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第126章『血と交わり』
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第126章『血と交わり』
(……活骸に変異した海兵と変異しなかった海兵の違い……何か有るのか?)
そろそろ日付が変わろうかという時間帯の黒川宅の居間、そこに置かれた応接セットのソファに座りタカコが紙の束を見詰め、その文字列を視線でなぞっている。内容は先の事件で活骸に変異した事が認識票等から確認された隊員の一覧表。挟撃でばらばらになり身元の確認も出来なかった者も含めれば、実に千名近い海兵が活骸に変異した事になる。その後に続くのは活骸に変異した者を除いた戦死者一覧表、こちらも食い荒らされて身元の確定が至らないものも多少有るが、九割方は身元の特定も済んでおり、その数は八百名近い数となっている。
活骸に変異した者は所属が兵站部や工兵部である事が多く、逆に前線部隊所属の者の名は見当たらない。これに何か意味が有るのか、それとも偶然の産物なのかと頭を掻けば、隣に腰を下ろした黒川が剥き出しになった腕に冷えた麦茶の注がれたコップを押し付けて来て、その感触にびくりと身体を震わせて書類を机の上に置きそちらを見遣った。
「冷たいんだけど?」
「声掛けたけど返事しなかったから。あんまり根詰めるなよ……一つ言って良いか?」
「ん?何?」
渡されたコップを受け取りその中身を飲みながら黒川を見れば、彼の視線が自分の腕と足に注がれているのに気が付いた。
「……こうさ、もう少し恥じらいをさ……な?」
「は?何が?」
「幾ら暑いったってな、足と腕根元迄剥き出しなのはどうかと思うんだよおじさんは。しかも谷間もしっかり見えてんぞ」
黒川のその言葉通りタカコの出で立ちは風呂上りという事も有り、袖無しのシャツに太腿が八割方剥き出しになった丈の短いズボン、タカコはそれを指摘され嫌な顔をして黒川に言葉を返す。
「何、何なの、これで家の外に出るワケじゃなし敦賀かタツさんしか見ないんだから良いじゃん別に。素っ裸散々見られてる人間にこの程度の格好見られて恥ずかしがる程若くもないんだけど」
「敦賀……ね……あの童貞野郎の名前が出て来る事自体不愉快なんだが……って、お前、まさか営舎でもこんな格好でほっつき歩いてたんじゃねぇだろうな?それは男として以前に軍人として許さねぇぞ、風紀が乱れる」
突然の黒川の言葉、タカコはそれに一瞬双眸を見開き、次の瞬間にはからからと笑いながら頭を振って否定した。
「あー、それは無い無い、営舎では夏でも長袖だったよ私」
「長袖?それは流石に暑いだろ」
「だって」
と、タカコはそこで言葉を区切り、両腕を黒川の首に絡め、抱きつく様な体勢になって言葉を続ける。
「私の身体がどれだけ傷だらけか……タツさんよく分かってるでしょ?私自身は別に見られても気にしないけど、ドン引きする人も多いから。だから営舎では常に長袖。でもそれも暑苦しいからさ、私の身体の事をよく知ってるタツさんといる時位、楽で涼しい格好したいんだけど……駄目?」
黒川もタカコの身体に無数に刻まれた傷を見て何も感じなかったわけではない、自分の前に曝け出された彼女の素肌、触れても決して滑らかではなく指先と掌に常に伝わっていた傷の凹凸の感触には胸が痛くなりもした。それでも感じていたのは嫌悪感ではなく、言い表し様の無い程の愛しさだった。
「お前……おねだり上手なのな」
初めて抱いた時の様に目の前の身体を強く抱き締め、首筋へと口付けを一つ落とす。ぴくりと震える身体、それに薄く笑ってタカコを抱き上げて向かい合わせに跨らせシャツの上から指先を背中に這わせれば、身体は弓なりになり唇からは小さな喘ぎが漏れた。
