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あずさと札幌ライフ
第三百九十三話 人質
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翌朝の闇市は静かだった。
「今日はやけに静かじゃ無いか。他の屋台は全員留守だねえ。どこに行っちまったんだい?」
朝一ばあさんが来てくれた。
他にも数人の婦人が来ている。
どうやら、来ないで欲しいというのが伝わっていない人がいるようだ。
「ああ、すまない。親分と、もめちまってね。今日は休みにしたんだ。でも、せっかく来てくれたんだ。これを持って行ってくれ」
俺は、ばあさんの鍋にお米と玉子と野菜を入れた。
「無料でやっているのが気に入らなかったのかい?」
「ああ、売り上げの全部をよこせと言われたよ。払えないのなら、屋台の物資を取り上げるなんて言うから、追っ払ってやった」
「そんなことをして大丈夫かい?」
「謝ったら許してくれないかなあ」
「ふふふ、それで許してくれるなら苦労しないよ。あいつらは、悪魔のような奴らだ。人でなしだ。でも、奴らがいないと生きていけないしねえ」
「苦労をかけるなあ」
「やだねえ、八兵衛さんのせいじゃないよ」
「ふふふ……俺達は大丈夫だ! ここに居ると危ねえから、俺達の事は気にしないでさっさと帰ってくれ」
「そうかい、じゃあそうさせてもらうよ。八兵衛さん……」
ばあさんと他の早起きのご婦人達が、何度も振り返りながら闇市を出て行った。
なぜか底辺で生きている人は温かい。そして、礼儀も節度も持っていて、何より我慢強い。
そんな人間が、苦労ばかりする社会は間違っている。
「――なんで助けようとしねえのかなあー」
俺は考えていることが口から出てしまった。
「ふん、政治家もヤクザ者も自分たちが贅沢をすることしか考えていねえからだ」
残虐大臣がそれに答えた。
俺が、そんなことを考えていると、がらの悪い連中がゾロゾロやって来た。
「ひゃははは、八兵衛! バカ共がゾロゾロやって来たぞ」
残虐大臣が笑っている。
「すげえなあ。これを見ても全くひるんでねえぞ」
先頭を歩いてきた四人の男の一人が言った。
一目見ただけで、このあたりの闇市をしきっている親分衆だとわかる。
屋台のおやじ達も後ろに紛れ込んでいる。
全部で百五十人程連れて来ているのだろうか。
「おい、てめえら、何の余裕かしらねえが、このあたりにゃあ警察はいねえぞ。それどころか、政府には売り上げの一部を納めている。政府は俺達の味方だ。観念するんだな」
一番背の高い親分が言った。
「くそう、北海道国の政府はどこまで腐っているんだ。闇市の売り上げまで奪いとっているのかよう! くそっ! くそがあっ!! お前達は薄いお粥を大事そうに食べる人達を見ているのだろう。それを見て何も思わないのかーー!!」
「ひゃはははははーー!! てめーはバカなのか。おもしれえと思っているに決まっているじゃねえか」
一番背の低い親分が言った。
「ひゃあぁはっはっはっはっはーーーー!!!!
他の三人の親分が笑っている。
俺は残虐大臣の顔をチラリと見た。
表情は変わらなかったが、少なくとも笑ってはいなかった。
「八兵衛! お前の目には俺も奴らと同じにうつっているのか?」
残虐大臣が、チラリと見たことに気が付いたようだ。
「ふふふ、同じですなあ。いや、政府にいる奴らは、あいつらよりもっと質が悪い」
「なるほどなあ。八兵衛! 底辺の下民達は、皆あのように行儀正しく、苦しい生活の中、明るく強く生きているのか?」
恐らく朝一ばあさん達の事を言っているのだろう。
「ふふふ、そうです。大臣も聞いた事があって知っているのでしょう。1945年8月15日からの日本を。あの時も世界一のどん底から這い上がった。今の底辺を生きている人達も同じどん底の日本人です。ですがタフで強い日本人だ。見ていてください、ここから再び立ち上がりますよ」
俺は、ユキちゃんのお母さんに視線を移した。
そして付け足して言った。
「死ぬ直前まで自分の子供を生かす事を考える人達です。日本人は最強ですよ」
「そうか。自分が生きるために子供を捨てることをしないのか」
「そうですね。彭城の戦いとは違います」
「!? ふふふふふ、そうか……」
一瞬驚いた顔をして笑うと、ユキちゃんのお母さんの顔を見つめて優しげな表情になった。
ユキちゃんのお母さんの顔はその位の力がある。
「…………????」
ユキちゃんのお母さんが、俺達の視線に気がついて不思議そうな顔をしている。
「ここは、俺に任せてもらおう。バカ共をぐちゃぐちゃにして、痛めつけてやる」
そう言うと、ニヤリと笑った。
顔に出来たしわに大きな影が落ち、不気味な表情になった。
きっと残虐な事を考えているのだろう。
残虐大臣は、ゆっくり前に歩み出た。
「ひゃははははは、馬鹿め! 俺達が手ぶらで来ていると思ったか!!」
来た!! 来なすった!!!!
