異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第15章 戦間期編2

第8話 秘匿呼称『レオニブルク計画』の視察(後)

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 ・・8・・
 帝国魔法研究所・『レオニブルク計画』区画
 小会議室

 視察を終えたリシュカとゾリャーギはカルチョトフ主任から振る舞われた簡単な昼食を食べ終え、ロシアンティーに似た妖魔帝国式の紅茶を一口飲み、リシュカはほうと小さく息を吐いた。

「昼食ごちそうさま。美味しかったよ。紅茶も素晴らしいね。レオニブルクはもう冬だから温かい紅茶は心が解されるよ」

「どういたしまして、閣下。閣下もゾリャーギ様も多忙を極めているとお聞きしておりますので、ここは研究所の小会議室ではございますが心落ち着くひと時をお過ごし頂ければと思います」

「休みはあるんだがよ、そろそろ機関の人員拡充をしたいとこだぜ。今になってブライフマン機関長の苦労がよーく分かるぜ……」

「今は貴族共との折衝や人類諸国の継続的な情報収集がメイン。さらにあんたの上司ブライフマンが光龍皇国での長期任務に就いてるから代理みたいなもんよね」

 休戦以降、ゾリャーギの昇格に伴って諜報機関にも若干の変化があった。
 ゾリャーギがリシュカの世話役のような立場になったのもあって、彼はブライフマンが帝都から外すことがあれば留守役を任されて彼はちょうど今その役目を遂行中なのであった。
 というのも、ブライフマンは部下を伴って今や妖魔帝国の極東植民地と化した光龍皇国に任務の為に赴いていたのである。

「あの人も大変なこって。どうも光龍皇国で不穏な空気があるらしくてな。完全征服したっつても、心までは支配出来ないんだと。光龍の本島と北龍島、八国島やつくにじまはいいんだが、少し離れている南三国島みなみみつくにしまには反妖魔勢力が潜んでるらしい。そいつをブライフマン機関長直々に探りつつ、あとは本命の大魔石の探索だったっけか」

「あらら。まあ、ブライフマンもチャイカ姉妹の不始末もあって陛下には逆らえないよね」

「機関長も可哀想だけどな……。でも、あの人はどうも満更でも無いらしくてよ、あっちの飯が意外と美味い。海産物がいけるとか魔法無線装置の定期報告に入れてきてる」

「ぷふっ。おもっきし任務のついでに楽しんでんじゃない。こっちでは殆ど食べられていない生魚の刺身だとか、舌鼓でも打ってるんじゃないかしら」

「だろうな。ほら、前まで帝都にいた時は胃痛薬がどうのとか言っていたしよ……」

「あー……」

 ブライフマンと長い付き合いのあるゾリャーギは、ブライフマンが今は亡きチャイカ姉妹の度々の独断専行に頭を悩まされていたり、皇帝レオニードと謁見する際のストレスなどで消化器官をやられていたことを知っている。それが今は任務とはいえ遠い光龍皇国にいるのだから精神的に解放されているのだろう。
 神経質なのも考えものだなと彼は同情し、リシュカは苦労を察してか苦笑いをしたし、これはそのうち諜報機関の長がゾリャーギに変わるかもしれないと思っていた。

「中枢も大変なのですね……を心中お察し致します……」

「心配ありがと。ま、こっちの事は気にしなくていいよ。領分も違うし、政治だの駆け引きだのをここにはあんまり持ち込みたくないから」

「だな。さて、と。休憩も程々にしてそろそろ本題に入るとすっか」

「そうだね。紅茶はおかわりを貰いつつになるけど、始めましょうか」

「御意に。――お二人の手元にありますのが、『レオニブルク計画』の骨子。改訂版にございます。改めてこの計画の内容を再確認した上でお話を進めていきましょう」

「ほいほい」

 リシュカが手に持ったそれなりに分厚い紙の束は『レオニブルク計画』の全容が簡潔に纏められたものである。簡潔とはいえ計画が計画だけに数十ページに及び、当然帝国最高機密の内容。この計画を知る者はここにいる三人を含めても僅かしかいない。
 まず開いたページには『レオニブルク計画』によって作り出される兵器がどのようなものかが書かれていた。
 概略は以下のようになっている。