「ちょっ……タツさん、そろそろ敦賀帰って来るから!」
「うん?それじゃあさっさと済ませちまおうか、俺はねっとり時間掛ける方が好みなんだけど」
「掛ける時間の長短の話じゃねぇ!そもそも思い止まれって――」
「はい無理ー、最近我慢ばっかりしてたからねおじさん、今日はもう今直ぐにでもお前の中に入りてぇの、ほら、分かるだろ?」
腰をがっちりと両手で押さえて下から突き上げ、昂ぶりをタカコへと押し付ける。その刺激にも反応して小さく喘ぐ彼女をソファへと横たえさせズボンと下着を脱がせ、自分も、と身体を動かした時、床へ放ろうとした服が机上の書類を引っ掛けて十数枚の紙の束が床へと落ちた。
文字だけの事とは言え戦死者の名前の記されたそれ、床に落としたままという扱いはと黒川が手を伸ばして拾い机の上へと戻せば、その書類の鋭い縁がタカコの手に当たり、
「った……!」
と、短く声を漏らす。
「どうした?切ったか?」
「ん、そうみたい……紙で切ると凄い痛いよね……あ、血ぃ出て来た」
「見せてみろ」
続きをとタカコの上に覆い被さりながら見てみれば、手の甲に数cmばかりの傷が走り、そこから、ぷつ、ぷつ、と、血が滲み出て数個の雫を形作り始めていた。
「……悪い、こんなに綺麗な身体してんのにな」
「……私の身体見て綺麗とか、目か頭おかしいんじゃないの、それか両方」
「敦賀と同じ事言ってんじゃねぇよ、本当に野暮だねぇこのお嬢さんは……もう黙ってろ」
そう言いながら手を掬い上げ、そこに浮かんだ紅い雫をべろりと一気に舐め取れば、その刺激でタカコは大きく身体を震わせる。口の中に広がる鉄の味、血だけでなく髪の毛の一筋すらも残さずに食い尽くしてやろうか、そんな事を思いつつ笑いながら丹念に舐め取り、そのままの流れで指の股へも舌を這わせた。
その動きにもタカコは喘ぎを漏らし、本当に感度が良いと思いながら下へと手を伸ばせばそこはもう充分に潤っていて、本当ならもっと時間を掛けて感じさせてやりたいのだが、彼女の言った通りに敦賀がそろそろ帰って来る筈だ、ゆっくりもしていられないなとタカコの両膝を押して足を開かせ、何か言葉を紡ごうとする彼女を無視して一気に最奥迄貫いた。
高く上がる喘ぎ、それに背筋を快感が走り抜けるのを感じつつ抽挿を開始すれば、その最中突然タカコの身体が強張り密着した黒川の身体を押して距離を取る。何か有ったのかと顔を覗き込めば、理性と情欲の混じり合った何とも言えない面持ちでタカコが口を開いた。
「タツさん、分かった……活骸になった海兵とならなかった海兵の違い……!」
情交の最中に似合わない事甚だしい話題、それでもとても重要であろう内容に思わず黒川が聞き返せば、タカコは肩で息をしながらこくり、と、小さく、しかしはっきりと頷いた。
「私達前線部隊は出撃の度に活骸の体液を全身に浴びてた、活骸の体液の中に活骸に変異させる細菌がいるんだよ、体内に大量に取り込まないと感染からの発症はしないけど、浴び続ける事で抗体を獲得したんだ、だから前線部隊の経験者には発症者がいなかった」
先程自分がタカコの血を舐めとった事から発想したのだろう、もし前線部隊の人間達の体内に抗体が存在するのなら、そしてそれを特定し分離出来るのなら大きな防御の為の盾になる事は間違い無い。活骸との直接の戦いではなく、それを操ろうとしている者がいればその者との戦いに。
「……よくやった、早速真吾に報告しねぇとな……その前に、最後迄させて。俺もう無理、再開するぞ」
大きな進展に繋がりそうだとは思うものの出来ればこんな時に言って欲しくはなかったと思いつつ抽挿を再開すれば、最初は抗議の声を上げていたタカコもやがて快感に飲み込まれて行き、黒川の背に両腕を回ししがみついて来た。
(……活骸に変異した海兵と変異しなかった海兵の違い……何か有るのか?)
