59 / 86
第五十九話 ダンジョン攻略
しおりを挟む
ヒノは直ぐ翌日に行くのかと思ったら、メイは学校を休みたくないという理由で休みの日に行く事になった。
ダンジョンの場所は森の精霊のシロとクロが知っている場所にした。
ダンジョンは街とメイの家の中間位の所にあった。
「メイちゃんは、待っていて下さい」
ヒノが先行してダンジョンに入った。
ダンジョンの中は黒い霧が充満していた。
「デラさんの言うとおりだわ」
ヒノは、直ぐに外に出るとメイに、
「デラさんの言うとおり黒い霧がありました」
中の様子を伝えた。
「じゃあ全員で入りましょう」
今度はメイが先頭で中に入った。
中の黒い霧は我先にメイに吸い込まれた。
「すごいですねー」
ヒノが感動している。
「今の霧の量では、魔力がたいして回復しませんね」
メイが少し残念そうに話した。
「そ、そうなのですか」
ヒノが驚いた。
「ぎゃあああーーー」
ダンジョンの下の階層から悲鳴が聞こえた。
「クロちゃん、光を下さい」
メイがいうと、クロが姿を現して周囲を照らした。
一階層は外からの光があるが、二階層からは光が全くなくなる。
そのためクロに発光して貰ったのだ。
ちなみにシロは発光が出来ない。
そしてメイは、赤い服に着替え透明になった。
「では行きましょう」
直ぐ下の階には誰もいなかった。
下の階には黒い霧が有りメイの体に引き込まれた。
さらにその下に降りると三十人近い人がいた。
ゴブリンの群れに囲まれて苦戦している。
「おおおー、ガド様だーー」
「ガド様が来て下さったぞーー」
白い光とともに現れた三人の姿を見ると、モンスターと戦っている登録者達が活気づいた。
松明の明かりで戦っているが、黒い霧の為にほとんど暗闇だったのだ。
メイが来たことにより黒い霧はどんどん薄くなっていった。
「デラ、ゴブリンを殺さないように攻撃して下さい。先生はとどめを刺して下さい」
「おう」
「はい」
ゴブリンは、デラにかかるとネズミ退治かと思えるほど、楽々倒していった。
とどめをヒノが刺すと、次々レベルが上がっていった。
「先生って、レベルが低いのですか?」
メイが疑問をヒノにぶつけた。
クロの白い光に照らされたヒノの顔は真っ赤になっていた。
「あるじ、この部屋は終った」
「では、下へ行きましょう、下へ行くほど霧が濃いです。それに先生のレベルアップをしておきたいですし」
「はっ」
デラがうやうやしく頭を下げた。
「倒したモンスターは皆さんで運んで下さい、私には必要ない物ですから」
メイは後ろで様子を見ている登録者に、倒したモンスターをあげてしまった。
ダンジョンは下の階に行けば難易度が高くなる。
黒い霧は濃度を増している。
クロの光でも、ほとんど辺りを照らすことが出来なかった。
だがメイがしばらく立っていると、黒い霧は消えていく。
「いい感じで魔力が回復してきました」
この階からゴブリンが一回り大きくなっているが、デラとヒノは苦労もせず倒していく。
そして二十階層まで行ったところで、ヒノが休憩を求めた。
この頃になると、街の登録者まで総出になって、倒したモンスターを運び出している。
「皆さん、少し休憩します、一人三個おむすびを配りますので食べて下さい。水は置いておきますので好きなだけ飲んで下さい」
こうして休み休みではあったがダンジョンを攻略してしまった。
ヒノはここでのモンスターの経験値を独り占めしてレベルを上げまくった。
「では帰りましょう」
英雄ガドが洞窟を出ると登録者から拍手と歓声が起っていた。
ダンジョンの場所は森の精霊のシロとクロが知っている場所にした。
ダンジョンは街とメイの家の中間位の所にあった。
「メイちゃんは、待っていて下さい」
ヒノが先行してダンジョンに入った。
ダンジョンの中は黒い霧が充満していた。
「デラさんの言うとおりだわ」
ヒノは、直ぐに外に出るとメイに、
「デラさんの言うとおり黒い霧がありました」
中の様子を伝えた。
「じゃあ全員で入りましょう」
今度はメイが先頭で中に入った。
中の黒い霧は我先にメイに吸い込まれた。
「すごいですねー」
ヒノが感動している。
「今の霧の量では、魔力がたいして回復しませんね」
メイが少し残念そうに話した。
「そ、そうなのですか」
ヒノが驚いた。
「ぎゃあああーーー」
ダンジョンの下の階層から悲鳴が聞こえた。
「クロちゃん、光を下さい」
メイがいうと、クロが姿を現して周囲を照らした。
一階層は外からの光があるが、二階層からは光が全くなくなる。
そのためクロに発光して貰ったのだ。
ちなみにシロは発光が出来ない。
そしてメイは、赤い服に着替え透明になった。
「では行きましょう」
直ぐ下の階には誰もいなかった。
下の階には黒い霧が有りメイの体に引き込まれた。
さらにその下に降りると三十人近い人がいた。
ゴブリンの群れに囲まれて苦戦している。
「おおおー、ガド様だーー」
「ガド様が来て下さったぞーー」
白い光とともに現れた三人の姿を見ると、モンスターと戦っている登録者達が活気づいた。
松明の明かりで戦っているが、黒い霧の為にほとんど暗闇だったのだ。
メイが来たことにより黒い霧はどんどん薄くなっていった。
「デラ、ゴブリンを殺さないように攻撃して下さい。先生はとどめを刺して下さい」
「おう」
「はい」
ゴブリンは、デラにかかるとネズミ退治かと思えるほど、楽々倒していった。
とどめをヒノが刺すと、次々レベルが上がっていった。
「先生って、レベルが低いのですか?」
メイが疑問をヒノにぶつけた。
クロの白い光に照らされたヒノの顔は真っ赤になっていた。
「あるじ、この部屋は終った」
「では、下へ行きましょう、下へ行くほど霧が濃いです。それに先生のレベルアップをしておきたいですし」
「はっ」
デラがうやうやしく頭を下げた。
「倒したモンスターは皆さんで運んで下さい、私には必要ない物ですから」
メイは後ろで様子を見ている登録者に、倒したモンスターをあげてしまった。
ダンジョンは下の階に行けば難易度が高くなる。
黒い霧は濃度を増している。
クロの光でも、ほとんど辺りを照らすことが出来なかった。
だがメイがしばらく立っていると、黒い霧は消えていく。
「いい感じで魔力が回復してきました」
この階からゴブリンが一回り大きくなっているが、デラとヒノは苦労もせず倒していく。
そして二十階層まで行ったところで、ヒノが休憩を求めた。
この頃になると、街の登録者まで総出になって、倒したモンスターを運び出している。
「皆さん、少し休憩します、一人三個おむすびを配りますので食べて下さい。水は置いておきますので好きなだけ飲んで下さい」
こうして休み休みではあったがダンジョンを攻略してしまった。
ヒノはここでのモンスターの経験値を独り占めしてレベルを上げまくった。
「では帰りましょう」
英雄ガドが洞窟を出ると登録者から拍手と歓声が起っていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる