣モドキのせいですから」
「そうだったな……。食糧や消耗品などの補給物資の要求量はどうだ?」
「変更無しとのことです」
「変更無しか。ふむ」
樫澤大佐は安堵の息を吐き出した。兵器類の補給だけでなく消耗品系の補給物資まで増やせと言われたら無理と返すつもりだったからだ。
「……ここ宇都宮の物資集積基地と那須塩原の中継デポの余裕分はあとどれくらいある?」
「宇都宮の基地は大宮方面から届く物を続々と入れていますがまだ問題ありません。那須塩原の中継デポは今後の作戦遂行に備えて規模を拡大化させていますからそうですね……。従来より二割までなら許容量です」
「それ以上来たらどうする?」
「基地収容能力は宇都宮で三割半までなら、那須塩原なら三割増までなら対応出来ます。ただ、輸送面で問題が……」
「そっちだよなぁ……」
基地収容能力を上げても補給の足枷になるのは輸送力だ。モノを運ぶのには動くハコがいるからである。今回問題になったのはこちらだった。
「予備兵力を向かわせるだけでなく、負傷した将兵を後送させる輸送も必要になります。そこが割食ってもいいのなら、少々増やせますが……」
「兵力供給に支障を来たしたらあかんだろ。さりとてトラックは急に増やせんし、輸送人員も同様だ。空輸能力はどうだ?」
「DHDの後片付けで福島空港の機能回復が遅れていますので、現状では那須塩原にヘリ直通させるしかありません。福島空港が機能回復したとて道路をどうにかしないと意味が無いですし、何より福島空港周辺は郡山市を抑えないとフル稼働は難しいかと。北空域の安全確保がなされていません」
「となると、最大許容範囲は」
「先に申しました二割が限度です。これ以上は無理だと言うしかありません。那須塩原から北への輸送路もまだ仮開通で、本格開通は数日後ですから、正直今回の一割増も厳しいです」
「そうかぁ……」
樫澤大佐は湯呑みに入った温かいお茶に口をつけて天井を見つめる。
どうにかして前線が要求した通りの物資を届けたいが、あっちを立てようとしてもこっちが立たず、こっちを立てようとするとあっちが立たずの状況だ。
CT二型出現のせいで作戦開始から早晩こうなるとは思わなかったが、実はまだマシだというのが樫澤大佐の見解だったりする。要求量はこの際置いておいたとしても、まだ補給に大きな支障が無いからだ。
どちらかというと問題はこの後と樫澤大佐は思考を巡らせる。例えば、仙台奪還の辺りになった時とかだ。
また課題が増えたな……。と心中でボヤきつつも、返答を欲しがっている部下に樫澤大佐はこう言った。
「前線には七パーセントまでは何とかしてみると送ってくれ。後々の事も考えると、一〇パーセントは厳しい」
「了解しました。七パーセントで伝えます」
「頼んだ。ああ、それと」
「何でしょうか?」
「今後の輸送計画を少し見直してくれ。福島空港の機能回復、那須塩原中継デポの拡大、宇都宮拠点の稼働率約九五パーセント、輸送力を五パーセント増にした結果の最大供給量で想定してみてくれないか? そうすれば前線にこれ以上は難しいと先に言えるだろう。今がこれじゃあ仙台の時に何が起こるか怖くてたまらんしな」
「はっ。了解しました。早速後方参謀部で計算します」
「よろしく頼む」
彼の部下は敬礼をすると部屋から退室していった。
誰もいなくなったのを確認すると、彼はこの日で一番大きなため息をついた。
「第一でこれなら第二も大変だろうし、輸送路と輸送力の限られる第三もしんどくなるだろうなあ。まあ、第二は仙台までの話だし第三も郡山で合流してしまえばこっちと合算で輸送力を計算できるが……」
樫澤大佐はデスクにしまっていた写真を取り出す。そこには本部の後方参謀部にいた面々が写っていた。
「一〇一魔法旅団戦闘団に行った糸貫も苦労してそうだな。あそこは陸路が仮開通で一部を空輸力に頼ってるだろうし。郡山の件が落ち着いたら連絡を取ってみるか」
一人挟んで左側に写っていた糸貫を見つけて、彼はそう思いつく。糸貫は樫澤大佐にとっては本部時代の直の上官にあたる。故に交流もあったから、前線にいる彼女が元気にしているかどうか少しだけ心配していたのである。
「さて、と。部下の心配も程々にして仕事しないとな」
彼は独りごちると端末の操作に戻る。今日も然るべき場所に然るべき量を届けるために。要求量全てとは言わずとも、ある程度の増量が認められるよう上官を説得させる資料を作るために。
