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帝国激震の章
223.らしく無い
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十五年前、当時最強だったSランク冒険者パーティのプリュフォールが、死霊王への足がかりとして挑んだのが伝説の黒き竜だった。
だが結果は、以前アルベルトが語った通り。仲間である剣士でリーダーだったゼノンと、重戦士バックスを失い、回復術士ティリスは片腕を、軽戦士ネネリーは両足を失った。
何とか五体満足で逃げられたのはアルベルトとマディアスだけで、それだってゼノンとバックスが身を挺して、命を掛けて逃してくれたからだ。
「あの時の事は、今でも瞼の裏にこびり着いてますよ」
救えなかったのだ。大切な仲間を救えずに、逆に救われた。その結果、今の二人がある。
「私もだ。だが……黒き竜が現れたという事はつまり……」
「死霊王が動き出した………という事でしょうね。そしてその理由はーーーー」
自分達の時代では遭遇する事はおろか、その所在すらも探し出せなかった死霊王。だがそんな死霊王と遭遇した者達が、自分達の前に現れた。
「クローバーか。あの少女達を亡き者にする為に、あんな途轍もない存在を引っ張り出したのか………それとも本気でこの世界の掌握に乗り出したか」
「或いはそのどちらでも無い……とかね」
「ほう……聞こうか」
クローバーの中には自分の愛娘であるリズリットも居る。皇帝として、かつてその身に白き竜の力を宿した者として、そして何より一人の父親として、死霊王の動向が気になる。だからこそ、マディアスの考えが知りたかった。
「クローバーが自分で戦うに足りうる相手なのか、それを見極めているのかもしれません。黒き竜は死霊王の手駒の中でも最強でしょうからね。これを倒せる者達ともなれば、いよいよ自分が出る番になりますから」
「つまりそれは………」
「ええ。楽しんでいるんですよ、死霊王は」
以前遭遇した際に、殺さずにわざわざ逃したとも聞いている。それは女神アルテナに更なる絶望を与える為だと聞いているが、なるほど確かに、改めて客観的に見ると死霊王は今の状況を楽しんでいるーーーーーそう見えなくも無い。
「現在のクローバーがどれ程の実力になったのか、それを確かめる為か。となれば死霊王め……常にクローバーを監視しているのやもしれんな」
「ん?どういう事です?」
「ああ、お前にはまだ話してなかったな。実はな………」
初めてクローバーを自分の元に呼んだ時の事を、マディアスに聞かせるアルベルト。七色に輝く宝石『虹輝石』を誂えた杖、その虹輝石が突如として眩い光を放ち、リズを含めた少女達へと吸収された事。その直後、少女達が不思議なスキルを会得した事など、事細かに。
「エクストラスキル……聞いた事も無い名前ですね」
「女神アルテナから直接与えられた力だ。死霊王は何らかの形でその事実を知り、その力を見定めようとしているのかもしれん……」
それなら、このタイミングで死霊王の傀儡である黒き竜が現れた事にも一応の説明が付く。だがそれは、どちらにしてもマディアスが言ったように、この状況を楽しんでいるからに他ならない。
「だが……それが分かっていても今のクローバーを黒き竜と戦わせる訳にはいかん。あの少女達は唯一死霊王を討伐出来る可能性がある少女達。女神に選ばれ、女神の加護を受けた、我々の希望となる少女達だ。今ここで、黒き竜に殺される訳にはいかぬ」
彼女達であれば、いずれは黒き竜を倒せるまでに成長するかもしれない。だが、流石に現段階では勝てる要素が無いし、いくら成長速度が異常な早さだとは言え、この数日で勝てるようになる筈も無い。
あの少女達にはじっくりと己を磨いて貰い、来たる死霊王戦に備えて貰わなくてはならない。
「なるほど。陛下は今のクローバーでは黒き竜には勝てないと?」
「無論だ。あの竜の強さは……かつて戦った事のある私とお前が一番良く知っているではないか」
「ええ、確かに。しかしあの時、途中までは互角の戦いをしていた。いや、むしろ我々の方が押していたとすら思える」
「…………何が言いたい?」
マディアスの言わんとしている事が分からずに目を細めるアルベルト。そんなアルベルトを前にして、マディアスは口端を引き締める。
「当時、我々が負けた原因は貴方だ。あの時、貴方の竜の力が最後まで使えていたのなら、我々は勝てていたのです」
「…………………」
