19 / 101
第18章『手札』
しおりを挟む
第18章『手札』
「タカコ、お前にちょっとやってもらいたい事が有るんけどよ、良いかい?」
始まりは、普段通りの笑顔の高根の発したその一言だった。
タカコの初陣となった出撃から一週間、頬の腫れも漸く引いて来た辺り、通常の業務と鍛錬以外には特にする事も無い平穏な日の午後の事。
肩に大きな掌を添えられて促された先は海兵隊基地内の専用倉庫、そこには先日の出撃の序でに回収した機体の残骸が山積みになり、福井達研究班がそれに群がってあれやこれやと調べていた。
「あれを説明しろと言われても、私は大まかな構造と操縦方法しか分からんのだが。作る人間じゃなくて使う人間だから、合金の割合とか、そんなのはあまり詳しくはないぞ?」
「いや、そっちは調査班に好きにさせておけば良い、活骸だけじゃなくあのての物にも激しくそそられるようだから。お前は機体については分かる範囲で答えてもらえば良い」
では何を、というのが顔に出たのか、それを見て高根はまた笑って機体の奥を指差した。
「あれの手入れをしてもらおうと思ってな、今日は急ぐ仕事も無い、思う存分やると良いや」
「……あ!」
そこに積み上げられていたのは、出会った時に一緒に回収された装備、その一番手前に並べられた銃器の数々にタカコの頬が僅かに紅潮する。
「……良いのか?」
「勿論、もっと早くさせてやりたかったんだが、すまねぇな」
その後は早かった、肩に置かれた高根の手を弾き飛ばす勢いで走り出し、一目散で銃器へと飛び付いた。
並べられた銃器の中から真っ先に手に取ったのは使い込まれた感の有る拳銃一丁と狙撃銃一丁と散弾銃一丁、そして、今迄に無い程に破顔し、
「久し振り、相棒」
そう言って頬を寄せた。
「……何なんだあれは」
「母国での戦いの中で、あれが彼女の命を一番近くで守って来たんだろうな、愛刀ならぬ愛銃ってやつだ」
「……それで、今度は何が狙いだ」
二人の後をついて来た敦賀が、少々異様な様のタカコを見つつ高根に話し掛ける。どうせまた何らかの魂胆が有っての事だろうという眼差しを向ければ、彼はいつもの笑顔でそれを軽くいなして答える。
「何も無ぇぞ?ただ、あいつに息抜きの時間を与えようと思ったのと、俺等があの武器の構造や手入れの方法を学ぶ良い機会だと思ったのと、それだけだ」
それ見た事かと軽く鼻で笑う敦賀、その様をどうでもいいといった感じで高根は踵を返した。
「俺は他の仕事が有る、彼女の動きは後で全て報告を。それと――」
「それと、何だ」
「素直になるのも時には必要だと思うわけよ、おじさんは」
どういう意味だとそちらを向けば大きな背中は既に遠ざかりつつあり、気に入らんと舌打ちをしつつ敦賀はタカコの元へと歩み寄った。こちらはそんな思惑を知ってか知らずか、どちらにせよ愛銃との久し振りの再開に脳内は桃色の様子、
「ああシャーリーン、お前は何て可愛らしくて且つ色っぽいんだ、久し振りに会ったっていうのにちっとも色褪せていないなんて素晴らしいよ!」
と、手にした銃に向かって何やら怪しい独り言をぶつぶつと呟いている始末だ。
「……今……何故かお前の事をほほえみデブと呼びたくなった……」
「はぁぁ?何だよそれ失礼な奴だな」
「……いや、俺にも分からん」
それ以上は会話は続かず、タカコは視線を敦賀へと向ける事すら無く積み上げてあった荷物の中から人間の胴体程の大きさの袋を取り出し、その中身を自分の周囲に並べ始めた。
「それは?」
「手入れ道具。常に手入れしておかないと直ぐにジャミングを起こすからな、あ、ジャミングってのは弾詰まりの事な、動作不良。手は掛かるけどしっかりと機能していればこれ程頼もしい相棒も無いよ」
その後に続いた『人間以外には』という言葉、それが指し示すのはきっと夫の事なのだと思ったがそれはおくびにも出さず、手近に在った椅子を引き寄せ、タカコの隣に置いてそれに腰掛け、じっと手入れの様子を観察する。
銃を分解し、自分の前に広げた布の上に部品の全てを綺麗に並べて行く。淀み無く流れる様に作業を行う指はとても細く、油とゴミであっという間に汚れてしまったその様が何とも不釣り合いだと、そう思った。
