75 / 101
第74章『感染』
しおりを挟む
第74章『感染』
その後の研究班の精査により、活骸から生まれた赤ん坊は人間であると結論づけられた。体温、循環機能、反射、体格や骨格の構造、その全てが人間の新生児と同様であり、活骸の特徴でもある皮膚の色や濁った体液、それ等の特徴は一切見当たらず、出産直後の様子を見る限り害は与えられないだろうという結論の下活骸へと戻された。
それから数日の間活骸は赤ん坊に付きっきりで面倒を見て、糞尿は全て舐めとるという行動を見せ、動物的な行動の基本は備わっているらしいという新たな発見を齎しもした。基本的に部屋の隅に蹲り子供を抱いたまま人間からは背を向けており、時折抱え直したり乳を含ませたり、人間らしさは殆ど無くとも猿とほぼ同様の行動様式を見せ、化け物であると同時に生物なのだという現実を観察している人間へと突き付ける。
活骸の出産からこちら、タカコは敦賀と行動を共にする事は殆ど無く研究棟飼育室へと入り浸っている。敦賀も自分の仕事で手一杯なのか苦言を呈する事も無く、活骸親子を観察しつつ福井を始めとした研究班と茶を飲みながら話すのが日常となっていた。
「タカコ、そんなに気になるの?」
「うん、色々とね」
まるで何かに取り憑かれた様に活骸を見詰め続けるタカコ、研究班の人間ですらこうも熱心ではないだろうという程のその姿に、のめり込み過ぎを心配した福井が声を掛けて来る。タカコはそれに返事を返し、漸く活骸から視線を外し福井の差し出す湯呑を受け取った。
母子共に状態は変わらない、相変わらず甲斐甲斐しく世話を続ける活骸、それを受けて順調に育っている様に見える赤ん坊。何故活骸から人間が生まれたのか、その点については活骸とは人間の変異体の様なものなのだろうという推測が既になされている。知りたいのはそこから先、人間がどうやって活骸へと変異したかだ。
遺伝的問題なのであれば生まれた子供にもそれは受け継がれているだろう、それが無いという事は遺伝性の既に固定化した変異ではないのか、それとも幼少期は発現しない性質のものなのか。活骸に襲われないという理由も正確なところが知りたい、自分の産んだ子供だから襲わないのか、それとも母子間だけはなく全ての活骸に適用されるものなのか、全く無関係な自分達にそれを応用する事は出来ないのか。
全てが分からない事だらけ、それは福井達も同じなのか色々と意見を求められそれに出来る限り応えはするものの事態が大きく進展する様な事は未だに一つも無い。
「活骸が産んだとは言え見た目人間じゃない、結構可愛い顔してるんだよね、でも大和人の赤ちゃんより彫りが深いって言うのかな、何か違う感じ」
「ああ、多分大陸の旧ロシアとかその辺りの血筋なんじゃないかなぁ、朝鮮半島には昔朝鮮って国が有ってその上に中国って国が有ったんだって、そこは大和人と近い東洋系の民族だったんだけど、中国の隣国のロシアは民族自体が違ったらしいよ」
「へー、それでなんだ、随分遠くから来たんだね、この活骸」
「うん、態々長距離移動して対馬区越えて大和に来ようとして、何がしたいんだろうね」
見た目が人間の新生児と同じともなればやはり多少の親しみは湧くもので、活骸に抱えられて殆どその姿を見る事の無い赤ん坊、その話題になれば室内の空気が多少和らぐのをその場の全員が感じていた。
それが突然崩れ去ったのは出産から一週間程経った頃の事、いつもの様に茶を啜りつつ話していたタカコ達の耳に突如届いたのは耳障りな奇声、但し、聞き慣れたそれよりもずっと小さく細く、そして高い声。
「……何で」
「うそ……でしょ……」
「おい!直ぐに司令達呼んで来い!」
慌ただしく動き始める室内、その場に残った全員が見詰める視線は活骸へと、正確にはその腕に抱かれた赤ん坊へと釘付けになっていた。
人間らしい艶と色の失われた肌、濁った瞳、抜け落ちて疎らになった頭髪、自分を抱く母親と同じ外見へと姿を変え、不気味に蠢く小さな活骸の姿がそこに在った。
(……遺伝的特性じゃなく感染性の変異か)
黄疸かと思われていたここ数日の皮膚の変色、それが変化の最初だったのだと思い至りタカコは小さく舌を打った。遺伝的特性なのであればこうも急激な変化は無い、もっと緩やかになる筈だ、この急変振りは感染性の変異、病変だろう、自分達に何も変化が無いとなると空気感染は無い、体液による接触感染だろうが活骸の体液を浴び続けている隊員達には病変が無い事を考えれば母乳を経由しての濃厚接触感染だろう。
