異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第17章 ムィトゥーラウの戦い編

第9話 帝都で語られるは、反転攻勢計画の片鱗。

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 ・・9・・
 9の月3の日
 午後1時45分
 妖魔帝国・帝都レオニブルク
 皇宮・皇帝執務室


 9の月に入った妖魔帝国の帝都レオニブルクは例年より気温の高い夏だったからかこの日はレオニブルクにしては汗ばむ陽気となっており、最高気温は二四度を記録していた。帝都に住む人々は薄手の長袖か半袖で過ごしており、帝都の喫茶店では冷たい飲み物がまだまだ主役だった。
 帝国本土西部が人類諸国統合軍に占領されつつあるが、帝都の一般臣民達の表情はさほど暗くは無かった。戦時体制への移行や大規模徴兵令など生活に多少の不便が生じたり、近所の若者がいくらか徴兵で戦地に行った以外は特に支障が無かったからである。
 当然だ。情報統制が一部を除き機能しているのもあるが、そもそも妖魔帝国は広大な国土ゆえに国土の西部寄りに帝都があると言えども、戦地は約一〇〇〇キルラも先の出来事。西部穀倉地帯を取られつつあるのは痛手であるが、中央穀倉地帯は未だに無事。また、この戦いを予期してか皇帝の勅令で工場の幾らかは中央地方に移転を済ませており、総合的なダメージはまだ少ないからである。
 だからか憲兵に隠れて戦況を案ずる噂こそ聞こえてくるものの、再戦前とほぼ変わらない生活を彼等は営んでいた。
 所変わって、帝都中央部にある国家中枢の皇宮。皇帝執務室には四人の人物がいた。
 一人はこの部屋の主で執務椅子に座る皇帝レオニード。もう一人は傍らに寄り添う正室のルシュカだ。
 二人の正面にいるのは、この部屋にいるのが最早当たり前となっているリシュカ。最近は家庭教師役にもなってもらっているリシュカを、ルシュカは大層気に入った――夫レオニードを誑かす存在でも無く、自分が手の届かない分野を支えてくれている純粋な好意かららしい――らしく、先週など自身の公務の合間にリシュカを呼び出してお揃いの服を着てレオニードを驚かす位には仲が良かった。
 と、ここまではいつもの面子と言っても差し支えないが、今日はここにもう一人いる。
 それはゾリャーギ。ブライフマンが旧光龍皇国での任務で過ごす内に離れたくなくなったらしく、レオニードもレオニードで光龍皇国は目を光らせておきたいからか両者の利益の一致で配置転換が決定。持ち上がる形で、今やゾリャーギは皇帝直轄諜報機関の長になっていた。だからここにゾリャーギは定期的に来ているのである。今日はその日であった。

「――以上が、オガの月における諜報機関の活動記録であります」

「ご苦労だったぞ、ゾリャーギ。貴様等が人類諸国での諜報活動と、占領された西部地帯に紛れ込み伝えてくれる事で、かなり奴等の動向が探りやすくなっている。引き続き現地諜報員には任務に励むよう伝えてくれ」

「御意。皇帝陛下のお言葉、彼等も喜ぶことでしょう」

 普段のやや乱暴な口調のゾリャーギも、皇帝レオニードの前では恭しいものになっている。彼は戦況が芳しくない事から機嫌が悪くなっていないか心配だったが、やはり杞憂だったらしい。
 再戦前ならさぞ不機嫌になっていたろうに、余裕がある様子の皇帝レオニード。ゾリャーギは大方隣にいる小さい女、リシュカの入れ知恵の結果だと見立てたが正解だった。

「次に、リシュカ。午前中は参謀本部へ貴様を向かわせたが、最新の戦況を教えてくれるか?」

「はい、皇帝陛下」

 レオニードの質問に柔らかく微笑むリシュカ。ゾリャーギはこうしていれば街にいる可憐な少女なんだがなあ、と思いつつも本性を知っているがゆえすぐに感想を胸の内に引っ込めて彼女の報告を聞くことにした。

「皇帝陛下もご存知かと思われますが、人類諸国統合軍は北部統合軍がポルドブを、南部統合軍はムィトゥーラウから進発。ほぼ間違いなく進路はドエニプラ。その数は約五〇万人とのこと。さらに、副目標としてムィトゥーラウから東にあるホルソフへ向けても進軍を始めましたわ。こちらは約一五万人とのこと。いずれも隣にいるゾリャーギ機関長の諜報機関から提供された情報による分析結果ですの」

「まあ、ドエニプラに向けて五〇万人もですか。リシュカ、統合軍共は交通の要衝かつ西部中央の中心都市だから狙っているのかしら?」

「はい、ルシュカ皇后陛下。ドエニプラは奴等にとっても押さえておきたい都市ですの。ホルソフへも軍を向けたのは、南部主要都市かつ海軍基地もあるセヴァストゥーポラとドエニプラの交通路を遮断する為でもあるでしょう」

