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皇女との邂逅の章
149.古代魔法
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カロンの事件から一夜明けた今日、クローバーの五人はいつもと変わらずに朝食を食べていた。
リーシャもいつもと変わらずに、優しく笑みを浮かべながら皆と楽しく談笑している。どうやら心の傷は、ほとんど癒えているらしい。
「ごちそうさま!美味しかったよ女将さん!」
大体いつも朝食は宿屋にある、宿泊客向けの小さな食堂で食べる未来たち。今までは四人だったが、今日からはエストも加わって五人での朝食だ。
「あいよ!相変わらずいい食べっぷりだねぇミク!」
「ミクさんすごい!こんなに食べる女の人、初めて見ました!それなのにそんなに細いってどうなってるんですか!?」
未来の食べっぷりに賛辞を送る女将と一人娘のアメリ。未来自身、食べるのを褒められるのはあまり経験が無いが、何でも褒められるのは嬉しい事だ。
「ありがとアメリちゃん!細さの秘訣は運動だよ運動!食べたら身体を動かす。動かしたらお腹減るから食べる。食べたら太るからまた動かす!」
「そっか!食べたら運動するんですね!お母さんメモしといて!」
そんな光景を、唖然としながら見つめるエスト。愛莉、リーシャ、サフィーの三人は特に驚く事なく食事の手を進める。
「あの理屈だと、永久に食べて動くの繰り返しじゃないの?」
「うーん……確かにそうよねぇ……でもそこはほら」
「うん。未来だから」
「はっ、違いないわ」
「え………」
という結論に至る愛莉とリーシャ、そしてサフィー。再び唖然とするエスト。
「あら?サフィー、今日は随分とゆっくり食べるのねぇ?」
リーシャがふとサフィーの皿を見ると、まだかなりの量の料理が残っていた。愛莉とリーシャ、エストも残り僅かの中、サフィーだけ妙に食べる速度が遅い。
「え……?あ、うん……ちょっとお腹が……」
「痛いの……?」
「い、痛い訳じゃないんだけど………」
顔を見合わせ、首を傾げるリーシャ、愛莉、エストの三人。心無しかサフィーの顔が赤い気がする。
「サフィー、顔赤いけど……もしかして体調悪い?」
「わ、悪くは無いわ!ちょっとお腹が………」
お腹が………その続きを何故か口にしないサフィー。それもその筈、別に腹が痛い訳ではない。今朝起きた時から膣内に違和感が残っていて、それが食事にも尾を引いているのだが、そんな事を皆に言える筈も無い。
「そ、そんな事より今日はどうするの!?何か依頼受けに行く!?」
無理やり話を逸らそうとするサフィー。愛莉もサフィーが何とか話題を逸したいのだと気づき、可哀想なので乗ってあげる事にした。
「実はちょっと試してみたい事があるんだけど、みんな付き合ってくれる?」
「あら~何かしら?わたしは構わないわよ」
「うん、わたしも大丈夫」
「あ、あたしもよ!」
愛莉の誘いに頷く三人。そんな中、未来は延々と女将、アメリ親子と楽しそうに談笑しているのだった。
■■■
朝食を終え、クローバーの五人がやって来たのは街の外。
「この辺でいいかな」
街道から少し逸れ、人の往来が無い場所へ来ると、愛莉は周りを見渡しながら立ち止まった。今から試す事は出来れば人に見られたく無い事なので、いつも以上に慎重だった。
「何も無いわね。こんな所で何をするつもり?」
ようやく膣内の違和感も消え、いつもの調子に戻るサフィー。開口一番、ここで何をするのかを愛莉に訊ねる。
「その前に確認なんだけど、魔法の種類って『攻撃魔法』『回復魔法』『補助魔法』の三種類しか無いって認識で合ってる?」
突然そんな事を質問され、顔を見合わせるリーシャ、サフィー、エストの三人。そして三人とも肯定の返事をしながら頷く。
「じゃあ次に魔法陣についてなんだけど、魔法陣を描いて発動する魔法って、魔法陣を描かない魔法と具体的に何処が異なるの?」
再び顔を見合わせるリーシャ達三人。しかし愛莉の質問に対して、明確な答えを持っている者は居なかった。そもそもーーーーー
「魔法陣を描いて発動させる魔法なんて無いわよ。確かに魔法を発動させる条件は魔法陣なんだけど、それはわざわざ描くものじゃなく頭に思い描くだけ」
サフィーが魔法の発動について詳しく説明を始める。
