声劇台本 異能力者のカタストロフィー

Rara

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第一話

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人数5~6人

男性:3人
女性:1人
不問:2人



三枝木 昴(さえき すばる)
性別:男
年齢:20
性格:子供っぽさと残虐性を兼ね備えた感じ


鏡川 遥(かがみかわ はるか)
性別:男
年齢:20
性格:正義感のある優男


南 風(みなみ ふう)
性別:女
年齢:20
性格:おとなしい

鬼島 幸(きじま こう)
性別:男
年齢:42
性格:厳格


???
性別:不問
年齢:不問
性格:無感情

ナレーション
全て不問

モブ(店員A、店員B、虐められた人、看護師A、看護師B、子供)


第一話

鏡川:やめろ…やめてくれお願いだ…お願いだから…やめてくぇぇぇぇぇぇ!ァァァ!…ハァ…ハァ…ハァ(少し息を整えため息吐く)また…またこの夢か…

(携帯が鳴る)

鏡川:はい…鏡川です

???:仕事です…目的地を端末に送りますので至急そこ向かいください以上

(電話が切れる)

鏡川:全く…いつも急にくるよな…本当

(また携帯が鳴る)

鏡川:ん?…はいなんでしょう?

???:…いい忘れました。貴方に新しくバディを派遣します今後の仕事は彼と行動するように

鏡川:…わかりました。

(また電話が切れる)

鏡川:…(ため息)最近頻繁に来るよな異能関連の事件…とりあえず指定された場所に行かなきゃな

(少し間を置き)

ナレーション:(鏡川は電話の相手から指定された場所にすぐさま向かった。どうやら場所は大分前に無くなった廃校のようだ)

鏡川:えーとここか?

鬼島:…クソ…ひでぇことしやがるぜ…化け物が…

鏡川:お疲れさまです鬼島さん

鬼島:お?鏡川、今回も指定された時間ぴったりに来たか、感心、感心!

鏡川:あはは…ありがとうございます…それで一体何が…これは…

鬼島:見ての通りひでぇ有り様だ

ナレーション:(その光景は床や壁に一面に複数の大小問わない切り傷ざっくばらんになっていて、そこに壁や床と同じような状態になっている死体が3体ある、
まさに鬼島の言うとおりひどい有り様だ)

鏡川:これは…全身に数ヶ所の切り傷…大きい物から小さい物までありますね…

鬼島:ん?

鏡川:どうしました?

鬼島:足の所見てみろ、切り傷以外の傷もあるだろ?

鏡川:確かに…これは打撲痕ですね、しかもこの箇所だけ何度も…あ

鬼島:どうした?

鏡川:そういえば新しくバディが来るって…もしかして鬼島さんが?

鬼島:いや俺じゃない、というかまだ来てないな…

鏡川:そうでしたか

ナレーション:(するとドタバタと誰かが廊下を走る音とうぉぉぉぉっと叫ぶ若い男の声が無音の廃校に響き渡る)

三枝木:うぉぉぉぉぉ!トォウ!(スライディングして飛び込む)フー!ギリギリセーフ!お待たせしました!三枝木 昴!到着しました!

鬼島:特に目ぼしい物がないな鏡川そっちには何かあったか?

鏡川:いえ特に何も…もう少しご遺体の方を調べますね

鬼島:俺も他に何かないか辺りを調べてみよう

三枝木:ねぇ?ちょっと無視しないでよ、ねぇ?ねぇってば?ちょっとー!

鏡川:死体は3体…死亡してからそんなに経ってたないようだな…顔は…ぐちゃぐちゃになって誰だかわからな…フゴ!(三枝木ほっぺを引っ張られる)

三枝木:遅刻した僕が悪かったから~お願いだから無視しないでよぉ~(泣)

鏡川:いだだだだ!わっわかっひゃわかっひゃからほっぺひっぱらないれ!…あ~いったいな~もう!なんなんだ!君は!

三枝木:ひどいなぁ~僕は君のバディだよほら!さっき電話の人に言われたでしょ?

鏡川:…え?君?

三枝木:うん

鏡川:本当に?

三枝木:本当

鏡川:…

三枝木:あ!今なんか「こいつ頼りなさそう」見たいな顔したでしょ!ひどいなぁ僕だってこの仕事やって5年も経ってるベテランなんだよ!

鏡川:それじゃ…この死体を見てベテランさんはどう思いました?

三枝木:ん~すごい事になってるね!

鏡川:いや!それは誰が見てもそうだろ!違うよ!これを見て何か気になる所があるのかって聞いてるの!