第一戦線にDHDが出現し討伐されてから三日後の一月二七日。一旦前進を止めていた第一戦線は行動を再開した。第二戦線が約半日の作戦計画遅延に対して、第一戦線は約二日の作戦計画遅延であった。なお第三戦線は第一戦線の作戦計画遅延に伴ってこちらは約一日半の遅延であった。
ここで各戦線の作戦状況を整理しておこう。三つの戦線における進行状況は下記のようになっている。
《第一戦線》
一月三〇日現在、第一戦線の最前線は須賀川市南部まで到達。強襲空爆作戦を郡山市街に対して実施し郡山市のマジックジャミング装置を破壊。これにより二本松市周辺まではレーダークリア。観測が可能となる。
レーダークリアによって判明した敵兵力数は、CTが約九五〇〇〇~一〇〇〇〇〇。神聖帝国軍が約一個師団。監視衛星の観測から属国軍と推定される。
二七日から三〇日にかけて約一五〇〇〇のCTを殲滅したが、減少量は実数以下の約一〇〇〇〇程度。多数では無いものの仙台方面からのCT流入の可能性が考えられる。
懸念されているCT二型の割合は約三〇パーセントと推定される。
第一戦線全軍の死傷者数は作戦開始から累計で約一〇〇〇。福島市到達まで関東方面からの兵力補充予定は無い。
敵兵力減少量が想定より少ない為、今後さらに最大で半日ほど作戦計画遅延が見込まれる。
《第二戦線》
一月三〇日現在、第二戦線の最前線はいわき市南部泉地区方面まで到達。いわき市に設置されていたマジックジャミング装置は破壊済みで、いわき市全体のレーダーはクリア。
いわき市周辺に展開している敵兵力はCTが約四五〇〇〇。神聖帝国軍が約一個旅団。属国軍と推定される。
二七日から三〇日の戦闘でCT約七〇〇〇を殲滅し実数程度に数が減少している。
懸念されているCT二型の割合は約二五パーセントから約三〇パーセントと推定される。
第二戦線全軍の死傷者数は作戦開始から累計で約八〇〇。
第一戦線と比較して作戦計画遅延は小さいものの、最大で約一日の遅延が見込まれる。
《第三戦線》
一月三〇日現在、第三戦線は猪苗代湖周辺過半部の制圧を完了。二月初頭には郡山市奪還に向けて敵に対して二正面作戦を強いる事が可能になる。
二七日から三〇日の戦闘にかけて大半のCTを殲滅し、少数ながら存在していた神聖帝国軍の部隊は粉砕。猪苗代湖方面の安全は確保されたも同然の状態となる。
懸念されているCT二型の割合は猪苗代湖方面で約一五パーセントと会津若松市周辺に比して少なかった。また、CTそのものの流入もほぼストップ。第一戦線へ兵力を振り向けているか、郡山西部で敵数が増大していることから防備に集中していると思われる。
第三戦線全軍の死傷者数は約三〇〇。
作戦計画遅延はこれ以上拡大しないと考えられる。
このように三つの戦線において当初より進行に遅れが出ているものの作戦が破綻するようなことは無く、少々の問題を抱えながらも着々と奪還領域を広げていた。
だがしかし、早くも今後の作戦に対して一抹の不安を抱かせる要素が垣間見えるようになっていた。
それは最前線より後方、第一戦線の兵站線を支える一大物資集積基地となっていた宇都宮で起きていたのである。
・・Φ・・
「第一戦線から要求されている砲弾薬類に魔力回復薬量が増大しているだって?」
「はっ。はい。約一割ほど増えています」
「困ったなあ……。早速余裕分が埋まってくるレベルじゃないか」
日本陸軍参謀本部後方参謀部の参謀、樫澤大佐は部下からの報告を耳にしてため息をついていた。
樫澤大佐は宇都宮市の陸軍宇都宮基地とその周辺に置かれた軍物資集積基地で責任のある立場である。こと兵站については自分の上には統括責任者の少将しかおらず、自らの報告次第で前線へ供給する物資・弾薬等の量が変えられるのだ。彼は生真面目な性格に加えて海外派兵時に前線に近い所での軍務経験もあったから、前線からの要求が少々誇張されていても決して過大なものでは無いと思っていた。DHDの出現などという不確定要素が発生したからなおさらだろうとも。
「急に増やせと言われても難しいぞ」
「向こうも承知の上での要求かと。なんでもCT二型の存在が判明して銃弾の消費量が増えたとか。砲弾類については思ったよりCTの数が減らないのが原因と」
「つい一昨日に対空ミサイルの補給要請があったばかりなのにか?」
「あれは別口です。怪獣モドキのせいですから」
「そうだったな……。食糧や消耗品などの補給物資の要求量はどうだ?」
「変更無しとのことです」
「変更無しか。ふむ」
樫澤大佐は安堵の息を吐き出した。兵器類の補給だけでなく消耗品系の補給物資まで増やせと言われたら無理と返すつもりだったからだ。
「……ここ宇都宮の物資集積基地と那須塩原の中継デポの余裕分はあとどれくらいある?」
「宇都宮の基地は大宮方面から届く物を続々と入れていますがまだ問題ありません。那須塩原の中継デポは今後の作戦遂行に備えて規模を拡大化させていますからそうですね……。従来より二割までなら許容量です」
「それ以上来たらどうする?」
「基地収容能力は宇都宮で三割半までなら、那須塩原なら三割増までなら対応出来ます。ただ、輸送面で問題が……」
「そっちだよなぁ……」
基地収容能力を上げても補給の足枷になるのは輸送力だ。モノを運ぶのには動くハコがいるからである。今回問題になったのはこちらだった。
「予備兵力を向かわせるだけでなく、負傷した将兵を後送させる輸送も必要になります。そこが割食ってもいいのなら、少々増やせますが……」
「兵力供給に支障を来たしたらあかんだろ。さりとてトラックは急に増やせんし、輸送人員も同様だ。空輸能力はどうだ?」
「DHDの後片付けで福島空港の機能回復が遅れていますので、現状では那須塩原にヘリ直通させるしかありません。福島空港が機能回復したとて道路をどうにかしないと意味が無いですし、何より福島空港周辺は郡山市を抑えないとフル稼働は難しいかと。北空域の安全確保がなされていません」
「となると、最大許容範囲は」
「先に申しました二割が限度です。これ以上は無理だと言うしかありません。那須塩原から北への輸送路もまだ仮開通で、本格開通は数日後ですから、正直今回の一割増も厳しいです」
「そうかぁ……」
樫澤大佐は湯呑みに入った温かいお茶に口をつけて天井を見つめる。
どうにかして前線が要求した通りの物資を届けたいが、あっちを立てようとしてもこっちが立たず、こっちを立てようとするとあっちが立たずの状況だ。
CT二型出現のせいで作戦開始から早晩こうなるとは思わなかったが、実はまだマシだというのが樫澤大佐の見解だったりする。要求量はこの際置いておいたとしても、まだ補給に大きな支障が無いからだ。
どちらかというと問題はこの後と樫澤大佐は思考を巡らせる。例えば、仙台奪還の辺りになった時とかだ。
また課題が増えたな……。と心中でボヤきつつも、返答を欲しがっている部下に樫澤大佐はこう言った。
「前線には七パーセントまでは何とかしてみると送ってくれ。後々の事も考えると、一〇パーセントは厳しい」
「了解しました。七パーセントで伝えます」
「頼んだ。ああ、それと」
「何でしょうか?」
「今後の輸送計画を少し見直してくれ。福島空港の機能回復、那須塩原中継デポの拡大、宇都宮拠点の稼働率約九五パーセント、輸送力を五パーセント増にした結果の最大供給量で想定してみてくれないか? そうすれば前線にこれ以上は難しいと先に言えるだろう。今がこれじゃあ仙台の時に何が起こるか怖くてたまらんしな」
「はっ。了解しました。早速後方参謀部で計算します」
「よろしく頼む」
彼の部下は敬礼をすると部屋から退室していった。
誰もいなくなったのを確認すると、彼はこの日で一番大きなため息をついた。
「第一でこれなら第二も大変だろうし、輸送路と輸送力の限られる第三もしんどくなるだろうなあ。まあ、第二は仙台までの話だし第三も郡山で合流してしまえばこっちと合算で輸送力を計算できるが……」
樫澤大佐はデスクにしまっていた写真を取り出す。そこには本部の後方参謀部にいた面々が写っていた。
「一〇一魔法旅団戦闘団に行った糸貫も苦労してそうだな。あそこは陸路が仮開通で一部を空輸力に頼ってるだろうし。郡山の件が落ち着いたら連絡を取ってみるか」
一人挟んで左側に写っていた糸貫を見つけて、彼はそう思いつく。糸貫は樫澤大佐にとっては本部時代の直の上官にあたる。故に交流もあったから、前線にいる彼女が元気にしているかどうか少しだけ心配していたのである。
「さて、と。部下の心配も程々にして仕事しないとな」
彼は独りごちると端末の操作に戻る。今日も然るべき場所に然るべき量を届けるために。要求量全てとは言わずとも、ある程度の増量が認められるよう上官を説得させる資料を作るために。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる