異世界妖魔大戦〜転生者は戦争に備え改革を実行し、戦勝の為に身を投ずる〜

金華高乃

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第22章 死守せよ、ムィトゥーラウ―オチャルフ絶対防衛線編

番外編6 作中年表1847.1.7-1847.1.31

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 ・1847.1.7
 妖魔帝国軍、ムィトゥーラウから約96キーラまで侵攻。
 なおムィトゥーラウ方面には統合軍45万が、帝国軍55万が展開していた。

 ・1847.1.11
 帝国軍、ムィトゥーラウから約84キーラまで侵攻。
 なお統合軍は帝国軍の再侵攻開始からこの日までに死傷者約21000名。

 ・1847.1.20
 帝国軍、ムィトゥーラウまで約40キーラまで侵攻。帝国軍の侵攻速度が早くなったのは、統合軍が想定の許容範囲内で損耗抑制をした為。

 ・同日
 ココノエの提案で臨時作戦『龍の加護作戦』を発動。アカツキ指揮の部隊による多重迎撃網とアレゼル麾下部隊の援軍、後方支援砲撃及び航空支援により、ココノエは『龍光閃』の発動を成功。
 この魔法により帝国軍の直接的な死傷者は約3000。
 さらに帝国軍はこの作戦後に限定的かつ短時間ではあるものの統合軍に包囲され、帝国軍第8軍は死傷者約12000を生じさせる。

 ・1847.1.21
 未だリシュカが立案した作戦は裁可されず。ゾリャーギが組織トップの諜報機関が実現可能性の調査を名目に故意的に止めていた。

 ・1847.1.25
 この頃に、ようやく連合王国王都・アルネセイラの瓦礫撤去や鉄道や道路などのインフラ復旧が完了。また、2月より臨時首都機能は当面ブルーメルに置くことが正式に決定。軍の中央統合司令本部機能は当面ノイシュランデに置くことが決定。

 ・1847.1.28
 帝国軍、ムィトゥーラウから約20キーラまで侵攻。この日までに『ムィトゥーラウの棺桶作戦』の地雷などは約90パルセント以上まで完了。

 ・1847.1.29
 ムィトゥーラウ郊外の戦い。統合軍は3ブロックに分かれ、北ブロックをアレゼルが、中央ブロックをアカツキが指揮官。南ブロックは副戦線として機能。

 ・同日12時25分
 マーチスの独自魔法発動。しかし、リシュカの『暗黒大帝の盾』を発動。これにより想定を大幅に下回る威力しか発揮出来ず、アカツキは予備プランへ移行。発動。

 ・1847.1.31
 ムィトゥーラウ中心街の各所で戦闘。
 昼過ぎにアカツキはリシュカと交戦。リイナがパラセーラの片腕を斬撃で飛ばすなどするも、リシュカはアカツキやエイジスにココノエとの戦闘を余裕綽々にこなす。
 戦闘継続するも、棺桶作戦の発動準備完了した為、アカツキは突如後退。リシュカは追撃。
 中心街にあるラウンドアバウトまで誘引すると発動。リシュカ以外にも中心街まで侵入した帝国軍の部隊多数が孤立。
 リシュカ自体はオットーに救出されるも、多くの帝国軍部隊が孤立後各個撃破される。
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