神の力を隠して平穏に暮らしたいのに、俺がくしゃみしただけで伝説の竜が死ぬし、聖女や姫に勘違いで崇められて困る。

カインズ

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第4章:王女の家出とマッドサイエンティストの陰謀

第32話 姫君のはじめての城下町とスペックの暴力

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悪夢にうなされて目が覚めた。夢の内容は、オリヴィア姫が俺のスローライフ計画書を巨大なスクリーンに映し出し、「この計画における構造的欠陥と実行不可能性について、三時間ほどで論破してさしあげますわ」と、満面の笑みで公開プレゼンを始めるという、地獄のようなものだった。目覚めた時、俺のパジャマは冷や汗でぐっしょりと濡れていた。もはや悪夢というより、限りなく現実に近い未来予測シミュレーションと言った方が正しいかもしれない。

「おはようございます、リヒトさん! 今日は素晴らしい一日になりそうですわね!」

階下の食堂に降りると、そこには既に全員が揃っていた。特にセシリアは、頬を上気させ、瞳をキラキラと輝かせている。その理由は、彼女の隣で、生まれて初めて見るであろう庶民的な朝食(分厚いベーコンと目玉焼き、黒パン)を、興味深げにナイフとフォークで分析している人物のせいだろう。

「……おはようございます、姫様。昨夜はよくお休みになれましたか」

俺が死んだ魚のような目で挨拶をすると、オリヴィア姫は俺を一瞥し、優雅に口元のパンくずをナプキンで拭いながら答えた。

「ええ、ありがとう。この宿のベッド、王城のものより反発係数が低く、わたくしの脊椎のカーブには合わないようでしたが、許容範囲内ですわ。それよりこの『ベーコン』という加工肉、塩分濃度と燻製の香りが絶妙なバランスで食欲中枢を刺激しますわね。素晴らしい」

彼女の言葉に、宿屋の主人が厨房の奥で嬉し泣きしているのが見えた。どうやら姫様は、どんなものでも一度、頭の中で分解し、再構築し、評価を下さないと気が済まないらしい。面倒くさいこと、この上ない。

今日の予定は、オリヴィア姫たっての希望による「庶民体験ツアー」である。城の外に出たことがないという彼女に、サラが「おう、任せとけ! 俺がこの王都の酸いも甘いも叩き込んでやるぜ!」と、全く頼りにならない胸をドンと叩いていた。俺のスローライフ計画は、昨日、あの女が部屋を訪ねてきた瞬間にギロチンにかけられ、処刑された。今の俺は、いわば亡霊。ただ、この馬鹿げたツアーがこれ以上面倒なことにならないよう、後方から監視するだけの、しがないゴーストだ。

最初の関門は、変装だった。セシリアがどこからか調達してきた、ごく普通の町娘が着るような簡素なワンピースとエプロンをオリヴィア姫の前に差し出す。さすがにこれには難色を示すだろう、と俺は思っていた。王族のプライドが、こんな安物の服を着ることを許すはずがない。

しかし、姫の反応は俺の浅はかな予測の、遥か斜め上をいった。

「まあ!」

オリヴィア姫は、セシリアが差し出したワンピースを指先でつまみ上げると、目を輝かせた。

「なんと斬新なデザイン! 刺繍やレースといった非機能的な装飾を一切排し、素材の持つ風合いと、身体の動きを阻害しないための立体裁断のみで構成されている。それでいて、この絶妙な色合い。華美にならず、しかし庶民の生活の中に埋没しない自己主張。風通しがよく、労働における機能性に特化しているのですね。素晴らしい! これをデザインした職人は、間違いなく天才ですわ!」

大絶賛だった。
俺たちにとってはただの「庶民の服」が、彼女の分析フィルターを通すと、最先端のミニマリズム・ファッションに見えるらしい。セシリアは「え、えへへ。そうですか? よかったですわ!」と、自分のことのように喜んでいる。違う、セシリア。それは褒めてるんじゃない。解剖してるんだ。

かくして、天才デザイナー(そのへんの服屋のおばちゃん)が手掛けた最先端ファッションに身を包んだオリヴィア姫は、金髪をシンプルな三つ編みにまとめ、フード付きのケープを羽織った。その姿は、お忍びの姫君というよりは、何か重大な研究テーマを見つけてフィールドワークにやってきた、才気煥発な女学者といった方がしっくりきた。