三枝木:ん~そうだなぁ~この人の着ている服がボロボロで最初見たときわからなかったけどよく見ると何処かで見たことおるんだよね…え~と…ん~…なんだっけ?

鏡川:あーこれもしかしてスーツかな?そうするとこの人の職業は…

三枝木:思い出した!BLだ!

鏡川:うんOLね

三枝木:そう!そのO~L?ってやつ!

鏡川:OLか~少しは絞れたけどこれじゃ…

三枝木:うんしょ…よいしょ…(死体をまさぐってる)…あ!漁ったら財布はボロボロだけど中身は無事みたいだよ!

鏡川:ちょっと貸して!

三枝木:えーどうしよっかな~僕の欲しい物買ってきたら貸してやってもいいよ~

鏡川:…何が欲しいんだ?

三枝木:…いいの?

鏡川:いや君が言ったんだろ?

三枝木:やった!!じゃあさ!じゃあさ!僕ねアレが欲しい!飴が沢山入ってる四角い缶のアレ!

鏡川:あー飴缶の事か?それな別にいいが…それだけ?

三枝木:うん!

鏡川:君ってなんか子供っぽいね

三枝木:よく言われる!あっ!そうだ!はい財布!

鏡川:どうも…お金は1万円札が1枚…小銭はそこそこ…お!車の免許証!これでこの人が誰だかわかるぞ!…えーと名前は佐藤 都さん…年齢は20歳で職業はやはりリーマンか…

三枝木:他の死体も調べみるね!

鏡川:あっお願いします

鬼島:おーい何か収穫あったか?

鏡川:あっ鬼島さん何個か見つけました

(少し間をおいて)

鬼島:…なるほど、なら俺は免許証に記載されている住所に向かうとするお前らは?

鏡川:僕らはこの人達に何か共通点がないか探してみます

鬼島:わかった何か分かったら連絡してくれ

鏡川:はい

(鬼島は行った)

鏡川:それじゃ~、一人はわかったから他の人達が誰か調べないとな三枝木くん何かあったかい?

三枝木:全然…あー!疲れた!!ちょっと休憩しよ!

鏡川:しょうがないな~

鏡川:(そういえば近くにコンビニがあったな?…そこで飴を買うか)

鏡川:それじゃコンビニに行くよ

三枝木:おう!

ナレーション:二人は廃校の近くにあるコンビニに向かった

モブ店員:いらっしゃいませー

三枝木:飴~♪飴~♪

鏡川:あまりはしゃがない…えーと飴沢山入ってる四角い缶…これかい?

三枝木:あっ!そうそう!それ!

鏡川:はいよ(飴缶を渡す)

三枝木:ありがとう!えへへ(無邪気な笑顔)

鏡川:(本当に子供みたいだな…)

三枝木:ん?なに僕の顔見てるの?あっ!わかった!僕の飴缶が欲しいのか?あげないよ~だ!

鏡川:そんなんじゃ無いよ、まぁとりあえずさっさと飴買って戻るよ

三枝木:はーい

鏡川:ん?

ナレーション:(帰ろうとした時、鏡川は店員の世間話しを聞いた)

モブ店員A:あぁ~最悪…ねぇ!聞いてくれよ!

モブ店員B:どうしたんだ?

モブ店員A:昨日めちゃくちゃ雨降っただろ?

モブ店員B:あぁすごい土砂降りだったよな

モブ店員A:そんでさぁ帰る道中に降りやがってよ~お気に入りのスニーカーがびしょ濡れになっちまったんだよ!…(ため息)

モブ店員B:あははは…それはドンマイだな

鏡川:…

三枝木:鏡川くん?どうした?

鏡川:いや何でもない

ナレーション:(しばらくすると鏡川の携帯が鳴る)

鏡川:あっ鬼島さんからだ…はい鏡川ですどうしました?

鬼島:色々と調べたら彼女達はあの廃校の元生徒だったようでな、名前も掴んだ

鏡川:元生徒?

鬼島:あぁしかも聞いた話では当時ではかなりの問題児で有名だったらしい中には彼女らに虐められた人も少なくなかったとか
そこで彼女らに虐められた人達を調べて欲しい恐らくそこに犯人がいる可能性がある

鏡川:わかりました調べてみます

鬼島:頼んだぞ

(電話が切れる)

ナレーション:(電話が切れると同時にリストが届く)

鏡川:おっ来た来た…えーとこれが虐められた人達のリストか…

三枝木:あっ!ねぇ!この人の住所この廃校と距離近いよ!この人が犯人じゃない?

鏡川:そんなんで決めつけてはダメだよ、まぁ近いし行ってみますか

ナレーション:(二人は廃校の近くにある一軒家に向かった)

鏡川:えーとここかな?

