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第17章 ムィトゥーラウの戦い編
第1話 東へ
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・・1・・
七の月中旬に入ると寒さが厳しい事で有名な妖魔帝国も、南部では夏ともなれば最高気温が三十度近くまで上がって汗ばむ陽気になっていた。よってアカツキとリイナも、そして軍人達も今は夏季用の軍服だった。
アカツキの目の前にはただひたすらに平原と放棄された牧場や麦畑が広がっている。
今、彼等はオディッサから東八〇キーラ地点を次の目標地点で妖魔帝国南部の交通結節点が一つのムィトゥーラウに向けて進軍をしていた。
ムィトゥーラウ方面侵攻軍の陣容は以下のようになっている。
【人類諸国統合軍南部統合軍・ムィトゥーラウ方面侵攻軍】
総司令官:ブリック大将(マーチス元帥副官)
第一副司令官:アレゼル大将
第二副司令官:アカツキ中将
法国軍司令官:ティーノ中将(マルコ大将副官)
協商連合軍司令官:ジェイティス大将
・アルネシア連合王国軍
15個師団(能力者化師団:15000)
・イリス法国軍
15個師団(神聖特務師団より5000を抽出)
・ロンドリウム協商連合軍
3個師団
計:33個師団(約330000)
ムィトゥーラウ方面侵攻軍の編成はブカレシタで作戦会議を行った頃には既定路線だった。
オディッサを占領後北部統合軍に合流する八個師団を除いて、後方予備と現地駐屯軍以外はオディッサから東約一八〇キーラ先にあるムィトゥーラウ方面へ主力軍を向ける。その数は約三〇万人とする。これが当初の予定であり、進発予定日は七月十日から中旬だった。
人類諸国統合軍南部統合軍はオディッサの戦いで損耗していたから、再編成と準備によって若干の遅延はあったものの、ほぼ予定通り軍をムィトゥーラウ方面へと向け今こうして進軍をしていた。
今回の戦いにマーチス元帥は参加しない。オディッサから南部統合軍全体の指揮をとるためだ。よって総司令官はマーチス元帥の副官であるブリック大将――中将から一つ昇進している――が任に就くこととなり、副司令官として多数のゴーレムを召喚可能なアレゼル大将、そして能力者化師団全体の指揮も管轄しているアカツキが向かうことになった。
法国軍はマルコ大将の信任厚い副官のティーノ中将が、協商連合軍はジェイティス大将自らが参戦していた。
既にムィトゥーラウ方面侵攻軍はオディッサから東八〇キーラまで到達し、広大すぎるが故だろうか、兵力分散を嫌う妖魔帝国軍の抵抗はさほど受けずに順調に進んでいた。
・・Φ・・
7の月14の日
午後2時5分
オディッサより東80キーラ地点
移動中の人類諸国統合軍南部統合軍・ムィトゥーラウ方面侵攻軍中央
オディッサから東八〇キーラ地点まで進んだ僕とリイナやエイジスは、ほとんど妨害を受けることなく移動を続けていた。
時刻は午後二時過ぎ。三十度近い陽気ではあるけれど屋外よりずっと涼しい蒸気自動車――将官用の武装移動自動車だ。防弾仕様でもある――が時速約一五キーラで東に向けて走っていた。
自動車の窓から見える景色にほとんど変化はない。僕はそれらを喫煙しながら眺めていた。
「戦争が嘘みたいな穏やかな光景だなあ。見渡す限り草原か牧草地か、麦畑か。エイジス、索敵はどう?」
「周囲に敵の存在はありません、マイマスター。遮るものもなく、地形もなだらかなこの地区での戦闘は避けるつもりではないでしょうか」
「ムィトゥーラウ方面にいる妖魔帝国軍は約二二万人。遅滞防御するには十分な数だけど、損耗を避けて速やかに戦線の整理をしているんだろうね。彼等にとっては何も僕達だけが敵じゃない。北部統合軍もいるし、諸種族連合共和国の建国宣言は少なからず衝撃だったのかも」
「だとしても、不気味よね。あと一二〇キーラでムィトゥーラウよ。確か、ここから三〇キーラ先にある小規模都市のトゥチャコフには妖魔帝国軍がいるはずだけど」
「肯定。制圧後には中継航空基地になるトゥチャコフには推定二個師団が展開しているとSFから報告が上がっています」
「捕虜からの聴取であったね。高級士官の一人が、我々は数に勝るが防衛すべき線が長すぎて戦力を集中させている。だが、甘く見るなよ。順調に進軍出来たとしても会戦の度に貴様等は多くの血を流すことになる。って言ってたらしいからさ」
「約二六〇師団、いえそれ以上いても防衛線の構築に苦労してるのでしょうね。私達も今後は広大な大地に苦しむ事になるでしょうけど……」