魔法の元となるのは、もちろんこの世界に満ちているマナである。そのマナを術式展開する事で魔法となるのだが、その術式展開に用いるのが魔法陣。だがその魔法を直接何かに描くのではなく、頭に思い描いて自分の身体の中でマナを術式展開する事で、魔法を発動させるのだとサフィーが説明する。
「じゃあ魔法契約の時に地面に直接魔法陣を描くのは?」
「あれは契約術式だからよ。頭の中に契約術式の魔法陣を描いても新しい魔法の契約は出来ないわ。だって、魔法じゃないんだから」
なるほどと頷く愛莉。という事は、リーシャの精霊契約もその契約術式なのだろうとの思いに至る。
そしてサフィーの説明を聞いた愛莉は、ポケットから一枚の紙を取り出す。そしてそれを広げて皆に見せた。
「あら?それってもしかして………」
「うん。カルズバール遺跡の一番奥の部屋にあった転移の魔法陣。あれは転移っていう『魔法』だけど、魔法陣を必要としたのは何故?」
言葉に詰まる三人。そもそも『転移魔法』という魔法など聞いた事も無い。未来の使う『短距離転移』も転移の一種だが、あれは魔法ではなくスキルだ。
「わたしなりに立てた仮説なんだけど、転移に魔法陣が必要なのは、入口と出口をそれぞれ設定しないといけないからなんじゃなかって思う」
「………どういう事?」
「普段サフィーやエストが使う攻撃魔法や回復魔法、補助魔法って発動させて放つだけだよね?それだと入口も出口も必要ない、要は発動させればいいだけの魔法なんだと思うんだけど、転移魔法の場合は転移を始める場所と、転移する場所がそれぞれ必要だよね?」
愛莉の仮説を黙って聞くリーシャ、サフィー、エストの三人。所々、うんうんと頷いたりしている。
「ここにもう一枚、転移した先の魔法陣を書き写したのがあるんだけど……この二枚を見て何か気づかない?」
ポケットからもう一枚紙を取り出し、皆に見せる。皆は食い入るように二枚の紙を見比べた。
「あ……ここの部分が少しだけ違う……」
目ざとく指摘したのはエスト。リーシャとサフィーもその部分に視線を送る。未来は途中で飽きてしまったらしい。
「あら……本当ね。書き間違えでは無いのよね?」
「うん。書き終わった時に何回も確認したから間違い無いと思う」
「つまり……これがアイリの言う『入口と出口』って事……?入口には入口の魔法陣があって、出口にもほとんどそっくりだけど少しだけ違う魔法陣が………」
愛莉が伝えたかった事をサフィーが代弁してくれる。愛莉は嬉しそうに口端を緩めると、大きく頷いた。
「そう。自分の身体を全く違う場所に移動させるんだから、その座標………つまり魔法を行使する目印が必要になると思う。魔法陣はその目印って意味もあるんだと思う」
「そっか……確かにいくら頭の中に魔法陣を思い描いても、何処の場所に行くとかなんて決められないものね……」
「うん。例えばこの魔法陣を二つとも頭の中に思い描いて魔法を発動しても、多分何も起きない。それは転移する場所を明確に決めてないし、決めたとしても魔力の受け皿になる何かがそこに無いから」
静まり返るリーシャ達三人。サフィーとエストに至っては、自分が普段魔法を使う立場なのに、そんな事を考えた事も無かった。魔法とは頭の中に魔法陣を思い描き、術式展開して放つ。それが全てだったし、それしか無いのだと決めつけていたのだ。
「それで実験なんだけどーーーー」
ようやく本題に入る愛莉。先ずはこの場所に入口となる魔法陣をサフィーに描いて貰う。
「描けたわよ」
「じゃあ迷宮でやったみたいに魔力を送ってみて」
愛莉の指示通り魔法陣に魔力を送るサフィー。だが、魔法陣には何の変化も起きなかった。
「うん、これは当たり前だよね。出口を描いて無いから」
そして今度はエストを連れて、少し離れた所に移動する。もちろん未来も着いて来た。
「描けたよアイリちゃん」
エストが出口の魔法陣を書き終える。そのタイミングで、アイリが離れた所に居るサフィーとリーシャに手を振る。描けたからもう一度魔法を魔法陣に送ってのサインだ。
「行くわよ………」
魔法陣の上にリーシャと二人で乗り、サフィーが魔法陣に魔力を送る。するとーーーーー
「ひ、光ったわ!」
「ウソ……まさかこれって………」
魔法陣が光った、つまり術式展開が成功した事を意味する。同時に、出口の魔法陣も光り輝き、エストが驚きの表情を、未来が目をキラキラとして魔法陣を見つめていた。やがてーーーーーー
「おおぉぉーーーーッ!!」
「うそ………」
突如目の前に、離れた所に居た筈のサフィーとリーシャが現れたのだ。