「慣れてるな」
「あたぼうよ、飯よりも便所よりも風呂よりもセックスよりも手入れが先、ってな。徒手での接触戦にならない限りはこいつ等が自分の命を守るんだ、朝晩どころか暇さえ有れば手入れしてたよ」
「せっくす?何だそりゃ」
「あ、いやこっちの話。とにかく、何に代えても手入れが大事って事だ」
「刀の手入れと同じか」
「そういう事。あぁー、こんなに汚れちゃって、長い事放置していてごめんよシャーリーン、お前の事を忘れたわけじゃないんだ、こんな私でも許してくれるかい?」
「……それは止めておけ、他人の目が有るところではな」
「そうしたら二十四時間監視付きの現状じゃ何も言えなくなるじゃないか、監視役のお前しかいないなら良いだろ、誠ちゃん達だって機体に掛かりっきりでこっちの事なんか気にしてないし。よし、それじゃあこれは二人の秘密って事で。な?」
「『な?』じゃねぇよ……」
「まぁ良いじゃないか、こんなくだらない遣り取りが有ってもさ。そうだ、監視と言えばさ、お前は私を監視しててこの状況も真吾に報告が行くんだろうが、私は隠す事も無いし、そっちも警戒する必要は無ぇよ。ただ観察して記憶して、普通に報告すれば良い」
視線は銃に落としたままのタカコの言葉に一瞬空気に緊張が走る、分かっていて素知らぬ振りとはやはりこいつも大概だと思えば、そこで初めて敦賀へと視線を向けたタカコと目が合う。
「有能だよ、真吾は。捕虜に不満を持たせる事無く、同時に欲しい情報も手に入れる。お前等が忠誠を誓う価値の有る男だ。で、さ、そんな高根大佐に進言したい事が有るんだけど、戦術的な話」
彼女を取り巻く空気が、変わった気がした。
「タカコ、お前にちょっとやってもらいたい事が有るんけどよ、良いかい?」
始まりは、普段通りの笑顔の高根の発したその一言だった。
タカコの初陣となった出撃から一週間、頬の腫れも漸く引いて来た辺り、通常の業務と鍛錬以外には特にする事も無い平穏な日の午後の事。
肩に大きな掌を添えられて促された先は海兵隊基地内の専用倉庫、そこには先日の出撃の序でに回収した機体の残骸が山積みになり、福井達研究班がそれに群がってあれやこれやと調べていた。
「あれを説明しろと言われても、私は大まかな構造と操縦方法しか分からんのだが。作る人間じゃなくて使う人間だから、合金の割合とか、そんなのはあまり詳しくはないぞ?」
「いや、そっちは調査班に好きにさせておけば良い、活骸だけじゃなくあのての物にも激しくそそられるようだから。お前は機体については分かる範囲で答えてもらえば良い」
では何を、というのが顔に出たのか、それを見て高根はまた笑って機体の奥を指差した。
「あれの手入れをしてもらおうと思ってな、今日は急ぐ仕事も無い、思う存分やると良いや」
「……あ!」
そこに積み上げられていたのは、出会った時に一緒に回収された装備、その一番手前に並べられた銃器の数々にタカコの頬が僅かに紅潮する。
「……良いのか?」
「勿論、もっと早くさせてやりたかったんだが、すまねぇな」
その後は早かった、肩に置かれた高根の手を弾き飛ばす勢いで走り出し、一目散で銃器へと飛び付いた。
並べられた銃器の中から真っ先に手に取ったのは使い込まれた感の有る拳銃一丁と狙撃銃一丁と散弾銃一丁、そして、今迄に無い程に破顔し、
「久し振り、相棒」
そう言って頬を寄せた。
「……何なんだあれは」
「母国での戦いの中で、あれが彼女の命を一番近くで守って来たんだろうな、愛刀ならぬ愛銃ってやつだ」
「……それで、今度は何が狙いだ」
二人の後をついて来た敦賀が、少々異様な様のタカコを見つつ高根に話し掛ける。どうせまた何らかの魂胆が有っての事だろうという眼差しを向ければ、彼はいつもの笑顔でそれを軽くいなして答える。
「何も無ぇぞ?ただ、あいつに息抜きの時間を与えようと思ったのと、俺等があの武器の構造や手入れの方法を学ぶ良い機会だと思ったのと、それだけだ」
それ見た事かと軽く鼻で笑う敦賀、その様をどうでもいいといった感じで高根は踵を返した。
「俺は他の仕事が有る、彼女の動きは後で全て報告を。それと――」
「それと、何だ」
「素直になるのも時には必要だと思うわけよ、おじさんは」
