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終章 人類諸国の英雄と終焉の堕天戦乙女

第10話 あっけない終焉と終戦

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・・10・・
 反乱軍総司令官副官オットーによる、反乱軍総司令官リシュカの捕縛と場所を事前に通告した上での統合軍への身柄引渡し。身柄引渡しによる終戦の交渉。通信即時相互戦闘停止状態の提案。
 統合軍が大きな衝撃を受けないわけがなく、最も衝撃を受けていたのがアカツキだった。
 通信が入った当初、統合軍はこれを罠ではないかと疑った。当然である。まさかリシュカが自身の側近によって捕縛されるなど誰もが予想出来るはずがなかったからだ。
 だが一〇分、二〇分、三〇分経つと届いた通信が真実味を帯びてくる。
 まず多少のタイムラグはあったものの反乱軍側の戦闘行動が相次いで停止し、前線からも反乱軍から戦闘停止の申し出があるのでどうすればいいかの連絡が届いていた。これに対して統合軍は現場レベルで判断し戦闘を一旦停止。司令部から戦闘停止命令が出された時点で正式な停止状態に移行する事とした。
 さて、戦闘が順次止められた事で統合軍上層部はオットーの通信からのように本当にリシュカが捕縛されたのではないかと思い始めた。ただこの頃はまだ半信半疑だった。
 そこから確信に至らせていたのは、通信が入ってから一時間後の午後三時前だった。
状況把握の為に上空偵察を行っていた戦闘機と召喚士偵察飛行隊が皇帝特別相談役の旗を掲げた車両を発見する。進行方向はその通報を受けたアカツキは当該座標にリシュカがいるかどうかをエイジスに調べさせる。
 結果は、魔力探知によってリシュカの存在を捕捉。非常に微弱な魔力反応しかキャッチ出来ないことから、通信内容にあった魔力拘束具の装着はウソではなく本当である可能性が高いとエイジスは判断。さらに進行方向は指定された引渡し地点であった為にほぼ確定とされた。
 午後三時半。車にリシュカがいるのはほぼ間違いないとなった時点で、アカツキはマーチス元帥に指定地点に向かうのは階級と立場的にも自分である方が適任という名目で向かおうとする。
 マーチス元帥はこれに対してアカツキが名目にした理由は正当性がある――中将であり前線指揮官であり、マーチス元帥の副官でもあること――点と、リシュカが因縁の相手であることを知っていることもありこれを了承。アカツキはリイナやエイジスだけでなく、護衛としてアレン大佐他十数名を引き連れて指定地点へと向かうこととなった。


・・Φ・・
同日
午後6時35分
ホルソフ郊外
反乱軍総司令官副官オットー指定地点付近
 

 最初、その報を聞いた時信じられなかった。だけど、次々と入ってくる報にエイジスの探知で真実であると信じざるを得なかった。
 僕はいてもたってもいられなくなり、この大戦で初めて職権濫用をした。階級や役職的に道理ではあるし、大義名分もあるけれど、本音はどこかでこれが最期になるからだと思ったから。
 兎にも角にも、軍として軍人として正規の手続きを踏んだ上で僕は少数の護衛――合流地点から一キーラ程度離れた所に部隊は控えているから何かあっても直ぐに対応は出来るようにしたけれど――と共に副官オットーが指定した地点へと向かった。
 指定された地点は、ホルソフ中心市街地から約八キーラ地点。前線からあまり離れていない住宅地だった所だった。

「エイジス、降車後は万が一に備えて人間大サイズに。第一解放もすぐに行えるくらいにしておくように」

「サー、マスター」

「アレン大佐」

「はっ」

「魔法銃の安全装置は解除せず、ただし全周警戒。これは戦闘ではないから」

「了解致しました。後背にいる部隊はどうしますか」

「あくまで不測の事態に備えてだから一切攻撃させないよう。僕の命令があるまで何もするなと伝えて」

「はっ。厳命させます」

 エイジスとアレン大佐への命令が、いつもより平坦な声になっている自覚はあった。壮絶な市街戦の果てにあの人が降伏したわけではなく、直接戦闘してからの終わりではなく、あの人が味方に裏切られた末の終わりではないからだろうか。まだあの人と会っていないから、実感も何もなかった。
 ただ一つ分かることは、あの人は誰にも信じられず、誰からも裏切られたことだけ。不思議なことに、ある取引材料の話を聞いてもなお、感情は今のところフラットだった。
 車は指定された地点の傍につく。車内から反乱軍の軍人と思われる者達が見えた。
 車が止まり、僕は厳重な護衛をしているアレン大佐達だけでなく、背後を守ってくださるようにいるココノエ陛下と実朝もいる。合計で二十数人とはいえ、一個連隊どころかそれ以上の戦力だ。反乱軍側が見えるだけで二個小隊、エイジスの観測で掴んでいるもう二個小隊なんてあっという間に消し飛ばせるだろう。
 ただ、そんなことにはもうならないのは僕が降車してからの反乱軍の軍人達の姿勢ですぐに確信した。
 彼等は追い詰められた末の疲弊した今でなお、僕に向けて模範的な帝国式敬礼をしたからだ。その表情を見て、僕は彼等の感情が読み取れた。

