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第156章『想定』
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第156章『想定』
「ちゃんと考えて計算してやったから!取り壊し作業無くなったから瓦礫の搬出だけになって、費用も三分の一位に圧縮される筈だよ!」
「……グーで殴っても良いか?」
旧営舎破壊騒動から一時間程経った頃、場所は海兵隊総司令執務室。こめかみと口元をひくつかせる高根の前でタカコは悪びれもせずに言ってのけ、怒髪天を突く寸前の高根が動く前に、タカコの脇に立っていた敦賀が彼女の脳天に拳を落とす。
「……そりゃ安くなるだろうよ、あれだけ綺麗に破壊すりゃぁよ……でもよ!あれどうやって上に説明するんだよ!また叛意がどうとか言われるんだぞ俺が!活骸との戦いにあんなもん全く関係無ぇだろうが!効率的な解体の情報を収集する為とか無理が有り過ぎるわ!」
「あー、それなんだけどさ、ちょっと良いかな?」
「……何だよ?」
「これこれ、あの爆破の為に作った資料ね、構造計算とかもちゃんとしてあるから」
「だから!てめぇは――」
「良いから見ろよ、総司令」
たった今迄とは全く違う低く真面目な声音、高根がそれに思わず押し黙れば、タカコは手にしていた紙の束を高根の机の上に広げて見せ、内容を確かめろと視線と顎で紙の束を指し示す。
「今のところは活骸菌をばら撒いてるだけだが、それだけじゃ大和人が活骸に食い殺されるだけで自分達は何も出来ない、どの時機かは定かじゃないが、相手は必ず自らこの大和に侵攻して来る。そうなれば、我々の最も得意とするところの対人戦闘の幕開けだ……これはその時に必ず役に立つ」
その紙の束に書かれているのは上陸から市街地侵攻に至る迄の敵勢力の動きを予想したもの、上陸地点は九州北部から対馬区を挟んでの山陰地方の海岸線と想定し、予想される部隊の装備や上陸後の動き等、微に入り細を穿ち、実に事細かに言及し網羅されている。
「タツさんを狙った銃撃事件の際に使用されていたものは、我が国で使用されているものと全く同じだったから、我が国と同程度の軍事力を持っていると仮定して組み立てた。陽動や動線の分断の為に、市街地での建物の爆破は必ず有ると見て良いだろう、京都は詳しい地理も実際の様子も私は分からんから、博多を想定してる」
十数枚に及ぶタカコによる手書きの机上演習、どんな建物をどんな風に利用するか、その時にどんな仕掛けを施すのか、どんな爆薬や武器を使うのか、まるで相手の事が分かるかの如くに詳細に綴られた内容に、高根は、そしてそれを脇から覗き込んでいる黒川と敦賀も舌を巻く。
「ただ……実際のところは実物を破壊してみないと分からんからな、大和に来てからはそんな事もしていなかったし、実際にやったのはここが活骸に教われた時だが、あれは元々建物の破壊を想定していなかったどころか、屋上に人間を上げる以上建物の倒壊だけは絶対にさせちゃならなかった。だから、手元に生きた情報が全く無かったんだ、だから――」
「――だから、もう用済みになった旧営舎を実際に吹き飛ばしたって事か」
「そういう事だ」
「それならそれで事前に言えよ……理由付けなんか幾らでも出来るんだし、そういう事なら反対はしねぇし助力もしたってのによ」
「えへへ、ごめんな?」
「えへへじゃねぇよ、こんの馬鹿大佐が」
いつもの笑みを浮かべるタカコの様子に溜息を吐きながら高根は再度書面へと視線を落とす。素晴らしいと言って良い内容だろう、こういった情報の蓄積は自分達大和には全く無い。活骸以外に戦う相手を持たなかったから当然の事では有るのだが、これから人間との戦いへと臨まなければならない公算が大きくなって来た今、こういった情報は喉から手が出る程に欲しい、それが第一線で指揮を執っている現役指揮官の手によるものともなれば尚更だ。
タカコもそういった大和側の事情は理解しているのだろう、だからこそこうして詳細に情報を纏め上げ、催促される迄も無く自ら提出して来たのだ。しかし、それは『ついで』であって、きっと伸び伸びと自分の得意な悪戯をしてみたくなったのだというのが正直なところなのだろうが、こうして有益な情報を提供してくれたのだからそこは不問にしておいてやるか、高根はそんな事を思いつつ口角を上げて微笑み、小さく息を吐いた。