「さあ、行こうぜ、姫さん! まずは市場だ!」

サラを先頭に、俺たちは活気あふれる王都の城下町へと繰り出した。石畳の道には、朝の光がまだらに落ち、ひんやりとした空気が心地いい。道の両脇には露店がずらりと並び、威勢のいい売り子の声、客の笑い声、荷馬車の車輪が立てる音、香辛料の刺激的な匂い、焼きたてのパンの甘い香り、色とりどりの野菜や果物。その全てが渾然一体となって、街全体が生きているかのような、力強いエネルギーを生み出している。

これだ。これこそが、俺が愛する日常の風景。この雑多で、予測不能で、しかし温かいカオスの奔流の中に、名もなき一人として溶け込んで生きていきたい。それが俺の願いだった。
しかし、今の俺の隣には、そのカオスを全て計算式に落とし込み、最適解を導き出そうとする、とんでもない秩序の化身がいる。水と油。光と闇。スローライフと姫。決して交わることのない二つの概念が、今、俺の目の前で激しく火花を散らそうとしていた。

「すごい……これが、城壁の外の世界……」

オリヴィア姫は、ケープのフードから覗くサファイアの瞳を大きく見開き、貪るように周囲の光景を吸収していた。子供のような純粋な好奇心。その横顔は、昨夜の怜悧な分析官のそれとは全く違う、年相応の少女の表情だった。
……まあ、これだけ喜んでくれるなら、一日くらい付き合ってやるのも、悪くはない、か。
俺が柄にもなく、そんなことを思い始めた、まさにその時だった。

「おーい、姫さん! まずはこれだ、これ!」

サラが、もうもうと煙を上げる一つの屋台を指差した。そこは、肉の塊を串に刺して炭火で豪快に焼いている、いわゆる串焼き屋だった。香ばしい醤油の焦げる匂いが、俺たちの鼻腔をくすぐる。

「王都名物、ドレイク鳥のモモ焼きだ! 熱いうちに食うのが一番うまいんだぜ!」

サラは店の親父から焼きたての串焼きを二本受け取ると、一本をオリヴィア姫にずいっと差し出した。湯気の立つ、巨大な肉塊。滴り落ちる肉汁。野性味あふれるその見た目に、オリヴィア姫の眉が、ぴくりとひそめられた。

「……これを、手づかみで?」
「おうよ! 道具なんざ使ってたら、肉が冷めちまうだろうが!」
「公衆の面前で、骨のついた肉塊にかぶりつくなど……下品ですわ」

きっぱりと言い放った。
出た。王族仕込みの上品フィルター。まあ、そうだろうな。普段は銀の食器で、一口サイズに切り分けられたフィレ肉しか口にしていないだろう彼女にとって、これはもはや蛮族の食事にしか見えないはずだ。

「なんだよ、食わず嫌いはよくねえぜ! ほら!」
「結構ですわ。わたくしは、目でその栄養素と調理法を分析するだけで……」

オリヴィア姫が、なおも理屈で抵抗しようとした、その瞬間。
サラは、姫のそんな言い訳を全て吹き飛ばすかのように、姫の口元に串焼きをぐいっと押し付けた。

「あーん!」
「なっ、何を……んぐっ!?」

上品な姫君の口に、野蛮な肉塊が強制的に突っ込まれる。ソースが口の端についているのもお構いなしだ。
オリヴィア姫の目が、信じられないものを見るようにカッと見開かれた。そして、もぐもぐと、まるで未知の物質を分析するかのように、ゆっくりと肉を咀嚼し始めた。

数秒の沈黙。
やがて、彼女のサファイアの瞳が、驚愕の色に見開かれた。

「なっ……!?」

彼女は、口の中の肉をゴクリと飲み込むと、サラの手から串をひったくるように奪い取り、改めてその肉塊を凝視した。

「この、原始的で野蛮な調理法が……なぜ、これほどまでに素材の持つポテンシャルを最大限に引き出しているのです!? 強火の遠火で表面を焼き固めることで肉汁を内部に閉じ込め、時折振りかけるこの液体(タレ)に含まれる糖分が、メイラード反応を引き起こして香ばしさを付加している……。しかも、骨の周りの肉は、最も旨味が凝縮されている部位……。なるほど、合理的。全てが、計算され尽くされている……!」

