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第60話 饗応の膳
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夕刻になり、饗応の料理が出された。テーブルではなく、個々人ごとに『膳』という料理を乗せる台が配置される。そして、料理も『箸』という木の棒を使って食べるのだが、これもヴァルスレンでジュナの指導のもと特訓したので、使いこなせるようになっていた。
料理は『刺身』という生魚の切り身など、食べなれないものも多かったり、全体的に薄味だったが、盛り付けはとても美しかった。獣肉は無かったが、鳥の焼きものがでて、これに関しては非常に美味であった。
また、米からつくる澄んだ酒も飲んだが、スッキリとした味わいでアルベクの好みみにあった。この国の人は盃《さかずき》という小さな酒器で酒を飲み、盃が空になるとすかさず酒を注いでくる。みなアルベクの飲みっぷりに嬉しそうな顔をする。
はじめは色々と警戒していたアルベクだったが、酒を飲んで話してみれば、同じ人間同士、分かり合える部分も多いと感じる。どうにかして戦争を避けることが出来れば良いなとアルベクは思った。
饗応の席には将王も出ていて、アルベクは彼に酌をした。
「すまぬな、アルベク。どれ、儂もお返しをしよう」
「恐れ多い事にございます」
「よいよい、無礼講ぞ」
そう言って、銚子《ちょうし》という酒の容器を自らの手で持ったので、アルベクも盃を差し出す。
「頂戴いたします」
そう言うと、アルベクは一気に飲み干す。
「うむ、良い飲みっぷりじゃ」
将王は豪快に笑うと、負けじと自分の盃の酒を飲み干す。
アルベクは再度彼に酌をする。楽しい時間であったが、その様子を鋭い目つきで将王の従者が見ている事に、アルベクは気がついていた……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「アルベク殿はお酒がお強いですな」
控えの間に戻った後、ヨジュムが言う。
「バシュヌのお酒が美味しくて、つい飲みすぎてしましました……」
「はは、それは良かった」
控えの間には布団が用意されており、今日はヨジュムの屋敷ではなくこちらで寝るようだ。ただ、アルベクを含め部屋には四人いたが、布団が二人分しかない。また、外には別の護衛が二人控えているが、彼らも鬼術衆であろうか……
「皆さんはお休みにならないのですか?」
「アルベク様になにかあれば一大事ですからね。無論、交代に仮眠はとらせていただきますが……」
「私のために、申し訳ございません……」
「いえいえ。これも我々の仕事ですから、お気になさらず」
「……ありがとうございます」
アルベクは将王に謁見した緊張感による疲れもあり、布団に入り、眠りにつくことにした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌日はシュザク城を降り、城下町にあるヨジュムの屋敷にむかった。道中、いたるところに桜の花が咲いており、アルベクの目を楽しませた。
また、城下の近くにはハクロウ山という大きな山があり、ヨジュムの話だと、将国民の信仰を集める神聖な山だという。
しかし、ヴァルスレン人が珍しいのか、バシュヌの人々はこちらをジロジロと見てきて、その視線には落ち着かなかった。
「ここが我が家です」
そうこうしているうちに、ヨジュムの屋敷に着く。屋敷はかなり立派な門構えで、アルベクは驚く。そう言えば、ヨジュムはバシュヌ将国の重臣の息子だとジュナが言っていた。母は鬼術師で、それで鬼術が使えるのだとか。
「アルベク殿に泊っていただくには見すぼらしい所ですが、どうかご辛抱を」
「とんでもない。立派なお屋敷で驚いていたところです」
広大な屋敷の中に入ると、何人もの奉公人がいることがわかった。
ヨジュムはまず自分の家族にアルベクを紹介し、それからアルベクが寝起きする部屋に案内する。
畳敷きの広い部屋で、室内で一段高くなった『床の間』というスペースには、伝統的なバシュヌの甲冑が飾ってあった。ヴァルスレンのものとはだいぶ造形が異なり、とても華やかなものであった。
「美しい甲冑ですね」
「光栄です。実際に先祖が戦場で使っていた甲冑で、我が家の家宝なのですよ」