 ◎秘匿呼称『レオニブルク計画』概要。
 秘匿呼称兵器名:煉獄の太陽

 ・秘匿呼称『レオニブルク計画』は秘匿呼称兵器名『煉獄の太陽(以下、CB-1)』の完成を目指した計画である。研究期間は五年から六年とする。最低でも人類諸国との再戦までには完成必達とする。

 ・『CBー1』はこれまでのあらゆる兵器より強力であり、人類諸国に対して圧倒的な武力を持つことを誇示するだけでなくその威力を持ってして人類諸国軍の壊滅。ひいては人類諸国いずれかの都市に対する完全破壊を目的としている。

 ・『CBー1』は現在に至るまで様々な原因から実質行使困難とされてきた戦略級魔法に匹敵するかそれ以上の威力を持つ兵器を目的とする。しかもこれは、魔法能力者達による戦略級魔法と違い戦場で使用するには長い時間も必要としない。魔法能力者達が莫大な魔力を使用する必要も無い。魔法と魔法科学によって創造された人造太陽である。

 ・『CBー1』は絶大なる爆発力と破壊力を持つだけでなく、人類諸国軍将兵や人類諸国一般市民を苦しめさせる『毒』を持つ。爆発による死亡から免れたとて、超絶なる火球の後に拡散される『毒』は人間達を蝕み、回復不能な症状をもたらすであろう。当地において救援にやってきた憐れな者共すら対象である。それは爆発による直接的死傷者に匹敵する死傷者を生むであろう。

 ・性能は以下を目標とする。

 ◎『煉獄の太陽』目標威力
 ・建造物倒壊半径:半径3キルラ(参考威力:連合王国軍マーチス・ヨークによる召喚武器魔法以上。ブカレシタにおける観測資料より推測)

 ・建造物一部破壊半径:半径7キルラ

 ※補足:リシュカ・フィブラによる筆記メモによると想定H比約八割程度という謎のメモが残されている。

 ・『毒』拡散推定半径:不明。ただし一部破壊半径程度かそれ以上は拡散を目標としている。


 ※補足:リシュカ・フィブラによる筆記メモには上記破壊半径から推定される被害が記載されたものが残されている。どのようにして割り出したかは一切不明。

【リシュカ・フィブラによる被害推定手記】
 ・半径1キルラ以内
 非魔法能力者は尽く即死か蒸発。魔法能力者ですら魔法障壁展開しても生存は不可能。建造物は粉砕もしくは焼失か?

 ・半径2キルラ以内
 非魔法能力者は一部即死。大部分が治療不能の重症。後に死亡に至る? 建造物はほぼ倒壊とみて良し。堅牢なものは残るかもしれない。火災の多発。

 ・半径2キルラ~4キルラ
 非魔法能力者の大部分が重症か火傷。死亡に至る可能性大。魔法能力者は高位魔法能力者でようやく防ぎきれるかどうか。恐らくBランク以下は魔法障壁最大展開で破壊される。某Aを殺害せしめるには半径1キルラ以内が理想だが、そのつもりは無し。建造物はおおよそが半壊に至る。

 ・半径4キルラ~7キルラ
 爆風に伴い飛翔物等で一部重症程度? この区域にいる魔法能力者ならば魔法障壁で防ぎきれる可能性はある。ここより外でもガラス程度は破壊可能。少なくともこの範囲のインフラは壊滅に至る。


 以上、概要にて目標とされる『煉獄の太陽』の威力及びリシュカのメモから推定される被害予想である。
 その威力はマーチス・ヨークの『神光閃火』以上のものであり、現在人類諸国でも妖魔帝国でもこれ以上の破壊力を持つ兵器となるのは確定事項である。『神光閃火』は『毒』を拡散することは無いから、総合的な威力は凌駕すると言っても何ら大げさではない。
 建造物倒壊半径と建造物一部破壊半径、それに『毒』の拡散。
 それはまるで、前世に二度実戦使用され以降は滅亡をもたらす禁忌の兵器とされたある兵器を彷彿とさせるものであった。
 この世界の技術水準では絶対的に辿り着けない境地。しかし、この世界に魔法があるからこそ、現状不可能とはいえ達成可能率がゼロというわけではない結論をもたらしてしまったのである。