「なんとも憎たらしいものですね。私とて、臣民が無駄死にし土地と家を失うのは悲しいと考えていますもの。現地臣民の避難の様子を聞いてもよろしくて?」

「かしこまりました」

 リシュカは頭を下げながらも、ルシュカの成長を感じた。
 自分が彼女の家庭教師役のような立場もする前は、ルシュカの評価といえば可憐なだけの皇帝のお人形さんというのが定評だった。
 それが見た目だけなら同年齢に近く、知識量は帝国内の誰よりも豊富なリシュカが空いた時間で授業をするようになってからは、元々興味がある分野には意欲旺盛な性格もあってかすぐに知識を吸収していった。
 今ではレオニードとのプライベートの会話でもレオニードが感心する位に議論を重ねられるようになったらしく、レオニードもリシュカに「共にいるだけでも幸福だが、よりルシュカとの暮らしが豊かになった」と感謝している程になっていた。
 恐らくこの質問も、現状を可能な限り把握した上で夫を助けたい心からだろうと判断したリシュカは口を開く。

「戦場となりうる該当地域の避難ですが、人口が多いだけに予定の六割強と言ったところですわ。ドエニプラは人口約四〇万人。現在はそのうちの約二五万人が避難完了しておりますが、市民兵志願と現地に留まりたいと願う約七万人を除く約八万人は間に合うかどうかの状態ですの。恐らくですが、あと二日か三日もしないうちに統合軍戦闘機部隊の空襲もあるでしょうから、微妙なラインですね……」

「そうですか……。これは皇帝陛下も仰っていますが、ドエニプラの死守命令は厳命させてくださいな」

「御意に、皇后陛下。オディッサ、ムィトゥーラウと違いドエニプラは反転攻勢の時間稼ぎに用いますから、参謀本部から前線にも伝えられるでしょう。兵士はともかく、市民は極力犠牲にしたくありません。彼等の復讐心は来るべき時に使えますから」

「ふふ、まあ素敵。復讐の心を火に灯すのはリシュカ、貴女が一番存じていますものね?」

「ええ、皇后陛下。仰る通りですの」

 ふふふ、と微笑み合うリシュカとルシュカ。
 その様子を見ていたレオニードとゾリャーギ男性陣は、

「なあ、ゾリャーギ。リシュカの奴、ルシュカちゃんの隠れてた才能を開花させたんじゃないのか?」

「それは皇帝陛下が一番体感しておられるのではないでしょうか……?」

「まあ、な……。今じゃ軍中枢でも通用する水準になっている」

「そこまでですか……。流石は協商連合で改革の主軸になっていただけあるのでしょう」

「末恐ろしいものだな。同時にあのような傑物を引き入れた貴様には感謝しているぞ」

「勿体ないお言葉です、皇帝陛下」

 蝶よ花よの少女達――見た目だけは――のやり取りを見ていた二人だが、レオニードはすぐに思考を切り替える。

「リシュカ。話が盛り上がっている所悪いが、話を続けてくれ。そうだな、俺の軍の様子はどうだ?」

「これは失礼致しました、皇帝陛下。――ホルソフについては既に先日お伝えした通り、現在約六万いる駐留軍に南部セヴァストゥーポラ等から約一〇万人を向かわせ合計一六万に。『ソズダーニア銃砲兵』部隊は約二〇〇展開させます。人類諸国統合軍の対銃砲兵対策部隊で思いの外損耗させられましたから、ホルソフはこれが限界ですの」

「ゴーレムに乗った魔法兵共だな。あんな奇抜な部隊、大方考えついたのはあちらの英雄だろうよ」

「腹立たしい事この上ありませんが、事実です。諜報機関が現地で情報入手、確認しておりますもの。ねえ、ゾリャーギ機関長?」

「お、おう。リシュカ特別相談役の言うように、オディッサに比べて潜り込みやすいキャエフでは諸国軍兵士達がしきりに話題にしていたと報告がされております」

「ふむ……。思ったよりキャエフの統治状況が良好なのは気に入らんが、末端にまで英雄伝がまた一つ増えたか。で、リシュカ。主目標にされているドエニプラでは参謀本部の指示の下、前線はどうするつもりだ?」

 レオニードとしては、キャエフが亡命政権の本拠地となったとしても上手く行くとは思っていなかった。西部が中央に比較して格差があって目が届きにくいとは言ってもだ。
 ところが、占領され諸種族連合共和国が樹立してから目立った反抗は見受けられないという。これはキャエフにおいて未だ軍と治安統治機構の人員が不足している諸種族連合共和国軍に代わり治安維持を担当している人類諸国統合軍が目立って乱暴を働いていない所がある。
 あれだけの軍勢がいるのだから多少の問題こそ生じているものの、駐留によって一気に滞在人口が膨れ上がったキャエフ周辺は確立された兵站線が支える物資提供と大半が命令を忠実に兵士によって治安は悪くなく兵士達が現地で買い物もするのだから意図的かつ大規模に反乱軍でも動かさない限りは転覆出来ない状態になっていた。
 いくら人類諸国と帝国一般市民の間に差別意識が残っていたとしても、日々食えて思ったより安全に暮らせるのなら別である。戦闘中を除き避難するよりこっちの方がマシだったという落差も相まって、一部を除いた帝国臣民は多少とはいえ差別意識が薄らいでいたのである。
 話を元に戻そう。レオニードの問いに、リシュカは頷くと。