「今はともかく、もっと先に進んだ時にはそうなるだろうね。後方からは今展開している約一〇〇師団以外にも追加が来る予定があるとしても、いくらあっても足りないだろうね。だからこその、戦時動員令の発令さ。本国が早々に決めてくれて助かるよ。後であたふたするよりずっといい」
「財務省は頭を抱えるでしょうけどね」
「こればかりかは専門外だ。本国に頑張ってもらおう」
戦時動員令自体は僕達がブカレシタを発った時点で発令されていたけれど、本国はオディッサでの損耗を重く受け止めたのか早晩追加動員令をかけていた。新たに編成されることになったのは約一〇個師団。
プロパガンダによる徴兵広告はセンセーショナルな内容が市民達の興味を引いたのと、単純に戦争を知らない英雄願望と愛国心を持つ人達が殺到して数が集まること自体は順調らしい。
これは法国でも同様で、法国も追加で一〇個師団の新編成が決まっていた。協商連合軍は今のところ目立った動きはないけれど、増派自体は恐らく決まるとジェイティス大将が言っていた。国内の事情が未だに不安定で治安維持に割かないといけないという側面はあるものの、五個師団程度なら増えるとのこと。
連邦軍も増派が決まるらしく、後方からの戦力投入は人類諸国全体的な風潮のようだ。
「リイナ、地図を見せて貰ってもいいかな」
「どうぞ旦那様。それにしても、随分と入念なチェックをするのね」
「先の戦いで軍全体もだけど能力者化師団に大きな損害を受けているからね。出来る限り敵情を知っておいて、アレゼル大将と打合せした『ソズダーニア銃砲兵』対策も含めてよく作戦を練っておかないといけないからさ」
「厄介な存在には変わりないものね。一度出現さえすれば捕捉は容易だけれども、出てくるまでが警戒していないといけないもの」
「コイツらが手強い点の一つだね。『ソズダーニア』は人か何かを素材にした兵器だ。あんなの生物の一種として聞いた事もないし、事実リチリア・レポートと捕虜からの聴取で、アイツが生きている兵器だとも判明している。妖魔帝国らしいっちゃらしい兵器だけど、生きている兵器だけに脅威度は高いよ。知性もあるみたいだし。となると、恐らくはギリギリまで出現を隠蔽させたんだろうね。そうじゃなきゃ奇襲の説明がつかない」
ソズダーニア自体はリチリアで知られた兵器だけど、僕は今話した可能性を考えている。
もし魔法や薬剤のようなものを使って出現させていた場合、最前線で突然出現させてあの時よりさらに大きな混乱をさせられるはずだからだ。
となるとどうやって運搬しているかになるけれど、大型の檻に入れていたという捕虜の証言から判明した。
どうしたらあんな化け物を大人しく格納させられるのかと疑問に思ったけれど、これも捕虜によって謎が解けた。
鹵獲したソズダーニアはこちらの言葉を受け付けなかったけれど、捕虜にした士官の言葉には従った。
妖魔帝国軍はこの生体兵器を特殊な呪文で隷属させているようで、しかも全体共通ではなく一体一体若干だけど文言を変えているとのこと。
他のソズダーニアの隷属呪文は本人と管理している本国中央以外は知らない点から機密保持は徹底しているし、極めつけは情報漏洩防止に自爆まで仕込んであった。
こうなると、鹵獲兵器の有効活用どころか鹵獲そのものが難しくなる。より明確な対策を立てるための研究用くらいがせいぜいだろう。
結局、統合軍司令部が目論んでいた『ソズダーニア銃砲兵』の活用は叶わなくなってしまい、対抗策に使うに留まってしまったわけなんだ。
「ともかくとして。索敵は厳としつつ、アレゼル大将閣下や参謀本部とで考案した対策でムィトゥーラウの戦いに臨もう。もしこれが上手くいけば、全軍で採用出来るからね。速度面は低下するけれど、また損耗が広がってしまっては意味が無いからね。貴重な能力者化師団の兵士達を易々と失うわけにはいかないから」
「ええ。もちろん、他の兵士達もね」
「うん」
灰皿にタバコの灰を落としながら僕は頷く。
それから数分して、運転士や助手席の下士官と雑談――出身はどこだとか、他愛もない話だ――していると、丘の向こうから砲撃の音が聞こえ始めた。
「始まったかな」
「肯定。前衛の四個師団砲兵隊による砲撃が開始」
「相手は二個師団。どれだけ踏ん張るつもりか知らないけれど、早めに撤退して欲しいね」
僕は運転手に丘の手前にある司令部まで向かって車を止めるよう伝える。
この日の戦闘である砲撃戦は夕方には終わり、防衛陣地を更地にさせられた妖魔帝国軍は翌々日には質でも数でも勝る僕達に対して程々の抵抗をした所で撤退。さらに翌日に今後の方針を決めると、僕達は再び前進を始めたのだった。