ブツブツと、恐るべきスピードで調理法を分析し終えた彼女は、顔を上げると、屋台の親父に向かって叫んだ。

「親父! もう一本!」

豹変だった。
さっきまでの「下品ですわ」はどこへやら。彼女は二本目の串焼きを受け取ると、今度は自ら、上品さなどかなぐり捨てて、豪快にかぶりついた。その姿は、腹を空かせた小動物のようで、どこか愛嬌があった。
サラは「だろー?」と満足げに笑い、セシリアは「姫様、お口の周りが……」とハンカチを持ってオロオロしている。
俺は、ただ呆然と、その光景を眺めていた。
この女、一度その合理性を理解し、己の知識体系に組み込んでしまえば、過去の価値観など、いとも簡単に捨て去ってしまうのか。その柔軟性、あるいは節操のなさは、賞賛すべきなのか、それとも恐怖すべきなのか。

串焼き騒動が一段落し、俺たちが市場の奥へと進んでいくと、一際賑わっている一角があった。射的の露店だ。子供たちが、コルクの弾を込めたオモチャの銃で、棚に並べられた豪華な(そうでもない)景品を狙っている。

「お、面白そうですね!」
セシリアが、子供のように目を輝かせた。
「よし、いっちょやりますか!」

グラン爺まで乗り気だ。まあ、たまにはいいだろう。俺は、どうせ当たらないだろうな、と遠巻きに眺めることにした。

すると、オリヴィア姫が、すっと射的銃を手に取った。そして、銃口から台までの距離、棚に並べられた景品の配置と重さ、そして周囲を流れる風の微かな動きを、値踏みするように観察し始めた。

「ふむ……」

彼女は、一度銃を構えると、まるで精密機械のように、一切のブレなく的を見据えた。そして、誰に言うでもなく、静かに呟いた。

「この銃の個体差による弾道のブレ、コルク弾の空気抵抗係数、発射時の火薬の爆発エネルギーの誤差、そしてわたくしの心拍数が呼吸に与える微細な振動。これらのパラメータを脳内で並列処理し、最適解を導き出す……。当てるのは、容易いことですわ」

もはや、それは遊びではなかった。物理学と人間工学に基づいた、完璧な射撃理論の構築。その詠唱(?)が終わると同時に、パンッ、という乾いた音が響いた。
放たれたコルク弾は、美しい放物線を描き、棚の最上段に置かれていた一番大きな熊のぬいぐるみに、寸分の狂いもなく命中。ぬいぐるみは、ことりと下に落ちた。

店主も、周りの客も、ぽかんとしている。
だが、姫の無双はまだ始まったばかりだった。

パンッ。パンッ。パンッ。

彼女は、一切の無駄な動きなく、淡々と、しかし確実に、次々と景品を撃ち落としていく。それはもはや、射的という名の、一方的な殲滅作業だった。
わずか数分後。棚の上には、何一つ景品は残っていなかった。足元には、大小さまざまな景品の山が築かれている。

「はい、終わりですわ。約束通り、全てわたくしのものですわね?」

オリヴィア姫が、にこりともせずに店主に告げると、店主は顔を真っ青にして狼狽えた。

「ま、待ってくれ、お嬢ちゃん! そ、そんなに持っていかれちゃ、こっちも商売上がったりだ!」
「契約は契約ですわ。あなたは客に『弾を渡し、当たれば景品を渡す』というサービスを提供し、わたくしはその対価として金銭を支払った。そこに、何の問題が?」
「い、いや、しかし、これはその、なんだ! イカサマだ!」

苦し紛れの言い訳を口にした店主。その言葉に、オリヴィア姫の片方の眉が、すっと吊り上がった。

「イカサマ、ですって?」

彼女は、落ちていたコルク弾を一つ拾い上げると、それを指で弾き、空中でキャッチした。

「面白いことをおっしゃる。本来、イカサマをしているのは、あなたの方ではありませんこと?」

姫の瞳が、サファイアから絶対零度の氷へと変わる。

「この店の銃は、意図的に照準が数ミリずらしてある。さらに、棚の景品は、軽いものほど手前に、重いものほど奥に配置され、なおかつ足場が不安定になるように設置されている。極めつけは、あなたが客に渡すコルク弾。そのいくつかは、内部に空洞が作られ、通常よりも軽くて失速しやすい粗悪品が混ぜられている。これら全てを考慮しても、なお、わたくしの計算が上回った。ただ、それだけのことですわ」

