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異世界転移の章
3.遭遇
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愛莉から洞○湖という文字を彫られた木刀を渡された未来は、気を取り直して木刀を振ってみた。
「はっ、ほっ!」
ヒュンヒュン、風を切るような音を鳴らす木刀。確かにただの女子高生である未来がこれほど鋭い音を出せるのは凄い。しかし、これが未来のスキル【瞬剣】だとも思えない。これではただの素振りだ。
「んー……何か違うなぁ」
「そう?ヒュンヒュン音鳴ってて凄いと思うよ?」
「でも瞬剣って感じじゃなくない?これなら剣道部の人の方が早いよ」
言われて見ればその通りだと思う愛莉。瞬剣なんて大層な名前が付いているのだから、きっと文字通り瞬きほどの間に振るう剣技なのだろう。確かに未来の素振りは凄いが、あれなら剣道部の人なら軽くいなせるかもしれないと、そう思った。
「さっき愛莉が錬金術使った時ってどうやったの?」
「えっとね、集中してイメージを膨らませる感じ。あの枝が木刀になるように」
「集中……イメージ……」
愛莉に習って目を閉じる未来。木刀を固く握り、スキルが発動するイメージを膨らませる。木刀を握る手に感覚を研ぎ澄ませる。すると、未来の手が先ほどの愛莉の手のように輝き出した。
「あ…………」
その光景を見て思わず声を漏らす愛莉。先ほど自分が錬金術を発動させた時も、こんな光景だったのだろうかとの思いに至る。
手のひらにじんわりとした温かさを感じた未来は、目をカッと見開いて木刀を振り下ろした。
「瞬剣!」
先ほどのビュンではなく、もっと鋭いシュッという音と共に、木刀が振り下ろされる。自分でも驚くほど木刀が軽く、そして先ほどまでの比ではない速度で振り下ろせたと実感する。
「おおっ!今のどうだった!?」
「は、速かった……全然見えなかったよぉ……」
愛莉が未来の前で驚きの表情を浮かべている。素人目から見ても、振り下ろされた木刀の速度は先ほどまでの比ではない事が伺い知れたからだ。
「良しもう一回!」
再び集中し、木刀を振るうと、先ほどと同じくシュッという音と共に物凄い速さで木刀は振り下ろされた。それに気を良くした未来は、その後も数回瞬剣を振るう。すると頭の中に突然、謎の声が鳴り響いた。
ーー瞬剣のレベルが上がりました。
「うひょえ!?」
驚きのあまり変な声が出てしまう未来。それを聞いて、愛莉が瞬時に状況を理解する。
「あ、何か声した?」
「し……したした……瞬剣のレベルが上がりましたって……」
「あ、やっぱり。わたしの時と一緒だ」
この声は一体何なのだろうか、と言うか誰なのだろうか。男の声にも女の声にも聞こえる全く抑揚の無い声。未来が「うーん」と唸りながら、ふと遠くの方を見る。そして、そこに居る者を見て、目を見開いた。
いきなり様子が変わった未来に愛莉が怪訝な表情を浮かべる。そして「どうしたの?」と声を掛けると、未来はゆっくりと正面を指差した。
「あっち?あっちに何か………………え……?」
遠く、二十メートルほど離れた所に灰色と黒の体毛に覆われた巨大な獣がこちらに向かってゆっくりと歩を進めていた。
「な……に……あれ………」
この距離でもその大きさが何となく分かる。おそらくライオンなどの比ではないだろう。ライオンやトラよりも二周りは大きそうな獣が、鋭い眼光と牙を光らせてこちらに向かって来ている。