ヨジュムはそれからバシュヌの甲冑の細部に至るまで詳しく説明してくれて、アルベクとしてはとても楽しかった。
「それで、アルベク殿にはこちらに泊っていただくことになるのですが、やはり鬼術衆を護衛につけさせていただきます。万一のことがあったら大事ですので……」
「承知いたしました。お心遣い、感謝いたします」
「何か必要なことや、お聞きになりたいことがあれば、遠慮なく申してください」
「……そうですね。ヨジュムさんは鬼術師と伺いましたが、私は鬼術というものが如何なるものか気になっております。魔術とはどう異なるのでしょうか?」
鬼術衆が使う鬼術の詳細が知りたいと思い、アルベクは尋ねる。ジュナも鬼術を使えるが、姫という身分差もあるし、マナーレッスン中はなかなか鬼術に関して聞けなかった。
この問いにヨジュムはどこまで言っていいか少し考えこんだ様子だったが、しばらく間をおいて、またにこやかに微笑む。
「たしかに、気になるのは無理なき事。魔術は大気中のマナという力を消費しますが、鬼術は浮遊する死者の魂を動力にするのです」
「死者の魂というのは、見えるのですか?」
「ええ、見ようと思えば鬼術師には見えます。おぼろげで形もあやふやですが…… この世には死んですぐには成仏できず、現世に留まっている無数の魂があるのです。強い感情……未練や怒りなどそういう思いを抱いて亡くなった者の魂はなかなか成仏できない。それは時が経てばいずれは消滅するのですが、その前に成仏を兼ねて、原動力として利用するのが鬼術です」
死者の魂が現世に留まっているというのは、アルベクが昔叔父に連れられていった教会にはなかった考え方だ。信じがたい話ではあるが、実際に鬼術というものがある以上、見えないだけで死者の魂というものは存在するのだろう。
「転移の術が魔術と鬼術の両方に存在するように、消費する原動力が違うだけで、似共通する技も多いです。魔術が魔力を持つ者しか使えないように、鬼術も鬼力という力を持つ者にしか使えません。あと、鬼術独自の技もありますが、それは口外してはならないという決りがあるので、どうかご容赦ください」
「こちらこそ、ご教示いただきありがとうございました」
やはり詳細は教えてくれないが、死者の魂を使うだけで、術自体は魔術とかなりの部分共通することが分かった。魔術師が核玉《コア》を作ったように、鬼術師も核玉を作れるのではないか…… アルベクにはそんな疑念が浮かんだ。
料理は『刺身』という生魚の切り身など、食べなれないものも多かったり、全体的に薄味だったが、盛り付けはとても美しかった。獣肉は無かったが、鳥の焼きものがでて、これに関しては非常に美味であった。
また、米からつくる澄んだ酒も飲んだが、スッキリとした味わいでアルベクの好みみにあった。この国の人は盃《さかずき》という小さな酒器で酒を飲み、盃が空になるとすかさず酒を注いでくる。みなアルベクの飲みっぷりに嬉しそうな顔をする。
はじめは色々と警戒していたアルベクだったが、酒を飲んで話してみれば、同じ人間同士、分かり合える部分も多いと感じる。どうにかして戦争を避けることが出来れば良いなとアルベクは思った。
饗応の席には将王も出ていて、アルベクは彼に酌をした。
「すまぬな、アルベク。どれ、儂もお返しをしよう」
「恐れ多い事にございます」
「よいよい、無礼講ぞ」
そう言って、銚子《ちょうし》という酒の容器を自らの手で持ったので、アルベクも盃を差し出す。
「頂戴いたします」
そう言うと、アルベクは一気に飲み干す。
「うむ、良い飲みっぷりじゃ」
将王は豪快に笑うと、負けじと自分の盃の酒を飲み干す。
アルベクは再度彼に酌をする。楽しい時間であったが、その様子を鋭い目つきで将王の従者が見ている事に、アルベクは気がついていた……
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「アルベク殿はお酒がお強いですな」
控えの間に戻った後、ヨジュムが言う。
「バシュヌのお酒が美味しくて、つい飲みすぎてしましました……」
「はは、それは良かった」
控えの間には布団が用意されており、今日はヨジュムの屋敷ではなくこちらで寝るようだ。ただ、アルベクを含め部屋には四人いたが、布団が二人分しかない。また、外には別の護衛が二人控えているが、彼らも鬼術衆であろうか……
「皆さんはお休みにならないのですか?」
「アルベク様になにかあれば一大事ですからね。無論、交代に仮眠はとらせていただきますが……」
「私のために、申し訳ございません……」
「いえいえ。これも我々の仕事ですから、お気になさらず」
「……ありがとうございます」
アルベクは将王に謁見した緊張感による疲れもあり、布団に入り、眠りにつくことにした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
翌日はシュザク城を降り、城下町にあるヨジュムの屋敷にむかった。道中、いたるところに桜の花が咲いており、アルベクの目を楽しませた。
また、城下の近くにはハクロウ山という大きな山があり、ヨジュムの話だと、将国民の信仰を集める神聖な山だという。
しかし、ヴァルスレン人が珍しいのか、バシュヌの人々はこちらをジロジロと見てきて、その視線には落ち着かなかった。
「ここが我が家です」
そうこうしているうちに、ヨジュムの屋敷に着く。屋敷はかなり立派な門構えで、アルベクは驚く。そう言えば、ヨジュムはバシュヌ将国の重臣の息子だとジュナが言っていた。母は鬼術師で、それで鬼術が使えるのだとか。
「アルベク殿に泊っていただくには見すぼらしい所ですが、どうかご辛抱を」
「とんでもない。立派なお屋敷で驚いていたところです」
広大な屋敷の中に入ると、何人もの奉公人がいることがわかった。
ヨジュムはまず自分の家族にアルベクを紹介し、それからアルベクが寝起きする部屋に案内する。
畳敷きの広い部屋で、室内で一段高くなった『床の間』というスペースには、伝統的なバシュヌの甲冑が飾ってあった。ヴァルスレンのものとはだいぶ造形が異なり、とても華やかなものであった。
「美しい甲冑ですね」
「光栄です。実際に先祖が戦場で使っていた甲冑で、我が家の家宝なのですよ」
ヨジュムはそれからバシュヌの甲冑の細部に至るまで詳しく説明してくれて、アルベクとしてはとても楽しかった。
「それで、アルベク殿にはこちらに泊っていただくことになるのですが、やはり鬼術衆を護衛につけさせていただきます。万一のことがあったら大事ですので……」
「承知いたしました。お心遣い、感謝いたします」
「何か必要なことや、お聞きになりたいことがあれば、遠慮なく申してください」
「……そうですね。ヨジュムさんは鬼術師と伺いましたが、私は鬼術というものが如何なるものか気になっております。魔術とはどう異なるのでしょうか?」
鬼術衆が使う鬼術の詳細が知りたいと思い、アルベクは尋ねる。ジュナも鬼術を使えるが、姫という身分差もあるし、マナーレッスン中はなかなか鬼術に関して聞けなかった。
この問いにヨジュムはどこまで言っていいか少し考えこんだ様子だったが、しばらく間をおいて、またにこやかに微笑む。
「たしかに、気になるのは無理なき事。魔術は大気中のマナという力を消費しますが、鬼術は浮遊する死者の魂を動力にするのです」
「死者の魂というのは、見えるのですか?」
「ええ、見ようと思えば鬼術師には見えます。おぼろげで形もあやふやですが…… この世には死んですぐには成仏できず、現世に留まっている無数の魂があるのです。強い感情……未練や怒りなどそういう思いを抱いて亡くなった者の魂はなかなか成仏できない。それは時が経てばいずれは消滅するのですが、その前に成仏を兼ねて、原動力として利用するのが鬼術です」
死者の魂が現世に留まっているというのは、アルベクが昔叔父に連れられていった教会にはなかった考え方だ。信じがたい話ではあるが、実際に鬼術というものがある以上、見えないだけで死者の魂というものは存在するのだろう。
「転移の術が魔術と鬼術の両方に存在するように、消費する原動力が違うだけで、似共通する技も多いです。魔術が魔力を持つ者しか使えないように、鬼術も鬼力という力を持つ者にしか使えません。あと、鬼術独自の技もありますが、それは口外してはならないという決りがあるので、どうかご容赦ください」
「こちらこそ、ご教示いただきありがとうございました」
やはり詳細は教えてくれないが、死者の魂を使うだけで、術自体は魔術とかなりの部分共通することが分かった。魔術師が核玉《コア》を作ったように、鬼術師も核玉を作れるのではないか…… アルベクにはそんな疑念が浮かんだ。
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