「ドエニプラは元より西部中央の中心都市かつ、一大軍都。帝国中央など各所より集められた師団も合わせて現在約四五万人の将兵をドエニプラ周辺に展開させましたの。ここに市民兵も含めれば数だけならば統合軍とほぼ同数になりますわ」

「上出来だ。しかし、先の戦いも含めて俺の軍も無傷ではない。大規模徴兵令は布告したが、大丈夫なのか? この後もあるだろう?」

「とっておきは残してありますのでご心配なく、皇帝陛下。大規模徴兵によって、全回復は叶いませんでしたが新たに三〇個師団は来月までに編成可能ですわ」

「そうか。歩兵、砲兵等これまでの兵科以外。特殊兵科はどうだ?」

「『ソズダーニア銃砲兵』部隊についてはドエニプラに約六〇〇を投入しますの」

『ソズダーニア銃砲兵』部隊が約六〇〇。これはこの世界における戦車の役目が六〇〇いるということであり、限られた人員で編成されている人類諸国統合軍の『ゴーレム搭乗魔法兵』部隊だけでなく、軍全体としても脅威となりうる数である。
 この数字に、レオニードは顔を明るくさせた。

「おお、六〇〇か!」

「はい、皇帝陛下。ホルソフの分が少し少なくなってしまったのはドエニプラに集中させたのもありますわ。それと、別のソズダーニアも少数ながら投入させます。いわゆる新作ですの」

「いいな! 素晴らしい! これならドエニプラで十分足止め出来るだろう。後の為にも繋がるだろうよ」

「それだけではありません。ようやくですが、空への対策も投入させます。研究所がやや手間取ってしまってい、遅れて申し訳ございません」

「いいや、構わん。いい加減ずっと空までいいようにされているのも気に食わなかった。で、数はいくつだ?」

「約一〇〇でございますわ。これは陸だけでなく海でも運用しますから、今はこれくらいが限界ですの。帝国技研には早期の戦闘機開発を命じておりますが、あと半年は必要かと」

「元から戦闘機開発が難航しているのは知っている。帝国はこの分野は遅れているからな。だが、空のカードが使えるのならばそれでいい。今は、な」

「ええ。参謀本部は少なくとも市街戦対策や毒ガス対策を施したドエニプラは、オディッサやムィトゥーラウに比べて長期戦に持ち込めるとは判断しておりますわ」

「うん、大変結構だ。そうだな、再来月まで持てば上々だろう。冬まで持ちこたえればいい」

 レオニードの冬まで持ちこたえればいいという発言は、かつてならば驚くほど消極的な発言であるだろう。端からここで勝つつもりが無いのかとも思える。
 しかし、何故彼からこのような発言が生まれたのかはこの後の会話で理解出来るといえるだろう。

「冬までについてだが、ゾリャーギ。火種はどうだ?」

「はっ。ロンドリウムの火種は着実に大きくなっています。決行日までであれば、爆発させるに十分な規模になっているでしょう。ロンドリウムは随分と本国の防備体制がおざなりになっておりますから、運搬させている『太陽』も問題無くあちらまで運べるかと」

「よし。ロンドリウムにいるお前の部下達には報酬を弾ませる。諸々必ず成功させろ」

「御意」

「リシュカ、海の方はどうだ?」

「セヴァストゥーポラより連絡は頂いておりますが、決行日までに従来通りのと新しい方両方が確実に出撃可能とのことですわ。欺瞞工作も進行中で、憎い憎いロンドリウムを一泡吹かせてやれるでしょう」

「素晴らしい。そうでなくては、演出された負けの意味が無いからな」

 着々と進む計画に、レオニードは上機嫌になる。
 僅か約三ヶ月の間で妖魔帝国軍は多くの死体の山を築いている。だがそれすらもレオニードやリシュカにとっては想定の範囲内で、悲観など微塵も無かった。
 ゾリャーギは人民を『人的資源』としか計上していない二人と、同じ領域に足を踏み入れつつあるルシュカにかつては戦慄したものの、遂には感覚が麻痺したのか慣れきっていた。今では機関長という重大な職責についているから尚更だった。
 アカツキ達人類諸国統合軍がドエニプラ攻略を目指す中で、帝都では計画の準備完了は目前にまで迫っていた。
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