巨大な体躯に太い前足、鋭い牙と爪、恐ろしいほどの眼光と威圧感。その姿を見た瞬間、未来と愛莉の全身が粟立った。早く、早く逃げなければ。早く逃げなければ食い殺されてしまう。戦うなど以ての外だ。
何が瞬剣だ、何が錬金術だ。そんなもの、あの化物相手に何の役に立つというのか。こんな木刀で殴った所で、相手はかすり傷すら負わないだろう事は明白だった。
「愛……莉………に、逃げるよ………」
ガタガタと歯が震える未来。一刻も早く逃げなければ。愛莉を連れて逃げ出さなければ。
「む……無理………あ、足が震えて………」
愛莉の目には、獣の上に文字が浮かび上がっていた。
『ワイルドウルフ(狼種モンスターLv8)』
はっきり”モンスター”と書いてあるのだ。普通の”獣”や”狼”などという表記ではなく、”狼種モンスター”と。
「お願い……頑張って………し、死にたくなければ頑張っててて………」
声が震える。歯がガチガチと噛み合わない。それでも、早く逃げなければーーーーーーーーーーー愛莉を連れて逃げなければ。
いつの間にかもう十メートル先まで迫っている巨大な狼型のモンスター”ワイルドウルフ”。未来は持っている木刀を力いっぱい握りしめる。その瞬間、未来の手が再び輝いた。
「せーーのっ!!」
そのまま持っていた木刀をワイルドウルフの方に投げつける。それは信じられない速度で相手に向かって飛んで行き、ワイルドウルフの額に鈍い音と共に激突する。その瞬間、木刀が粉々に砕け散った。
その次の瞬間には、未来は愛莉の手を取って全力で走り出していた。そして頭の中にまた謎の声が鳴り響く。
ーー投擲のレベルが上がりました。
どうやら無意識のうちに投擲のスキルを発動させていたらしく、そして使用した事でレベルが上がったらしい。
しかし、それが一体何だというのか。今はそんな事に構っている場合ではない。今のうちに少しでも遠くに逃げなければ。
「はぁはぁはぁはぁ!」
「はぁはぁはぁはぁ………」
愛莉の手を引いて、全速力で走る未来。しかし未来と愛莉では元々の足の速さが違うので、思った以上の速度は出ない。
「未来……ッ!手を離して逃げて!」
「意味分かんない!いいから走ってッ!!」
明らかに自分が足手まといになっていると理解している愛莉は、未来に一人で逃げてと大声を張り上げる。しかし未来にそんなつもりなど微塵も無い。そんな事をするぐらいなら、いっそこのまま二人で死んだ方がマシだ。
未来の投擲により、一瞬だけ戸惑いを浮かべたワイルドウルフだが、二人が逃げるのを見て即座に動き始める。
その巨大な体躯に似合わず、ワイルドウルフの脚はかなり速かった。一歩地を蹴るごとに二人の背中が近づいて来る。
「はぁはぁはぁはぁ!!」
「はぁはぁ……はぁはぁ!」
何となく気配を察する未来と愛莉。来てる、近づいて来てる。逃げる時は十メートルほどあった距離は、もう半分ほどまで詰められている。
(もっと!もっと速く!!)
懸命に足を前に出す未来。普段から陸上で鍛えた足をいかん無く発揮する。幼い頃から色々なスポーツで鍛えたこの足を、今発揮しなくていつ発揮すると言うのか。
(もっと!もっと前に!!)
一撃でも爪を振るわれれば、こんな華奢な女子高生の首など地の果てまで飛んで行くだろう。一撃でも爪を振り下ろされれば、見るも無惨な肉塊に変貌するだろう。
(嫌だ……愛莉が死ぬなんて絶対に嫌っ!!)
好きなんて言葉では語れないほどに、愛莉の事が大事なのだ。愛莉の顔も声も身体も性格も、全て愛してる。その存在自体が尊いのだ。
(愛莉!愛莉愛莉愛莉ッ!)