(インターホンを鳴らす)

虐められた人:…はいなんですか?

鏡川:すいません僕達こうゆう者でして
(すると鏡川はポケットから警察手帳を取り出し見せた)

虐められた人:警察?…警察が?僕に何か御用ですか?

鏡川:いやー最近ここで殺人事件がありましてね近くの廃校で起きたんですよ

虐められた人:そうでしたか…誰が死亡したんですか?

鏡川:えーとですね名前は

ナレーション:(鏡川が名前を言った次の瞬間)

虐められた人:(7秒間高笑い)

鏡川:…いきなりどうしたのです?

虐められた人:だって!あいつらが死んだんだろ!こんな笑える話あるか?!生まれてこのかた一度もないねぇ!!最高だよ!
ホントに(5秒間高笑い)

鏡川:…それで彼女達を目撃しましたか?

虐められた人:…(高笑いを急に辞め真顔になる)知らないよ…あんなクズども顔も見たくない…

鏡川:そうですか…ご協力ありがとうございます僕はこれで…

(少し間をおいて)

三枝木:あの人物凄く爆笑してたねなんか面白い話してたの?

鏡川:全然

三枝木:あっそ…ところで!次何処に行く

鏡川:…(さっきの人なら殺意も十分あったし彼女達を殺した犯人はもしかして)

三枝木:…ねぇ鏡川くん

鏡川:あぁ…ごめんなんだい?

三枝木:あの人はシロだよ

鏡川:え?それはどうゆう?

三枝木:よし!次は何処に向かう?

鏡川:…

三枝木:ん?次は何処だい?

鏡川:…次はここだよ

三枝木:ここって確か病院だよね結構遠い所に行くね~なんで?

鏡川:クロって…一体

三枝木:ん?なんて?

鏡川:いや何でもないとりあえず行くよ

三枝木:おー!

ナレーション:二人は廃校のかなり離れた病院に向かった

鏡川:えーとあの人だね

三枝木:ん?車椅子に乗ってるね…あの娘じゃ無いんじゃないか?

鏡川:と言いますと?

三枝木:だってここから廃校まで登り坂が凄いし車椅子じゃあ無理じゃない?

鏡川:確かに普通の人じゃ無理だね…そう普通の人ならね…ほら行くよ

三枝木:おう!

(少し間をおいて)

鏡川:あのすいません少しお話をよろしいでしょうか?えーと南 風さんですね

南:…あっ…はいそうですが…なんでしょう?

鏡川:いや~とある廃校で殺人事件が起きましてねぇその被害者が

ナレーション:(鏡川は先程のように名前を言った)

南:そうですか…それはお気の毒ですね…

三枝木:ジー

鏡川:三枝木くん?なにやってんの?

三枝木:お姉さんは?あの人見たいに笑わないのですね…ジー

南:笑うって…そんなひどいことはしません!確かに中には彼女達にひどいことをされた人はいるかもしれません!でも…でも…

三枝木:でも?

南:人の不幸を笑うなんてそんなの彼女達と一緒じゃないですか…

鏡川:…

三枝木:そうですか…貴方はいい人ですね感動しました!鏡川帰るよ!

鏡川:て?!おい!(三枝木に手を引っ張られる)

三枝木:バイバイ!素敵なお姉さん!いつかまた会おうね!

南:えっ?えぇ…バイバイ…なに?…あの人達…(何がなんだか理解してない)

ナレーション:(二人が去ると無邪気な子供の声が聴こえる)

子供A:ねぇ!

看護師B:なに?

子供A:僕ね昨日の夜サンタさんが飛んでたの!

看護師B:そうなの?よかったわね

子供A:えへへへ

(少し間をおいて)

三枝木:エッホ!エッホ!

鏡川:ちょっと!なにやってんだよ!
(強引に手を離す)

三枝木:うん?

鏡川:うん?じゃないよ!人が話してる最中に邪魔してなんなんだ!きっ…

三枝木:あの人クロだよ?(割り込む)

鏡川:!?

三枝木:後はあの人が異能体質なのかどうかだね…まぁ結果は目に見えてるけど鏡川くんはあの娘の事、とりあえず確認してきてよ

鏡川:…

三枝木:ん?どうした?

鏡川:…待てよ…なんでわかるんだよ

三枝木:ん~細かい事は気にしなくていいじゃん?

鏡川:いや気にするわ!

三枝木:後で説明するからさぁほら行くよ

鏡川:てか君はどうするの?

三枝木:僕は準備があるから…それじゃ!

