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第188章『帰国』
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第188章『帰国』
深夜の曹長大部屋、空調の音が低く響く中、タカコが一人残り机へと向かっていた。手元には大量の紙、そこに書かれた夥しい量の文字や図は、数時間前に高根や黒川へと話した内容の素案だった。
最終的に見捨てる事になるのだとしても、出来るだけ多くをそうせずに済む様に、そう考えて幾つも案を書き出してはみるもののどれも納得は出来ず、書いては没にする事を繰り返し、机の上はそんな案が書き散らかされた紙で埋まっている。
活骸との戦いで有効な要素となる散弾銃が持つ広い加害範囲、人間と活骸が混在している状態ではこれがそのまま致命的な欠点となってしまう。
活骸と人間の間に防衛線がきっちり出来ている様な、ワシントンのアラスカ戦線や大和の対馬区の様な戦況を想定して人類の対活骸戦の戦術や戦法、そしてそれに伴う兵器は発達して来た。人類の中に突如として活骸が現れるという事は想定もしていなかったのだ、今迄の歴史の中で、一度たりともそんな事は無かったのだから。
その前提は最早崩れ去り、いつ何処に活骸が出現するかは誰にも分からなくなった。従来の状況に合わせて進化したワシントンの戦術は既に成熟の域に達していて伸び代はもうそう多くは無いだろう、ワシントン国内でも今の大和と同じ状況にならない保障は何処にも無い、帰国後国内向けに新たな戦術を提案する必要が有る、その為にも自分自身が大和で明確な形を掴んでおかなければ、そんな事を考えつつタカコはもう数十枚目になる紙に大きくバツを書き、それを脇に避けて煙草を咥えて火を点け天井を仰いだ。
ワシントンの歴史の中で培われて来た戦術、その高度な教育を受けて自分は育った。対人のそれを活骸へと転用するのは得意だがそれでも限界というものは有る、自分自身が新たなものを生み出す必要に迫られるとはとガシガシと頭を掻いて吐き出した煙で薄っすらと霞む天井の配管をぼんやりと眺める。上手くすれば歴史に自分の名が刻まれる様な事になるかも知れないが、興味は無いがもしそんな事になったとしてその陰にどれだけの大和人の屍を積み上げる事になるのか、そう思い至れば酷く自嘲的な笑みが浮かんで来て、それでも自分は立ち止まる事は許されず、せめて積み上げる屍の数を減らそうと足掻く事しか出来ないなと思い至った。
戦死者を出さずに乗り切れる難局ではないだろう、模索する過程で死なせてしまう、否、殺してしまう人間は相当数出る筈だ。それを指して
『彼等は国の未来人類の未来を築いた礎、尊い犠牲なのだ』
と、言葉で言うだけでなく本心からそう思えれば良いのに、そんな事を考えつつもう一度煙を吐き出して火種を灰皿に押し付けて揉み消せば、何の前触れも無く扉が開かれてその向こうから敦賀が姿を現し室内へと入って来る。
「おや、こんな時間にどうした?」
「……そりゃこっちの台詞だ、一人で何やってんだてめぇは」
「ああ、さっき真吾とタツさんに言った素案をね。早い方が良いだろ?」
呆れた様な面持ちで近寄って来る敦賀にへらりと笑ってそう言えば、僅かに眉根を寄せた彼に軽く頭を叩かれ、自分の隣の椅子へと腰を下ろす様子をタカコは何をするでもなく見詰めていた。
「それで?何か用事が有ったんじゃないのか?」
腰を下ろした敦賀は何か言うでもなく煙草を咥えて火を点け、何処か遠くを見る様な眼差しでぼんやりと煙草を吸うだけ、その横顔には薄っすらと疲れが浮かび、疲れているのならもう休んだらどうだ、タカコがそう言おうとした直後、顔が彼女へと向けられて口が開かれる。
「……一人で抱え込むな、話を聞く位なら俺にも出来る……何度も言わせるんじゃねぇよ」
そう言って顎でタカコの机の上に散らばった大量の紙を指し示し、話せ、と言外に示して見せる。
「……本当、こういう事だけは勘が良いな、お前は」
「うるせぇよ……それで?」
気の利かない部類の男が自分の事にだけは妙に勘が働く、タカコはそんな事を考えながら小さく笑い、煙草をもう一本取り出して火を点け、天井を仰いで煙を吐きながらゆっくりと話し始めた。
「……犠牲者の数は出来るだけ少なくしたい、それが本音だ。貴重な兵員の損失を抑えたいってのも有るが、例え兵員が無尽蔵だったとしても、死なせる数は……いや、殺す数は少ない方が良いからな。それに、お前達大和人を実験台にするって事じゃないが、ここで得られた情報は我が国の戦略戦術にも進歩や転換を齎す、我々ワシントン人にも未経験の領域だ、その先駆を自分がやろうってんだ、気合も入るし同時に憂鬱にもなるな」
