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第402章『最後の防衛線』
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第402章『最後の防衛線』
『第二十六から五十迄確認終了、異常無し、送れ』
「了解、終了」
『第七十六から第百、導線の不調を三ヶ所確認、交換作業に入る、送れ』
「了解、時間が無い、急げ」
『了解、送れ』
「終了」
深夜の第一防壁前、中央監視台近くに停められたトラックの助手席に座った島津が無線への応答を終え、送受話器を放りながら背凭れへと身体を沈めがしがしと頭を掻く。高根から下された塹壕発動の為の最終点検、午前中には起爆したいとの意向に沿う様に突貫で作業を進めてはいるが、定期的な点検は連綿と受け継がれて来たとは言えど遺物と言って良い程の古い構造物、先日の点検から今迄の間にもあちこちに不調が発見され、その手直しに時間を割かれ点検作業は思ったよりも進まない。
「この分じゃ夜が明けるどころか昼になっても終わるか分からんな……」
不眠不休の突貫で作業に当たれと言われてはいるものの、人間の体力が有限である事を考えれば額面通りに動くわけにはいかない。他の区画を受け持っている士官達とも打ち合わせをしつつ休憩を回さなければ、そんな事を考えつつ鈍い痛みを持ち始めた肩の関節をぐりぐりと動かせば、不意に窓をコンコンと叩かれ島津はその動きを止めた。
「大野さん、どうしたんですか」
「休憩回すだろ?その調整にな」
窓を開けてみればそこにいたのは少佐の大野、階級は同じでも任官は彼の方が数年早いという事も有り、島津は若干ではあるが畏まった口調で彼に話し掛けつつ扉を開けて車外へと出る。
「あー、俺もそろそろその連絡入れようと思ってました」
地面へと降り立ってみればそこにいたのは大野だけではなく、他の区画を取り纏めている小隊長達や古参の曹長達が数名、そして最先任の敦賀の姿も在る。階級に関わらず人を取り纏める立場であれば考える事は一緒かと笑い合いながら、彼等は集まった目的を果たそうかと輪になって人員の割り振りに取り掛かった。
割り振り自体はそう時間の掛かるものではなく、決まった後は各区画の分隊長達に無線で指示を出し、その後は自分達も少しばかり休むかと、或る者は地面へと腰を下ろし、或る者は座るだけではなく仰向けに寝転がり、また或る者はトラックの荷台へと上がりそこに座ったり寝転がったり、思い思いの楽な姿勢を取り暫くの間は無言のまま過ごしていた。
「……本当の意味での『最後の防衛線』なんですよね……俺、自分が生きている間にこれの発動を見るとか、それどころか自分達が発動する事になるとは……思ってもみませんでした」
そんな、呟く様な誰かの言葉がその場の全員の耳朶を打つ。
誰も、返答は直ぐにはしなかった。その言葉の持つ意味の重さは全員が知っていて、否定も肯定も、そうそう気軽に簡単に出来るものではないという事もまた、よく分かっていた。
第一防壁と自分達の間に防壁と平行に走る二本の線、幅二十mの間隔を維持したそれは左右何処迄も伸びて行き、それに沿って点検作業を進める兵士達の手元を照らす照明が街路灯の様に続いている。その向こう、今は手前の照明の所為ではっきりとは見えない第一防壁、今朝迄はそこに押し寄せ耳障りな奇声を上げていた活骸の気配は殆ど無く、日中の爆撃が如何に大きな威力と加害範囲を持っていたかを窺わせた。
指揮所より下された緘口令により、塹壕の発動の準備の為に後からやって来た部隊には爆撃の詳細は知られてはいないが、それでも振動は確実に本部棟の方へも伝わっていた筈で、立ち昇る爆煙も見えていただろう。何より、日が落ちてからやって来たとは言えど、第一防壁のすぐ向こう側の惨状は隠し様も無い。自分達の力、そして想像すら及ばない程の深刻な事態が齎されたのであろう事は、全員が感じ取っているに違い無い。
そんな中で即応の為の準備ではなく実際に起爆が明言された塹壕の発動とその為の最終準備、今作業に従事している兵士達の胸中はどんなものなのか、その場の誰もがそんな事を考えた。
「九州内に留まっている民間人に対しては、九州からの退去命令が出されました、嫁も子供も妹も、今頃は移動を開始している筈です。簡単に死ぬ気は無いですけどね……それでも、護りたい存在が危険から少しでも遠ざかってくれれば、まぁ、変な言い方ですけど安心は出来ますし、それに……前だけ向いて事に臨めますよ」
