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リューシャ編
15話
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護衛たちを氷漬けにした後、リリエたちは城の中の真っ直ぐな廊下を歩いていた。
「…そうだ。突然だけど、リリエって、魔法はいくつ使えるの?」
「?1つだけだと思うけど…?」
リリエの言葉に一瞬だけ固まると、スカイはなにかを理解したのか言った。
「もしかして、リリエは魔法の種類とか分からない?」
「…魔法の種類?」
その言葉にスカイは頷くと、言う。
「魔法の種類は理解してた方が良いから、今のうちに教えるよ。まず、魔法って言うのは、使用者の体力、魔力を元にして使うんだけど、そこは知ってるよね。」
スカイの言葉に頷くリリエ。
「じゃあ、その魔法は大きく分けて3つに分類される。1つは、属性魔法。これは属性のあるもの、例えば俺の氷やリリエの炎、水、風とかがそう呼ばれる。2つ目は物質魔法。これには属性の無いもの、石とか鉄とかが含まれる。そして3つ目は補助魔法。ここには、俺の使う回復や、飛行の魔法が入るんだ。そして、その3つの魔法のなかで1番威力があるのは属性魔法なんだ。」
「と言うことは私は1番威力の高い属性魔法しか使えてないってことなんだね?」
リリエの言葉に少し考えてスカイは言った。
「…そうなんだけど、属性魔法には威力の代わりに大きな欠点がある。それは、属性魔法は1つしか覚えられないことと、属性魔法を使えるものは、決して物質魔法が扱えないということ。」
「…属性魔法は1つしか覚えられない…?」
スカイは頷く。
「リリエの場合は風、水、火でそれぞれ1つずつ、つまり3つもの属性魔法が使える。これはほとんどあり得ないことなんだ。」
″!だからあの時あの神は属性は1つしか覚えられないと思っていたなんて言ったんだ…″
リリエはとても驚くが、スカイは言葉を続けた。
「リリエ。君はどうやってその魔法を覚えたんだ?」
「私の魔法?…私は、家にあった本で…」
「本で?」
″まさかの独学?そこに、リリエ魔法のことが書いてあるんじゃ…″
考え込むスカイの心の言葉をなんとなく察したのかリリエは言う。
「えっと、私の魔法…本には《元素魔法》って書かれてて…」
「元素魔法?そんな魔法初めて聞いた…新しい魔法の部類…?」
「あ、本には属性魔法と分類は同じだって書いてあったよ。」
「と言うことは、元素…つまり水、火、風、土を扱う属性魔法…ってことに…」
″元素を扱う属性魔法…そんなものが…″
「でも、なんでだろう?」
「なにが?」
突然1人で立ち止まり、首をかしげるリリエ。
「…だって、元素魔法が属性魔法の分類なら、4つも覚えるなんて不可能でしょ?なのになんで私は覚えれてかつ使えてるの?…まだあと1つは使えないけど…」
その言葉にスカイも考え込む。
″確かに…普通だったら属性魔法を2つ以上覚えようとすれば、もし覚えれたにしても魔法が暴走してしまって、制御が利かなくなってしまう。…そうなれば、魔法の使用時に何かしらのデメリットがあると考えるのが妥当だけど…″
「…そう言えば、リリエはつまり、火、水、風、土の4つの魔法が使えるんだよね。で、既に火、水、風は使ってる。じゃあ、土は?まだ使って無いでしょ?」
「あ…えっと…土は、まだ覚えてないんだ」
「覚えてない?」
「う、うん。風、火、水、土の順番で覚えようと思ってたんだけど、想像以上に時間がかかって…風はまあまあ使えて、火もそこそこは使えるんだけど…水が心もとなくて、土に至ってはほとんど使えないしで今、すっごく困ってるんだ…」
「大丈夫。友達を連れ戻して、また覚えたら次は使えるようになるよきっと。」
「そっか。ありがとうスカイ。そのためにも絶対白亜の城まで行かなくちゃ。」
スカイの言葉に笑うとそう意気込んで、先ほど立ち止まったせいで少し先にいるスカイの横へ行こうと一歩踏み出したその時、リリエの前に突然鉄の槍が出現し、リリエの方へ向かって一直線に飛んできた。
「えっ…?」
「!」