グッと拳を握り締めるアルベルト。それは自分でも理解している。理解しているからこそ、あの日の事を思い出しては長い年月、忸怩たる思いに駆られては、何度も己を罵倒し続けた。たとえそれが、自分のせいでは無かったにしても。
あの日あの瞬間に、竜の力を継承する長女リズリットがこの世に生を受け、自分の中から竜の力が消えてしまった。
何故あのタイミングで?そう思えば思うほど、やり場の無い怒りと無念で身が焼かれそうだった。
己のした事の罪深さ。何故、再び子をもうけてしまったのか。何故、妻が懐妊している事を知りながら、黒き竜に挑んでしまったのか。
全ては自分の浅慮が招いてしまった事態。そのせいで仲間は二人も命を落とし、子を持つ母たる二人は腕を失い、足を失った。
ティリスとネネリー、その子供達には惜しみない支援をしているので、子供達が飢える事など無い。だが、そんなのは罪滅ぼしにはならない。子供達の父親を失わせたのだ。母親を不自由な身体へと変えてしまったのだ。
「少し言い過ぎました。貴方も相当苦しんだのは知ってますよ」
「いや……お前の言うとおりだ。あの戦いは………」
「だからこそですよ」
「何……?」
俯いているアルベルトに、マディアスが少し大きな声で語りかけると、アルベルトは再び顔を上げた。
「だからこそ今回は勝てると私は思っている。女神に選ばれ、戦いの最中に竜の力を失う危惧も無い。我々の時とは状況がまるで違う」
「それは……いや、だがしかし………」
マディアスの話を聞く限り、まるでクローバーが黒き竜に勝てると言っているように聞こえる。しかし、いくら何でもそれは安易に考え過ぎではないだろうか?
そう思って言葉を詰まらせるアルベルトに、マディアスは畳み掛けるように言う。
「その女神アルテナから与えられたと言うエクストラスキル。アルテナが対死霊王を見据えて与えたスキルであれば、弱い筈が無い」
名前すら聞いた事が無かったエクストラスキル。詳細は分からないが、確かにマディアスのの言う事も一理ある。だがーーーーー
「だがそれも……使いこなせなければ宝の持ち腐れではないのか?」
アルベルトがそう言うと、マディアスは一瞬呆けた表情を浮かべた。だが次の瞬間には、耐え兼ねたのか、口元を緩めて吹き出してしまった。
「ふっ……ふふふ、ははは!やはり今の貴方は、らしく無いにも程がある。貴方の姫君でもあるリズリット殿下を含めたクローバーの六人は、女神アルテナに選ばれた存在。その選ばれた彼女達に与えられたエクストラスキル。それをどうして彼女達が使いこなせないと思うのです?女神アルテナがわざわざ、使いこなせない力を彼女達に与えますか?」
「ッ!!!」
まさに何も言い返す事が出来ないほどの正論だった。女神自らが選んだ、死霊王を倒す為の六人。そんな彼女達に与えられた女神のスキル。使いこなせないのであれば、初めからそんなスキルを与える筈も無い。そんな事は、少し考えれば分かる事なのに、その考えに至らなかった。だからこそマディアスに大笑いされたのだ。
「あとはタイミングです。彼女達がエクストラスキルをものにするのが先か、黒き竜が現れるのが先か。既にアルテナと死霊王の戦いは始まっているんですよ」
「………そうか。ならばここからが正念場という事だな。それはそうと……お前はツヴァイフェッターでは黒き竜には勝てないと踏んでいるのか?」
アルベルトの問に、少しだけ考える仕草を見せるマディアス。
「それは……難しい質問ですね。可能性はゼロでは無いと思いますが、正直言うと私自身、彼等の実力を直接目の当たりにした事が無いので何とも言えません。まあ、弟子の実力は認めていますけどね」
「そうか」
「ええ。では私もそろそろギルドへ戻ります。これから忙しくなりそうなので」
そう言って踵を返すマディアス。その背中を無言で見つめるアルベルトだが、部屋を出る直前でマディアスが、振り返る事無く口を開いた。
「そう言えば貴方に言いそびれていたんですが、ゼノンとティリスの娘と、バックスとネネリーの息子、数年前から冒険者をやってますよ」
「…………何だと!?」
「二人とも、貴方にはとても感謝していましたよ。貴方の援助のお陰で、自分達も母達も何不自由無く暮らして来れたと」
マディアスの言葉を聞き、アルベルトの中から、何かが込み上げて来る。
「食事の前には必ず貴方に感謝をしてから料理をいただくそうです。昔も、そして今でも」
「………………」
「貴方の時間はあの十五年前のあの日から止まってしまったかもしれないが、時間は止まる事 なく動いています。貴方もそろそろ過去の自分を許し、前に進んでは如何ですか?」