「……帰国、諦めてねぇのか」
「当然。私はワシントン人でワシントン陸軍人だ、千日目を迎えた後には国に戻るよ」
「……どうやって?」
「……恐らくは艦艇がそれなりの数の編成で大和近海に来るだろう、私が『侵攻すべし』との答えを出した時にそのまま攻勢に出られる様に。それに拾ってもらって、本国の政府や議会や統合参謀本部や国防省を説得する為に帰国する」
「大和に残るって選択肢は無ぇのか」
「……ああ……無い」
「……そうか」
そこで会話は途切れ、並んで座ったまま天井を見上げて煙草を噴かす。この国に来る前から決まっていた事、今更それを覆す気はタカコには毛頭無い。自分に執着を見せている敦賀が尋ねて来るのも意外だったが、それへの返答に然して動揺も見せない事はもっと意外だった。駄々を捏ねるばかりではなく漸く現実が見えて来たのだろうか、そんな事を思いつつ煙草を消して新しいものを出そうと机上に放った箱へと手を伸ばせば、それは横から伸びて来た敦賀の手に手首を掴まれて遮られた。
「……タカコ」
「……何だよ」
名前を呼ばれて心臓が一つ大きく鼓動を刻む、いつもの鋭い眼差しに射抜かれて思わず顔を逸らせば後を追って来る敦賀の顔。更に逃げる様に俯いても結局は負い付かれ、自分達以外は誰もいない深夜の大部屋で、数分に渡って口腔内を舌で蹂躙された。
「……出るぞ、営内では自重しろとか真吾がほざいてるからな」
「……拒否権は?私、忙しいんだが」
「無ぇよそんなもん。出るぞ、上着着ろよ、外は冷える」
タカコの意志は聞くつもりは無いのか手首を掴んだまま立ち上がる敦賀、こうなった彼が他人の言う事を聞く気が無いのは理解しているタカコは溜息を吐き、諦めた様に立ち上がる。
いつ頃からかは忘れたが、敦賀と、黒川の行動の意味にはもう気付いている。けれど彼等は知らないのだ、それが何の意味も持たないという現実を。いつかは言わなければいけない、彼等の方から尋ねて来るのかも知れない。時が来れば、それか彼等の方から尋ねて来た時には正直に答えよう。それ迄はこのままでいさせてくれと胸中で呟きつつ、タカコは敦賀に腕を引かれて部屋を後にした。
深夜の曹長大部屋、空調の音が低く響く中、タカコが一人残り机へと向かっていた。手元には大量の紙、そこに書かれた夥しい量の文字や図は、数時間前に高根や黒川へと話した内容の素案だった。
最終的に見捨てる事になるのだとしても、出来るだけ多くをそうせずに済む様に、そう考えて幾つも案を書き出してはみるもののどれも納得は出来ず、書いては没にする事を繰り返し、机の上はそんな案が書き散らかされた紙で埋まっている。
活骸との戦いで有効な要素となる散弾銃が持つ広い加害範囲、人間と活骸が混在している状態ではこれがそのまま致命的な欠点となってしまう。
活骸と人間の間に防衛線がきっちり出来ている様な、ワシントンのアラスカ戦線や大和の対馬区の様な戦況を想定して人類の対活骸戦の戦術や戦法、そしてそれに伴う兵器は発達して来た。人類の中に突如として活骸が現れるという事は想定もしていなかったのだ、今迄の歴史の中で、一度たりともそんな事は無かったのだから。
その前提は最早崩れ去り、いつ何処に活骸が出現するかは誰にも分からなくなった。従来の状況に合わせて進化したワシントンの戦術は既に成熟の域に達していて伸び代はもうそう多くは無いだろう、ワシントン国内でも今の大和と同じ状況にならない保障は何処にも無い、帰国後国内向けに新たな戦術を提案する必要が有る、その為にも自分自身が大和で明確な形を掴んでおかなければ、そんな事を考えつつタカコはもう数十枚目になる紙に大きくバツを書き、それを脇に避けて煙草を咥えて火を点け天井を仰いだ。
ワシントンの歴史の中で培われて来た戦術、その高度な教育を受けて自分は育った。対人のそれを活骸へと転用するのは得意だがそれでも限界というものは有る、自分自身が新たなものを生み出す必要に迫られるとはとガシガシと頭を掻いて吐き出した煙で薄っすらと霞む天井の配管をぼんやりと眺める。上手くすれば歴史に自分の名が刻まれる様な事になるかも知れないが、興味は無いがもしそんな事になったとしてその陰にどれだけの大和人の屍を積み上げる事になるのか、そう思い至れば酷く自嘲的な笑みが浮かんで来て、それでも自分は立ち止まる事は許されず、せめて積み上げる屍の数を減らそうと足掻く事しか出来ないなと思い至った。