どうせ人質だろう。
だが、それを想定して、人質にされると困る人は全員連れて来た。
ユキちゃんとユキちゃんのお母さん、ミヤコさん。
一体誰を連れてきたんだ。
「これを見ろっ!!!!」
連れてこられたのは、顔に袋をかぶされた人だった。
「うおっ!!!! ひ、人質か!!!! だが俺にそんなものが効くと思うのかーー!!」
残虐大臣の顔が不敵に微笑んだ。
だろうねえ。あんたなら、誰でも見捨てて戦いそうだ。
「た、たすけてーーーー!!!!」
人質は袋を外され、猿ぐつわも外されて悲鳴を上げた。
「あははは、その人が人質だと、それは俺達の人質にはならないぜ!!」
「なにっ!?」
親分と残虐大臣が驚いた。
人質は、残虐大臣の奥さん、つまり残虐夫人だった。
「おっ、おい!! 八兵衛!!」
残虐大臣は慌てているが、ここでひるんでは、親分衆の思うつぼだ。
「そいつは、上級国民だ。俺達の人質にはならねえぜ」
「じゃあ、こいつはどうだ!!!! おい、連れてこい!!」
もう一人連れてこられた。
その人は、かなり痛めつけられたのだろう、目のまわりと頬が大きく腫れて、口から糸を引いて血が流れ落ちている。歯が何本か折れてしまっている。
「てっ、てめーー!!!!」
「とと、と、とうさん……」
俺の両横にいる、アンナメーダーマン、ピーツインになっているあずさとヒマリが同時に弱々しい声を出した。
そして、俺にしがみついてきた。
「今日はやけに静かじゃ無いか。他の屋台は全員留守だねえ。どこに行っちまったんだい?」
朝一ばあさんが来てくれた。
他にも数人の婦人が来ている。
どうやら、来ないで欲しいというのが伝わっていない人がいるようだ。
「ああ、すまない。親分と、もめちまってね。今日は休みにしたんだ。でも、せっかく来てくれたんだ。これを持って行ってくれ」
俺は、ばあさんの鍋にお米と玉子と野菜を入れた。
「無料でやっているのが気に入らなかったのかい?」
「ああ、売り上げの全部をよこせと言われたよ。払えないのなら、屋台の物資を取り上げるなんて言うから、追っ払ってやった」
「そんなことをして大丈夫かい?」
「謝ったら許してくれないかなあ」
「ふふふ、それで許してくれるなら苦労しないよ。あいつらは、悪魔のような奴らだ。人でなしだ。でも、奴らがいないと生きていけないしねえ」
「苦労をかけるなあ」
「やだねえ、八兵衛さんのせいじゃないよ」
「ふふふ……俺達は大丈夫だ! ここに居ると危ねえから、俺達の事は気にしないでさっさと帰ってくれ」
「そうかい、じゃあそうさせてもらうよ。八兵衛さん……」
ばあさんと他の早起きのご婦人達が、何度も振り返りながら闇市を出て行った。
なぜか底辺で生きている人は温かい。そして、礼儀も節度も持っていて、何より我慢強い。
そんな人間が、苦労ばかりする社会は間違っている。
「――なんで助けようとしねえのかなあー」
俺は考えていることが口から出てしまった。
「ふん、政治家もヤクザ者も自分たちが贅沢をすることしか考えていねえからだ」
残虐大臣がそれに答えた。
俺が、そんなことを考えていると、がらの悪い連中がゾロゾロやって来た。
「ひゃははは、八兵衛! バカ共がゾロゾロやって来たぞ」
残虐大臣が笑っている。
「すげえなあ。これを見ても全くひるんでねえぞ」
先頭を歩いてきた四人の男の一人が言った。
一目見ただけで、このあたりの闇市をしきっている親分衆だとわかる。
屋台のおやじ達も後ろに紛れ込んでいる。
全部で百五十人程連れて来ているのだろうか。
「おい、てめえら、何の余裕かしらねえが、このあたりにゃあ警察はいねえぞ。それどころか、政府には売り上げの一部を納めている。政府は俺達の味方だ。観念するんだな」
一番背の高い親分が言った。
「くそう、北海道国の政府はどこまで腐っているんだ。闇市の売り上げまで奪いとっているのかよう! くそっ! くそがあっ!! お前達は薄いお粥を大事そうに食べる人達を見ているのだろう。それを見て何も思わないのかーー!!」
「ひゃはははははーー!! てめーはバカなのか。おもしれえと思っているに決まっているじゃねえか」
一番背の低い親分が言った。
「ひゃあぁはっはっはっはっはーーーー!!!!