最後にそれだけを伝えると、マディアスは部屋を後にした。
一人残されたアルベルトの頬を、一筋の涙が伝っていたのだった。
だが結果は、以前アルベルトが語った通り。仲間である剣士でリーダーだったゼノンと、重戦士バックスを失い、回復術士ティリスは片腕を、軽戦士ネネリーは両足を失った。
何とか五体満足で逃げられたのはアルベルトとマディアスだけで、それだってゼノンとバックスが身を挺して、命を掛けて逃してくれたからだ。
「あの時の事は、今でも瞼の裏にこびり着いてますよ」
救えなかったのだ。大切な仲間を救えずに、逆に救われた。その結果、今の二人がある。
「私もだ。だが……黒き竜が現れたという事はつまり……」
「死霊王が動き出した………という事でしょうね。そしてその理由はーーーー」
自分達の時代では遭遇する事はおろか、その所在すらも探し出せなかった死霊王。だがそんな死霊王と遭遇した者達が、自分達の前に現れた。
「クローバーか。あの少女達を亡き者にする為に、あんな途轍もない存在を引っ張り出したのか………それとも本気でこの世界の掌握に乗り出したか」
「或いはそのどちらでも無い……とかね」
「ほう……聞こうか」
クローバーの中には自分の愛娘であるリズリットも居る。皇帝として、かつてその身に白き竜の力を宿した者として、そして何より一人の父親として、死霊王の動向が気になる。だからこそ、マディアスの考えが知りたかった。
「クローバーが自分で戦うに足りうる相手なのか、それを見極めているのかもしれません。黒き竜は死霊王の手駒の中でも最強でしょうからね。これを倒せる者達ともなれば、いよいよ自分が出る番になりますから」
「つまりそれは………」
「ええ。楽しんでいるんですよ、死霊王は」
以前遭遇した際に、殺さずにわざわざ逃したとも聞いている。それは女神アルテナに更なる絶望を与える為だと聞いているが、なるほど確かに、改めて客観的に見ると死霊王は今の状況を楽しんでいるーーーーーそう見えなくも無い。
「現在のクローバーがどれ程の実力になったのか、それを確かめる為か。となれば死霊王め……常にクローバーを監視しているのやもしれんな」
「ん?どういう事です?」
「ああ、お前にはまだ話してなかったな。実はな………」
初めてクローバーを自分の元に呼んだ時の事を、マディアスに聞かせるアルベルト。七色に輝く宝石『虹輝石』を誂えた杖、その虹輝石が突如として眩い光を放ち、リズを含めた少女達へと吸収された事。その直後、少女達が不思議なスキルを会得した事など、事細かに。
「エクストラスキル……聞いた事も無い名前ですね」
「女神アルテナから直接与えられた力だ。死霊王は何らかの形でその事実を知り、その力を見定めようとしているのかもしれん……」
それなら、このタイミングで死霊王の傀儡である黒き竜が現れた事にも一応の説明が付く。だがそれは、どちらにしてもマディアスが言ったように、この状況を楽しんでいるからに他ならない。
「だが……それが分かっていても今のクローバーを黒き竜と戦わせる訳にはいかん。あの少女達は唯一死霊王を討伐出来る可能性がある少女達。女神に選ばれ、女神の加護を受けた、我々の希望となる少女達だ。今ここで、黒き竜に殺される訳にはいかぬ」
彼女達であれば、いずれは黒き竜を倒せるまでに成長するかもしれない。だが、流石に現段階では勝てる要素が無いし、いくら成長速度が異常な早さだとは言え、この数日で勝てるようになる筈も無い。
あの少女達にはじっくりと己を磨いて貰い、来たる死霊王戦に備えて貰わなくてはならない。
「なるほど。陛下は今のクローバーでは黒き竜には勝てないと?」
「無論だ。あの竜の強さは……かつて戦った事のある私とお前が一番良く知っているではないか」
「ええ、確かに。しかしあの時、途中までは互角の戦いをしていた。いや、むしろ我々の方が押していたとすら思える」
「…………何が言いたい?」
マディアスの言わんとしている事が分からずに目を細めるアルベルト。そんなアルベルトを前にして、マディアスは口端を引き締める。
「当時、我々が負けた原因は貴方だ。あの時、貴方の竜の力が最後まで使えていたのなら、我々は勝てていたのです」
「…………………」
グッと拳を握り締めるアルベルト。それは自分でも理解している。理解しているからこそ、あの日の事を思い出しては長い年月、忸怩たる思いに駆られては、何度も己を罵倒し続けた。たとえそれが、自分のせいでは無かったにしても。