 やっと終わらせられる。
 終わらせてもらえる。
 来てくれて良かった。
 本当にありがとう。
 少なくとも今は死なずに済んだ。

 そんな安堵ばかりだった。誰も彼もが延長戦のこの戦いを望んでいなかったかのように。彼等にとっては、反乱軍になる前で戦争は終わっていたんだとでも言わんばかりに。
 僕は無表情のまま、彼等に答礼だけ済ませて移動する。
 目的の人はすぐ見つけた。
 数人の兵士が囲んでいるその先。男がいて、少し離れた所にいた。男はオットーだろう。帝国軍の将官クラスと一目で分かった。
 そして、隣にいるのがあの人だった。
 住宅だったガレキを背にもたれ、魔力を極限まで封じる為の、犯罪者に付けられるような首輪を二つもつけられ、両腕と両脚を何重にも拘束されて、顔を俯かせていたのがあの人、リシュカ・フィブラだった。
 誰もあの人を見ていない。目を向けようともしない。存在していないかのような素振り。
 あれだけの戦いをして。悪魔の所業を数々を行って。挙句、友軍からも見離された。
 そうか、これが、この人の末なのか。
 彼、オットーは僕達の存在にすぐ気付いた。彼が歩き出すとリイナや人間大になっているエイジスが警戒し、彼はすぐに両手を上げてこちらに向かった。
 彼は少しだけ距離を取ったところで口を開いた。

「両手を下げて敬礼を行ってもよろしいでしょうか」

「許可する」

「はっ。感謝します」

 彼は言葉を続けて、

「帝国特別相談役付副官、オットー・デゴルスキーです。人類諸国統合軍総司令官付筆頭副官、アカツキ中将閣下。この度は多大なる温情を頂きこの場で話すことを許して頂き感謝致します」

「挨拶ご苦労。連合王国軍中将、アカツキ・ノースロードだ。後ろにおられるは、光龍皇国龍皇ココノエ陛下。陛下のご希望もあり、この場におられることになった」

 僕が紹介すると、オットーは恭しく敬礼しココノエ陛下は頷くだけで済ませた。

「オットー少将、私の背後には精鋭一個大隊だけでなくさらにその後ろにも部隊は控えさせたままにしてある。貴官等と我々統合軍の交渉により全前線は一時的戦闘停止状態にあるが、何か間違えを犯せば即戦闘開始とする。問題ないね?」

「はっ。はい。問題ありません。この場に愚かな間違いを犯す者は誰もおりません。皆、終わりを望んでおります」

「そう。ところで、彼女に近づいてもいいか?」

「…………構いませんが、何かございましたか」

「特に。あ、いや、ある。命令だ。両手と両脚を縛っている縄を解け」

「……は?」

「解け。どうせ武装解除してあるだろうし、首輪を二つも付ければ法撃なんて不可能だ。それに、隣にはリイナとエイジスが控えている。直衛の部下もいる。ココノエ陛下や実朝は言うに及ばずの実力者。死ぬわけが無い」

「しかし、いいのですか」

「やれ。命令だ」

 僕は静かに、ただ睨んで言うとオットーは血相を変えて自身の部下にあの人を縛っている縄を解こうとする。
 彼の部下は、嫌々ながら行った。

「これでよろしいでしょうか」

「ご苦労。そうだ、彼女と話す前に貴官に問う。拒否権は無い。いいね」

「はっ。なんなりと」

「どうしてリシュカ・フィブラを。上官を僕達に差し出した。僕が言うのもおかしな話だけど、あそこにいるのは上官のはずだけど」

 意外な事を問われたとでも思ったのだろうか、別の、もっと普通の質問をされるかと思っていたのか。オットーは少し目を見開いたけれど、すぐに理由を話し始めた。

「…………戦争を、終わらせたかったのです。統合軍の要職たる閣下の前でこれを話すのは失礼極まりない事を許して頂きたいのですが、小官は帝国が戦争を遂行する為に身を捧げて参りました」

「同じ軍人として理解だけはするから気にしないで」

「はっ。感謝致します。小官は、リシュカ特別相談役と共に戦場にいました。尊敬もしておりました。途中まで、リシュカ特別相談役は帝国の勝利の為に軍務を遂行しておりました。しかし、特別相談役が徐々におかしくなっていた事に違和感を抱いておりました。最終的には、見ていられなくなるほどに。理由は分かりませんが、アカツキ閣下、貴方への復讐だけしか見ていないように思えました……」

