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勇者様、尻に敷かれる(まだ予告です・・・本篇は次の更新で。)
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えー解説者は負傷という事情により休業したいため、この章はスキップして次回に・・・
民意には抗えなかった模様。
約100万人の人口を誇るマドリード公国。
王族や貴族を中心とした大都市、パーには約30万人の人々が生活を営んでいる。
その地に辿り着いた勇者はクラウス・ケルマンと名乗るセミロングの美しい金髪を持ち貴族を思わせる若干18歳の青年だった。
春を思わせる心地よい日差を背景にギルドへ立ち寄ったクラウスはそこで勇者の仕事を受ける事となる。
オーク退治の仕事を引き受けたクラウスは冒険の準備をする所で初めて気づくのだった。
彼にはLVもHPも金も持ち合わせていないという衝撃な事実だった。
パー近郊のドルイの洞窟へ辿り着くと洞窟の中腹近くまで進み、華麗な剣さばきでオークを次々と倒すクラウス。
しかし突然、気を失ってパーの宿屋に強制送還される。
所持金を持たない彼は宿屋の女将からの紹介を受け、ディアボロス亭へ居酒屋のバイトに勤しむ事に。
所が、借金を返済するどころか飲み食いで逆に借金を増やしてしまう羽目にはまったのであった。
そこでお困りの旦那。
古代、ローマにはスピントリアという硬貨が存在、もっと高額なバイトもありますよ・・・
「どんなバイトだよっ!!
しかも怪しげなゴマ擦りで勧誘するなっ!(怒怒)」
お約束通り、ブチ切れた笑顔でしっかり踏みつけられましたー・・・そして次いってみよう、色々な意味で痛いですわー。
「金が無い、どうしよう・・・」
ディアボロス亭から宿屋に戻ったクラウスは悩んでいた。
とりあえず、ヴァーユ、アグニ、スルヤを呼んでみた事を想像してみる。
恐らくはこうなるかもしれない・・・
赤髪のアグニが率先する。
「いっとく?♡」
水髪のヴァーユはアグニに賛同。
「いっとくいっとく♡」
黄髪のスルヤは興味しんしんの様だ。
「それ美味しいの?♡」
ついでにハリーは・・・
「私もつれていってもいいのよ。♡」
やはり周辺がピンク色に染まり、無数のハートが飛んでいくかの様だ。
・・・とりあえず、ハリーは無かったことにしよう。
ヴァーユ、アグニ、スルヤの装備はというと・・・
見た目は一般人である、装備が無いなら魔法は使えるかもしれない。
クラウスはそう思った瞬間に首を傾げた。
どうやら1章で雑貨屋に入った時の出来事を思い出した様である。
おっと、主人公クラウスはガッツポーズでもするかの様に右手のコブシの握り締めながらリアルな顔でブチキレ始めた。
「大体、MPってなんだよ、マジックポイントの略だろ?
なんで魔法を使うのに安直なネーミングなんだよ?(怒)
純粋なファンタジーに魔法は敢えて必要なのか!」
ここまで来ると、もはや主人公の趣向でしかない、こじつけである。
「ほっとけっ!」
万策の尽きたクラウスは筋書き通り、アルバイターとして幸せに暮らしました・・・
おっと、クラウス選手がダッシュでやってきた、そしてスリーパーホールドを掛けたっ!
いや、解説者の私がかけられております。
く、苦しい・・・
「話を脱線させるなっ!(怒)」
という訳でクラウスはやはり独りで出向く以外に特段の助っ人は見つからなかったのである。
改めて装備を確認して準備した彼は、やはり洞窟に戻るのであった。
洞窟の入り口に入ると相変わらず湿った空気に包まれている。
松明に火をつけると彼は奥に入っていく。
暫く歩いていくと何か物陰が見えてくる。
慎重に近づいてみると杖を持った女性が倒れていた。
歳はクラウスと同じか少し下だろうか・・・クラウスが襲いたくなる様な娘だ。
でも、こういう娘に限って多分、気が強いので用心が必要・・・
「さっきから黙っていたら乙女のプライドを傷つけてるんじゃないわよっ!(怒)」
「俺の好みを分かって解説しているのか。(怒)」
おっと、クラウスはマジ顔、名無しの娘は顔に青筋を立てながら杖を振りかざしているぞっ。
そして今までにないアッパーカットっ!