絶対死なせたくない。絶対守ってみせる。本当は二人一緒にラブホテルで死ぬ筈だった命を、何故か分からないけど救われたのだ。それなのに、二人を待つ未来が獣に食い殺される未来だなんて残酷過ぎる。それなら、あのままラブホテルの中で一緒に死にたかった。そんな無惨な死に方をするぐらいなら、あのまま眠ったように死にたかった。
「うわぁぁぁぁぁーーーーーッッ!!」
絶対死なせない。その思いだけを胸に、未来は叫んだ。もうすぐ後ろにはワイルドウルフが迫り、爪を振り上げていた。
ーーだがその瞬間、未来の全身が輝いた。そしてその輝きは未来の手を伝い、愛莉の全身を包み込む。そして二人の視界が一瞬だけ揺らいだ。
「ガアアァァーーーッ!!」
ワイルドウルフが爪を振り下ろした先にはーーーーー
ーー誰も居なかった。今の今までそこに居たはずの女子高生二人は、こつ然と姿を消していた。
「はっ、ほっ!」
ヒュンヒュン、風を切るような音を鳴らす木刀。確かにただの女子高生である未来がこれほど鋭い音を出せるのは凄い。しかし、これが未来のスキル【瞬剣】だとも思えない。これではただの素振りだ。
「んー……何か違うなぁ」
「そう?ヒュンヒュン音鳴ってて凄いと思うよ?」
「でも瞬剣って感じじゃなくない?これなら剣道部の人の方が早いよ」
言われて見ればその通りだと思う愛莉。瞬剣なんて大層な名前が付いているのだから、きっと文字通り瞬きほどの間に振るう剣技なのだろう。確かに未来の素振りは凄いが、あれなら剣道部の人なら軽くいなせるかもしれないと、そう思った。
「さっき愛莉が錬金術使った時ってどうやったの?」
「えっとね、集中してイメージを膨らませる感じ。あの枝が木刀になるように」
「集中……イメージ……」
愛莉に習って目を閉じる未来。木刀を固く握り、スキルが発動するイメージを膨らませる。木刀を握る手に感覚を研ぎ澄ませる。すると、未来の手が先ほどの愛莉の手のように輝き出した。
「あ…………」
その光景を見て思わず声を漏らす愛莉。先ほど自分が錬金術を発動させた時も、こんな光景だったのだろうかとの思いに至る。
手のひらにじんわりとした温かさを感じた未来は、目をカッと見開いて木刀を振り下ろした。
「瞬剣!」
先ほどのビュンではなく、もっと鋭いシュッという音と共に、木刀が振り下ろされる。自分でも驚くほど木刀が軽く、そして先ほどまでの比ではない速度で振り下ろせたと実感する。
「おおっ!今のどうだった!?」
「は、速かった……全然見えなかったよぉ……」
愛莉が未来の前で驚きの表情を浮かべている。素人目から見ても、振り下ろされた木刀の速度は先ほどまでの比ではない事が伺い知れたからだ。
「良しもう一回!」
再び集中し、木刀を振るうと、先ほどと同じくシュッという音と共に物凄い速さで木刀は振り下ろされた。それに気を良くした未来は、その後も数回瞬剣を振るう。すると頭の中に突然、謎の声が鳴り響いた。
ーー瞬剣のレベルが上がりました。
「うひょえ!?」
驚きのあまり変な声が出てしまう未来。それを聞いて、愛莉が瞬時に状況を理解する。
「あ、何か声した?」
「し……したした……瞬剣のレベルが上がりましたって……」
「あ、やっぱり。わたしの時と一緒だ」
この声は一体何なのだろうか、と言うか誰なのだろうか。男の声にも女の声にも聞こえる全く抑揚の無い声。未来が「うーん」と唸りながら、ふと遠くの方を見る。そして、そこに居る者を見て、目を見開いた。
いきなり様子が変わった未来に愛莉が怪訝な表情を浮かべる。そして「どうしたの?」と声を掛けると、未来はゆっくりと正面を指差した。
「あっち?あっちに何か………………え……?」
遠く、二十メートルほど離れた所に灰色と黒の体毛に覆われた巨大な獣がこちらに向かってゆっくりと歩を進めていた。
「な……に……あれ………」
この距離でもその大きさが何となく分かる。おそらくライオンなどの比ではないだろう。ライオンやトラよりも二周りは大きそうな獣が、鋭い眼光と牙を光らせてこちらに向かって来ている。
巨大な体躯に太い前足、鋭い牙と爪、恐ろしいほどの眼光と威圧感。その姿を見た瞬間、未来と愛莉の全身が粟立った。早く、早く逃げなければ。早く逃げなければ食い殺されてしまう。戦うなど以ての外だ。