戦死者を出さずに乗り切れる難局ではないだろう、模索する過程で死なせてしまう、否、殺してしまう人間は相当数出る筈だ。それを指して
『彼等は国の未来人類の未来を築いた礎、尊い犠牲なのだ』
と、言葉で言うだけでなく本心からそう思えれば良いのに、そんな事を考えつつもう一度煙を吐き出して火種を灰皿に押し付けて揉み消せば、何の前触れも無く扉が開かれてその向こうから敦賀が姿を現し室内へと入って来る。
「おや、こんな時間にどうした?」
「……そりゃこっちの台詞だ、一人で何やってんだてめぇは」
「ああ、さっき真吾とタツさんに言った素案をね。早い方が良いだろ?」
呆れた様な面持ちで近寄って来る敦賀にへらりと笑ってそう言えば、僅かに眉根を寄せた彼に軽く頭を叩かれ、自分の隣の椅子へと腰を下ろす様子をタカコは何をするでもなく見詰めていた。
「それで?何か用事が有ったんじゃないのか?」
腰を下ろした敦賀は何か言うでもなく煙草を咥えて火を点け、何処か遠くを見る様な眼差しでぼんやりと煙草を吸うだけ、その横顔には薄っすらと疲れが浮かび、疲れているのならもう休んだらどうだ、タカコがそう言おうとした直後、顔が彼女へと向けられて口が開かれる。
「……一人で抱え込むな、話を聞く位なら俺にも出来る……何度も言わせるんじゃねぇよ」
そう言って顎でタカコの机の上に散らばった大量の紙を指し示し、話せ、と言外に示して見せる。
「……本当、こういう事だけは勘が良いな、お前は」
「うるせぇよ……それで?」
気の利かない部類の男が自分の事にだけは妙に勘が働く、タカコはそんな事を考えながら小さく笑い、煙草をもう一本取り出して火を点け、天井を仰いで煙を吐きながらゆっくりと話し始めた。
「……犠牲者の数は出来るだけ少なくしたい、それが本音だ。貴重な兵員の損失を抑えたいってのも有るが、例え兵員が無尽蔵だったとしても、死なせる数は……いや、殺す数は少ない方が良いからな。それに、お前達大和人を実験台にするって事じゃないが、ここで得られた情報は我が国の戦略戦術にも進歩や転換を齎す、我々ワシントン人にも未経験の領域だ、その先駆を自分がやろうってんだ、気合も入るし同時に憂鬱にもなるな」
「……帰国、諦めてねぇのか」
「当然。私はワシントン人でワシントン陸軍人だ、千日目を迎えた後には国に戻るよ」
「……どうやって?」
「……恐らくは艦艇がそれなりの数の編成で大和近海に来るだろう、私が『侵攻すべし』との答えを出した時にそのまま攻勢に出られる様に。それに拾ってもらって、本国の政府や議会や統合参謀本部や国防省を説得する為に帰国する」
「大和に残るって選択肢は無ぇのか」
「……ああ……無い」
「……そうか」
そこで会話は途切れ、並んで座ったまま天井を見上げて煙草を噴かす。この国に来る前から決まっていた事、今更それを覆す気はタカコには毛頭無い。自分に執着を見せている敦賀が尋ねて来るのも意外だったが、それへの返答に然して動揺も見せない事はもっと意外だった。駄々を捏ねるばかりではなく漸く現実が見えて来たのだろうか、そんな事を思いつつ煙草を消して新しいものを出そうと机上に放った箱へと手を伸ばせば、それは横から伸びて来た敦賀の手に手首を掴まれて遮られた。
「……タカコ」
「……何だよ」
名前を呼ばれて心臓が一つ大きく鼓動を刻む、いつもの鋭い眼差しに射抜かれて思わず顔を逸らせば後を追って来る敦賀の顔。更に逃げる様に俯いても結局は負い付かれ、自分達以外は誰もいない深夜の大部屋で、数分に渡って口腔内を舌で蹂躙された。
「……出るぞ、営内では自重しろとか真吾がほざいてるからな」
「……拒否権は?私、忙しいんだが」
「無ぇよそんなもん。出るぞ、上着着ろよ、外は冷える」
タカコの意志は聞くつもりは無いのか手首を掴んだまま立ち上がる敦賀、こうなった彼が他人の言う事を聞く気が無いのは理解しているタカコは溜息を吐き、諦めた様に立ち上がる。
いつ頃からかは忘れたが、敦賀と、黒川の行動の意味にはもう気付いている。けれど彼等は知らないのだ、それが何の意味も持たないという現実を。いつかは言わなければいけない、彼等の方から尋ねて来るのかも知れない。時が来れば、それか彼等の方から尋ねて来た時には正直に答えよう。それ迄はこのままでいさせてくれと胸中で呟きつつ、タカコは敦賀に腕を引かれて部屋を後にした。
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