「…………嘘でしょ……」
「信じられないわ…………」
既にこの世界から失われ、存在自体誰も知らない古代魔法、『転移魔法』が少女達によって成功した瞬間だったーーーーー
リーシャもいつもと変わらずに、優しく笑みを浮かべながら皆と楽しく談笑している。どうやら心の傷は、ほとんど癒えているらしい。
「ごちそうさま!美味しかったよ女将さん!」
大体いつも朝食は宿屋にある、宿泊客向けの小さな食堂で食べる未来たち。今までは四人だったが、今日からはエストも加わって五人での朝食だ。
「あいよ!相変わらずいい食べっぷりだねぇミク!」
「ミクさんすごい!こんなに食べる女の人、初めて見ました!それなのにそんなに細いってどうなってるんですか!?」
未来の食べっぷりに賛辞を送る女将と一人娘のアメリ。未来自身、食べるのを褒められるのはあまり経験が無いが、何でも褒められるのは嬉しい事だ。
「ありがとアメリちゃん!細さの秘訣は運動だよ運動!食べたら身体を動かす。動かしたらお腹減るから食べる。食べたら太るからまた動かす!」
「そっか!食べたら運動するんですね!お母さんメモしといて!」
そんな光景を、唖然としながら見つめるエスト。愛莉、リーシャ、サフィーの三人は特に驚く事なく食事の手を進める。
「あの理屈だと、永久に食べて動くの繰り返しじゃないの?」
「うーん……確かにそうよねぇ……でもそこはほら」
「うん。未来だから」
「はっ、違いないわ」
「え………」
という結論に至る愛莉とリーシャ、そしてサフィー。再び唖然とするエスト。
「あら?サフィー、今日は随分とゆっくり食べるのねぇ?」
リーシャがふとサフィーの皿を見ると、まだかなりの量の料理が残っていた。愛莉とリーシャ、エストも残り僅かの中、サフィーだけ妙に食べる速度が遅い。
「え……?あ、うん……ちょっとお腹が……」
「痛いの……?」
「い、痛い訳じゃないんだけど………」
顔を見合わせ、首を傾げるリーシャ、愛莉、エストの三人。心無しかサフィーの顔が赤い気がする。
「サフィー、顔赤いけど……もしかして体調悪い?」
「わ、悪くは無いわ!ちょっとお腹が………」
お腹が………その続きを何故か口にしないサフィー。それもその筈、別に腹が痛い訳ではない。今朝起きた時から膣内に違和感が残っていて、それが食事にも尾を引いているのだが、そんな事を皆に言える筈も無い。
「そ、そんな事より今日はどうするの!?何か依頼受けに行く!?」
無理やり話を逸らそうとするサフィー。愛莉もサフィーが何とか話題を逸したいのだと気づき、可哀想なので乗ってあげる事にした。
「実はちょっと試してみたい事があるんだけど、みんな付き合ってくれる?」
「あら~何かしら?わたしは構わないわよ」
「うん、わたしも大丈夫」
「あ、あたしもよ!」
愛莉の誘いに頷く三人。そんな中、未来は延々と女将、アメリ親子と楽しそうに談笑しているのだった。
■■■
朝食を終え、クローバーの五人がやって来たのは街の外。
「この辺でいいかな」
街道から少し逸れ、人の往来が無い場所へ来ると、愛莉は周りを見渡しながら立ち止まった。今から試す事は出来れば人に見られたく無い事なので、いつも以上に慎重だった。
「何も無いわね。こんな所で何をするつもり?」
ようやく膣内の違和感も消え、いつもの調子に戻るサフィー。開口一番、ここで何をするのかを愛莉に訊ねる。
「その前に確認なんだけど、魔法の種類って『攻撃魔法』『回復魔法』『補助魔法』の三種類しか無いって認識で合ってる?」
突然そんな事を質問され、顔を見合わせるリーシャ、サフィー、エストの三人。そして三人とも肯定の返事をしながら頷く。
「じゃあ次に魔法陣についてなんだけど、魔法陣を描いて発動する魔法って、魔法陣を描かない魔法と具体的に何処が異なるの?」
再び顔を見合わせるリーシャ達三人。しかし愛莉の質問に対して、明確な答えを持っている者は居なかった。そもそもーーーーー
「魔法陣を描いて発動させる魔法なんて無いわよ。確かに魔法を発動させる条件は魔法陣なんだけど、それはわざわざ描くものじゃなく頭に思い描くだけ」
サフィーが魔法の発動について詳しく説明を始める。
魔法の元となるのは、もちろんこの世界に満ちているマナである。そのマナを術式展開する事で魔法となるのだが、その術式展開に用いるのが魔法陣。だがその魔法を直接何かに描くのではなく、頭に思い描いて自分の身体の中でマナを術式展開する事で、魔法を発動させるのだとサフィーが説明する。