「これだけじゃねぇんだろう?お前の事だ、手札は色々と持ってる筈だ、それも追々出してもらうぜ?」
「それに関して異論は無いよ、本国が最終的にどんな判断を下すにせよ、大和を狙う他の勢力が我々にとって邪魔であり敵対関係になるであろう事は確定だからな。それを取り除く為なら協力は惜しまんさ」
そう言って笑うタカコ、その笑みは普段よりもずっと鋭く力強くそして獰猛で、敵に回せばこれ以上厄介な存在も無いが、その分味方でいてくれれば頼もしい事この上無いなとそう思う。高度な技術力と知識、高い能力、そして、少々強引で暴力的ですらある、理屈ではない説得力、人の上に立ち人を束ね率いる為に生まれて来たと言っても良い程の人材だ。全てを懸ける事は危険だと分かってはいるものの、こうして実物を目の当たりにして長く接していれば、提案に乗らない理由は何も無い、同盟を組むには最高の相手と言っても良いだろう。
だからこそ、高根は、自分は女として彼女を見る事は出来ないなと思う。自分にとっての女とは後腐れ無く発散し遊ぶ為の存在であり、そうでなければ真綿で包む様にしてどんな危険からも遠ざけて守ってやりたいと思える存在だ。尤も、後者に関してはそう思える程の相手には未だ出会えてはいないのだが。そんな高根からしてみればタカコという存在は『女』という枠に収めるには大き過ぎて強過ぎて、手に余るどころの話ではない。それを黒川と敦賀の二人は知ってか知らずか無謀にも惚れ込み、挙句には生涯を共にしたいと望んでいるのだから、余程器が大きいか身の程を弁えていない馬鹿のどちらかだなというのが正直なところ。
しかし、その無謀にも思える程の想いが高根にとっては都合が良いのだ、今でもタカコを本国に帰してやる気は毛頭無い、誰かが彼女を孕ませてこの地に繋ぎ止め、子を産み育て、生涯をこの大和で終える選択を彼女自身がすれば良い、そして、持てる力の全てを大和へと捧げてくれれば良い。彼女が孕む子の父親が黒川なのか敦賀なのか、それすら自分にとってはどうでもいい事なのだ。
「ちゃんと考えて計算してやったから!取り壊し作業無くなったから瓦礫の搬出だけになって、費用も三分の一位に圧縮される筈だよ!」
「……グーで殴っても良いか?」
旧営舎破壊騒動から一時間程経った頃、場所は海兵隊総司令執務室。こめかみと口元をひくつかせる高根の前でタカコは悪びれもせずに言ってのけ、怒髪天を突く寸前の高根が動く前に、タカコの脇に立っていた敦賀が彼女の脳天に拳を落とす。
「……そりゃ安くなるだろうよ、あれだけ綺麗に破壊すりゃぁよ……でもよ!あれどうやって上に説明するんだよ!また叛意がどうとか言われるんだぞ俺が!活骸との戦いにあんなもん全く関係無ぇだろうが!効率的な解体の情報を収集する為とか無理が有り過ぎるわ!」
「あー、それなんだけどさ、ちょっと良いかな?」
「……何だよ?」
「これこれ、あの爆破の為に作った資料ね、構造計算とかもちゃんとしてあるから」
「だから!てめぇは――」
「良いから見ろよ、総司令」
たった今迄とは全く違う低く真面目な声音、高根がそれに思わず押し黙れば、タカコは手にしていた紙の束を高根の机の上に広げて見せ、内容を確かめろと視線と顎で紙の束を指し示す。
「今のところは活骸菌をばら撒いてるだけだが、それだけじゃ大和人が活骸に食い殺されるだけで自分達は何も出来ない、どの時機かは定かじゃないが、相手は必ず自らこの大和に侵攻して来る。そうなれば、我々の最も得意とするところの対人戦闘の幕開けだ……これはその時に必ず役に立つ」
その紙の束に書かれているのは上陸から市街地侵攻に至る迄の敵勢力の動きを予想したもの、上陸地点は九州北部から対馬区を挟んでの山陰地方の海岸線と想定し、予想される部隊の装備や上陸後の動き等、微に入り細を穿ち、実に事細かに言及し網羅されている。
「タツさんを狙った銃撃事件の際に使用されていたものは、我が国で使用されているものと全く同じだったから、我が国と同程度の軍事力を持っていると仮定して組み立てた。陽動や動線の分断の為に、市街地での建物の爆破は必ず有ると見て良いだろう、京都は詳しい地理も実際の様子も私は分からんから、博多を想定してる」