水筒の中身を飲み干して口を開いたのは島津、その言葉には気負いも悲嘆も無く、淡々とした、そして穏やかすら感じさせる声音。彼と同じく家族持ちはそれに静かに笑って頷き、独身者は親兄弟を想いながら、そして身寄りの無い者は身軽で良かったと口にし、彼等もまた同じ様に静かな、そして確固たる意志を秘めた穏やかな笑みを浮かべ、段々と闇が薄れ始めた空を仰いだ。
「高根総司令、君が命令を」
「私が、ですか」
「塹壕の発動の権限は代々海兵隊総司令のみに認められたものだ、幾ら指揮所内での階級が私の方が上とは言えど、これは君の役目だろう」
「……分かりました」
夜は明け時刻は既に正午を回っている、各兵員が全力を尽くしてはくれたものの、やはりそれなりの時間が掛かってしまった。それでも長らく使われずに眠っていたものを今日中に漕ぎ着けたのだから問題は無いだろう、そんな事を言い合いながら指揮所へと詰めていた面々がトラックを降り、唯静かに命令を待つ海兵達の前へと姿を現した。
副長に命令を促された高根が先ず防壁へと正対し、それに副長や黒川や小此木や横山といった面々が続く。身形は草臥れてしまってはいるものの眼光の鋭さだけは依然変わらない彼等に、
「準備は出来ています、いつでも命令を」
と、島津が静かにそう告げて挙手敬礼をし、高根はそれに短く返礼をした後で左右に居並ぶ部下達の姿へと視線を遣る。
指揮所にいた高級士官の自分達よりも余程草臥れた様子の海兵達、それでも双眸には力と決意が満ち満ちており、心強い部下を持てた事が自分の一番の幸運だな、と、高根は小さく笑った直後その顔から笑みを消し去り、す、と、右腕を真っ直ぐに上へと掲げた。
「――点火!!」
眦を決し掲げた右手を振り下ろすと同時に上がった咆哮の如き号令、それは無線を通して全部隊へと瞬時に伝えられ、号令とほぼ同時に全ての導線に電流が走り、直後、凄まじい爆音と振動が轟き全員の身体を激しく叩く。
第一防壁に沿って何処迄も続く煙の帯、その中から大量の瓦礫が崩れ落ちる音が響き渡り、その少し後に左右から大量の水が押し寄せる音がやって来て、それに伴い粉塵が大気へと巻き上げられやがて消えて行く。
「……これが、大和の最後の防衛線です……本当のね」
粉塵が消え去った後に現れたのは幅二十m、深さ二十mの水路。
高根の言葉を掻き消す様に、左右から流れ込んで来た海水が激しくぶつかり合う音が響いていた。
『第二十六から五十迄確認終了、異常無し、送れ』
「了解、終了」
『第七十六から第百、導線の不調を三ヶ所確認、交換作業に入る、送れ』
「了解、時間が無い、急げ」
『了解、送れ』
「終了」
深夜の第一防壁前、中央監視台近くに停められたトラックの助手席に座った島津が無線への応答を終え、送受話器を放りながら背凭れへと身体を沈めがしがしと頭を掻く。高根から下された塹壕発動の為の最終点検、午前中には起爆したいとの意向に沿う様に突貫で作業を進めてはいるが、定期的な点検は連綿と受け継がれて来たとは言えど遺物と言って良い程の古い構造物、先日の点検から今迄の間にもあちこちに不調が発見され、その手直しに時間を割かれ点検作業は思ったよりも進まない。
「この分じゃ夜が明けるどころか昼になっても終わるか分からんな……」
不眠不休の突貫で作業に当たれと言われてはいるものの、人間の体力が有限である事を考えれば額面通りに動くわけにはいかない。他の区画を受け持っている士官達とも打ち合わせをしつつ休憩を回さなければ、そんな事を考えつつ鈍い痛みを持ち始めた肩の関節をぐりぐりと動かせば、不意に窓をコンコンと叩かれ島津はその動きを止めた。
「大野さん、どうしたんですか」
「休憩回すだろ?その調整にな」
窓を開けてみればそこにいたのは少佐の大野、階級は同じでも任官は彼の方が数年早いという事も有り、島津は若干ではあるが畏まった口調で彼に話し掛けつつ扉を開けて車外へと出る。
「あー、俺もそろそろその連絡入れようと思ってました」
地面へと降り立ってみればそこにいたのは大野だけではなく、他の区画を取り纏めている小隊長達や古参の曹長達が数名、そして最先任の敦賀の姿も在る。階級に関わらず人を取り纏める立場であれば考える事は一緒かと笑い合いながら、彼等は集まった目的を果たそうかと輪になって人員の割り振りに取り掛かった。