解説者は星の彼方に飛ばされました・・・・
民意には抗えなかった模様。
約100万人の人口を誇るマドリード公国。
王族や貴族を中心とした大都市、パーには約30万人の人々が生活を営んでいる。
その地に辿り着いた勇者はクラウス・ケルマンと名乗るセミロングの美しい金髪を持ち貴族を思わせる若干18歳の青年だった。
春を思わせる心地よい日差を背景にギルドへ立ち寄ったクラウスはそこで勇者の仕事を受ける事となる。
オーク退治の仕事を引き受けたクラウスは冒険の準備をする所で初めて気づくのだった。
彼にはLVもHPも金も持ち合わせていないという衝撃な事実だった。
パー近郊のドルイの洞窟へ辿り着くと洞窟の中腹近くまで進み、華麗な剣さばきでオークを次々と倒すクラウス。
しかし突然、気を失ってパーの宿屋に強制送還される。
所持金を持たない彼は宿屋の女将からの紹介を受け、ディアボロス亭へ居酒屋のバイトに勤しむ事に。
所が、借金を返済するどころか飲み食いで逆に借金を増やしてしまう羽目にはまったのであった。
そこでお困りの旦那。
古代、ローマにはスピントリアという硬貨が存在、もっと高額なバイトもありますよ・・・
「どんなバイトだよっ!!
しかも怪しげなゴマ擦りで勧誘するなっ!(怒怒)」
お約束通り、ブチ切れた笑顔でしっかり踏みつけられましたー・・・そして次いってみよう、色々な意味で痛いですわー。
「金が無い、どうしよう・・・」
ディアボロス亭から宿屋に戻ったクラウスは悩んでいた。
とりあえず、ヴァーユ、アグニ、スルヤを呼んでみた事を想像してみる。
恐らくはこうなるかもしれない・・・
赤髪のアグニが率先する。
「いっとく?♡」
水髪のヴァーユはアグニに賛同。
「いっとくいっとく♡」
黄髪のスルヤは興味しんしんの様だ。
「それ美味しいの?♡」
ついでにハリーは・・・
「私もつれていってもいいのよ。♡」
やはり周辺がピンク色に染まり、無数のハートが飛んでいくかの様だ。
・・・とりあえず、ハリーは無かったことにしよう。
ヴァーユ、アグニ、スルヤの装備はというと・・・
見た目は一般人である、装備が無いなら魔法は使えるかもしれない。
クラウスはそう思った瞬間に首を傾げた。
どうやら1章で雑貨屋に入った時の出来事を思い出した様である。
おっと、主人公クラウスはガッツポーズでもするかの様に右手のコブシの握り締めながらリアルな顔でブチキレ始めた。
「大体、MPってなんだよ、マジックポイントの略だろ?
なんで魔法を使うのに安直なネーミングなんだよ?(怒)
純粋なファンタジーに魔法は敢えて必要なのか!」
ここまで来ると、もはや主人公の趣向でしかない、こじつけである。
「ほっとけっ!」
万策の尽きたクラウスは筋書き通り、アルバイターとして幸せに暮らしました・・・
おっと、クラウス選手がダッシュでやってきた、そしてスリーパーホールドを掛けたっ!
いや、解説者の私がかけられております。
く、苦しい・・・
「話を脱線させるなっ!(怒)」
という訳でクラウスはやはり独りで出向く以外に特段の助っ人は見つからなかったのである。
改めて装備を確認して準備した彼は、やはり洞窟に戻るのであった。
洞窟の入り口に入ると相変わらず湿った空気に包まれている。
松明に火をつけると彼は奥に入っていく。
暫く歩いていくと何か物陰が見えてくる。
慎重に近づいてみると杖を持った女性が倒れていた。
歳はクラウスと同じか少し下だろうか・・・クラウスが襲いたくなる様な娘だ。
でも、こういう娘に限って多分、気が強いので用心が必要・・・
「さっきから黙っていたら乙女のプライドを傷つけてるんじゃないわよっ!(怒)」
「俺の好みを分かって解説しているのか。(怒)」
おっと、クラウスはマジ顔、名無しの娘は顔に青筋を立てながら杖を振りかざしているぞっ。
そして今までにないアッパーカットっ!
解説者は星の彼方に飛ばされました・・・・
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