そろそろ日付が変わろうかという時間帯の黒川宅の居間、そこに置かれた応接セットのソファに座りタカコが紙の束を見詰め、その文字列を視線でなぞっている。内容は先の事件で活骸に変異した事が認識票等から確認された隊員の一覧表。挟撃でばらばらになり身元の確認も出来なかった者も含めれば、実に千名近い海兵が活骸に変異した事になる。その後に続くのは活骸に変異した者を除いた戦死者一覧表、こちらも食い荒らされて身元の確定が至らないものも多少有るが、九割方は身元の特定も済んでおり、その数は八百名近い数となっている。
活骸に変異した者は所属が兵站部や工兵部である事が多く、逆に前線部隊所属の者の名は見当たらない。これに何か意味が有るのか、それとも偶然の産物なのかと頭を掻けば、隣に腰を下ろした黒川が剥き出しになった腕に冷えた麦茶の注がれたコップを押し付けて来て、その感触にびくりと身体を震わせて書類を机の上に置きそちらを見遣った。
「冷たいんだけど?」
「声掛けたけど返事しなかったから。あんまり根詰めるなよ……一つ言って良いか?」
「ん?何?」
渡されたコップを受け取りその中身を飲みながら黒川を見れば、彼の視線が自分の腕と足に注がれているのに気が付いた。
「……こうさ、もう少し恥じらいをさ……な?」
「は?何が?」
「幾ら暑いったってな、足と腕根元迄剥き出しなのはどうかと思うんだよおじさんは。しかも谷間もしっかり見えてんぞ」
黒川のその言葉通りタカコの出で立ちは風呂上りという事も有り、袖無しのシャツに太腿が八割方剥き出しになった丈の短いズボン、タカコはそれを指摘され嫌な顔をして黒川に言葉を返す。
「何、何なの、これで家の外に出るワケじゃなし敦賀かタツさんしか見ないんだから良いじゃん別に。素っ裸散々見られてる人間にこの程度の格好見られて恥ずかしがる程若くもないんだけど」
「敦賀……ね……あの童貞野郎の名前が出て来る事自体不愉快なんだが……って、お前、まさか営舎でもこんな格好でほっつき歩いてたんじゃねぇだろうな?それは男として以前に軍人として許さねぇぞ、風紀が乱れる」
突然の黒川の言葉、タカコはそれに一瞬双眸を見開き、次の瞬間にはからからと笑いながら頭を振って否定した。
「あー、それは無い無い、営舎では夏でも長袖だったよ私」
「長袖?それは流石に暑いだろ」
「だって」
と、タカコはそこで言葉を区切り、両腕を黒川の首に絡め、抱きつく様な体勢になって言葉を続ける。
「私の身体がどれだけ傷だらけか……タツさんよく分かってるでしょ?私自身は別に見られても気にしないけど、ドン引きする人も多いから。だから営舎では常に長袖。でもそれも暑苦しいからさ、私の身体の事をよく知ってるタツさんといる時位、楽で涼しい格好したいんだけど……駄目?」
黒川もタカコの身体に無数に刻まれた傷を見て何も感じなかったわけではない、自分の前に曝け出された彼女の素肌、触れても決して滑らかではなく指先と掌に常に伝わっていた傷の凹凸の感触には胸が痛くなりもした。それでも感じていたのは嫌悪感ではなく、言い表し様の無い程の愛しさだった。
「お前……おねだり上手なのな」
初めて抱いた時の様に目の前の身体を強く抱き締め、首筋へと口付けを一つ落とす。ぴくりと震える身体、それに薄く笑ってタカコを抱き上げて向かい合わせに跨らせシャツの上から指先を背中に這わせれば、身体は弓なりになり唇からは小さな喘ぎが漏れた。
「ちょっ……タツさん、そろそろ敦賀帰って来るから!」
「うん?それじゃあさっさと済ませちまおうか、俺はねっとり時間掛ける方が好みなんだけど」
「掛ける時間の長短の話じゃねぇ!そもそも思い止まれって――」