割り振り自体はそう時間の掛かるものではなく、決まった後は各区画の分隊長達に無線で指示を出し、その後は自分達も少しばかり休むかと、或る者は地面へと腰を下ろし、或る者は座るだけではなく仰向けに寝転がり、また或る者はトラックの荷台へと上がりそこに座ったり寝転がったり、思い思いの楽な姿勢を取り暫くの間は無言のまま過ごしていた。
「……本当の意味での『最後の防衛線』なんですよね……俺、自分が生きている間にこれの発動を見るとか、それどころか自分達が発動する事になるとは……思ってもみませんでした」
そんな、呟く様な誰かの言葉がその場の全員の耳朶を打つ。
誰も、返答は直ぐにはしなかった。その言葉の持つ意味の重さは全員が知っていて、否定も肯定も、そうそう気軽に簡単に出来るものではないという事もまた、よく分かっていた。
第一防壁と自分達の間に防壁と平行に走る二本の線、幅二十mの間隔を維持したそれは左右何処迄も伸びて行き、それに沿って点検作業を進める兵士達の手元を照らす照明が街路灯の様に続いている。その向こう、今は手前の照明の所為ではっきりとは見えない第一防壁、今朝迄はそこに押し寄せ耳障りな奇声を上げていた活骸の気配は殆ど無く、日中の爆撃が如何に大きな威力と加害範囲を持っていたかを窺わせた。
指揮所より下された緘口令により、塹壕の発動の準備の為に後からやって来た部隊には爆撃の詳細は知られてはいないが、それでも振動は確実に本部棟の方へも伝わっていた筈で、立ち昇る爆煙も見えていただろう。何より、日が落ちてからやって来たとは言えど、第一防壁のすぐ向こう側の惨状は隠し様も無い。自分達の力、そして想像すら及ばない程の深刻な事態が齎されたのであろう事は、全員が感じ取っているに違い無い。
そんな中で即応の為の準備ではなく実際に起爆が明言された塹壕の発動とその為の最終準備、今作業に従事している兵士達の胸中はどんなものなのか、その場の誰もがそんな事を考えた。
「九州内に留まっている民間人に対しては、九州からの退去命令が出されました、嫁も子供も妹も、今頃は移動を開始している筈です。簡単に死ぬ気は無いですけどね……それでも、護りたい存在が危険から少しでも遠ざかってくれれば、まぁ、変な言い方ですけど安心は出来ますし、それに……前だけ向いて事に臨めますよ」
水筒の中身を飲み干して口を開いたのは島津、その言葉には気負いも悲嘆も無く、淡々とした、そして穏やかすら感じさせる声音。彼と同じく家族持ちはそれに静かに笑って頷き、独身者は親兄弟を想いながら、そして身寄りの無い者は身軽で良かったと口にし、彼等もまた同じ様に静かな、そして確固たる意志を秘めた穏やかな笑みを浮かべ、段々と闇が薄れ始めた空を仰いだ。
「高根総司令、君が命令を」
「私が、ですか」
「塹壕の発動の権限は代々海兵隊総司令のみに認められたものだ、幾ら指揮所内での階級が私の方が上とは言えど、これは君の役目だろう」
「……分かりました」
夜は明け時刻は既に正午を回っている、各兵員が全力を尽くしてはくれたものの、やはりそれなりの時間が掛かってしまった。それでも長らく使われずに眠っていたものを今日中に漕ぎ着けたのだから問題は無いだろう、そんな事を言い合いながら指揮所へと詰めていた面々がトラックを降り、唯静かに命令を待つ海兵達の前へと姿を現した。
副長に命令を促された高根が先ず防壁へと正対し、それに副長や黒川や小此木や横山といった面々が続く。身形は草臥れてしまってはいるものの眼光の鋭さだけは依然変わらない彼等に、
「準備は出来ています、いつでも命令を」
と、島津が静かにそう告げて挙手敬礼をし、高根はそれに短く返礼をした後で左右に居並ぶ部下達の姿へと視線を遣る。
指揮所にいた高級士官の自分達よりも余程草臥れた様子の海兵達、それでも双眸には力と決意が満ち満ちており、心強い部下を持てた事が自分の一番の幸運だな、と、高根は小さく笑った直後その顔から笑みを消し去り、す、と、右腕を真っ直ぐに上へと掲げた。
「――点火!!」
眦を決し掲げた右手を振り下ろすと同時に上がった咆哮の如き号令、それは無線を通して全部隊へと瞬時に伝えられ、号令とほぼ同時に全ての導線に電流が走り、直後、凄まじい爆音と振動が轟き全員の身体を激しく叩く。
第一防壁に沿って何処迄も続く煙の帯、その中から大量の瓦礫が崩れ落ちる音が響き渡り、その少し後に左右から大量の水が押し寄せる音がやって来て、それに伴い粉塵が大気へと巻き上げられやがて消えて行く。
「……これが、大和の最後の防衛線です……本当のね」
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