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4.ロボットとダチョウ、その駆逐

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 登録自体は、いくつかのサイトを確認していたのでスムーズに行うことができた。
 逆に、英語で紹介されていたところが日本語になっており、英語が分からない私にも易しくなっていた。

 無事自分のアカウントが作成できた。
 期待に胸を高鳴らせながら、プロフィールを見る。

 飛び込んできたのは、個人的にそこまで好きになれないロボットアイコン。
 そして、ヘッダーはスタイリッシュすぎてやや恐怖を感じるダチョウの群れ。

 存在を知ってはいたが、気分は下がる。

 いや、これじゃない。
 まだ最初ではあるがこれじゃない。
 私はこれで満足できないのだ。

 早急にアイコンを変える作業に入った。

 Twitterと同じで、アイコンもヘッダーもアプリ上で変更ができると思っていたが、それは大間違いだった。

 まず、サイトに画像をアップする。
 そこで得られたURLを貼り付けるのだ。
 これらも、ネット上に公開されていた情報だ。

 こんな感じだろうかといった曖昧な理解でアップし、URLを貼り付ける。

 しかし、完了しても、私のプロフィールにロボットは君臨しているし、ダチョウは群れを成している。

 頭上に疑問符が浮かぶ。

 サイトを確認しながら、同じ作業を行う。アップするサイトも変えてみる。
 しかし、変わらない。

 挫けるぞこれ。

 ロボットとダチョウ駆除を諦め、アプリを閉じた。
 しかし諦めきれず、再度開く。

 その画面では、ロボットもダチョウも跡形もなく撤退していた。

 ただデータが更新されてなかっただけかい。

 やるせない気持ちになりながら、damusを再開した。
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