ルロビア魔界傭兵カンパニー

いみじき

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10.ファンレター

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 人生にはモテ期というものがあるらしいが、いまコトリにその波がきているかもしれない。

「あの、コトリくん。これ読んでくださいっ」

 サツキと二人でアイスを食べに出たところ、そんな女の子に出くわした。首を傾げながら手紙を受け取ると、彼女は逃げるように走っていった。

「おー、なかなかやるじゃん、コトリぃ」

「コトリの名前も知れてきたかな」

 仕事が少しやりにくくなるのだが。



『コトリくんへ



 助けていただいた時から、私は貴方のファンです。

 光の翼を広げて飛ぶ姿や可愛らしい顔なのに仕事をしている時はきりりとした表情が大好きです。

 貴方のことを思うと胸が締め付けられるように痛くなります。眠れなくなります。苦しいくらい、貴方が好きです。



 マンドラゴラ亭のシーラより』



 そのときコトリに電流走る!

「そうだ、ジークエンドにファンレターを書こう!」

「え?」

「コトリはジークのファンなんだ。いまいちこの想いが伝わってないような気がしてた。だからファンレターを書く!」

「え……え?」

 胸が締め付けられるような痛み、わかる! コトリだけではなかったのだ。苦しいくらい、ジークエンドが好き、大好きだ。それもこれもファンだったからなのだ!

 そうと分かったらアイスを食べている場合ではない。カップアイスをサツキに押し付け、会社に飛んで戻った。

 部屋へ戻り、質素なレターセットを取り出して机に向かう。

 何を書こうか、わくわくして、ふわふわして、なんだか落ち着かない。この想いがジークエンドに伝わるかと思うと、恥ずかしくて辛いような気もしてきた。

 まず、オーバントのかっこよさについて熱く書きなぐった。オーバント、かっこいい。シザードやシグルドも腹立たしいがかっこいい。ドヴェルグ鉱山で敵をなぎ倒し現れたオーバント部隊など、失禁寸前なほど震えた。

 それからいかにジークエンドが好きで、好きで、大好きで、小さい頃から憧れていたか。ジークエンドに少しでも近づきたくて訓練を頑張ったことも。いま、バディになれて本当に本当に幸せだとも。

 気がつくと世が明けていた。完全に徹夜テンションで書かれたこの手紙。

「……どうしよう」

 いざ渡すとなると恥ずかしい。恥ずかしすぎる。なんだこの想いの溢れまくった熱い手紙は。よくあの女の子はこれを本人に渡せたものだと感心するくらいに恥ずかしい。

 とりあえず手紙を持ったまま、オフィスに出た。するとシグルドがいる。

「お前! また来たのか!」

「また来ちゃいましたあ」

「コトリ。依頼主だぞ」

 社長に叱責を受けて口をつぐむ。どうしたってあの男は好きになれないのだ。ジークエンドをコトリからとってしまうかもしれないから。

「今回の依頼は魔晶石密輸業者の殲滅ですよお。警察や軍部では生きて捕らえなきゃなりませんが、奴らは生死不問なのでこちらに依頼することになりましたあ」

 また物騒な依頼だ。

「もちろんジークエンド先輩には来て頂きます。ストッパーのほうは今回考慮しなくてけっこうですよお」

「コトリも行く!」

「生死不問であれば、余計に殺す必要はない。コトリは必要だ」

「相変わらず仲のおよろしいことで……」

 シグルドはわざとらしく頬を掻いた。

 密輸業者が集まると言われる場所は宿泊街だった。貧しい旅人が多く寄るから出来たところで、ぬりかべのようなぬっとした建物が乱杭歯のように並んでいる。

「背徳宮から運び出された品がここで取引されて出荷されていきます……背徳宮から出た時点では密輸と言い切れないので現場押さえるしかないんですねー」

 とのことで、早速準備にとりかかった。徹夜明けに遠出はなかなかつらい。

「眠たそうですねえ。何か落としましたよ」

「あっ」

 廊下で落としたファンレターを、シグルドに拾われた。よりによってあいつに!

「どれどれ、オーバントはとってもかっこいいです……?」

「お前以外のオーバントだから!」

「………」

 シグルドは、なぜか一瞬黙り込んだ。妙な間に一瞬戸惑ったが、すぐにシグルドが意地の悪い笑みを浮かべだしたので身構える。

「熱烈なラブレターですね」

「ファンレターだっ。かえせ!」

「どうしようかなー。なにかお願いごとでも聞いてくれたら返そうかな?」

「な、なんだ」

「考えておきますう」

 この野郎。

 とりあえず、この男がジークエンドに手紙を渡すということはしないだろう。そこは安心して、支度にとりかかった。仕事は仕事だ。私情は挟まない。

 今回行くのはコトリ、ジークエンド、シャハクの三名。

「シャハクと話すの久々だな!」

「俺にあまり構うな」

「サツキとは親友になったからな、シャハクとももっと仲良くなりたい!」

「遠慮する……」

 竜馬車の中でこんなやりとりをしつつ、隙あらばシグルドがジークエンドにひっつこうとするのを阻止した。

「ジークにベタベタするな!」

「なあんで小鳥ちゃんの許可がいるんでしょ。バディって先輩の自由も奪うものなんですかあ」

「ジークはこのとおりボクネンジンで天然でちょっとアホだから守ってやるやつが必要なんだ」

「……朴念仁で天然でアホ」

 可愛がってやまない雛にぼろくそ言われたジークエンドがひっそり落ち込んでいたが、激しくやりあっているコトリとシグルドはそのことに気づかなかった。そしてシグルドもジークエンドが「朴念仁で天然でアホ」であることについて反論しなかった。事実だからだ。

「そろそろ宿泊街が見えてくる」

 シャハクにとめられてようやくコトリとシグルドは喧嘩をやめた。

「わ……活気がないぶん、快楽者の街より不気味だぞ」

「空気が淀んでますねえ」

 魔界の中に突如現れたぬりかべの街、というほうが正しい。

 とにかく一行はその中の適当な宿をとり、四人部屋から外を眺める。

「意外と人通りは多い……」

「交易中っぽい魔族が多いですね。手押し車で運ぶような」

 このさきの道はゴブリン盗賊団が多く出るが、そのぶん警戒もされる上に定期掃討の依頼もあるので、それほど危険ということもない。この街は、貧しい商人の通り道なのだ。

「確かに、紛れられるとちょっとどれが魔晶石なのかは分からないなー」

「呼び止めて検品しては警戒されますしね。さてどうしたものか」

「どれかは分からないと思っていても、密輸しているなら隠れようとする意志があるはずだ」

 アホではあるがバカではないジークエンドが言う。

「必ず怪しい動きをする者が出るはず。そこから突こう」

「とりあえず見回りに行きますかねえ。じゃあ小鳥ちゃん行きましょうか」

「なんでコトリ!」

「あれのこと忘れちゃったんですかあ」

「……!」

 あれのことを持ち出されると辛い。冷静になればなるほど、羞恥心がこみ上げてくる。

「で、コトリに何の用なのか」

 偵察のために宿泊街の裏手を歩きながら、シグルドに問い詰める。

「やあ、実際のところついコトリちゃんをいじめちゃいますが、私もコトリちゃんが可愛いんですよ」

「どこが!」

「本当にあなたを嫌っていたら、軍部であなたの正体ばらしてますよ?」

「……!」

「それにい、先輩と結ばれたら私がコトリちゃんのマ・マということに」

「ならない! コトリのパパはサントネースだ! ジークはパパじゃないもん」

「それは聞いたら先輩が落ち込みそうな……まあいいですけど。私視点、コトリちゃんといがみあう理由はないんですよ。そろそろ和解しようかなーと」

 シグルドになくともコトリにはある。ジークエンドをとるかもしれない敵だ。ジークエンドはコトリのバディなのだ!

「だからね、コトリちゃん……これは返しますよ」

「当たり前だ!」

 ファンレターを受け取り、ぷんと顔を背ける。

「コトリ……」

 ちゃんを付けろよデコスケ野郎、と言いかけた矢先、コトリの視界がぐらついた。ちがう、コトリが下がっているのだ。土の中に。

「むぐっ!?」

「なんだ、こいつは!」

 シグルドが構えるが、何者かにコトリを盾にされて動けないでいる。

 土の、土の中に引きずり込まれている。溶けたチョコレートのようになった土の中に。

 コトリはそのまま、地中にずるりと引きずり込まれた。



***



「ほんの五分歩いた程度だったんですよ。警戒するにしても妙じゃありませんかね」

「コトリの顔を知っていたのかもしれないし、オーバントを警戒したのかもしれない。どのみちお前たちを行かせたのは迂闊だったかもな」

 コトリはもともと、社内三位の成績。そのうえ最近はジークエンドと組んで精力的に活動していたので、快楽者の街でも顔が知れ初めていても不思議ではない。

「わざとじゃないだろうな」

「え?」

 シャハクにぽつりと言われてシグルドが目を見開く。

「あんた、ずいぶんコトリとやり合っていたようだ。だから……」

「まさか。任務に私情を挟みません。確かにあのとき、コトリちゃんじゃなく先輩と行けば問題なかったと想いますが……何より、あの子を害すなんてありえません。あの子はオーバントを格好いいと言ってくれたので」