何が瞬剣だ、何が錬金術だ。そんなもの、あの化物相手に何の役に立つというのか。こんな木刀で殴った所で、相手はかすり傷すら負わないだろう事は明白だった。
「愛……莉………に、逃げるよ………」
ガタガタと歯が震える未来。一刻も早く逃げなければ。愛莉を連れて逃げ出さなければ。
「む……無理………あ、足が震えて………」
愛莉の目には、獣の上に文字が浮かび上がっていた。
『ワイルドウルフ(狼種モンスターLv8)』
はっきり”モンスター”と書いてあるのだ。普通の”獣”や”狼”などという表記ではなく、”狼種モンスター”と。
「お願い……頑張って………し、死にたくなければ頑張っててて………」
声が震える。歯がガチガチと噛み合わない。それでも、早く逃げなければーーーーーーーーーーー愛莉を連れて逃げなければ。
いつの間にかもう十メートル先まで迫っている巨大な狼型のモンスター”ワイルドウルフ”。未来は持っている木刀を力いっぱい握りしめる。その瞬間、未来の手が再び輝いた。
「せーーのっ!!」
そのまま持っていた木刀をワイルドウルフの方に投げつける。それは信じられない速度で相手に向かって飛んで行き、ワイルドウルフの額に鈍い音と共に激突する。その瞬間、木刀が粉々に砕け散った。
その次の瞬間には、未来は愛莉の手を取って全力で走り出していた。そして頭の中にまた謎の声が鳴り響く。
ーー投擲のレベルが上がりました。
どうやら無意識のうちに投擲のスキルを発動させていたらしく、そして使用した事でレベルが上がったらしい。
しかし、それが一体何だというのか。今はそんな事に構っている場合ではない。今のうちに少しでも遠くに逃げなければ。
「はぁはぁはぁはぁ!」
「はぁはぁはぁはぁ………」
愛莉の手を引いて、全速力で走る未来。しかし未来と愛莉では元々の足の速さが違うので、思った以上の速度は出ない。
「未来……ッ!手を離して逃げて!」
「意味分かんない!いいから走ってッ!!」
明らかに自分が足手まといになっていると理解している愛莉は、未来に一人で逃げてと大声を張り上げる。しかし未来にそんなつもりなど微塵も無い。そんな事をするぐらいなら、いっそこのまま二人で死んだ方がマシだ。
未来の投擲により、一瞬だけ戸惑いを浮かべたワイルドウルフだが、二人が逃げるのを見て即座に動き始める。
その巨大な体躯に似合わず、ワイルドウルフの脚はかなり速かった。一歩地を蹴るごとに二人の背中が近づいて来る。
「はぁはぁはぁはぁ!!」
「はぁはぁ……はぁはぁ!」
何となく気配を察する未来と愛莉。来てる、近づいて来てる。逃げる時は十メートルほどあった距離は、もう半分ほどまで詰められている。
(もっと!もっと速く!!)
懸命に足を前に出す未来。普段から陸上で鍛えた足をいかん無く発揮する。幼い頃から色々なスポーツで鍛えたこの足を、今発揮しなくていつ発揮すると言うのか。
(もっと!もっと前に!!)
一撃でも爪を振るわれれば、こんな華奢な女子高生の首など地の果てまで飛んで行くだろう。一撃でも爪を振り下ろされれば、見るも無惨な肉塊に変貌するだろう。
(嫌だ……愛莉が死ぬなんて絶対に嫌っ!!)
好きなんて言葉では語れないほどに、愛莉の事が大事なのだ。愛莉の顔も声も身体も性格も、全て愛してる。その存在自体が尊いのだ。
(愛莉!愛莉愛莉愛莉ッ!)
絶対死なせたくない。絶対守ってみせる。本当は二人一緒にラブホテルで死ぬ筈だった命を、何故か分からないけど救われたのだ。それなのに、二人を待つ未来が獣に食い殺される未来だなんて残酷過ぎる。それなら、あのままラブホテルの中で一緒に死にたかった。そんな無惨な死に方をするぐらいなら、あのまま眠ったように死にたかった。
「うわぁぁぁぁぁーーーーーッッ!!」
絶対死なせない。その思いだけを胸に、未来は叫んだ。もうすぐ後ろにはワイルドウルフが迫り、爪を振り上げていた。
ーーだがその瞬間、未来の全身が輝いた。そしてその輝きは未来の手を伝い、愛莉の全身を包み込む。そして二人の視界が一瞬だけ揺らいだ。
「ガアアァァーーーッ!!」
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