七の月中旬に入ると寒さが厳しい事で有名な妖魔帝国も、南部では夏ともなれば最高気温が三十度近くまで上がって汗ばむ陽気になっていた。よってアカツキとリイナも、そして軍人達も今は夏季用の軍服だった。
アカツキの目の前にはただひたすらに平原と放棄された牧場や麦畑が広がっている。
今、彼等はオディッサから東八〇キーラ地点を次の目標地点で妖魔帝国南部の交通結節点が一つのムィトゥーラウに向けて進軍をしていた。
ムィトゥーラウ方面侵攻軍の陣容は以下のようになっている。
【人類諸国統合軍南部統合軍・ムィトゥーラウ方面侵攻軍】
総司令官:ブリック大将(マーチス元帥副官)
第一副司令官:アレゼル大将
第二副司令官:アカツキ中将
法国軍司令官:ティーノ中将(マルコ大将副官)
協商連合軍司令官:ジェイティス大将
・アルネシア連合王国軍
15個師団(能力者化師団:15000)
・イリス法国軍
15個師団(神聖特務師団より5000を抽出)
・ロンドリウム協商連合軍
3個師団
計:33個師団(約330000)
ムィトゥーラウ方面侵攻軍の編成はブカレシタで作戦会議を行った頃には既定路線だった。
オディッサを占領後北部統合軍に合流する八個師団を除いて、後方予備と現地駐屯軍以外はオディッサから東約一八〇キーラ先にあるムィトゥーラウ方面へ主力軍を向ける。その数は約三〇万人とする。これが当初の予定であり、進発予定日は七月十日から中旬だった。
人類諸国統合軍南部統合軍はオディッサの戦いで損耗していたから、再編成と準備によって若干の遅延はあったものの、ほぼ予定通り軍をムィトゥーラウ方面へと向け今こうして進軍をしていた。
今回の戦いにマーチス元帥は参加しない。オディッサから南部統合軍全体の指揮をとるためだ。よって総司令官はマーチス元帥の副官であるブリック大将――中将から一つ昇進している――が任に就くこととなり、副司令官として多数のゴーレムを召喚可能なアレゼル大将、そして能力者化師団全体の指揮も管轄しているアカツキが向かうことになった。
法国軍はマルコ大将の信任厚い副官のティーノ中将が、協商連合軍はジェイティス大将自らが参戦していた。
既にムィトゥーラウ方面侵攻軍はオディッサから東八〇キーラまで到達し、広大すぎるが故だろうか、兵力分散を嫌う妖魔帝国軍の抵抗はさほど受けずに順調に進んでいた。
・・Φ・・
7の月14の日
午後2時5分
オディッサより東80キーラ地点
移動中の人類諸国統合軍南部統合軍・ムィトゥーラウ方面侵攻軍中央
オディッサから東八〇キーラ地点まで進んだ僕とリイナやエイジスは、ほとんど妨害を受けることなく移動を続けていた。
時刻は午後二時過ぎ。三十度近い陽気ではあるけれど屋外よりずっと涼しい蒸気自動車――将官用の武装移動自動車だ。防弾仕様でもある――が時速約一五キーラで東に向けて走っていた。
自動車の窓から見える景色にほとんど変化はない。僕はそれらを喫煙しながら眺めていた。
「戦争が嘘みたいな穏やかな光景だなあ。見渡す限り草原か牧草地か、麦畑か。エイジス、索敵はどう?」
「周囲に敵の存在はありません、マイマスター。遮るものもなく、地形もなだらかなこの地区での戦闘は避けるつもりではないでしょうか」
「ムィトゥーラウ方面にいる妖魔帝国軍は約二二万人。遅滞防御するには十分な数だけど、損耗を避けて速やかに戦線の整理をしているんだろうね。彼等にとっては何も僕達だけが敵じゃない。北部統合軍もいるし、諸種族連合共和国の建国宣言は少なからず衝撃だったのかも」
「だとしても、不気味よね。あと一二〇キーラでムィトゥーラウよ。確か、ここから三〇キーラ先にある小規模都市のトゥチャコフには妖魔帝国軍がいるはずだけど」
「肯定。制圧後には中継航空基地になるトゥチャコフには推定二個師団が展開しているとSFから報告が上がっています」
「捕虜からの聴取であったね。高級士官の一人が、我々は数に勝るが防衛すべき線が長すぎて戦力を集中させている。だが、甘く見るなよ。順調に進軍出来たとしても会戦の度に貴様等は多くの血を流すことになる。って言ってたらしいからさ」
「約二六〇師団、いえそれ以上いても防衛線の構築に苦労してるのでしょうね。私達も今後は広大な大地に苦しむ事になるでしょうけど……」
「今はともかく、もっと先に進んだ時にはそうなるだろうね。後方からは今展開している約一〇〇師団以外にも追加が来る予定があるとしても、いくらあっても足りないだろうね。だからこその、戦時動員令の発令さ。本国が早々に決めてくれて助かるよ。後であたふたするよりずっといい」