他の三人の親分が笑っている。
俺は残虐大臣の顔をチラリと見た。
表情は変わらなかったが、少なくとも笑ってはいなかった。
「八兵衛! お前の目には俺も奴らと同じにうつっているのか?」
残虐大臣が、チラリと見たことに気が付いたようだ。
「ふふふ、同じですなあ。いや、政府にいる奴らは、あいつらよりもっと質が悪い」
「なるほどなあ。八兵衛! 底辺の下民達は、皆あのように行儀正しく、苦しい生活の中、明るく強く生きているのか?」
恐らく朝一ばあさん達の事を言っているのだろう。
「ふふふ、そうです。大臣も聞いた事があって知っているのでしょう。1945年8月15日からの日本を。あの時も世界一のどん底から這い上がった。今の底辺を生きている人達も同じどん底の日本人です。ですがタフで強い日本人だ。見ていてください、ここから再び立ち上がりますよ」
俺は、ユキちゃんのお母さんに視線を移した。
そして付け足して言った。
「死ぬ直前まで自分の子供を生かす事を考える人達です。日本人は最強ですよ」
「そうか。自分が生きるために子供を捨てることをしないのか」
「そうですね。彭城の戦いとは違います」
「!? ふふふふふ、そうか……」
一瞬驚いた顔をして笑うと、ユキちゃんのお母さんの顔を見つめて優しげな表情になった。
ユキちゃんのお母さんの顔はその位の力がある。
「…………????」
ユキちゃんのお母さんが、俺達の視線に気がついて不思議そうな顔をしている。
「ここは、俺に任せてもらおう。バカ共をぐちゃぐちゃにして、痛めつけてやる」
そう言うと、ニヤリと笑った。
顔に出来たしわに大きな影が落ち、不気味な表情になった。
きっと残虐な事を考えているのだろう。
残虐大臣は、ゆっくり前に歩み出た。
「ひゃははははは、馬鹿め! 俺達が手ぶらで来ていると思ったか!!」
来た!! 来なすった!!!!
どうせ人質だろう。
だが、それを想定して、人質にされると困る人は全員連れて来た。
ユキちゃんとユキちゃんのお母さん、ミヤコさん。
一体誰を連れてきたんだ。
「これを見ろっ!!!!」
連れてこられたのは、顔に袋をかぶされた人だった。
「うおっ!!!! ひ、人質か!!!! だが俺にそんなものが効くと思うのかーー!!」
残虐大臣の顔が不敵に微笑んだ。
だろうねえ。あんたなら、誰でも見捨てて戦いそうだ。
「た、たすけてーーーー!!!!」
人質は袋を外され、猿ぐつわも外されて悲鳴を上げた。
「あははは、その人が人質だと、それは俺達の人質にはならないぜ!!」
「なにっ!?」
親分と残虐大臣が驚いた。
人質は、残虐大臣の奥さん、つまり残虐夫人だった。
「おっ、おい!! 八兵衛!!」
残虐大臣は慌てているが、ここでひるんでは、親分衆の思うつぼだ。
「そいつは、上級国民だ。俺達の人質にはならねえぜ」
「じゃあ、こいつはどうだ!!!! おい、連れてこい!!」
もう一人連れてこられた。
その人は、かなり痛めつけられたのだろう、目のまわりと頬が大きく腫れて、口から糸を引いて血が流れ落ちている。歯が何本か折れてしまっている。
「てっ、てめーー!!!!」
「とと、と、とうさん……」
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そして、俺にしがみついてきた。
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