 オーバントは守った相手にすら恐れられる種族だ。憧れられることなどまずない。コトリの純粋な想いが眩しい……その気持はジークエンドにも痛いほど分かった。

 それに、コトリやシャハクは知らないだろうが、シグルドはもっと冷徹な男だ。ルロビアに来るとはしゃいでいるのか明るく見えるが、そんな性質ではない。嫌いなものに対して嘘でも笑うなどということはしない男だった。彼は最初からコトリが可愛かったのだ。

「仲間同士でいがみあうのは最もやってはならないことだ。シグルドは必ずコトリを助け出す。そのことで無実を証明してくれるだろう。

 さしあたって考えられることはコトリの尋問だろうな……無事でいてくれればいいが」



***



「仲間は何人いて、何が目的だ」

 コトリの面は割れていた。もうひとりのオーバント、シグルドのことはジークエンドだと思っているらしい。まあ、コトリと一緒のオーバントならそう思って不思議ではないだろう。

 コトリは地下室の天井から下がった鎖に繋がれ、不自由な姿で吊られていた。

「仲間はあと三人。魔晶石の取引を止めるのが目的で、部屋はシャックス亭の三番」

「ぺらぺら喋りやがるな」

「喋ったところでお前たちがどうこうできる相手じゃないからな」

 どうも、土に自在に潜る特性のある魔族がいるらしい。厄介ではあるが、殺人ゲルを出すオーバントたちには通用しない技であるとも言える。だから敵もシグルドを攫わなかったのだ。

「ボス、こいつ何か持ってましたぜ」

「なんだこれは……オーバントはとても格好いいです?」

「よ、読むなあ!」

 なんでこんなことに。シグルドに読まれて、敵にも回し読み。

「暗号文ですかね」

「俺にはただのラブレターに見えますが」

「いや、暗号文かもしれねえ」

「ファンレターだ、ファンレター!」

 鎖をじゃらじゃら鳴らして抵抗する。拷問より拷問らしいこの仕打ち。どうしてこんなことに。どうしてこんなことに?

「わかった! ジークエンドのことを思うと胸が苦しくなって眠れないってところが……」

「殺せぇええ! いっそ殺してくれぇええ!」

「コトリ!」

 早い。

 特定するにも早すぎないか?

 扉をゲルで溶かし破り、オーバントたちとサポートのシャハクが飛び込んできた。

「げ、げえ! なんで」

「コトリのにおいを辿ってきた」

 そういえばそんな特性もあった、この朴念仁。山神にさらわれたときもやけに早く助けに来てくれたが、どれだけコトリに対して鼻が利くのだろう。

「コトリ、無事か」

「う、うん……多勢に無勢だから捕まってたふりしてるだけ」

 この体勢で鎖を破るのは難しいというのもある。こちらは動けないまま羽を飛ばすことしかできないのでは魔動銃のいい的だ。

 そのまま地下で乱闘が起こる。オーバント二体ではどんな敵も相手になどならない。殆どは殺された。

 だが、例の土魔人がコトリのほうへ逃れてき、

「動くな! このチビがどうなってもいいのか!!」

「貴様こそ、そこからどうするつもりだ。その体勢でコトリの枷を外せるのか」

 そう、膠着状態だった。コトリを盾にされてはジークエンドたちも動けないが、土魔人も枷を外そうとすればシャハクの銃に狙われる。

「くそっ」

「あ、待て」

 コトリを人質になどせず、さっさと逃げればいいと気づいたらしく、土魔人は土にもぐって消えていった。

「あいつを捕らえるのは至難の業ですね。何か対策を講じないと……」

「魔晶石は確保した。とりあえず軍部にはあの男のことを報告しておけ。我々の手には負えない、おそらく術技師が必要だ」

「了解しました」

「コトリ……」

 手かせをゲルで溶かし、落ちてくるコトリをジークエンドが抱きとめる。そうしてぎゅっと抱きしめられた。

「よかった、無事で」

「あの。コトリってそんなに臭いか」

「いや? ふわふわの雛のいいにおいがするぞ」

 それはいわゆる乳臭いというやつなのか?

「ん、なんだこれは。奴らの残した計画書か?」

「あっ」

 シャハクがファンレターを拾い上げ、少し内容を読んだ。無言でコトリを見つめてくるので、涙目で首をぷるぷる振る。

「なんだ、計画書?」

「いや……なんでもない、ただのちらしだ」

 シャハクはファンレターをなかったことにしてくれた。やはりシャハクは良いやつだ。

 その後、捕らえられていたせいかジークエンドがコトリを抱き上げて歩かせてくれなかった。そういえば眠っていなかったこともあり、ジークエンドに甘えて寝息を立て始める。

「ジーク……すき」

 ねぼけてそんなことを言った覚えがあるが、

「俺もだぞ」

 という返事を聞いた気がした。

 ああ、噛み合わない。この「好き」。
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