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激闘編
第二百八十二話 青き美少女戦士
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「むふーー!! むふうぅーーっ!!」
マスクの中でスケさんの鼻息が荒々しく聞こえます。
「どうですかスケさん。戦って見て?」
大殿は、普通の様子でスケさんに質問しています。
まわりはガチャガチャ具足の音がして、槍を構えた滝川の兵士が蟻一匹逃がさないように包囲を固めています。
急がないと、逃げる事が出来なくなります。私の方が少しあせっています。
「そうですねぇ。熊野の強化が無ければ危なかったかもしれません。フー、フーーッ!!」
「ふふふ」
大殿は興奮状態のスケさんの返事を聞いて満足そうに笑いました。
「ふふ」
スケさんも笑っています。
「そうですか。スケさんは満足出来た様ですね。次はカノンちゃんに任せましょうか」
「えっ!?」
超美少女のカノンちゃんが、驚いた表情で大殿を見つめました。
この美少女は、歳は11才か12才位、顔立ちはあずさ様を知らなければ日本一の美少女と呼べるほどの顔立ちです。
口元はヒマリ様に似ていますが、目元がぱっちりしています。優しそうなヒマリ様と違って、頭が切れるかしこそうな超美形です。私的にはメガネが似合いそうに思います。
「一益は、カノンちゃんに任せると言うことです。油断しなければ大丈夫です」
「は、はい」
「では、皆さん。一益軍も用意が整ったようです。今回も不殺でお願いしますよ」
「はっ! オイサスト! シュヴァイン!」
二人を除いて全員が変身しました。
「えーーっ!! 全員が変身したーー!!」
変身出来ない久美子さんと永子さんが驚いています。
上杉様一行は全員がアンナメーダーマンアクアです。
そして、ミサ様は天使のような後ろに羽のある装備を付けています。
そして、私達古賀忍軍は、全身真っ黒の忍者装備です。
アド様は全身真っ黒な猫耳メイド装備です。
「古賀忍軍は、アンナメーダーマンアクアの影に隠れながら直撃を受けないように戦ってください。アンナメーダーマンアクアを斧に例えるなら、皆さんはカミソリです。強い力に耐えられる装備ではありません。ミサは、久美子さんと永子さんを結界で防御してください」
「わかったわ」
ミサ様が返事をすると、久美子さんと永子さんのまわりに透明のドームが出来た様です。
「では、カノンちゃん以外、やって下さい」
「おおーーーーっ!!」
一番速かったのはアド様です。
一瞬で滝川兵の分厚いところに飛び込みました。
「ニャッ! ニャッ! ニャッ!」
声の度に敵兵が五、六人吹飛びます。
遅れて、上杉様、スケさん、カクさん、響子さんが敵兵の中に飛び込みます。
古賀忍軍は数人ずつアンナメーダーマンアクアの後ろに付き従います。
私は、響子さんの後ろに付き従います。
アンナメーダーマンアクアも、男性用と女性用では少し違います。
女性用は、短いフリフリのスカートがついていて、動く度にエッチなパンツが顔を出します。
その度に敵兵の視線がパンツに集ります。
男って奴はどうしようもありませんね。
本能のような感じでチラチラ見ています。
おかげで、隙が出来てとても戦いやすいです。
まさか、大殿はエッチな意味では無く、この隙を作るためにこのようなコスチュームの形状にしたのでしょうか。
恐らくそれに間違いありません。さすがです。
響子さんは、わかっていてやっているのでしょう。
時々自ら、スカートをピラピラしています。
「くそーーっ、なんだこいつら、攻撃が当っているのに傷一つつかねえー!」
「ぎゃーーーっ!!」
「ぎゃっ!!」
「ぐわっ!!」
敵の攻撃は、アンナメーダーマンアクアにはまるで効果が無いようです。
次々敵兵が倒れていきます。
もちろん、手加減して攻撃しています。
失神する程度に止めています。
五百人以上いた敵兵が、すでに半分ぐらいになっています。
「ひゃーーはっはっはっ!! 八百人の武装した兵士がいて、一人も仕留められないとは恐れ入ったぜ!! 負けちゃいそうで、泣けるぜ!!!!」
一益が良く通る声で笑いながら言いました。
でも、そこには余裕が感じられます。
おそらく慶次郎よりは強いという自信でしょうか。
まさか、一人で全員を倒せるという自信なのでしょうか。
「てめーの相手は、この美少女だ!!」
大殿がカノンちゃんを見ながら言いました。
カノンちゃんはマスクを消して素顔を出しました。
本当に大丈夫でしょうか。
見た目はどう見ても小学六年生ですよ。