十数枚に及ぶタカコによる手書きの机上演習、どんな建物をどんな風に利用するか、その時にどんな仕掛けを施すのか、どんな爆薬や武器を使うのか、まるで相手の事が分かるかの如くに詳細に綴られた内容に、高根は、そしてそれを脇から覗き込んでいる黒川と敦賀も舌を巻く。
「ただ……実際のところは実物を破壊してみないと分からんからな、大和に来てからはそんな事もしていなかったし、実際にやったのはここが活骸に教われた時だが、あれは元々建物の破壊を想定していなかったどころか、屋上に人間を上げる以上建物の倒壊だけは絶対にさせちゃならなかった。だから、手元に生きた情報が全く無かったんだ、だから――」
「――だから、もう用済みになった旧営舎を実際に吹き飛ばしたって事か」
「そういう事だ」
「それならそれで事前に言えよ……理由付けなんか幾らでも出来るんだし、そういう事なら反対はしねぇし助力もしたってのによ」
「えへへ、ごめんな?」
「えへへじゃねぇよ、こんの馬鹿大佐が」
いつもの笑みを浮かべるタカコの様子に溜息を吐きながら高根は再度書面へと視線を落とす。素晴らしいと言って良い内容だろう、こういった情報の蓄積は自分達大和には全く無い。活骸以外に戦う相手を持たなかったから当然の事では有るのだが、これから人間との戦いへと臨まなければならない公算が大きくなって来た今、こういった情報は喉から手が出る程に欲しい、それが第一線で指揮を執っている現役指揮官の手によるものともなれば尚更だ。
タカコもそういった大和側の事情は理解しているのだろう、だからこそこうして詳細に情報を纏め上げ、催促される迄も無く自ら提出して来たのだ。しかし、それは『ついで』であって、きっと伸び伸びと自分の得意な悪戯をしてみたくなったのだというのが正直なところなのだろうが、こうして有益な情報を提供してくれたのだからそこは不問にしておいてやるか、高根はそんな事を思いつつ口角を上げて微笑み、小さく息を吐いた。
「これだけじゃねぇんだろう?お前の事だ、手札は色々と持ってる筈だ、それも追々出してもらうぜ?」
「それに関して異論は無いよ、本国が最終的にどんな判断を下すにせよ、大和を狙う他の勢力が我々にとって邪魔であり敵対関係になるであろう事は確定だからな。それを取り除く為なら協力は惜しまんさ」
そう言って笑うタカコ、その笑みは普段よりもずっと鋭く力強くそして獰猛で、敵に回せばこれ以上厄介な存在も無いが、その分味方でいてくれれば頼もしい事この上無いなとそう思う。高度な技術力と知識、高い能力、そして、少々強引で暴力的ですらある、理屈ではない説得力、人の上に立ち人を束ね率いる為に生まれて来たと言っても良い程の人材だ。全てを懸ける事は危険だと分かってはいるものの、こうして実物を目の当たりにして長く接していれば、提案に乗らない理由は何も無い、同盟を組むには最高の相手と言っても良いだろう。
だからこそ、高根は、自分は女として彼女を見る事は出来ないなと思う。自分にとっての女とは後腐れ無く発散し遊ぶ為の存在であり、そうでなければ真綿で包む様にしてどんな危険からも遠ざけて守ってやりたいと思える存在だ。尤も、後者に関してはそう思える程の相手には未だ出会えてはいないのだが。そんな高根からしてみればタカコという存在は『女』という枠に収めるには大き過ぎて強過ぎて、手に余るどころの話ではない。それを黒川と敦賀の二人は知ってか知らずか無謀にも惚れ込み、挙句には生涯を共にしたいと望んでいるのだから、余程器が大きいか身の程を弁えていない馬鹿のどちらかだなというのが正直なところ。
しかし、その無謀にも思える程の想いが高根にとっては都合が良いのだ、今でもタカコを本国に帰してやる気は毛頭無い、誰かが彼女を孕ませてこの地に繋ぎ止め、子を産み育て、生涯をこの大和で終える選択を彼女自身がすれば良い、そして、持てる力の全てを大和へと捧げてくれれば良い。彼女が孕む子の父親が黒川なのか敦賀なのか、それすら自分にとってはどうでもいい事なのだ。
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