あの日あの瞬間に、竜の力を継承する長女リズリットがこの世に生を受け、自分の中から竜の力が消えてしまった。
何故あのタイミングで?そう思えば思うほど、やり場の無い怒りと無念で身が焼かれそうだった。
己のした事の罪深さ。何故、再び子をもうけてしまったのか。何故、妻が懐妊している事を知りながら、黒き竜に挑んでしまったのか。
全ては自分の浅慮が招いてしまった事態。そのせいで仲間は二人も命を落とし、子を持つ母たる二人は腕を失い、足を失った。
ティリスとネネリー、その子供達には惜しみない支援をしているので、子供達が飢える事など無い。だが、そんなのは罪滅ぼしにはならない。子供達の父親を失わせたのだ。母親を不自由な身体へと変えてしまったのだ。
「少し言い過ぎました。貴方も相当苦しんだのは知ってますよ」
「いや……お前の言うとおりだ。あの戦いは………」
「だからこそですよ」
「何……?」
俯いているアルベルトに、マディアスが少し大きな声で語りかけると、アルベルトは再び顔を上げた。
「だからこそ今回は勝てると私は思っている。女神に選ばれ、戦いの最中に竜の力を失う危惧も無い。我々の時とは状況がまるで違う」
「それは……いや、だがしかし………」
マディアスの話を聞く限り、まるでクローバーが黒き竜に勝てると言っているように聞こえる。しかし、いくら何でもそれは安易に考え過ぎではないだろうか?
そう思って言葉を詰まらせるアルベルトに、マディアスは畳み掛けるように言う。
「その女神アルテナから与えられたと言うエクストラスキル。アルテナが対死霊王を見据えて与えたスキルであれば、弱い筈が無い」
名前すら聞いた事が無かったエクストラスキル。詳細は分からないが、確かにマディアスのの言う事も一理ある。だがーーーーー
「だがそれも……使いこなせなければ宝の持ち腐れではないのか?」
アルベルトがそう言うと、マディアスは一瞬呆けた表情を浮かべた。だが次の瞬間には、耐え兼ねたのか、口元を緩めて吹き出してしまった。
「ふっ……ふふふ、ははは!やはり今の貴方は、らしく無いにも程がある。貴方の姫君でもあるリズリット殿下を含めたクローバーの六人は、女神アルテナに選ばれた存在。その選ばれた彼女達に与えられたエクストラスキル。それをどうして彼女達が使いこなせないと思うのです?女神アルテナがわざわざ、使いこなせない力を彼女達に与えますか?」
「ッ!!!」
まさに何も言い返す事が出来ないほどの正論だった。女神自らが選んだ、死霊王を倒す為の六人。そんな彼女達に与えられた女神のスキル。使いこなせないのであれば、初めからそんなスキルを与える筈も無い。そんな事は、少し考えれば分かる事なのに、その考えに至らなかった。だからこそマディアスに大笑いされたのだ。
「あとはタイミングです。彼女達がエクストラスキルをものにするのが先か、黒き竜が現れるのが先か。既にアルテナと死霊王の戦いは始まっているんですよ」
「………そうか。ならばここからが正念場という事だな。それはそうと……お前はツヴァイフェッターでは黒き竜には勝てないと踏んでいるのか?」
アルベルトの問に、少しだけ考える仕草を見せるマディアス。
「それは……難しい質問ですね。可能性はゼロでは無いと思いますが、正直言うと私自身、彼等の実力を直接目の当たりにした事が無いので何とも言えません。まあ、弟子の実力は認めていますけどね」
「そうか」
「ええ。では私もそろそろギルドへ戻ります。これから忙しくなりそうなので」
そう言って踵を返すマディアス。その背中を無言で見つめるアルベルトだが、部屋を出る直前でマディアスが、振り返る事無く口を開いた。
「そう言えば貴方に言いそびれていたんですが、ゼノンとティリスの娘と、バックスとネネリーの息子、数年前から冒険者をやってますよ」
「…………何だと!?」
「二人とも、貴方にはとても感謝していましたよ。貴方の援助のお陰で、自分達も母達も何不自由無く暮らして来れたと」
マディアスの言葉を聞き、アルベルトの中から、何かが込み上げて来る。
「食事の前には必ず貴方に感謝をしてから料理をいただくそうです。昔も、そして今でも」
「………………」
「貴方の時間はあの十五年前のあの日から止まってしまったかもしれないが、時間は止まる事 なく動いています。貴方もそろそろ過去の自分を許し、前に進んでは如何ですか?」
最後にそれだけを伝えると、マディアスは部屋を後にした。
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