鏡川:…行っちゃったよ…しょうがない調べないと

ナレーション:(そう言いながら鏡川は調べに行った。一方その頃、南の居る病院では二人組の看護師がこそこそと何かを話している)

看護師A:ねぇさっき廃校でひどい状態で見つかった人達いたじゃない?どうなったの?

看護師B:それがね一命を取り留めたそうよしかも全員!今は4階の病室で寝てるわ

看護師A:あらそうなの?それはよかったわね

看護師B:ねぇ~

???(南):…

ナレーション:(時間が経って夜、病院では患者達は寝静まり、看護師が一人で広い病棟の廊下を徘徊している、そんな看護師の目を盗み一人誰かが病室に入る)

???(南):…コロス

???(南):…コロシテヤル

???(南):…ゼッタイニ

???(南):確か…ここよね…

(扉を開け病室に入る)

???(南):ここで!死ねぇ!

ナレーション:(そう言ってその人はベッドにめがけて殺意がこもったナイフを突き刺す、もしベッドの布団の中に人がいるならば確実に仕留められる程に…だが)

???(南):?!…いない…嘘?

ナレーション:(そう言いながら布団を剥ぐとそこには人はいなくあるのは抱き枕のみだった。その人が動揺した次の瞬間どうやって入ったのか、三枝木が病室に居た。三枝木はその人に近付く)

三枝木:やぁ!

???(南):?!

三枝木:ここに彼女達はいないよ?てかそもそもとっくに死んでるし…ところでさぁ~(笑)やっぱ君が犯人なんだね…南 風さん!

南:…あなたは!昼の!

三枝木:どうもー

ナレーション:(すると病室の扉から鏡川も出てきた。)

鏡川:三枝木くん!彼女を調べたら君の言うとおり彼女は異能体質者だ

南:異能体質?なんのことですか?

三枝木:全く、知ってる癖に~しらばっくれちゃって!

南:…

三枝木:僕知ってるんだよ?廃校であの娘達を殺したのは君だって事!おみとうしなのじゃ!

南:…あの少しいいですか?

三枝木:うんどうぞ!

南:あの人達を殺したのは私だと言いましたが車椅子がないとまともに歩けない私に出来るわけないじゃないですか、そもそも私はあの日病室にいたんですよ?

三枝木:確かにここから廃校まで行くには車椅子ではかなりきつい…だが君は、手に入れたでしょ?移動手段を…

南:…ならその移動手段ってなんですか?言っときますが車とかバイクなんてこんな足じゃ無理ですよ?…

三枝木:君は…飛んだんだよ

南:はい?どうゆう意味ですか?

三枝木:そのまんまの意味ですよ君は飛んで廃校に向かったんだ

南:飛んだ?そんな非現実的誰が信じるって言うの?

三枝木:…(ため息)まだシラをきるの?もぉ~しょうがない~

ナレーション:(三枝木は南に近付き腕を掴み強引に引っ張り窓の近くに連れてく)

南:えっ?なに?…ッ!(三枝木に引っ張られる)やめて!なにするの!

鏡川:おい!なにやってる!

三枝木:え?いや~今から彼女をここから落とそうと思ってね

南:ひっ!

鏡川:馬鹿な事はよせ!

三枝木:大丈夫!多分死なないよ…(南を担ぎ上げ)よいしょっと!

鏡川:やめろ!

南:やっやめて!

三枝木:ドッセーイ!

ナレーション:(三枝木は南を片手で窓の外に放り投げた。)

南:キャャャャ!

鏡川:馬鹿!…!?

ナレーション:(鏡川が窓の外を覗くとそこには異様な光景だった。本来ならこの高さで落ちれば運良くば重症、下手すれば即死なのに南は重症すら負ってない、むしろ宙に浮いているのだ。)

三枝木:ほーら死なないって言ったでしょ?

南:…!(そのまま逃げる) 

三枝木:おっと!逃がさないよ!

ナレーション:(三枝木はそのまま窓の外に落ちた)

鏡川:おい!…あぁ!もう!

ナレーション:(鏡川は階段で4階から一階に降り三枝木の後をおう)

鏡川:ハァハァ…二人とも何処に行ったんだ?…ん?…誰からだ?えっ!三枝木くん?!

ナレーション:(電話番号も教えてないのに三枝木からメールが来た)

鏡川:あの娘今廃校に逃げたよby三枝木…廃校か急いで向かわないと

ナレーション:(鏡川は廃校に向かう)

鏡川:廃校の中に入ったはいいけど見やたらないな

ナレーション:(鏡川が廊下を徘徊している次の瞬間、上からロッカーが落ちてくる)

鏡川:おわぁ!なっなんだあれ?なんでロッカーが…うぐっ!