 僕への復讐、か。
 復讐の為だったのか。
 色々な感情が湧いて出そうになるけれど、僕はそれを抑え込んだ。

「そう。続けて」

「はい。私が思い立ち決意したのは最近です。ホルソフの戦いが始まってから。いや、その前の反乱軍となってしまう所からだったかもしれません。数年前から今年の初めくらいまでは、特別相談役は部下を駒として見てはいても、まだ軍人でした。しかし、オチャルフ以降はもう、軍人ではなく、ルシュカ陛下がああなされてからは、もう……。自分達への暴言だけではありません、数々の暴挙、これは捕虜になってから全て話しますが、とにかく私は考えたのです。このままでは、無実とまでは言わないまでも無理やり従わされた者達が最後の一人になってまでも、戦わされるのではないかと。数万、十数万の命が死んでいくのではないかと……。私は軍人ですから、命令には従います。ですが、このホルソフには大義も何もありませんでした。全て、特別相談役だけの暴走に等しかったのです」

「そう。で、あのようにしたと」

「はい。どうやら私はまだ僅かには信用されていたのでしょうか。捕縛は多少手荒にはなりましたが、上手くはいきました。目の辺りの包帯はその時のものです。オチャルフの時もあの辺を負傷してましたが」

「分かった。そこまででいい。貴官の処分なりなんなりは全て後だ。まずは、彼女と話す。取引内容についてもそれから。僕は本件の全権を委任されているけれど、最終決定が届いていない。帝国と貴官達は裏でやり取り済みらしいけれど」

「了解、致しました」

 僕はそれだけを伝えると、リイナとエイジスと共にあの人の所へ向かう。彼女周辺の数十メーラは誰もいないし近付こうともしないから、多少僕とあの人に、真実を知っているリイナやエイジスだけなら問題ないだろうと判断する。
 僕はゆっくりと歩く。そして、彼女の目の前に着くと、やっと、やっとあの人は顔をこっちに向けてくれた。
 痛々しい右目を覆う包帯。やつれた顔。目の下には深く刻まれたクマ。そして、全てに絶望しきった瞳。
 変わり果てた、あの人だった。

「………………クソ英雄。嫁、それと人形」

「ええ」

「………………何しに来た」

「今は、話に来ただけです。ああでも、何となく察してはいるでしょう」

「………………私を差し出して、戦争を終わらせるんだろ」

「その通りです。貴官の立場は問うまでも無いでしょう」

「…………ルシュカのクソッタレが私を裏切って、みんなみんな私を裏切って、オットーの野郎までも裏切って、私は生贄にされたんだろ」

「………………」

 ああ、ダメだ。やっぱりダメだ。
 この人は、僕の知っているあの人じゃなくなっていた。途中から気付いていたし、違うなんて言えるわけもなかったし、それでもどこかであの人はまだあの人だなんて信じていたけれど、違ってた。
 もう目の前にいる人は、あの人の外見の何かになってたんだ。
 復讐で変わり果ててしまった、それでも僕は今でもあの人だと信じていたい何かに。

「それで、私はどうなるんだよ…………」

「帝国は貴官を『戦死』した事にして、この戦いに幕を引くつもりです。ここに少数の帝国軍しかおらず、我々も僅かしかいないのはそういう事です。統合軍つまり私がここに訪れているのも、外聞的には貴官が『戦死』したことで、副官のオットー少将が戦闘の終結をしたいから彼が代理として訪れ、交渉に入ったことになっています」

「…………『戦死』。は、ははは、ははははは……。そういう、こと」

 リシュカは何かを察したように、虚しく笑うだけだった。
 そう、取引というのが今の内容なんだ。
 帝国は叛逆者をこのままにしたくないだけでなく、生かしたくもないらしい。皇帝レオニードの数々の悪行は免れないが、この人が指示したり主導したりした戦犯はそのまま擦り付けたいらしい。
 反乱軍も反乱軍で、自分達はリシュカに無理矢理従わされた――諜報の結果、大抵それが本当の事は僕達も知っている――から戦闘を続行しただけで、直接的な罪は受けるけれどもこの人からの命令はこの人の罪にしたいとのこと。
 まあ、確かに生贄だ。生贄だけど、あんまりだった。しかし、戦争は確かに終わるのは間違いないし、今日これで大戦は終結するし、統合軍も帝国軍も誰も死なないし傷つかない。
 つまり、この件を極小数しか知らずに闇に葬っておけばみんなみんな都合が良いという非常に身勝手な話だった。
 だけど、最後まで判断を保留しているのは僕達統合軍だった。この件を知っているのはマーチス元帥や僕などごく僅か。ただ、『戦死』扱いとして終わらせるのか、戦争のルールに則って捕虜にした上で裁判を通じて裁くのかを迷っていたんだ。
 でも僕は、法廷で裁くことは無いんだろうと思ってしまっていた。
 帝国とは捕虜に関する条約まではあっても、軍事裁判に関する条項までは『今は』整えられていないから。要するに、今ここでどうなっても別の正当性を掲げれば問題は無いから。