「ほおっ! また、べっぴんさんじゃねえか」
「ま、まあ!」
頬に手をやって、照れています。
でも照れ方が、おばさんくさいです。
「まあ! じゃねえんだよ!! この俺をなめているのか。ぶち殺すぞ!!」
「ふふ、出来る物ならやって見ろ!!」
「オイサスト! シュヴァイン!」
再び、アンナメーダーマンアクア、カノンバージョンになりました。
美少女フギュアのような美しいアンナメーダーマンアクアです。
縁側から庭にトンと飛び降りました。
パサッ
「えっ!!」
まるでこの場所から、全ての時間が止まったような瞬間がおこりました。
……
凍り付いたように静寂があたりを包みます。
……
「きゃーーーーーーーっっ!!!!!!」
カノンちゃんが静寂を破りスカートを押さえました。
そうです。カノンちゃんのエッチなパンツが地面に落ちたのです。
サ、サイズでも合っていなかったのでしょうか。
落ちたパンツは、私の装備のどのパンツよりエッチなやつです。
小学生がはくにはエッチすぎです。
り、倫理的にアウトです。
「ふーーむ、若返ったからサイズが合わなかったんだな。まあでもああ見えてカノンちゃんは十八才以上だからセーフだな。っていうか、コスチュームを着ているのだからそもそも何も見えていません」
「そそそ、そうでした。丸見えになったかと思ってあせってしまいました」
あ、あせったのはこっちですよ。
「ほら、カノンちゃん。これ!」
「は、はい。ありがとうございます」
なんで、大殿は普通に少女用の下着を持っているのですかー。
そんで、恥ずかしそうにそこで生着替えですかー。
「おおおぉぉぉーーーっ!!」
戦闘中にもかかわらず、兵士達から声が聞こえました。
コスチュームの上にパンツをはくだけなのに、すごくエッチです。
カノンちゃんはスカートの中に見えない様にパンツをあげて行きます。
スカートが前と後ろは隠していますが、横だけは丸見えです。
って、コスチュームの上ですから、丸出しにしても何も見えませんからね。
まさか、カノンちゃん。わかってやっているのですか?
恐ろしい子です。
おかげで、この間に滝川兵が百人ほど倒されました。
本当に男って馬鹿なのでしょうか。
パンツをはき終ったカノンちゃんはその場でくるりと回りました。
スカートがひるがえり中身が丸出しになりました。
「おおっ!!」
さらに追加で五十人ほど倒されました。
男って、馬鹿ばっかです。
マスクの中でスケさんの鼻息が荒々しく聞こえます。
「どうですかスケさん。戦って見て?」
大殿は、普通の様子でスケさんに質問しています。
まわりはガチャガチャ具足の音がして、槍を構えた滝川の兵士が蟻一匹逃がさないように包囲を固めています。
急がないと、逃げる事が出来なくなります。私の方が少しあせっています。
「そうですねぇ。熊野の強化が無ければ危なかったかもしれません。フー、フーーッ!!」
「ふふふ」
大殿は興奮状態のスケさんの返事を聞いて満足そうに笑いました。
「ふふ」
スケさんも笑っています。
「そうですか。スケさんは満足出来た様ですね。次はカノンちゃんに任せましょうか」
「えっ!?」
超美少女のカノンちゃんが、驚いた表情で大殿を見つめました。
この美少女は、歳は11才か12才位、顔立ちはあずさ様を知らなければ日本一の美少女と呼べるほどの顔立ちです。
口元はヒマリ様に似ていますが、目元がぱっちりしています。優しそうなヒマリ様と違って、頭が切れるかしこそうな超美形です。私的にはメガネが似合いそうに思います。
「一益は、カノンちゃんに任せると言うことです。油断しなければ大丈夫です」
「は、はい」
「では、皆さん。一益軍も用意が整ったようです。今回も不殺でお願いしますよ」
「はっ! オイサスト! シュヴァイン!」
二人を除いて全員が変身しました。
「えーーっ!! 全員が変身したーー!!」
変身出来ない久美子さんと永子さんが驚いています。
上杉様一行は全員がアンナメーダーマンアクアです。
そして、ミサ様は天使のような後ろに羽のある装備を付けています。
そして、私達古賀忍軍は、全身真っ黒の忍者装備です。
アド様は全身真っ黒な猫耳メイド装備です。
「古賀忍軍は、アンナメーダーマンアクアの影に隠れながら直撃を受けないように戦ってください。アンナメーダーマンアクアを斧に例えるなら、皆さんはカミソリです。強い力に耐えられる装備ではありません。ミサは、久美子さんと永子さんを結界で防御してください」
「わかったわ」
ミサ様が返事をすると、久美子さんと永子さんのまわりに透明のドームが出来た様です。
「では、カノンちゃん以外、やって下さい」
「おおーーーーっ!!」