「はい無理ー、最近我慢ばっかりしてたからねおじさん、今日はもう今直ぐにでもお前の中に入りてぇの、ほら、分かるだろ?」
腰をがっちりと両手で押さえて下から突き上げ、昂ぶりをタカコへと押し付ける。その刺激にも反応して小さく喘ぐ彼女をソファへと横たえさせズボンと下着を脱がせ、自分も、と身体を動かした時、床へ放ろうとした服が机上の書類を引っ掛けて十数枚の紙の束が床へと落ちた。
文字だけの事とは言え戦死者の名前の記されたそれ、床に落としたままという扱いはと黒川が手を伸ばして拾い机の上へと戻せば、その書類の鋭い縁がタカコの手に当たり、
「った……!」
と、短く声を漏らす。
「どうした?切ったか?」
「ん、そうみたい……紙で切ると凄い痛いよね……あ、血ぃ出て来た」
「見せてみろ」
続きをとタカコの上に覆い被さりながら見てみれば、手の甲に数cmばかりの傷が走り、そこから、ぷつ、ぷつ、と、血が滲み出て数個の雫を形作り始めていた。
「……悪い、こんなに綺麗な身体してんのにな」
「……私の身体見て綺麗とか、目か頭おかしいんじゃないの、それか両方」
「敦賀と同じ事言ってんじゃねぇよ、本当に野暮だねぇこのお嬢さんは……もう黙ってろ」
そう言いながら手を掬い上げ、そこに浮かんだ紅い雫をべろりと一気に舐め取れば、その刺激でタカコは大きく身体を震わせる。口の中に広がる鉄の味、血だけでなく髪の毛の一筋すらも残さずに食い尽くしてやろうか、そんな事を思いつつ笑いながら丹念に舐め取り、そのままの流れで指の股へも舌を這わせた。
その動きにもタカコは喘ぎを漏らし、本当に感度が良いと思いながら下へと手を伸ばせばそこはもう充分に潤っていて、本当ならもっと時間を掛けて感じさせてやりたいのだが、彼女の言った通りに敦賀がそろそろ帰って来る筈だ、ゆっくりもしていられないなとタカコの両膝を押して足を開かせ、何か言葉を紡ごうとする彼女を無視して一気に最奥迄貫いた。
高く上がる喘ぎ、それに背筋を快感が走り抜けるのを感じつつ抽挿を開始すれば、その最中突然タカコの身体が強張り密着した黒川の身体を押して距離を取る。何か有ったのかと顔を覗き込めば、理性と情欲の混じり合った何とも言えない面持ちでタカコが口を開いた。
「タツさん、分かった……活骸になった海兵とならなかった海兵の違い……!」
情交の最中に似合わない事甚だしい話題、それでもとても重要であろう内容に思わず黒川が聞き返せば、タカコは肩で息をしながらこくり、と、小さく、しかしはっきりと頷いた。
「私達前線部隊は出撃の度に活骸の体液を全身に浴びてた、活骸の体液の中に活骸に変異させる細菌がいるんだよ、体内に大量に取り込まないと感染からの発症はしないけど、浴び続ける事で抗体を獲得したんだ、だから前線部隊の経験者には発症者がいなかった」
先程自分がタカコの血を舐めとった事から発想したのだろう、もし前線部隊の人間達の体内に抗体が存在するのなら、そしてそれを特定し分離出来るのなら大きな防御の為の盾になる事は間違い無い。活骸との直接の戦いではなく、それを操ろうとしている者がいればその者との戦いに。
「……よくやった、早速真吾に報告しねぇとな……その前に、最後迄させて。俺もう無理、再開するぞ」
大きな進展に繋がりそうだとは思うものの出来ればこんな時に言って欲しくはなかったと思いつつ抽挿を再開すれば、最初は抗議の声を上げていたタカコもやがて快感に飲み込まれて行き、黒川の背に両腕を回ししがみついて来た。
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