「私は、つまり、そういうこと……」

「はい。統合軍は生きて裁くべきか、帝国と共に全世界的にこの件を永遠の闇に葬ってでも終わらせるべきか保留にしています。しかし、裁判は無いでしょう。貴官が生きているのは、危険すぎるから……。裁判の為の移送中に、何かしでかされたくないから……」

「そっか…………、そっか…………」

「申し訳ありません……」

「…………何で、何でお前が謝るんだよ」

「我々が守るべき多くの市民の命を奪い、大切な部下の命を奪い、数多くの仲間の命を奪った敵国軍人とはいえ、いかに戦犯になる人物であれ、生きて裁判で裁くべきだと、思って…………」

 ああ。
 ああクソ。
 クソッタレ。
 どうして、どうして僕は泣きそうなんだよ。
 僕はアカツキ・ノースロードなのに。連合王国貴族で、連合王国軍人なのに。軍が『戦死』で終わらせると決めたのなら、命令を遂行すべきなのに。
 どうして。
 どうして僕は、泣きそうなんだよ。

「…………お前さ、さては、二人は知ってるな?   だから、この場には他にいない」

「…………はい。仰る通りです。ある事を境に伝えました。他にも僅か数人だけ知っていますが、それだけです。皆、死ぬまでこの件は秘密にしてくれるとも」

「………………そう。お前には、いたんだ。私達の境遇を伝えられる、人が…………。腹が立つ、なあ。憎々しい、なあ」

「はい…………」

「やっぱり、やっぱり、私は、お前が大嫌いだよ、高槻…………。自分ばっかり、恵まれやがって…………。私は、私には、何もないのに…………」

「…………貴女が招いた結果ですよ、『中佐』」

「…………クソッタレ。この世界も、全てが全てが大っ嫌いだ」

「……………………」

『マスター、マーチス元帥よりワタクシに向けて秘匿通信です』

『内容は』

『内容は、『本件は全てを棺桶の中に。我々は生きたものを裁かなかった罪を背負うことで、人類諸国の平和を手に入れる。全ては平和の為だ。すまない』とのこと』

『分かった』

 全てが決まった。
 上官の命令だ。上官の命令なんだ。
 命令、なんだよ……。

「『戦死』です。中佐」

「……………………そう」

 どうやら今の件は周りにも伝わったらしい。
 多重で防音魔法が施された。ここの出来事はここにいる人以外に誰にも伝わらない。
 だったらせめて。僕が終わらせよう。
 アレン大佐やオットーが近付こうとするが、僕は首を横に振る。
 僕は腰に装着しているホルスターから、士官以上の者が持つ拳銃を取り出した。魔力も伴わない、隠匿するならベストの手段。
 一発で楽に出来る、けれども戦死を装うなら適した手段としても。

「最期に何か、残す言葉は。僕は死ぬまでずっと、覚えて……っ」

 せめて、せめて何か言ってくれるかと思っていた。
 中佐が、如月中佐が何か言ってくれると思っていた。
 でも、違った。
 僕を見つめる中佐は、莉乃さんは。
 僕を見つめていなくって。その先を見ているようで。
 しかも、虚ろに小さく微笑んでいた。



「今、逝くね。愛しい、私の――」

「…………っ」

 中佐が言い切ってから銃声は放たれた。
 最期に彼女が残した言葉は、前世で死んだ部下でもなく、親類でもなく、ましてや僕でもなく。
 中佐が愛していたけれど死んでしまった恋人の名前だった。
 僕はこの時どんな顔をしていたんだろう。きっと戦争が終わって喜んだ顔ではないだろう。
 後になって随分経ってからも、僕は唯一知っているリイナやエイジスに聞けなかった。

 でも、戦争は終わった。
 何百万もの命を奪った大戦は終わった。

 一八四七年五の月十八の日。
 第二次妖魔大戦は確かに終わりを告げたのだった。









戦争は時にあらゆる思惑が混じりあっけなく終わる。
それはある意味で、劇的な戦闘を経た終わりが王道の『個』同士の戦闘が終焉であるかと語るように。

大戦は終結しました。
これよりは終戦と後日談。
あとほんの少しだけお付き合いください。

今回の挿絵をえせるさん(TwitterID:ethels4n)に描いて頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。
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