「じゃあ魔法契約の時に地面に直接魔法陣を描くのは?」
「あれは契約術式だからよ。頭の中に契約術式の魔法陣を描いても新しい魔法の契約は出来ないわ。だって、魔法じゃないんだから」
なるほどと頷く愛莉。という事は、リーシャの精霊契約もその契約術式なのだろうとの思いに至る。
そしてサフィーの説明を聞いた愛莉は、ポケットから一枚の紙を取り出す。そしてそれを広げて皆に見せた。
「あら?それってもしかして………」
「うん。カルズバール遺跡の一番奥の部屋にあった転移の魔法陣。あれは転移っていう『魔法』だけど、魔法陣を必要としたのは何故?」
言葉に詰まる三人。そもそも『転移魔法』という魔法など聞いた事も無い。未来の使う『短距離転移』も転移の一種だが、あれは魔法ではなくスキルだ。
「わたしなりに立てた仮説なんだけど、転移に魔法陣が必要なのは、入口と出口をそれぞれ設定しないといけないからなんじゃなかって思う」
「………どういう事?」
「普段サフィーやエストが使う攻撃魔法や回復魔法、補助魔法って発動させて放つだけだよね?それだと入口も出口も必要ない、要は発動させればいいだけの魔法なんだと思うんだけど、転移魔法の場合は転移を始める場所と、転移する場所がそれぞれ必要だよね?」
愛莉の仮説を黙って聞くリーシャ、サフィー、エストの三人。所々、うんうんと頷いたりしている。
「ここにもう一枚、転移した先の魔法陣を書き写したのがあるんだけど……この二枚を見て何か気づかない?」
ポケットからもう一枚紙を取り出し、皆に見せる。皆は食い入るように二枚の紙を見比べた。
「あ……ここの部分が少しだけ違う……」
目ざとく指摘したのはエスト。リーシャとサフィーもその部分に視線を送る。未来は途中で飽きてしまったらしい。
「あら……本当ね。書き間違えでは無いのよね?」
「うん。書き終わった時に何回も確認したから間違い無いと思う」
「つまり……これがアイリの言う『入口と出口』って事……?入口には入口の魔法陣があって、出口にもほとんどそっくりだけど少しだけ違う魔法陣が………」
愛莉が伝えたかった事をサフィーが代弁してくれる。愛莉は嬉しそうに口端を緩めると、大きく頷いた。
「そう。自分の身体を全く違う場所に移動させるんだから、その座標………つまり魔法を行使する目印が必要になると思う。魔法陣はその目印って意味もあるんだと思う」
「そっか……確かにいくら頭の中に魔法陣を思い描いても、何処の場所に行くとかなんて決められないものね……」
「うん。例えばこの魔法陣を二つとも頭の中に思い描いて魔法を発動しても、多分何も起きない。それは転移する場所を明確に決めてないし、決めたとしても魔力の受け皿になる何かがそこに無いから」
静まり返るリーシャ達三人。サフィーとエストに至っては、自分が普段魔法を使う立場なのに、そんな事を考えた事も無かった。魔法とは頭の中に魔法陣を思い描き、術式展開して放つ。それが全てだったし、それしか無いのだと決めつけていたのだ。
「それで実験なんだけどーーーー」
ようやく本題に入る愛莉。先ずはこの場所に入口となる魔法陣をサフィーに描いて貰う。
「描けたわよ」
「じゃあ迷宮でやったみたいに魔力を送ってみて」
愛莉の指示通り魔法陣に魔力を送るサフィー。だが、魔法陣には何の変化も起きなかった。
「うん、これは当たり前だよね。出口を描いて無いから」
そして今度はエストを連れて、少し離れた所に移動する。もちろん未来も着いて来た。
「描けたよアイリちゃん」
エストが出口の魔法陣を書き終える。そのタイミングで、アイリが離れた所に居るサフィーとリーシャに手を振る。描けたからもう一度魔法を魔法陣に送ってのサインだ。
「行くわよ………」
魔法陣の上にリーシャと二人で乗り、サフィーが魔法陣に魔力を送る。するとーーーーー
「ひ、光ったわ!」
「ウソ……まさかこれって………」
魔法陣が光った、つまり術式展開が成功した事を意味する。同時に、出口の魔法陣も光り輝き、エストが驚きの表情を、未来が目をキラキラとして魔法陣を見つめていた。やがてーーーーーー
「おおぉぉーーーーッ!!」
「うそ………」
突如目の前に、離れた所に居た筈のサフィーとリーシャが現れたのだ。
「…………嘘でしょ……」
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