店主は、口をパクパクさせて、言葉を失っている。彼の不正の全てが、この少女によって、わずか数分の観察で見抜かれてしまったのだ。

だが、オリヴィア姫の攻撃は、まだ終わらなかった。彼女は、景品の山を一瞥すると、今度は経営コンサルタントのような口調で、店主を追い詰め始めた。

「そもそも、あなたの経営戦略には根本的な欠陥がありますわ。現在の客層は、主に十歳以下の子供とその保護者。彼らが求めるのは、射撃のスリルそのものではなく、『景品が手に入るかもしれない』という期待感と、手に入れた際の達成感。しかし、あなたのそのイカサマによって成功体験の得られる確率は著しく低下し、結果として顧客満足度とリピート率の低下を招いている。短期的な利益のために、長期的な顧客を失う。愚の骨頂ですわ」

経済学。行動心理学。マーケティング戦略。
矢継ぎ早に繰り出される専門用語の嵐に、店主だけでなく、俺たち仲間も、完全に置いてけぼりだ。

「いいですか? あなたの店の立地、周辺の競合店の状況、そして王都の現在の人口動態から導き出される最適な経営戦略は、景品の原価を抑えつつも、子供たちの射幸心を煽るデザイン性の高い小物に切り替え、成功確率を現在の三倍に設定し、SNS映えを意識した『#王都で射的チャレンジ』のようなキャンペーンを展開することで、若者層や観光客を取り込むことですわ! そうすれば、客単価は下がっても、回転率と新規顧客獲得率が向上し、結果として、年間の総利益は120%以上の上昇が見込めます!」

完璧なコンサルティングだった。
店主は、もはや反論する気力もなく、その場にへたり込んでいる。

そして、オリヴィア姫は、とどめの一言を放った。

「……もういいですわ。この店、わたくしに経営させてみなさい!」

言い出す始末だった。
もはや、俺たちに止める術はなかった。これは、ただの庶民体験ツアーではなかった。知性という名の圧倒的な暴力による、市場侵略。それが、この騒動の本質だった。

結局、グラン爺と俺が間に入ってなんとかその場を収め、撃ち落とした景品は市場の子供たちに配るということで決着した。子供たちの歓声に包まれながら、俺は一人、遠い目をしていた。

(この人、俺の出番がなくなるレベルで万能すぎるだろ……)

俺の力の根源は、この世界の因果律、その複雑なネットワークに直接介入し、望む結果を「創発」させることにある。それは、神の視点に近い、究極のチートだ。
だが、この姫は違う。彼女は、この世界の物理法則と社会のルールという、与えられた盤面の上で、その人間離れした知性と分析能力を駆使して、限りなく百点に近い「正解」を導き出してしまう。チートではなく、純粋なスペックの高さで、俺と同じ領域に到達しかねない存在。

(下手したら、世界征服とか一人で始めかねないぞ、この人……)

俺のスローライフ計画にとって、彼女はもはや「不確定要素」などという生易しいものではない。
それは、計画そのものを根底から覆し、俺をその壮大なチェス盤の駒の一つとして利用しかねない、絶対的な「支配者(ルーラー)」の資質を持った、真の怪物だった。

一日中歩き回り、宿に戻った頃には、太陽は西の空に傾いていた。
仲間たちは、姫の万能ぶりにただただ呆れ、そして感心していた。
当のオリヴィア姫は、少し疲れた様子だったが、その瞳は、今日一日で得た膨大なデータを処理するかのように、爛々と輝いていた。

「……興味深いですわ。計算通りにならない人間の感情、非合理的な行動が生み出す予測不能な結果。この世界は、わたくしが書物で学んだよりも、ずっとずっと、複雑で、面白い」

そう呟いた彼女の横顔は、少しだけ、楽しそうに見えた。
俺は、そんな彼女の姿を横目で見ながら、一つ、固く決意した。

明日こそは、絶対に、何もしない。
この怪物の興味を引くようなヘマは、断固として、やらかさない。
俺の戦いは、まだ始まったばかりだ。主に、姫様から逃げ切るための、静かなる戦いが。
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