恐らくは性交を通しても感染する、どんな病原体が原因なのかは分からないが潜伏期間が一定以上有るのだとすれば感染は爆発的に広がる、そして、それによって齎される惨劇も。ユーラシア大陸はヨーロッパ迄含めてその全てがこの病魔に襲われ、人間は食われたか活骸になったかのどちらかなのかも知れない。
考え得る限りの中で最悪に近い可能性がどうやら正解らしい、制御の方法さえ見つかれば生物兵器にもなりかねないものが対馬区の向こうに広がるユーラシア大陸に在る、そして自分達へと襲い掛かって来ている。
と、そこでタカコの脳裏に蘇ったのは五ヶ月前の活骸の博多侵攻、あれは結局活骸が何処から侵入して来たか未だに不明のまま、その来し方がたった今導き出した答えと瞬時に結びついて行く。
(……生物兵器を使った攻撃か……誰かは分からんが、飲料水にでも病原体を濃縮したものを混入させたな……)
それは取りも直さずあの日自分達が殺した活骸がこの博多で生きていた大和人、高根や敦賀達にとっては同胞である事を意味し、その事に思い至ったタカコは大きく歯を軋らせて脇に在った机の天板へと拳を叩き付けた。
「おいおい、落ち着け」
ぽん、と頭を叩かれて振り返れば高根の姿、いつもの口調で言って見せて努めて平静を装ってはいるが、眼差しは鋭く口元は歪められ、それを見て彼もまた自分と同じ結論へと辿り着いたのだと知る。
その日、人類は希望の代わりに絶望の種を一つ、手にする事となった。
その後の研究班の精査により、活骸から生まれた赤ん坊は人間であると結論づけられた。体温、循環機能、反射、体格や骨格の構造、その全てが人間の新生児と同様であり、活骸の特徴でもある皮膚の色や濁った体液、それ等の特徴は一切見当たらず、出産直後の様子を見る限り害は与えられないだろうという結論の下活骸へと戻された。
それから数日の間活骸は赤ん坊に付きっきりで面倒を見て、糞尿は全て舐めとるという行動を見せ、動物的な行動の基本は備わっているらしいという新たな発見を齎しもした。基本的に部屋の隅に蹲り子供を抱いたまま人間からは背を向けており、時折抱え直したり乳を含ませたり、人間らしさは殆ど無くとも猿とほぼ同様の行動様式を見せ、化け物であると同時に生物なのだという現実を観察している人間へと突き付ける。
活骸の出産からこちら、タカコは敦賀と行動を共にする事は殆ど無く研究棟飼育室へと入り浸っている。敦賀も自分の仕事で手一杯なのか苦言を呈する事も無く、活骸親子を観察しつつ福井を始めとした研究班と茶を飲みながら話すのが日常となっていた。
「タカコ、そんなに気になるの?」
「うん、色々とね」
まるで何かに取り憑かれた様に活骸を見詰め続けるタカコ、研究班の人間ですらこうも熱心ではないだろうという程のその姿に、のめり込み過ぎを心配した福井が声を掛けて来る。タカコはそれに返事を返し、漸く活骸から視線を外し福井の差し出す湯呑を受け取った。
母子共に状態は変わらない、相変わらず甲斐甲斐しく世話を続ける活骸、それを受けて順調に育っている様に見える赤ん坊。何故活骸から人間が生まれたのか、その点については活骸とは人間の変異体の様なものなのだろうという推測が既になされている。知りたいのはそこから先、人間がどうやって活骸へと変異したかだ。
遺伝的問題なのであれば生まれた子供にもそれは受け継がれているだろう、それが無いという事は遺伝性の既に固定化した変異ではないのか、それとも幼少期は発現しない性質のものなのか。活骸に襲われないという理由も正確なところが知りたい、自分の産んだ子供だから襲わないのか、それとも母子間だけはなく全ての活骸に適用されるものなのか、全く無関係な自分達にそれを応用する事は出来ないのか。
全てが分からない事だらけ、それは福井達も同じなのか色々と意見を求められそれに出来る限り応えはするものの事態が大きく進展する様な事は未だに一つも無い。
「活骸が産んだとは言え見た目人間じゃない、結構可愛い顔してるんだよね、でも大和人の赤ちゃんより彫りが深いって言うのかな、何か違う感じ」
