異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

文字の大きさ
100 / 390
第6章『鉄の暴風作戦』

第15話 ジトゥーミラ市街戦、決着へ

しおりを挟む
・・15・・
10の月2の日
午後1時15分
連合王国軍前線総司令部


 朝陽が登る前から北ジトゥーミラからの撤収を開始し、前日だけでは死体処理などが終わらなかったのでそれらを行う部隊を残し僕達は朝にはアルヴィンおじさん達がいる総司令部へアレゼル中将、僕、リイナと向かった。
 十五キーラ離れている総司令部に到着したのは昼過ぎ。そこには前日捕虜となったダロノワ大佐とチェーホフ中佐もいる。彼女等の軍服は同じ黒色だけど、装飾過多だし階級章も星型ではなくて四角形だから一目瞭然。
 当然、この連合王国軍の中に敵軍の将がいるのだからどよめきが起きる。ただここに妖魔軍将校がいる時点で事を察したのか、ネガティブな感情は見られなかった。

「アルヴィン中将閣下、ルークス少将閣下。お待たせ致しました。捕虜二名、妖魔軍北方戦線司令官ダロノワ大佐、副官チェーホフ中佐を連行しました」

「おう、よくやった! 約四万に対して一万四千に満たねえ数だったが、やってくれると信じてたぜ!」

「アレゼル中将閣下、お疲れ様でした。アカツキくんとリイナもご苦労さま」

「私とアカツキくんにリイナちゃんがいたし、兵達も頑張ったから、ね」

「ありがとうございます」

「軍務を果たしたまでよ」

「なんだなんだ、三人とも浮かねえ顔して。捕虜の取り扱いは今後考えなきゃならねえが、これでジトゥーミラの市街戦も終えられる可能性が高いんだぜ?」

「勝利を迎えられるのは嬉しく思います。が……」

「どうしたよ、アカツキ准将。…………何かあったな。今は聞くのをやめとくが、後で話してくれや。とりあえずは妖魔軍に勧告しねえといけねえ。あっちが降伏したら今度はかなり捕虜が出るが、物資だけについては予定繰り上がりもあって当面なんとかなるし、要請は後ろに飛ばしてあるから安心してくれや」

「はっ。手配の早さ、感謝します」

「おう。で、そっちが妖魔軍の魔人か」

「はい……。妖魔軍大佐、ダロノワです」

「同じく妖魔軍、中佐のチェーホフです」

「妖魔軍も女性軍人はいたが、指揮官もいたとはな。恨み言はいいっこなしだ。こっちが勝者、お前等が敗者。戦争の常だ。ただ、捕虜は連合王国軍が諸国連合である捕虜に関する条項を適用するから悪い扱いはしねえからそこだけは心配しなくていいぞ」

「妖魔では人間達は野蛮だと言われていますがとんでもありません。皆さん、紳士淑女です。軍律がよく行き届いていて、負傷者まで治療して頂いて……」

「礼を言うならアカツキに言ってくれや。俺はこいつの提案に首を縦に振っただけだからよ」

「はい。ありがとうございます」

「自分からも寛大な処置に感謝を」

 ダロノワ大佐とチェーホフ中佐はアルヴィンおじさん達に頭を下げる。僕達人類側はチャイカ姉妹の件もあって魔人は残虐だとかと噂されているけれど、二人の丁寧な所作にここにいたやや驚きつつも魔人に対するイメージが少しは払拭されたようだった。

「ところでアルヴィン中将閣下。市街戦の最新状況と現在の最前線をお教え頂けますか?」

「おうそうだったな。市街戦については北方戦線司令官を捕虜とした件を早速昨日に伝えてある。虚言を言うなと一蹴されたが動揺はかなりあったようでな。今日の朝からは戦闘が全く起きてねえ。全軍には戦闘の一時停止を厳命させてるから不気味なくらい静かだろ?」

「はい。ジトゥーミラに近付いたあたりで砲音も銃声も聞こえなかったので、やはり戦闘は一旦止めていたんですね」

「そういうこった。んで、最前線はジトゥーミラ市街の中央にある広場だ。昨日の昼までがここが激戦地でな。戦闘が止まってからはあっちもこっちも負傷者と亡骸を回収してそこからはなんも動きはねえって聞いている。捕虜の二人を奴らに見せるには丁度いい場所になるぜ」

「この司令部もだいぶ前進して内側防衛ラインだった所ですから、そう遠くはありませんね。早速ですが、向かいましょう。私が現場に行きます」

「いいのかアカツキ? 昨日は実戦参加しててその後に尋問だ。疲労も抜けてねえだろ?」

「睡眠時間はそれなりに取れましたし、魔力に関してはエイジスのお陰でさほど消費はしていませんから大丈夫です。それに、流石に最前線にアルヴィン中将閣下やルークス少将閣下をお連れするのは万が一があってはいけませんから」

「俺らも普通に戦えるんだけどな。まあいいや、参謀長が来たんなら真実がより伝わるだろうし任せたぜ」

「アカツキくん、くれぐれも気を付けて。リイナ、彼をよろしく頼むよ?」

「任せてちょうだい、お兄様」

 どんと胸を叩き、張るリイナ。僕は二人に敬礼してこの場を後にするとアレゼル中将が声を掛けてきた。

「アカツキくん。昨日の事、まだ整理が付いてなくて色々やらせちゃってごめんね……」

「お気になさらず。エルフ達の間で今後についても話すことがあるでしょうし、戦いが終われば捕虜についてだけではなく、これからについても考えねばなりません。アレゼル中将閣下はご自身の心境整理と、今後を熟考して頂ければと思います。五極将軍の発言力はかなり大きいですから」

「そうだね、ありがと。昨日はよく眠れなかったから、ゆっくりさせてもらうね」

「はい。お疲れ様でした」

 やはりというか、妖魔帝国の内情を知った衝撃は彼女にとって衝撃的だったらしい。歩く背中にもいつものような明るさは無かった。

「昨日の今日じゃ仕方ないわ。私達は私達の仕事をしましょう」

「そうだね、リイナ。アレン大尉達、昨日の疲れも残っているだろうけど、護衛をよろしく」

「はっ。了解しました」

 アレン大尉を始めとして、護衛と二人の現場搬送に同行する部下達一個中隊は模範的な敬礼をする。
 僕とリイナやアレン大尉達は馬で、ダロノワ大佐達は厳重な警備がなされたなか徒歩で向かう先は最前線たるジトゥーミラ市街中央の広場。
 そこに行くまでに多くの兵達に会ったけれど、最初は魔人二人がいた事にたまげていたけれど、すぐに意味が分かると歓声が巻き起こる。僕とリイナが手を振るとそれはさらに大きくなった。
 広場まではおよそ四キーラ。一時間かけて現場に到着した。

「アカツキ准将閣下! 待っておったぞ!」

「ロイス第四師団長、お待たせしてすみません。妖魔軍捕虜二名、確かにここにいます」

 広場から七百ミーラ離れた所には第四師団長ロイス少将が笑顔で迎えてくれた。しかし、ダロノワ大佐達を見ると彼の厳しい目が二人に注がれる。

「それが妖魔軍の指揮官であるか。捕虜を取ったのは聞いていたが……。いや、多くは語るまい。そこの魔人、アカツキ准将の慈悲には感謝しろ。条約もない敵兵に仮とはいえ人類諸国間の条項を適用させたのだからな」

「…………」

「…………」

「ロイス師団長。後程の戦後処理会議でもお話しますが、二人の事情がかなり複雑です。魔人とはいえ、寛大な心でいて頂けると」

「む。英雄の貴官が言うならばここまでにしておこうか。実はだな、こうは言うが私も粛清という単語がどうも気がかりでな……」

「まさにその言葉が関係します。さて、自分は広場に向かいますので」

「ああ! ただ、気を付けるのだぞ。まだ休戦になっておらん。エイジスがおるから心配無用だろうが、銃弾や魔法が飛んでこんとは限らん」

「ありがとうございます、ロイス師団長。それでは失礼します」

「うむ!」

 ロイス師団長師団幕僚に送られて、アレン大尉達護衛が囲む中で僕は広場に向かう。そこは最前線と信じられないくらい、静寂に包まれていた。両軍がバリケードを作り、対峙する広場。そこにいる兵達に敬礼で迎えられる中、バリケードを撤去してもらって立つ。隣にはリイナとエイジス。既に魔法障壁が展開されている。後ろにはアレン大尉達もいる。
 僕は深く息を吸うと。

「妖魔軍に告ぐ! 僕の名はアカツキ・ノースロード! 連合王国軍准将、参謀長だ! この軍の参謀長でもある! この場に立ったのは、妖魔軍北方戦線司令官、ダロノワ大佐及び副官チェーホフ中佐を捕虜とした証拠を貴様等に見せに来た為だ! 貴様等が待ち望んだ援軍は我々に負けた! これ以上の抵抗は無駄であり、余計な犠牲を増やすのは愚の骨頂! 降伏を勧告する!」

 大声で勧告を始めると、五百ミーラ先の敵軍バリケードから虚ろな目の魔物と少数の魔人が顔を出す。魔物は剣や槍を、魔人は魔法銃をその手に持っていた。その中でここの部隊を指揮する魔人が現れる。

「卑怯な人間めノコノコと現れおって! それも参謀長がだと!? 戯言も休み休みに言え!」

 隊長らしき二枚の黒翼を持つ男性魔人は僕に罵声を浴びせ、さらには魔法銃の銃口を僕に向ける。奴らの攻撃準備行動に現場には緊張が走り、兵達は一斉に奴らに銃口を向けた。アレン大尉達も魔法銃を構え、エイジスは魔法障壁展開を最大枚数まで増やした。

「総員銃口を下げろ! 下げるんだ!」

「銃を下げなさい! 私達がいるのは戦闘開始の為じゃないわ!」

 僕とリイナが命令を強く下すと、兵達もアレン大尉達も銃を下ろす。危ない所だった。もしここで誰かが一発でも放てば来た意味が台無しになってしまう。

「再度妖魔軍に告ぐ! 虚偽と思うのならば今ここで見せよう! 二人は連れてきている!」

「な、なんだと!? おじょ、ダロノワ大佐がそこにいると言うのか!」

「貴様もフィルソヴァ家に仕えていた者か! ダロノワ大佐、チェーホフ中佐は無事だ!」

「本当だな!? よもや、辱めなどしておらんだろうな!?」

「一切していないと誓おう! 捕虜に対しては人類諸国の捕虜に関する条項に則って扱っている! 怪我もしていない!」

「な、ならば早く見せろ! オレは北方戦線には命令で同行出来ずここにいる! お嬢様とチェーホフ殿が無事である事を証明しろ!」

「分かった! アレン大尉、二人を前に」

「はっ。二人をここに連れてこい」

 アレン大尉に伝えると、部下がダロノワ大佐とチェーホフ中佐を連れてくる。首輪と反撃防止に両手に縄こそさせているけれど、この時代としてはかなり穏当な扱いだ。
 ダロノワ大佐とチェーホフ中佐が僕の右隣に現れると。

「お、お嬢様本当に!? ああ、ご無事で、ご無事であらせられましたか……!」

「ロワノフスキーですね! 連合王国軍に捕虜になってしまいしたが、わたくしもチェーホフも無傷です! ここにいるアカツキ准将が丁重に扱ってくれました! 他の者達も同様です!」

「連合王国軍は負傷者の治療までしてくれた! 決して悪い待遇はされておらん! この者らは真実を語っている!」

「卑劣な人間共が、そんな、信じられない……。だが、お嬢様もチェーホフ殿もご無事となれば、まことではある……。人間! アカツキと言ったな! 今から指揮官に伝えてくる! しばし待て!」

「了解した! 誠意ある回答を我々は望む!」

 ダロノワ大佐とチェーホフ中佐の姿をその目で見せたことで一応は信用したのか、ロワノフスキーという魔人は副隊長に現場を任せて奥の方へ消えていった。

「…………アカツキ准将」

「どうしたの、ダロノワ大佐」

「これで、この戦いが終わればいいんですが……」

「市街の半分を占領されて、市街地に立てこもる妖魔軍は約一万まで減ったって報告がある。そして、待っていた援軍も敗退して指揮官が捕虜となったら抵抗する気力も失うはず。僕としては、連合王国軍の犠牲を増やしたくないから降伏してほしいかな」

「はい……」

 顔を伏せたまま、ダロノワ大佐は頷く。きっと孤軍奮闘していた味方に対して申し訳なさもあるんだろう。だけど、僕達にあそこまでこっぴどくやられて一人残らず全滅を選ばなかったのは英断だと口にはしないけど僕は思った。

「さて、そろそろそこそこな時間が経ったけれど、是と出るか否と出るか。どっちかしらね」

「恐らく降服するか否かで揉めているんだろうね」

 ロワノフスキー――ダロノワ大佐によると少佐らしい――が奥の方に消えてから一時間。まだ相手の指揮官のモロドフ大佐なる人物は現れない。時刻は既に四時前。あと一時間半もすれば短くなってきた陽は沈む。
 これは翌日に持ち越しかもしれないと思っていたら、広場の向こうから声がした。