ナレーション:(ロッカーに気を取られていたか、後ろにいた南に気が付かず不意を突かれ背中から押し倒される)

鏡川:うぐぅ!

南:動かないで

鏡川:きっ君は!

南:あなた達には恨みなんて無いけど…さようなら

鏡川:ちょっとまっ!

ナレーション:(南がナイフで鏡川にめがけて突き刺す刹那、南の背後から小さい物飛んできて南の右肩を貫いた)

南:カハァ!…一体…なに…が飛ん…で…あっ飴…玉?

ナレーション:(飴玉が飛んできた所から三枝木が現れる)

三枝木:いゃぁ~危ない危ない大丈夫かな鏡川くん!

鏡川:三枝木くん!

三枝木:さぁーてと!

ナレーション:(三枝木は間髪入れず南の横っ腹に蹴りを入れ、南を吹き飛ばす)

南:ぐふぅ!(咳3秒)

三枝木:さぁ何か言い残す事はあるかい?

南:ハァ…ハァ…なんで…

三枝木:ん?

南:なんで彼女達を殺したのが私だって気づいたの?

三枝木:あの娘達の遺体があった教室の近くに水で濡れた小さいタイヤ痕があってね車椅子に乗ってる君が怪しいと思ったんだ
あと病院から出るとき子供が昨日サンタを見た!って聴いてねそれで君が犯人だと分かった

南:そう…なんです…ね!

ナレーション:(すると南の周りを囲むように風が集まる、南が大きく両手を広げると集まった風は周囲を切り裂くかまいたちになり三枝木達に襲いかかる)

三枝木:うぉ!

鏡川:あぶねぇ! 

南:…っ!

ナレーション:(かまいたちで二人を足止めにし南は飛びながら逃げた)

鏡川:壁や床が傷だらけに…かまいたちか?

三枝木:いーね!いーね!鬼ごっこは僕好きだよ!待って~!

鏡川:あっおい!1人で行くな

ナレーション:(三枝木は楽しそうに南をおう)

(少し間をおいて)

南:ハァ…ハァここまでくれば…!?

ナレーション:(南が一息つこうとした次の瞬間、飴玉が飛んでくる)

南:ひっ!…グァ!…いったぁ…!

ナレーション:(飴玉は南の太もも辺りに命中し南はその場に倒れこむ)

三枝木:み~な~み~さ~ん!みぃーつっけた!

南:くっ!

鏡川:もう無駄な抵抗はやめておとなしくするんだ君のしたことは立派な人殺しだこれ以上罪を重ねちゃダメだ

南:…何が…

鏡川:?

南:何が悪いの!あんな奴らを殺して何が悪いのよ!、あいつらのせいで私は足を…夢を…奪われたんだから!

三枝木:夢を奪われた?

南:私ね…陸上選手になるのが小さい頃の夢だったのそれでやっと夢が叶える寸前まで来たのに…来たのに!あいつらは!

鏡川:だから殺したのですか?

南:…ええ…殺したわよ…だけど…後悔は…して…うっ(吐血)

三枝木&鏡川:?!

鏡川:吐血…南さん!

南:わた…し…は…こうかい…なん…て…して…(瀕死)

ナレーション:(南はそのまま息を引き取った)

三枝木:だめだ…死んでるよ

鏡川:…くそ!

ナレーション:(しばらくすると鬼島が仲間を何人か引き連れて鏡川達と合流する)

鬼島:南 風は?

三枝木:死んだよ?死因は恐らくは能力を無理に発動してオーバーブレイクしたか…

鏡川:いや…違う

三枝木:ん?ちがう?

鏡川:彼女の死因はオーバーブレイクじゃないと思う

ナレーション:(と言うと鏡川はポケットから白い錠剤が入った小瓶を取り出した)

三枝木:おや?それは~

鏡川:南さんのポケットに入ってたんだ…恐らく

鬼島:小瓶の中に入っている薬…俺の方で調べてみる

鏡川:お願いします

三枝木:おやおや何か危険な香りしますなぁ~

鬼島:とりあえず…お前達の任務は終わったお疲れ様

三枝木:お疲れ様!さぁーて寄り道しながら帰ろーと

鏡川:…

鬼島:どうした?

鏡川:あの彼は…三枝木 昴は何者ですか?

鬼島:実は俺もわからない

鏡川:え?

鬼島:あいつに関する情報が少ないんだ…ただわかるのはあいつは俺達の仲間という事だ

鏡川:そうですか…

(少し間をおいて)

三枝木:(鼻歌を歌う)鏡川 遥…いいバディを見つけたかも?(微笑む)…(鼻歌を続ける)

第一話終了
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