一番速かったのはアド様です。
一瞬で滝川兵の分厚いところに飛び込みました。
「ニャッ! ニャッ! ニャッ!」
声の度に敵兵が五、六人吹飛びます。
遅れて、上杉様、スケさん、カクさん、響子さんが敵兵の中に飛び込みます。
古賀忍軍は数人ずつアンナメーダーマンアクアの後ろに付き従います。
私は、響子さんの後ろに付き従います。
アンナメーダーマンアクアも、男性用と女性用では少し違います。
女性用は、短いフリフリのスカートがついていて、動く度にエッチなパンツが顔を出します。
その度に敵兵の視線がパンツに集ります。
男って奴はどうしようもありませんね。
本能のような感じでチラチラ見ています。
おかげで、隙が出来てとても戦いやすいです。
まさか、大殿はエッチな意味では無く、この隙を作るためにこのようなコスチュームの形状にしたのでしょうか。
恐らくそれに間違いありません。さすがです。
響子さんは、わかっていてやっているのでしょう。
時々自ら、スカートをピラピラしています。
「くそーーっ、なんだこいつら、攻撃が当っているのに傷一つつかねえー!」
「ぎゃーーーっ!!」
「ぎゃっ!!」
「ぐわっ!!」
敵の攻撃は、アンナメーダーマンアクアにはまるで効果が無いようです。
次々敵兵が倒れていきます。
もちろん、手加減して攻撃しています。
失神する程度に止めています。
五百人以上いた敵兵が、すでに半分ぐらいになっています。
「ひゃーーはっはっはっ!! 八百人の武装した兵士がいて、一人も仕留められないとは恐れ入ったぜ!! 負けちゃいそうで、泣けるぜ!!!!」
一益が良く通る声で笑いながら言いました。
でも、そこには余裕が感じられます。
おそらく慶次郎よりは強いという自信でしょうか。
まさか、一人で全員を倒せるという自信なのでしょうか。
「てめーの相手は、この美少女だ!!」
大殿がカノンちゃんを見ながら言いました。
カノンちゃんはマスクを消して素顔を出しました。
本当に大丈夫でしょうか。
見た目はどう見ても小学六年生ですよ。
「ほおっ! また、べっぴんさんじゃねえか」
「ま、まあ!」
頬に手をやって、照れています。
でも照れ方が、おばさんくさいです。
「まあ! じゃねえんだよ!! この俺をなめているのか。ぶち殺すぞ!!」
「ふふ、出来る物ならやって見ろ!!」
「オイサスト! シュヴァイン!」
再び、アンナメーダーマンアクア、カノンバージョンになりました。
美少女フギュアのような美しいアンナメーダーマンアクアです。
縁側から庭にトンと飛び降りました。
パサッ
「えっ!!」
まるでこの場所から、全ての時間が止まったような瞬間がおこりました。
……
凍り付いたように静寂があたりを包みます。
……
「きゃーーーーーーーっっ!!!!!!」
カノンちゃんが静寂を破りスカートを押さえました。
そうです。カノンちゃんのエッチなパンツが地面に落ちたのです。
サ、サイズでも合っていなかったのでしょうか。
落ちたパンツは、私の装備のどのパンツよりエッチなやつです。
小学生がはくにはエッチすぎです。
り、倫理的にアウトです。
「ふーーむ、若返ったからサイズが合わなかったんだな。まあでもああ見えてカノンちゃんは十八才以上だからセーフだな。っていうか、コスチュームを着ているのだからそもそも何も見えていません」
「そそそ、そうでした。丸見えになったかと思ってあせってしまいました」
あ、あせったのはこっちですよ。
「ほら、カノンちゃん。これ!」
「は、はい。ありがとうございます」
なんで、大殿は普通に少女用の下着を持っているのですかー。
そんで、恥ずかしそうにそこで生着替えですかー。
「おおおぉぉぉーーーっ!!」
戦闘中にもかかわらず、兵士達から声が聞こえました。
コスチュームの上にパンツをはくだけなのに、すごくエッチです。
カノンちゃんはスカートの中に見えない様にパンツをあげて行きます。
スカートが前と後ろは隠していますが、横だけは丸見えです。
って、コスチュームの上ですから、丸出しにしても何も見えませんからね。
まさか、カノンちゃん。わかってやっているのですか?
恐ろしい子です。
おかげで、この間に滝川兵が百人ほど倒されました。
本当に男って馬鹿なのでしょうか。
パンツをはき終ったカノンちゃんはその場でくるりと回りました。
スカートがひるがえり中身が丸出しになりました。
「おおっ!!」
さらに追加で五十人ほど倒されました。
男って、馬鹿ばっかです。
応援ありがとうございます!
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