「――これが『煉獄の太陽』の概要になります。既にお二人ともご存知の内容ですが、我々はこの数値を確定と致しました。…………その、自分が言うのもおこがましい話ですが、我々は禁忌魔法に等しい領域に踏み入れる事になります」

 カルチョトフ主任の声が震えるのも無理はない。レオニードとリシュカの密談の末に策定され、リシュカがカルチョトフ主任に手渡した要求性能を初めて目にした時、彼の戦慄の様はこれの比では無かった。
 魔人至上主義がある故に人類諸国にこれを使う事にさしたる罪悪感は薄かった。皆無では無かったが、皇帝レオニードに貢献出来る無上の喜びが上回った。
 しかし、彼は魔法研究者故にもう一つの可能性に行き着く。
 もし妖魔帝国より技術水準で上回る人類諸国が同じ兵器を作り出したとしたら、もし同じように戦場や都市で使われたとしたら。その時の被害は想像するだけで吐き気を催すものになるだろうと。
 だが、カルチョトフ主任は帝国に心身を尽くす研究者である。決して計画中止までは考えなかった。
 カルチョトフ主任ですらこれなのである。改めて話を聞いたゾリャーギの戦慄は彼のそれを上回っていた。

「主要魔人種族の一つの俺が言うのもおかしな事だけどよ、こいつはやっぱりやべえ……。俺達は召喚武器を持たないから瞬間火力では奴等には勝てねえ。でもこいつは違う、言うなれば邪神の災厄が生優しく見えるもんだぜ……」

「仰る通りです、ゾリャーギ様。これは陛下が掲げられておられる人類諸国の絶滅を容易く叶える兵器です。恐らく、いえ間違いなく歴史に名を残すでしょうし、私は書物にも載るでしょう」

「そうだろうよ……」

「それが証拠になる一つがこちらです。もしこの兵器を、例えば連合王国王都・アルネセイラの中心部で使用した場合、敵に与えうる損害はここに記載されております。威力は要求性能を満たした場合です」

 カルチョトフ主任が示したページには、このように損害想定が書かれていた。


【連合王国王都・アルネセイラ使用における与えられる損害】
 ・参考、アルネセイラ人口:約216万人(人類諸国暦1838年)

 ・死者:推定約20万人~40万人

 ・負傷者:推定約30万人~50万人

 ・死傷者計:推定50万人~90万人

 ・被害世帯数:詳細不明。推定半数以上は確定。


「これは初めて見たぞ……。なんだ、なんだこれ……」

「要求性能が確定した事で割り出せた数値です。人口については諜報機関提供のデータより、出しました。リシュカ閣下は空中爆発が理想だと仰っておりましたが、現在の技術ではとても空中投下が出来る大きさには出来ず、地上起爆での推定です。それもデータが少な過ぎてかなり大まかな数値です。こればかりかは使ってみないと分からないかと……」

「そりゃそうだろ……。空を飛んで攻撃なんてのはあのアカツキが数年前に始めたばかりだ。まだまだ真似している過ぎない妖魔帝国じゃ無理に過ぎるし、この発想自体最新だぞ」

「ねえカルチョトフ主任、『煉獄の太陽』の大きさはどれくらいになりそうだった?」

「全長約四ミルラ、直径約1ミルラです閣下。重さは言うまでもなく、召喚士飛行隊では離陸すら不可能です。何せ大魔石に魔石を搭載し容器も含めれば約四トルンになりますので……」

 トルンとは人類諸国におけるトル。前世地球単位のトンの事である。

「光龍のアレならどう? いや、やっぱダメだね。この兵器は扱うなら妖魔帝国本国魔人に任せたい」

「はい。だからこそ地上起爆に致しました。中心部が川になっているのも、搬入を船を想定。これならば難題ではありますがクリアすれば水運を使って王都まで持っていけます」

「まあ空中爆発は理想だからいいよ。地上起爆でも十分過ぎる威力があるから。それで、想定した場所でならこれだけの死傷者を出せて王都アルネセイラを灰燼に帰す事が出来るってわけね?」

「はい。他にも協商連合ロンドリウム、宗教施設の多い法国の首都イリスなどでも同じように想定を出しましたが……」

「人口相応の損害を与えられるって事ね」

 リシュカは協商連合首都ロンドリウム、法国首都イリスで同様の起爆をした場合における死傷者数を読んでいく。
 読み終えると彼女は、微笑んでみせたのだ。
 人類諸国絶滅を掲げ、戦争であるが故に罪悪感が薄い魔人達ですら一瞬の躊躇を過ぎらせたのにも関わらず、彼女は笑ったのである。そしてこうも言ってのけたのだ。

「素晴らしいよ、カルチョトフ主任。絶対に、何がなんでも完成させなさい。陛下はこの兵器を完成させる事を望んでいる。この兵器が陛下の目標である人類諸国絶滅を叶えさせてくれる。戦争を変えられるよ。そして、絶滅へと追い込める」

 その姿を見て、カルチョトフ主任は目の前にいる人物が皇帝レオニードより恐ろしい化け物に感じた。
 今、この女は何と言った?
 素晴らしい?
 ああ、確かに魔法や魔法科学の歴史に自分の名前が大きく載るだろう。地位も名誉も名声も得られるだろう。皇帝陛下直々に賞賛してもらえるだろう。それはそれは素晴らしい事だ。
 だが、軍人ではない研究者でしかないカルチョトフ主任は数十万の命を一瞬で消し飛ばすこの兵器がもたらす結末を想像すると怖くて怖くて仕方なくなってきたのだ。
 最初はこんな風に思うことなんて無かった。しかし、計画が進んでいき完成に向かいつつある今は違っていた。
 もしこれが一発ではなく数発、十数発と作られたとしたら?
 人類諸国が敗北を重ねていき陸路での搬出も用意になったとしたら?
 その時、一体何十万、何百万が死ぬだろうか?
 罪の意識は薄い。対象は人間だ。我々が常に見下してきた下等種族だ。
 そうだ。そうだ。使う相手は人間なのだ。私には関係ない。研究開発を任されただけだ。
 実際に使用するのは目の前にいるリシュカであり、陛下である。
 ならば、私は何も罪の意識を感じる必要なぞ無いのだ。
 何故ならば、戦争に勝つ為の切り札なのだから。
 そうしてカルチョトフ主任は現実逃避に近い結論を導き出した。責任をレオニードやリシュカ達に転嫁して。
 ゾリャーギも同じだった。この兵器が殺戮兵器なのは一目瞭然。だが使う相手は人間で、自分が命じる訳では無い。俺は関係無い。
 第一、リシュカをこうさせた人類諸国が悪いのであり、自業自得なのだ。奴等がリシュカを裏切られなければ、あのような仕打ちをしなければ身を滅ぼす事になるであろう兵器も生まれなかった。
 いや、むしろ僥倖だろう。
 何故ならば、リシュカがここにいなければこいつは人類諸国でこの兵器を提案し開発させ、自分達が使われていたかもしれないのだから。
 であるのならば、恐れることは無い。リシュカは復讐を果たせるし、俺達は勝者側なのだから。
 結局、この場にいる誰もが研究開発を止めるつもりは無かった。
 滅殺の巨人は動き出してしまった。もう誰も止められない。止める事は出来ない。後は開発成功の第一ゴールと、戦勝の最終目標に至るだけ。この兵器があれば、妖魔帝国は勝者となる。
 戦争が、静かな狂気が、彼等の正常な感覚を確実に蝕んでいたのであった。

「皇帝陛下の宿願の為、この身を捧げる所存でございます。リシュカ閣下」

「ふふふっ、頑張ってね。妖魔帝国の為に」

 そして、私の復讐の為にもね。
 リシュカは微笑み、心中では嗤う。
 アカツキとリイナが子供という愛する者を育て、二人の愛をさらに育む中で、リシュカは人類諸国に絶滅をもたらすであろう『煉獄の太陽』を始めとして着々と復讐の道を歩むのであった。
 そこには夢も希望も存在しない。
 ただひたすらの、憎悪だった。
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