どういう意味だとそちらを向けば大きな背中は既に遠ざかりつつあり、気に入らんと舌打ちをしつつ敦賀はタカコの元へと歩み寄った。こちらはそんな思惑を知ってか知らずか、どちらにせよ愛銃との久し振りの再開に脳内は桃色の様子、
「ああシャーリーン、お前は何て可愛らしくて且つ色っぽいんだ、久し振りに会ったっていうのにちっとも色褪せていないなんて素晴らしいよ!」
と、手にした銃に向かって何やら怪しい独り言をぶつぶつと呟いている始末だ。
「……今……何故かお前の事をほほえみデブと呼びたくなった……」
「はぁぁ?何だよそれ失礼な奴だな」
「……いや、俺にも分からん」
それ以上は会話は続かず、タカコは視線を敦賀へと向ける事すら無く積み上げてあった荷物の中から人間の胴体程の大きさの袋を取り出し、その中身を自分の周囲に並べ始めた。
「それは?」
「手入れ道具。常に手入れしておかないと直ぐにジャミングを起こすからな、あ、ジャミングってのは弾詰まりの事な、動作不良。手は掛かるけどしっかりと機能していればこれ程頼もしい相棒も無いよ」
その後に続いた『人間以外には』という言葉、それが指し示すのはきっと夫の事なのだと思ったがそれはおくびにも出さず、手近に在った椅子を引き寄せ、タカコの隣に置いてそれに腰掛け、じっと手入れの様子を観察する。
銃を分解し、自分の前に広げた布の上に部品の全てを綺麗に並べて行く。淀み無く流れる様に作業を行う指はとても細く、油とゴミであっという間に汚れてしまったその様が何とも不釣り合いだと、そう思った。
「慣れてるな」
「あたぼうよ、飯よりも便所よりも風呂よりもセックスよりも手入れが先、ってな。徒手での接触戦にならない限りはこいつ等が自分の命を守るんだ、朝晩どころか暇さえ有れば手入れしてたよ」
「せっくす?何だそりゃ」
「あ、いやこっちの話。とにかく、何に代えても手入れが大事って事だ」
「刀の手入れと同じか」
「そういう事。あぁー、こんなに汚れちゃって、長い事放置していてごめんよシャーリーン、お前の事を忘れたわけじゃないんだ、こんな私でも許してくれるかい?」
「……それは止めておけ、他人の目が有るところではな」
「そうしたら二十四時間監視付きの現状じゃ何も言えなくなるじゃないか、監視役のお前しかいないなら良いだろ、誠ちゃん達だって機体に掛かりっきりでこっちの事なんか気にしてないし。よし、それじゃあこれは二人の秘密って事で。な?」
「『な?』じゃねぇよ……」
「まぁ良いじゃないか、こんなくだらない遣り取りが有ってもさ。そうだ、監視と言えばさ、お前は私を監視しててこの状況も真吾に報告が行くんだろうが、私は隠す事も無いし、そっちも警戒する必要は無ぇよ。ただ観察して記憶して、普通に報告すれば良い」
視線は銃に落としたままのタカコの言葉に一瞬空気に緊張が走る、分かっていて素知らぬ振りとはやはりこいつも大概だと思えば、そこで初めて敦賀へと視線を向けたタカコと目が合う。
「有能だよ、真吾は。捕虜に不満を持たせる事無く、同時に欲しい情報も手に入れる。お前等が忠誠を誓う価値の有る男だ。で、さ、そんな高根大佐に進言したい事が有るんだけど、戦術的な話」
彼女を取り巻く空気が、変わった気がした。
1
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
【短編】記憶を失っていても
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
7年以上前の記憶のない平民出身のラチェルは、6年前に娘のハリエットを生んでからグリオス国のアンギュロスの森付近の修道院で働きながら暮らしていた。
そんなある日ハリエットは見たことのない白銀色の大樹を見つけたと、母ラチェルに話すのだが……。
これは記憶の全てを失ったラチェル──シェシュティナが全てを取り戻すまでのお話。
※氷雨そら先生、キムラましゅろう先生のシークレットベビー企画開催作品です( ´艸`)
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる