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1章 妖怪警察見習いに……?!
5話 初めてのお仕事はじめ!
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――午後10時、学校の裏門前の道。
わたしはネネとふたりで歩いていた。
昨日、芦木場くんに学校の裏門に午後10時半に来てほしいといわれたので、
遅れないように早めに家を出たけど、集合時間より30分も早く着いちゃうな。
さすがにまだ来てないだろうな……。
歩いていたら、裏門前に人影が見えてくる。
警備員の人だったどうしよう…。
恐る恐る裏門に近づいて行ったら、人影の正体は芦木場くんだった。
「あっ芦木場くん!来てたんだね。待たせてごめんね。」
「いや、集合時間より30分前だから、全然大丈夫だよ。むしろ、早いぐらいだから」
芦木場くんも早く来ていたみたい。
遅刻じゃなくてよかった。あせっちゃったよ。
芦木場くんは昨日、会った時の服装をしている。
ヤタガラスの制服らしく、特殊な生地でできていてとても丈夫らしい。
妖怪の攻撃を受けても、ちょっとやそっとじゃ破けてたり、
壊れたりしないんだって。すごいな。
今、わたしの分も手配してくれているらしい。
くるのが楽しみ。
今日は動きやすい服で来てと言われていたけど、
服装に悩んだので学校の制服できちゃった。
「あれ?ネネもきたんだ。日中の学校にもついてきてたよな。
まあいってもいなくても変わらないからいいか」
「まあいいかって失礼な坊やね。
わたし、今日から千晴のボディーガードになったから、
そばから離れないから!」
ネネがドヤ顔でじまんしていた。
またネネが芦木場くんにつっかかっている。
「ネネ!いちいちつっかからないの!芦木場くんごめんね。
そういうことがだから、ネネのことなので、気にしなくていいよ」
「大丈夫、大丈夫。とりあえずここで話しててもなんだから、中に入ろうか」
わたしたちは裏門の門を飛び越えて、学校の中へ入っていた
夜遅い時間なので、小声で話さないとね。
誰かに見つかっちゃうとたいへんだからね!
夜の学校、初めてだからわくわくしちゃうな。
――校舎西館の1階、空き教室。
「ちょっといい?仕事に入る前に、上司が話がしたいって言っているから、
ちょっと電話していいかな?任務の説明もあるからさ。そんなに緊張しなくて大丈夫だよ。
安芸がよく知っている人だから」
「うっうん。わかった。」
芦木場くんはおもむろに自分のスマートフォンをポケットから出して、
電話をかけはじめた。どうやらビデオ通話みたいだ。
芦木場くんの上司の人か……。どんな人だろう。
緊張するな。わたしが知っている人ってもしかして……。
『はい。もしも~し』
「お疲れ様です。芦木場です。
彼女と話したいと言っていたので、連絡しました。かわりますね」
『千晴~!最近全然会えなくて、さみしかったかな?ごめんね~。元気だった?』
「おっ!おとうさん!」
芦木場くんのスマートフォンの画面に映ったのは、
わたしの父親、安芸 明数(あき あきかず)。
なんとなく予想はしていたけど!予想的中!
おとうさんがこちらへ笑顔で手を振っている。
『千晴が妖怪を見えるようになったって芦木場くんとおじいちゃんから聞いたときは
おかあさんとふたりで驚いたよ。心配したんだよ~。
ネネとも仲良くなったみたいだし、それに――』
「局長、そろそろ本題にはいってください。時間になってしまいます」
おとうさんがつらつら任務内容ではない話をしていたら、
これは長くなりそうと察した芦木場くんが話している途中だが割って入った。
おとうさん、昔からわたしのことを話始めると長いんだよね。相変わらずだな。
はずかしいから、ほんとやめてほしい……。
『おっといけない!そうだね!ついつい久しぶりだから、
いろいろ話したくなっちゃてたよ。また今度ゆっくり話そうか!
それじゃあ、任務の話にうつるよ~。芦木場くんには事前に言ってあるけど、
今日は千晴の初めての任務だからね。軽めの任務にしたよ!
今日の任務は学校の七不思議の一つ、「トイレの花子さん」に会って、現状の確認、報告をしてほしいな!
あと、他の七不思議たちも状況も確認よろしくね。』
「トイレの花子さんってあの有名な……!」
誰しも一度は耳にしたことがあるであろう、学校七不思議の定番中の定番だよ!
あの花子さんに会えるんだ……!
『そうそう!その花子さんね!てなわけで、任務に行っておいで!
報告は朝にしてくれればいいからね。待ってるよ~!
それじゃあ、あとはよろしく芦木場くん!
千晴も芦木場くんがいるから大丈夫だと思うけど、無理せず頑張ってね~!
あと、仕事中はおとうさんじゃなくて、”局長”って呼ぶようにするんだよ!
仮にもお仕事の上司になるからね!それじゃあ、がんばって!バイバイ!』
おとうさんは笑顔でグッドサインをして、電話が切れた。
電話切られちゃったよ。なんかすごい勢いでいろいろ言われたな。
頭の整理が追い付かないね……。
まあ、おとうさんらしいけどね。
わたしはネネとふたりで歩いていた。
昨日、芦木場くんに学校の裏門に午後10時半に来てほしいといわれたので、
遅れないように早めに家を出たけど、集合時間より30分も早く着いちゃうな。
さすがにまだ来てないだろうな……。
歩いていたら、裏門前に人影が見えてくる。
警備員の人だったどうしよう…。
恐る恐る裏門に近づいて行ったら、人影の正体は芦木場くんだった。
「あっ芦木場くん!来てたんだね。待たせてごめんね。」
「いや、集合時間より30分前だから、全然大丈夫だよ。むしろ、早いぐらいだから」
芦木場くんも早く来ていたみたい。
遅刻じゃなくてよかった。あせっちゃったよ。
芦木場くんは昨日、会った時の服装をしている。
ヤタガラスの制服らしく、特殊な生地でできていてとても丈夫らしい。
妖怪の攻撃を受けても、ちょっとやそっとじゃ破けてたり、
壊れたりしないんだって。すごいな。
今、わたしの分も手配してくれているらしい。
くるのが楽しみ。
今日は動きやすい服で来てと言われていたけど、
服装に悩んだので学校の制服できちゃった。
「あれ?ネネもきたんだ。日中の学校にもついてきてたよな。
まあいってもいなくても変わらないからいいか」
「まあいいかって失礼な坊やね。
わたし、今日から千晴のボディーガードになったから、
そばから離れないから!」
ネネがドヤ顔でじまんしていた。
またネネが芦木場くんにつっかかっている。
「ネネ!いちいちつっかからないの!芦木場くんごめんね。
そういうことがだから、ネネのことなので、気にしなくていいよ」
「大丈夫、大丈夫。とりあえずここで話しててもなんだから、中に入ろうか」
わたしたちは裏門の門を飛び越えて、学校の中へ入っていた
夜遅い時間なので、小声で話さないとね。
誰かに見つかっちゃうとたいへんだからね!
夜の学校、初めてだからわくわくしちゃうな。
――校舎西館の1階、空き教室。
「ちょっといい?仕事に入る前に、上司が話がしたいって言っているから、
ちょっと電話していいかな?任務の説明もあるからさ。そんなに緊張しなくて大丈夫だよ。
安芸がよく知っている人だから」
「うっうん。わかった。」
芦木場くんはおもむろに自分のスマートフォンをポケットから出して、
電話をかけはじめた。どうやらビデオ通話みたいだ。
芦木場くんの上司の人か……。どんな人だろう。
緊張するな。わたしが知っている人ってもしかして……。
『はい。もしも~し』
「お疲れ様です。芦木場です。
彼女と話したいと言っていたので、連絡しました。かわりますね」
『千晴~!最近全然会えなくて、さみしかったかな?ごめんね~。元気だった?』
「おっ!おとうさん!」
芦木場くんのスマートフォンの画面に映ったのは、
わたしの父親、安芸 明数(あき あきかず)。
なんとなく予想はしていたけど!予想的中!
おとうさんがこちらへ笑顔で手を振っている。
『千晴が妖怪を見えるようになったって芦木場くんとおじいちゃんから聞いたときは
おかあさんとふたりで驚いたよ。心配したんだよ~。
ネネとも仲良くなったみたいだし、それに――』
「局長、そろそろ本題にはいってください。時間になってしまいます」
おとうさんがつらつら任務内容ではない話をしていたら、
これは長くなりそうと察した芦木場くんが話している途中だが割って入った。
おとうさん、昔からわたしのことを話始めると長いんだよね。相変わらずだな。
はずかしいから、ほんとやめてほしい……。
『おっといけない!そうだね!ついつい久しぶりだから、
いろいろ話したくなっちゃてたよ。また今度ゆっくり話そうか!
それじゃあ、任務の話にうつるよ~。芦木場くんには事前に言ってあるけど、
今日は千晴の初めての任務だからね。軽めの任務にしたよ!
今日の任務は学校の七不思議の一つ、「トイレの花子さん」に会って、現状の確認、報告をしてほしいな!
あと、他の七不思議たちも状況も確認よろしくね。』
「トイレの花子さんってあの有名な……!」
誰しも一度は耳にしたことがあるであろう、学校七不思議の定番中の定番だよ!
あの花子さんに会えるんだ……!
『そうそう!その花子さんね!てなわけで、任務に行っておいで!
報告は朝にしてくれればいいからね。待ってるよ~!
それじゃあ、あとはよろしく芦木場くん!
千晴も芦木場くんがいるから大丈夫だと思うけど、無理せず頑張ってね~!
あと、仕事中はおとうさんじゃなくて、”局長”って呼ぶようにするんだよ!
仮にもお仕事の上司になるからね!それじゃあ、がんばって!バイバイ!』
おとうさんは笑顔でグッドサインをして、電話が切れた。
電話切られちゃったよ。なんかすごい勢いでいろいろ言われたな。
頭の整理が追い付かないね……。
まあ、おとうさんらしいけどね。
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