あまりに突然のことだったため、リリエはかわす暇もなく、ただ唖然と自分に向かってくる槍を見ていた。
「…」
その時スカイは、なにかを呟いた。
「…そうだ。突然だけど、リリエって、魔法はいくつ使えるの?」
「?1つだけだと思うけど…?」
リリエの言葉に一瞬だけ固まると、スカイはなにかを理解したのか言った。
「もしかして、リリエは魔法の種類とか分からない?」
「…魔法の種類?」
その言葉にスカイは頷くと、言う。
「魔法の種類は理解してた方が良いから、今のうちに教えるよ。まず、魔法って言うのは、使用者の体力、魔力を元にして使うんだけど、そこは知ってるよね。」
スカイの言葉に頷くリリエ。
「じゃあ、その魔法は大きく分けて3つに分類される。1つは、属性魔法。これは属性のあるもの、例えば俺の氷やリリエの炎、水、風とかがそう呼ばれる。2つ目は物質魔法。これには属性の無いもの、石とか鉄とかが含まれる。そして3つ目は補助魔法。ここには、俺の使う回復や、飛行の魔法が入るんだ。そして、その3つの魔法のなかで1番威力があるのは属性魔法なんだ。」
「と言うことは私は1番威力の高い属性魔法しか使えてないってことなんだね?」
リリエの言葉に少し考えてスカイは言った。
「…そうなんだけど、属性魔法には威力の代わりに大きな欠点がある。それは、属性魔法は1つしか覚えられないことと、属性魔法を使えるものは、決して物質魔法が扱えないということ。」
「…属性魔法は1つしか覚えられない…?」
スカイは頷く。
「リリエの場合は風、水、火でそれぞれ1つずつ、つまり3つもの属性魔法が使える。これはほとんどあり得ないことなんだ。」
″!だからあの時あの神は属性は1つしか覚えられないと思っていたなんて言ったんだ…″
リリエはとても驚くが、スカイは言葉を続けた。
「リリエ。君はどうやってその魔法を覚えたんだ?」
「私の魔法?…私は、家にあった本で…」
「本で?」
″まさかの独学?そこに、リリエ魔法のことが書いてあるんじゃ…″
考え込むスカイの心の言葉をなんとなく察したのかリリエは言う。
「えっと、私の魔法…本には《元素魔法》って書かれてて…」
「元素魔法?そんな魔法初めて聞いた…新しい魔法の部類…?」
「あ、本には属性魔法と分類は同じだって書いてあったよ。」
「と言うことは、元素…つまり水、火、風、土を扱う属性魔法…ってことに…」
″元素を扱う属性魔法…そんなものが…″
「でも、なんでだろう?」
「なにが?」
突然1人で立ち止まり、首をかしげるリリエ。
「…だって、元素魔法が属性魔法の分類なら、4つも覚えるなんて不可能でしょ?なのになんで私は覚えれてかつ使えてるの?…まだあと1つは使えないけど…」
その言葉にスカイも考え込む。
″確かに…普通だったら属性魔法を2つ以上覚えようとすれば、もし覚えれたにしても魔法が暴走してしまって、制御が利かなくなってしまう。…そうなれば、魔法の使用時に何かしらのデメリットがあると考えるのが妥当だけど…″
「…そう言えば、リリエはつまり、火、水、風、土の4つの魔法が使えるんだよね。で、既に火、水、風は使ってる。じゃあ、土は?まだ使って無いでしょ?」
「あ…えっと…土は、まだ覚えてないんだ」
「覚えてない?」
「う、うん。風、火、水、土の順番で覚えようと思ってたんだけど、想像以上に時間がかかって…風はまあまあ使えて、火もそこそこは使えるんだけど…水が心もとなくて、土に至ってはほとんど使えないしで今、すっごく困ってるんだ…」
「大丈夫。友達を連れ戻して、また覚えたら次は使えるようになるよきっと。」
「そっか。ありがとうスカイ。そのためにも絶対白亜の城まで行かなくちゃ。」
スカイの言葉に笑うとそう意気込んで、先ほど立ち止まったせいで少し先にいるスカイの横へ行こうと一歩踏み出したその時、リリエの前に突然鉄の槍が出現し、リリエの方へ向かって一直線に飛んできた。
「えっ…?」
「!」
あまりに突然のことだったため、リリエはかわす暇もなく、ただ唖然と自分に向かってくる槍を見ていた。
「…」
その時スカイは、なにかを呟いた。
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