「ロワノフスキーである! 妖魔軍ジトゥーミラ指揮官のモロドフ大佐をお連れした!」

「ご苦労! モロドフ大佐を出してくれないかな! こちらの銃は下げておく!」

「その言葉、偽りはないな!」

「偽らない! 僕は連合王国貴族でもある! 名に賭けて誓おう!」

「…………了承した!」

 最大限の警戒の中だけど、互いの部下を引き連れ、こちらはダロノワ大佐達をその場に留めておくと会話がある程度出来る距離、三十ミーラまで近付いた。
 ロワノフスキーの隣にいたのはボロボロの軍服を着ていた中年くらいの男性魔人。彼もダロノワ大佐やロワノフスキーと同じく二枚の黒翼を持っていた。足元はふらついており、かなり精神的にも参っている状態だった。

「妖魔軍ジトゥーミラ、指揮官の、モロドフだ……。そうか……、ダロノワ達がそこにいるという事は、駄目だったんだな……」

「連合王国軍参謀長、アカツキ・ノースロード。参謀長だ。既にジトゥーミラ市街の半分は連合王国軍の手中にあり、貴様等は包囲されている。これ以上の抵抗は悪戯に犠牲を増やすだけだ。よって、連合王国軍は総司令官、副司令官、参謀長の僕の三名の名によって貴様等に降伏を再度勧告する」

 僕の宣言に、モロドフ大佐は隣にいるロワノフスキーに何かを話す。
 すると、ロワノフスキーは。

「モロドフ大佐は心身共に限界に近い! よって自分が代理して発言する。他の魔人士官を招集して決めねばならない為、回答を翌日朝としたい。また、降伏にあたり条件があるのならば今ここで言え!」

「我々連合王国軍は、魔人だけでなく魔物に対しても捕虜となった場合でも食糧を用意する準備がある。ただし、後の扱いに関しては完全な回答は出来ない。本国に問い合わせ発表するものとする!」

「……少なくとも、拷問や虐殺はないのだな? 食糧は本当に用意出来るのか?」

「十全とは言えないが、飢える事はない」

「…………分かった。そこまで、敵に対しても配慮があるなら、そのまま部下達に伝えよう……。明日の回答を、待て……」

「了解した。回答を待とう」

 話し合いはここで終わり、よたよたとした歩調でモロドフ大佐は戻っていた。
 この時以降、戦闘の休止は続く。広場にいた魔人は残ったが、各所では魔物が市街地の奥の方に消えていったとの報告が相次いだ。さらには不気味な呻き声が聞こえたとも。やはりというか、現場の兵達には不安が広がったらしい。
 そして、翌日朝。時間になっても回答が来ずにどういうことかと戸惑いが発生していたが、指定時間から遅れて午後三時過ぎ。
 ようやく指揮官モロドフ大佐の名で回答が届く。
 それは以下のようだった。

『妖魔軍一千四百七十は連合王国軍に対して降伏する。なお、召喚したコマンダークラスの魔物は召喚解除。長期間に及び洗脳していた魔物は解除しても廃人のようにしかならない為、残った全てを自死を命じ殺処分した。よって回答が遅れたと記す。捕虜の食糧が減るのはそちらにとっても悪くはあるまい。重ねるが、我々は連合王国軍に対して現時点をもって武装解除し降伏する。約束通り、丁重な扱いを願う』
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~

ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。 コイツは何かがおかしい。 本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。 目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

ステータス画面がバグったのでとりあえず叩きます!!

カタナヅキ
ファンタジー
ステータ画面は防御魔法?あらゆる攻撃を画面で防ぐ異色の魔術師の物語!! 祖父の遺言で魔女が暮らす森に訪れた少年「ナオ」は一冊の魔導書を渡される。その魔導書はかつて異界から訪れたという人間が書き記した代物であり、ナオは魔導書を読み解くと視界に「ステータス画面」なる物が現れた。だが、何故か画面に表示されている文字は無茶苦茶な羅列で解読ができず、折角覚えた魔法なのに使い道に悩んだナオはある方法を思いつく。 「よし、とりあえず叩いてみよう!!」 ステータス画面を掴んでナオは悪党や魔物を相手に叩き付け、時には攻撃を防ぐ防具として利用する。世界でただ一人の「ステータス画面」の誤った使い方で彼は成り上がる。 ※ステータスウィンドウで殴る、防ぐ、空を飛ぶ異色のファンタジー!!

魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。 それは、最強の魔道具だった。 魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく! すべては、憧れのスローライフのために! エブリスタにも掲載しています。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~

北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。 実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。 そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。 グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・ しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。 これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。

悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~

蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。 情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。 アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。 物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。 それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。 その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。 そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。 それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。 これが、悪役転生ってことか。 特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。 あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。 これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは? そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。 偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。 一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。 そう思っていたんだけど、俺、弱くない? 希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。 剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。 おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!? 俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。 ※カクヨム、なろうでも掲載しています。

処理中です...