「財務省は頭を抱えるでしょうけどね」
「こればかりかは専門外だ。本国に頑張ってもらおう」
戦時動員令自体は僕達がブカレシタを発った時点で発令されていたけれど、本国はオディッサでの損耗を重く受け止めたのか早晩追加動員令をかけていた。新たに編成されることになったのは約一〇個師団。
プロパガンダによる徴兵広告はセンセーショナルな内容が市民達の興味を引いたのと、単純に戦争を知らない英雄願望と愛国心を持つ人達が殺到して数が集まること自体は順調らしい。
これは法国でも同様で、法国も追加で一〇個師団の新編成が決まっていた。協商連合軍は今のところ目立った動きはないけれど、増派自体は恐らく決まるとジェイティス大将が言っていた。国内の事情が未だに不安定で治安維持に割かないといけないという側面はあるものの、五個師団程度なら増えるとのこと。
連邦軍も増派が決まるらしく、後方からの戦力投入は人類諸国全体的な風潮のようだ。
「リイナ、地図を見せて貰ってもいいかな」
「どうぞ旦那様。それにしても、随分と入念なチェックをするのね」
「先の戦いで軍全体もだけど能力者化師団に大きな損害を受けているからね。出来る限り敵情を知っておいて、アレゼル大将と打合せした『ソズダーニア銃砲兵』対策も含めてよく作戦を練っておかないといけないからさ」
「厄介な存在には変わりないものね。一度出現さえすれば捕捉は容易だけれども、出てくるまでが警戒していないといけないもの」
「コイツらが手強い点の一つだね。『ソズダーニア』は人か何かを素材にした兵器だ。あんなの生物の一種として聞いた事もないし、事実リチリア・レポートと捕虜からの聴取で、アイツが生きている兵器だとも判明している。妖魔帝国らしいっちゃらしい兵器だけど、生きている兵器だけに脅威度は高いよ。知性もあるみたいだし。となると、恐らくはギリギリまで出現を隠蔽させたんだろうね。そうじゃなきゃ奇襲の説明がつかない」
ソズダーニア自体はリチリアで知られた兵器だけど、僕は今話した可能性を考えている。
もし魔法や薬剤のようなものを使って出現させていた場合、最前線で突然出現させてあの時よりさらに大きな混乱をさせられるはずだからだ。
となるとどうやって運搬しているかになるけれど、大型の檻に入れていたという捕虜の証言から判明した。
どうしたらあんな化け物を大人しく格納させられるのかと疑問に思ったけれど、これも捕虜によって謎が解けた。
鹵獲したソズダーニアはこちらの言葉を受け付けなかったけれど、捕虜にした士官の言葉には従った。
妖魔帝国軍はこの生体兵器を特殊な呪文で隷属させているようで、しかも全体共通ではなく一体一体若干だけど文言を変えているとのこと。
他のソズダーニアの隷属呪文は本人と管理している本国中央以外は知らない点から機密保持は徹底しているし、極めつけは情報漏洩防止に自爆まで仕込んであった。
こうなると、鹵獲兵器の有効活用どころか鹵獲そのものが難しくなる。より明確な対策を立てるための研究用くらいがせいぜいだろう。
結局、統合軍司令部が目論んでいた『ソズダーニア銃砲兵』の活用は叶わなくなってしまい、対抗策に使うに留まってしまったわけなんだ。
「ともかくとして。索敵は厳としつつ、アレゼル大将閣下や参謀本部とで考案した対策でムィトゥーラウの戦いに臨もう。もしこれが上手くいけば、全軍で採用出来るからね。速度面は低下するけれど、また損耗が広がってしまっては意味が無いからね。貴重な能力者化師団の兵士達を易々と失うわけにはいかないから」
「ええ。もちろん、他の兵士達もね」
「うん」
灰皿にタバコの灰を落としながら僕は頷く。
それから数分して、運転士や助手席の下士官と雑談――出身はどこだとか、他愛もない話だ――していると、丘の向こうから砲撃の音が聞こえ始めた。
「始まったかな」
「肯定。前衛の四個師団砲兵隊による砲撃が開始」
「相手は二個師団。どれだけ踏ん張るつもりか知らないけれど、早めに撤退して欲しいね」
僕は運転手に丘の手前にある司令部まで向かって車を止めるよう伝える。
この日の戦闘である砲撃戦は夕方には終わり、防衛陣地を更地にさせられた妖魔帝国軍は翌々日には質でも数でも勝る僕達に対して程々の抵抗をした所で撤退。さらに翌日に今後の方針を決めると、僕達は再び前進を始めたのだった。
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