「ああ、多分大陸の旧ロシアとかその辺りの血筋なんじゃないかなぁ、朝鮮半島には昔朝鮮って国が有ってその上に中国って国が有ったんだって、そこは大和人と近い東洋系の民族だったんだけど、中国の隣国のロシアは民族自体が違ったらしいよ」
「へー、それでなんだ、随分遠くから来たんだね、この活骸」
「うん、態々長距離移動して対馬区越えて大和に来ようとして、何がしたいんだろうね」
見た目が人間の新生児と同じともなればやはり多少の親しみは湧くもので、活骸に抱えられて殆どその姿を見る事の無い赤ん坊、その話題になれば室内の空気が多少和らぐのをその場の全員が感じていた。
それが突然崩れ去ったのは出産から一週間程経った頃の事、いつもの様に茶を啜りつつ話していたタカコ達の耳に突如届いたのは耳障りな奇声、但し、聞き慣れたそれよりもずっと小さく細く、そして高い声。
「……何で」
「うそ……でしょ……」
「おい!直ぐに司令達呼んで来い!」
慌ただしく動き始める室内、その場に残った全員が見詰める視線は活骸へと、正確にはその腕に抱かれた赤ん坊へと釘付けになっていた。
人間らしい艶と色の失われた肌、濁った瞳、抜け落ちて疎らになった頭髪、自分を抱く母親と同じ外見へと姿を変え、不気味に蠢く小さな活骸の姿がそこに在った。
(……遺伝的特性じゃなく感染性の変異か)
黄疸かと思われていたここ数日の皮膚の変色、それが変化の最初だったのだと思い至りタカコは小さく舌を打った。遺伝的特性なのであればこうも急激な変化は無い、もっと緩やかになる筈だ、この急変振りは感染性の変異、病変だろう、自分達に何も変化が無いとなると空気感染は無い、体液による接触感染だろうが活骸の体液を浴び続けている隊員達には病変が無い事を考えれば母乳を経由しての濃厚接触感染だろう。
恐らくは性交を通しても感染する、どんな病原体が原因なのかは分からないが潜伏期間が一定以上有るのだとすれば感染は爆発的に広がる、そして、それによって齎される惨劇も。ユーラシア大陸はヨーロッパ迄含めてその全てがこの病魔に襲われ、人間は食われたか活骸になったかのどちらかなのかも知れない。
考え得る限りの中で最悪に近い可能性がどうやら正解らしい、制御の方法さえ見つかれば生物兵器にもなりかねないものが対馬区の向こうに広がるユーラシア大陸に在る、そして自分達へと襲い掛かって来ている。
と、そこでタカコの脳裏に蘇ったのは五ヶ月前の活骸の博多侵攻、あれは結局活骸が何処から侵入して来たか未だに不明のまま、その来し方がたった今導き出した答えと瞬時に結びついて行く。
(……生物兵器を使った攻撃か……誰かは分からんが、飲料水にでも病原体を濃縮したものを混入させたな……)
それは取りも直さずあの日自分達が殺した活骸がこの博多で生きていた大和人、高根や敦賀達にとっては同胞である事を意味し、その事に思い至ったタカコは大きく歯を軋らせて脇に在った机の天板へと拳を叩き付けた。
「おいおい、落ち着け」
ぽん、と頭を叩かれて振り返れば高根の姿、いつもの口調で言って見せて努めて平静を装ってはいるが、眼差しは鋭く口元は歪められ、それを見て彼もまた自分と同じ結論へと辿り着いたのだと知る。
その日、人類は希望の代わりに絶望の種を一つ、手にする事となった。
0
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
【短編】記憶を失っていても
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
7年以上前の記憶のない平民出身のラチェルは、6年前に娘のハリエットを生んでからグリオス国のアンギュロスの森付近の修道院で働きながら暮らしていた。
そんなある日ハリエットは見たことのない白銀色の大樹を見つけたと、母ラチェルに話すのだが……。
これは記憶の全てを失ったラチェル──シェシュティナが全てを取り戻すまでのお話。
※氷雨そら先生、キムラましゅろう先生のシークレットベビー企画開催作品です( ´艸`)
【完結】メルティは諦めない~立派なレディになったなら
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる