神の力を隠して平穏に暮らしたいのに、俺がくしゃみしただけで伝説の竜が死ぬし、聖女や姫に勘違いで崇められて困る。

カインズ

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第4章:王女の家出とマッドサイエンティストの陰謀

第31話 姫君の夜襲とスローライフの断頭台

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王城での謁見という名の公開処刑から一夜。俺、リヒトは、王都でも指折りの高級宿「白鹿の蹄亭」の、無駄に天蓋までついたベッドの上で、人生で五指に入るレベルの寝覚めの悪さを更新していた。

窓の外では、朝の光が聖王国の白い街並みを黄金色に染め上げ、市場へ向かう人々の活気ある声が、心地よいBGMのように響いている。焼きたてのパンの香ばしい匂い、遠くで鳴り響く教会の鐘の音、そのすべてが完璧な一日の始まりを告げているというのに、俺の心はまるで真冬のシベリア鉄道の窓ガラスのように、どんよりと曇りきっていた。

原因は、言うまでもなく、昨日の謁見で出会ったあの女、第一王女オリヴィア・フォン・サンクトゥス。
夕暮れの空を溶かしたような金髪に、最も深い海の底から切り出してきたかのようなサファイアの瞳。神が「さて、今回は本気で傑作を創るか」と、三日三晩徹夜して作り上げたとしか思えない完璧な美貌。だが、その神々しいガワに包まれた中身は、悪魔もかくやというレベルの、超高性能分析エンジン搭載型・ラスボス系プリンセスだった。

「あなたが偶然蹴り上げた小石が……」
「あなたが偶然足を滑らせて……」
「あなたが偶然夜空を指差した直後……」

玉座の前で、あの女は俺がこれまで血反吐を吐くような思いで積み上げてきた「偶然の伝説」を、一つ、また一つと、まるでスーパーで特売品の卵でも仕分けるかのように、淡々と、しかし的確に白日の下に晒しあげたのだ。そのサファイアの瞳は、「あなたの言い訳、その茶番、すべてお見通しですわ」と、俺の魂の深奥にある「平穏に暮らしたい」というささやかな願いを的確に嘲笑っていた。

(ヤバい。あの女は、ヤバい)

本能が、三千世界を転々としてきた俺の経験が、魂の奥底でけたたましく非常警報を鳴らし続けている。
サラのような物理的な破壊をもたらす台風ではない。セシリアのような予測不能な天然の落とし穴でもない。
あの女は、俺という存在の根幹、俺がこの世界で生きるための唯一の処世術である「運がいいだけの一般市民」という偽装を、論理と分析という名のブルドーザーで、根こそぎ更地にしてしまうタイプの天災だ。俺のスローライフ計画にとって、彼女は天敵。アンチテーゼ。存在そのものがバグ。

「……よし、決めた」

俺はベッドから跳ね起きると、まだ寝ぼけ眼の仲間たちが集まる階下の食堂へと駆け下りた。そして、テーブルの中央に両手をドンとつき、高らかに宣言した。

「諸君! いやー、王都は満喫したな! 素晴らしい街だった! よし、明日の早朝には出発しよう!」

俺の、明らかに挙動不審で、声が三オクターブほど上ずった提案に、仲間たちはきょとんとした顔でパンを咥えたまま固まった。最初に我に返ったサラが、不満の声を上げる。

「はあ!? もう行くのかよ、リヒト! せっかく王都に来たんだから、もっとゆっくりしようぜ! 美味いもんも、綺麗な姉ちゃんも、まだまだ見足りないだろうが!」
「そ、そうですわ、リヒトさん! わたくし、まだ王立図書館にも行ってみたいですし、有名なケーキ屋さんの新作も……」

セシリアも頬を膨らませて抗議する。グラン爺は「ワシは腰が痛いから、正直どちらでもいいわい」と茶をすすり、カインは「ぼ、僕はみんなの意見に従います……」と相変わらずの省エネっぷりだ。

「いやいや、旅は一期一会! 一つの場所に留まるのは、新たな出会いの可能性を自ら潰す行為に他ならない! 俺たちの冒険はまだ始まったばかりだ! 次なる街が、俺たちを待っている!」

俺は、どこかの三流自己啓発セミナーの講師もかくやという熱弁をふるい、仲間たちの不満を強引にねじ伏せた。心の奥底で(頼む! はやくこの街から、あの女の監視下から逃げ出させてくれ!)と、神に祈りながら。
もっとも、この世界で俺が祈るべき神がいるとしたら、そいつは俺のせいでとっくの昔に胃潰瘍か何かで引退しているだろうが。

かくして、俺の鶴の一声(という名の独裁)により、一行は明日の早朝、この聖王国を離れることが決定した。仲間たちはまだ少し不満そうだったが、なんだかんだ言って俺の意見を尊重してくれるあたり、本当にいい奴らだと思う。そんな彼らの善意を、俺は今、己の保身のためだけに利用している。罪悪感が、アリの涙ほどには、あった。

その夜、俺は一人、自室で明日の逃走計画、もとい旅の行程を練っていた。
窓の外には、インクを溶かしたような深い藍色の夜空が広がり、まるで宝石を撒き散らしたかのように、無数の星が瞬いている。眼下には、夜の闇に浮かび上がる王都の壮麗な夜景。白い城壁は月光を浴びて青白く輝き、街の灯りはまるで地上に降り注いだ天の川のようだ。
なんて美しい光景だろう。これこそ、俺が守りたかった、そしてその片隅でひっそりと生きていきたかった世界そのものだ。
しかし、この美しい街も、あの姫がいる限りは安住の地ではない。あの女の知性と権力の前では、俺の「偶然」はもはや通用しないだろう。いずれ、俺の力の正体が暴かれ、面倒な神輿に担ぎ上げられるか、あるいは「国家を揺るጋす脅威」として討伐隊を差し向けられるか。どちらに転んでも、俺のスローライフ計画の未来は、断頭台の上で死刑執行を待つ罪人のそれと何ら変わりはなかった。

「……計算通りにはいかねえもんだな、人生ってのは」

世界とは、無数の要素が複雑に絡み合い、相互に影響を与え合うことで、誰も予測できない未来を紡ぎ出していく複雑系そのものだ。俺が「何もしない」という一点の入力を心掛けたところで、サラの方向音痴やセシリアのドジっ子属性という、あまりにも強力でカオスなパラメータが周囲に存在している限り、システム全体が安定(=平穏なスローライフ)に向かうことなどあり得ないのだ。
分かってはいる。頭では、この世界の理(ことわり)を、それこそ神の視点に近いレベルで理解している。だが、心が「面倒くさい」と叫ぶのを止めることはできなかった。

地図を広げ、最も効率的で目立たない王都脱出ルートを脳内でシミュレーションする。東門は警備が厳重、西は貴族街で目立つ。ならば、南の商業区を抜け、朝日と共に市場の荷馬車に紛れ込むのが最善手か。成功確率は九割以上。よし、これだ。

俺が完璧な計画に一人悦に入っていた、その時だった。

コン、コン。

静かな夜の空気を震わせる、控えめなノックの音がした。
こんな時間に誰だろうか。サラならドアをぶち破らんばかりの勢いで叩くだろうし、セシリアならもっと遠慮がちに、小動物が木を引っ掻くような音を立てるはずだ。宿の従業員だろうか。

俺は特に警戒もせず、椅子から立ち上がると、重厚な木製のドアを開けた。

「はいはい、なにかご……」

そこに立っていたのは、フードを目深にかぶった小柄な人物だった。夜の闇に溶け込むような濃紺のマントを羽織っており、顔は影になって見えない。明らかに、宿の従業員の格好ではなかった。
瞬時に、俺の全身の細胞が警鐘を鳴らす。刺客か? 俺の正体に気づいた王家の手の者か? あるいは、また別の面倒な何かの始まりか?

俺がコンマ一秒で脳内にいくつもの対処パターンを弾き出していると、その人物はゆっくりとフードに手をかけた。そして、するりとそれを脱いだ瞬間、窓から差し込む月光が、その下に隠されていた顔を白く照らし出した。

見慣れた、そして今、最も見たくなかった顔。
夕暮れの空を溶かした金髪。深い海の底のサファイアの瞳。
オリヴィア・フォン・サンクトゥス。その人であった。

「ひ、ひ、ひ、姫様ぁ!?」

俺の口から、カエルが潰れたような悲鳴が飛び出した。脳の処理が追いつかない。なぜ? どうして? ここは王城から数キロは離れた宿屋の三階だぞ?

「ななな、なぜこのような場所に!? ていうか、不法侵入ですよ!? 住居侵入罪! 分かってます!?」
「あら、失礼。あなた、わたくしを誰だと思っているのかしら?」

オリヴィア姫は、俺の狼狽ぶりをまるで意に介さず、呆れたように小さくため息をついた。その仕草一つとっても、育ちの良さが滲み出ているのが腹立たしい。

「この城の警備兵の交代時間、巡回ルート、各所に仕掛けられた魔力感知トラップの死角、そして、この宿屋の主人がわたくしの乳母の従兄弟であるという人間関係のネットワーク。その全ては、わたくしの頭の中ですわ。あなたのお部屋にたどり着くことなど、庭の散歩より容易いこと」

なんということだろう。この女、物理的なセキュリティだけでなく、人間関係という不確定要素すら計算に入れ、完璧な侵入経路を導き出したというのか。もはやハッカーかスパイの領域だ。王女というより、諜報機関の長官かなにかが天職だったのではないだろうか。

俺がその恐るべきスペックに戦慄していると、彼女は部屋にすたすたと入り込み、俺の目の前に仁王立ちになった。そして、単刀直入に、爆弾を投下した。

「リヒト、遠回しな物言いは好みませんわ。単刀直入に言います。あなたたちの旅、わたくしも連れていきなさい」

その言葉は、静かだったが、有無を言わせぬ絶対的な響きを持っていた。俺の脳は、このあまりにも非現実的な要求を処理しきれず、完全にフリーズした。
静寂。
部屋には、窓から吹き込む夜風がカーテンを揺らす音と、遠くで鳴く夜鳥の声だけが響いていた。

やがて、再起動した俺の思考回路は、一つの答えを導き出した。
それは、全力での、丁重な、しかし、心の底からの拒絶だった。

「め、滅相もございません!」

俺は、人生でこれ以上ないというほど腰を九十度に折り曲げ、必死に断りの言葉を紡いだ。

「姫様のような、月のように高貴で、太陽のように眩しいお方が、我々のような泥にまみれ、埃に汚れた、しがない冒険者と旅路を共にするなど! それは、神々の定めた秩序に反する冒涜的な行為に他なりません! 我々のような下賤の者では、姫様の御身をお守りすることなど、到底、不可能でございますれば!」

(だからお願いだから来ないでください! あなたみたいな超弩級の面倒くさいパラメータが加わったら、俺のスローライフ計画が根こそぎ吹き飛んでしまうんです!)

「それに、姫様は我々にとってあまりにも眩しすぎる! その輝きは、我々のような脆弱な存在の精神を蝕み、最終的には足手まといになるだけでございます!(あなたのその観察眼と分析力は俺の天敵なんです! お願いだからどっか行ってください!)」

俺の必死の懇願、その裏に隠された心の叫びが届いたのかどうか。オリヴィア姫は、腕を組んで、ふむ、と何かを考えるような素振りを見せた。
もしかしたらいけるか? 俺のこの、涙ぐましいまでの忠誠心(を装った自己保身)が、彼女の心を動かしたか?

そんな淡い期待を抱いた、まさにその時だった。

「ん? なんか騒がしいな。リヒト、どうしたんだ?」

俺の部屋のドアが再び開き、ひょっこりと顔を出したのは、寝間着姿のサラだった。その背後からは、セシリアも心配そうな顔でこちらを覗いている。

「サラさん、リヒトさんが、大きな声を出していましたから……まあ! オリヴィア姫様!?」

二人は、部屋の中にいるオリヴィア姫の姿を認めると、目を丸くして驚いた。
まずい。最悪のタイミングで、この世で最も話がややこしくなる二人組に見つかってしまった。彼女たちは、俺にとっての仲間であり、同時に、俺の平穏を脅かす二大巨頭なのだ。

オリヴィア姫は、二人を見ると、にこりと優雅に微笑んだ。そして、俺が言ったことなどまるで聞こえていなかったかのように、再び口を開いた。

「ちょうどよかったですわ。今、リヒトに、あなたたちの旅にわたくしも加えてほしいとお願いしていたところですの」

その言葉を聞いた瞬間、サラの目が、カッと見開かれた。その瞳に宿ったのは、面白い玩具を見つけた子供のような、純粋で、無邪気で、そして何よりも厄介な輝きだった。

「へえ、面白そうじゃないか! いいぜ、姫さん! 歓迎する!」

即決だった。何の躊躇も、何の思慮もなかった。ただ、面白そうだから。その一点のみで、彼女はこの国の第一王女を、自分たちの命懸けの旅に引きずり込むことを決定したのだ。

「ちょ、サラ! お前、何を言ってるんだ! 姫様だぞ!?」
「そ、そうですわ、サラさん! オリヴィア姫様が、私たちのような者と旅をなさるなど、あまりにも畏れ多いことです!」

俺とセシリアが慌ててサラを止めようとするが、時すでに遅し。
当のセシリアも、口では畏れ多いと言いながら、その目は「まあ! 姫様とご一緒できるなんて光栄ですわ!」と、キラキラと輝いてしまっている。駄目だこいつら。もう完全に姫様ウェルカムモードに入ってやがる。

俺は最後の望みをかけて、廊下の奥から様子をうかがっていたグラン爺とカインに、助けを求める視線を送った。頼む、このパーティの良識担当よ。この暴走を止めてくれ。

グラン爺は、やれやれというように首を振りながら、こう言った。
「姫様の護衛とは、またとんでもない依頼が舞い込んできたもんじゃわい。まあ、退屈しのぎにはなるかのう」

まんざらでもない様子だった。

カインは、おろおろとしながらも、
「ひ、姫様がご一緒なら、きっと、神様のご加護も、もっと強くなるかもしれませんね……」

完全に賛成していた。

四面楚歌。絶体絶命。味方は、この部屋の、いや、この宿屋のどこにもいなかった。
俺は、仲間たちに裏切られた絶望に打ちひしがれた。なぜだ。なぜ俺の意思は、こうも簡単に無視されるのだ。これが民主主義の限界か。いや、これは民主主義ですらない。ただの、サラの思いつきという名の独裁だ。多数決は常に正しいとは限らないのだぞ、と俺は心のプラカードを掲げて叫んだ。

俺が声にならない絶叫を上げていると、オリヴィア姫は満足そうに頷いた。

「決まりですわね。では、明日からよろしくお願いします」

そして、俺の肩をポンと軽く叩くと、まるで自分の部屋に帰るかのような自然な足取りで、宿の廊下を去っていった。
後に残されたのは、お祭り騒ぎの仲間たちと、その輪の中心で、全ての気力を失い、膝から崩れ落ちる俺の姿だけだった。

「……終わった」

俺の口から、魂の抜けたような声が漏れた。
俺のスローライフ計画に、最強にして最悪の「不確定要素」が加わってしまった。
論理と分析で俺を丸裸にし、権力という物理法則を超えた力で俺を意のままに操ろうとするであろう、歩くラスボス。

ふと顔を上げると、窓の外では、煌びやかな王都の夜景が、まるで俺の絶望を祝福するかのように、静かに、そして美しく輝いていた。
その夜景を見下ろすオリヴィア姫の姿が、幻のように見えた気がした。
城壁の向こうに広がる、未知の世界。彼女は、きっと、そこに自分の意志で飛び込んでいきたかったのだろう。
その横顔は、悪戯っぽく、そしてどこか楽しげに微笑んでいた。

ああ、もうどうにでもなれ。
俺はすべてを諦め、床に大の字になって天井を見上げた。
どうやら、俺の戦い(主に、面倒事から逃げるための戦い)は、まだ始まったばかりらしい。それも、難易度がベリーハードからいきなりルナティックモードに跳ね上がった、最悪の形で。

***
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