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1章 妖怪警察見習いに……?!
6話 学校の七不思議
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「なんか、久しぶりのおとうさん
……じゃなくて局長、テンション高かったね。いつもあんな感じなの?」
「いや、仕事の時は真面目な人だからあそこまでテンション高くないかな?
まあ、話が雑線することがよくあるけどね。安芸と久しぶりに話せて嬉しかったんじゃないかな?
デレデレしてるところは初めて見たし」
「ほんと?うぅ……恥ずかしい」
ふたりで顔を見合わせ苦笑しながら、話していたら、
「ふたりとも、そろそろ時間になるから任務の話をはじめた方がいいんじゃないかな」
と聞きおぼえのある声がして、振り返ると一ぴきのカラスがしゃべっていた。
「びっくりした。かっからす?」
「あぁ、クロエは普段はカラスの姿でいることが多いんだ。
小回りが利くとかで。驚かせてごめんね」
カラスの姿のクロエくんは少しけだるそうに、
芦木場くんの肩にひょいと飛びのった。
「びっくりさせちゃった?ごめんね~。
そういうことだから気にしないでね~。これからよろしく~」
「わたしこそ、オーバーリアクションでごめんね。
こちらこそ、これからよろしくお願いします。クロエくん。」
クロエくんはわたしのむかって羽をひらひら振ってくれた。
「じゃあ、気を取り直して……。そろそろ、任務の話をしよう。
確認なんだけど、安倍はこの学校の七不思議のこと、どのぐらい知ってる?」
芦木場くんが話題を元に戻して、任務の話をはじめたので、
わたしは服のポケットにしまっていた、
四つ折りにしていた紙を取り出し、広げて渡した。
「えっとね……学校に集合だったから、きっと七不思議のことかなって思って、
知っている限り紙にまとめてきたんだ。見てみて」
☆七不思議☆
① トイレの花子さん
西館4階の女子トイレに夜11時に行き、手前から4番目のトイレでノックを4回し、
「花子さんいますか?」と声をかけると現れる。
② 動く人体模型
深夜0時になると、理科準備室に置いてある人体模型が、
ひとりでに動き出し、校内を歩き回っている。
③ 校舎裏の池のカッパ
日中は鯉も住んでいる普通の池だが、
深夜2時に石を投げ込むとカッパが現わせて、池に引きずり込む。
④ 東校舎の大鏡
東館の中央階段の3階から4階に上がる途中にある踊り場にある大鏡。
深夜2時に大鏡をのぞくと、鏡の中に引き込まれてしまう。
⑤ 体育館に響くボールの音
深夜の学校、誰もいないはずの体育館から聞こえるボールの音。
体育館の扉を開けて中を見ても、誰もいないしボールも無い。
扉を閉め体育館を離れようとすると、背後からボールの音が鳴り響く。
⑥ 動く二宮金次郎像
日が暮れ、賑やかな学校が静寂に包まれた時、
二宮金次郎像が周辺を歩き回る。
⑦ だれも知らない七つ目の七不思議
六つ目まではよくうわさにされるので知られているが、七つ目だけだれも知らない。
七つ目まで知ってしまったら、呪われてしまうといううわさ。
「すごい……。詳しく書いてある。ここまで知っているとは思わなかったよ。
おれが把握している実際の内容と少し違うところもあるけど、ほとんど同じだよ。」
「よかった。ありがとう。友達にこういうの好きで、
しょっちゅう聞かされてたからさ。ある程度覚えちゃってて。はじめて役に立ったよ」
紙に書いて準備万端できたから、ひかれちゃうかなって不安だったけど……
芦木場くんにほめられちゃった。よかった。
「よし!じゃあ、七不思議についてざっくり確認も終わったし!
花子さんが出る、4階の女子トイレにとにかく向うとしますか!」
「うん!行こう」
ついにいよいよ、わたしの初めてのお仕事が始まる――!
花子さんと初めてのご対面だよ!!
……じゃなくて局長、テンション高かったね。いつもあんな感じなの?」
「いや、仕事の時は真面目な人だからあそこまでテンション高くないかな?
まあ、話が雑線することがよくあるけどね。安芸と久しぶりに話せて嬉しかったんじゃないかな?
デレデレしてるところは初めて見たし」
「ほんと?うぅ……恥ずかしい」
ふたりで顔を見合わせ苦笑しながら、話していたら、
「ふたりとも、そろそろ時間になるから任務の話をはじめた方がいいんじゃないかな」
と聞きおぼえのある声がして、振り返ると一ぴきのカラスがしゃべっていた。
「びっくりした。かっからす?」
「あぁ、クロエは普段はカラスの姿でいることが多いんだ。
小回りが利くとかで。驚かせてごめんね」
カラスの姿のクロエくんは少しけだるそうに、
芦木場くんの肩にひょいと飛びのった。
「びっくりさせちゃった?ごめんね~。
そういうことだから気にしないでね~。これからよろしく~」
「わたしこそ、オーバーリアクションでごめんね。
こちらこそ、これからよろしくお願いします。クロエくん。」
クロエくんはわたしのむかって羽をひらひら振ってくれた。
「じゃあ、気を取り直して……。そろそろ、任務の話をしよう。
確認なんだけど、安倍はこの学校の七不思議のこと、どのぐらい知ってる?」
芦木場くんが話題を元に戻して、任務の話をはじめたので、
わたしは服のポケットにしまっていた、
四つ折りにしていた紙を取り出し、広げて渡した。
「えっとね……学校に集合だったから、きっと七不思議のことかなって思って、
知っている限り紙にまとめてきたんだ。見てみて」
☆七不思議☆
① トイレの花子さん
西館4階の女子トイレに夜11時に行き、手前から4番目のトイレでノックを4回し、
「花子さんいますか?」と声をかけると現れる。
② 動く人体模型
深夜0時になると、理科準備室に置いてある人体模型が、
ひとりでに動き出し、校内を歩き回っている。
③ 校舎裏の池のカッパ
日中は鯉も住んでいる普通の池だが、
深夜2時に石を投げ込むとカッパが現わせて、池に引きずり込む。
④ 東校舎の大鏡
東館の中央階段の3階から4階に上がる途中にある踊り場にある大鏡。
深夜2時に大鏡をのぞくと、鏡の中に引き込まれてしまう。
⑤ 体育館に響くボールの音
深夜の学校、誰もいないはずの体育館から聞こえるボールの音。
体育館の扉を開けて中を見ても、誰もいないしボールも無い。
扉を閉め体育館を離れようとすると、背後からボールの音が鳴り響く。
⑥ 動く二宮金次郎像
日が暮れ、賑やかな学校が静寂に包まれた時、
二宮金次郎像が周辺を歩き回る。
⑦ だれも知らない七つ目の七不思議
六つ目まではよくうわさにされるので知られているが、七つ目だけだれも知らない。
七つ目まで知ってしまったら、呪われてしまうといううわさ。
「すごい……。詳しく書いてある。ここまで知っているとは思わなかったよ。
おれが把握している実際の内容と少し違うところもあるけど、ほとんど同じだよ。」
「よかった。ありがとう。友達にこういうの好きで、
しょっちゅう聞かされてたからさ。ある程度覚えちゃってて。はじめて役に立ったよ」
紙に書いて準備万端できたから、ひかれちゃうかなって不安だったけど……
芦木場くんにほめられちゃった。よかった。
「よし!じゃあ、七不思議についてざっくり確認も終わったし!
花子さんが出る、4階の女子トイレにとにかく向うとしますか!」
「うん!行こう」
ついにいよいよ、わたしの初めてのお仕事が始まる――!
花子さんと初めてのご対面だよ!!
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