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帝国激震の章
227.出撃
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帝国中央区と北地区の境界線。当然だが境界線は左右に永遠と続いており、数キロ毎に見張りの兵士と通信兵が配置され、無言で空を見続けている。
空は何処までも透き通った薄い青。その鮮やかなキャンバスには、これまた鮮やかな白い雲が風に揺られ、形を変えながらゆっくりと流れている。
照り付ける日差しはまだ午前中という事もあって、それほど強烈では無いが、これが昼時になる頃には、容赦なく体力を奪う暑さへと変わる。
とは言え、空だけを見ていれば放心してしまうほどに平和で、本当にこの空の何処かに帝国の安全を脅かす、天空の覇者が飛翔しているのかと疑ってしまう。それほど、見上げる空は平和そのものだった。
「平和だな………」
思わずポツリと呟く見張りの兵士。隣に立つ通信兵の耳に、当然その声が届く。
「そうね……」
通信兵は女性だった。普段は帝国一の閑職で、そのくせ賃金は高いので、よく「給料泥棒」と陰口を叩かれる事も多い通信兵。しかし今回のように有事が起こった際には、女性だろうと容赦なく最前線へと送られてしまう。
しかも一般の兵士達とは違い、戦闘訓練などは一切受けていない。なので仮に何かに襲われた際には、当然だがひとたまりもない。隣に居る見張りの兵士は名目は見張りだが、実の所は通信兵の護衛という意味合いが強い。護衛と言っても、馬に乗せて全速力で逃げるだけなのだが。
「本当に空飛ぶ化物なんて現れるのかぁ?こんな平和な空によぉ」
「さあ……わたしに聞かれても……」
見張りの兵士も、本気で通信兵に訊ねた訳では無い。ただ空を眺めている今の状況に暇を持て余し、軽口が出ただけだ。
とは言え、チラリと見える通信兵の横顔はそれなりに美人と言える顔立ちだ。状況は状況だが、美人と二人きりというまたとない機会。この機会にお近づきになりたいという、下心が全く無い訳でも無い。
「はは……まぁそうだよな。ところであんた、出身は何処ーーーーー」
「……………え?」
突然、抑揚の無い声を上げる女性通信兵。見張りの兵士の言葉に返事をした訳では無く、無意識に口から出た声だった。
そんな彼女の視線の先には、青いキャンバスの中に突然現れた一点の黒い何か。それは徐々にだがこちらに近づき、それに比例して点の大きさも目に見えて巨大化して来る。
女性通信兵の態度を怪訝に感じた見張りの兵士は、彼女と同じ方角に視線を送る。すると、黒い飛翔体がこちらに真っ直ぐ近づいているのがすぐに分かった。
「なっ………ま、まさか………」
「く、黒い………怪物……」
それは何処までも平和な青い空に、何の前触れも無く現れた絶望を運ぶ存在。任務に向かうにあたり、事前に聞いていた存在と酷似するその外観は、一瞬で二人を恐怖のどん底へと叩き落とす。
「ひいっ!ほ、本当に来やがった!!」
「ほ、報告!報告ーーッ!北の空に漆黒の竜を確認!ま、真っ直ぐにこちらに………帝都の方角に飛んで来ます!!!!」
通信のスキルにて、帝都で待機している別の通信兵に事態を報告する女性通信兵。それが終わると、既に馬に跨っている見張りの兵士の方へと踵を返す。
「乗れ!は、早く!!」
「ま、待って!」
見張りの兵士から伸ばされた手を力いっぱい握り、そのまま馬の後ろへと引っ張り上げられる。すぐに見張り兵の腰に手を回すと、馬は急いで走り出した。
「逃げるぞ!!振り落とされるなよ!!」
そのまま颯爽と駆けてゆく一頭の馬。ついに、黒き竜が帝都管内に現れた瞬間だった。
■■■
通信兵からの報告を受けて、急に慌ただしくなるギルド本部内。まさか帝都中の冒険者を集めて、更には皇帝アルベルト自らがこのギルド本部に足を運んだまさにこの瞬間に、目標である黒き竜が現れるとは誰も思ってもいなかった。
「はっ!まるで狙いすましたタイミングで現れやがったな!」
自分の拳をガツンとぶつけながら、”破壊王”ゼレットが不敵に笑う。帝国中に甚大な被害をもたらしているだろう『災厄』を、もしも自分達が倒す事が出来れば、バルムンクだけではなくツヴァイフェッターそのものが英雄視されるだろう。
自分にとって英雄などという肩書は些かこそばゆいが、悪い気はしない。今まで恐れられるだけだった自分にとって、帝国中の人々から尊敬される景色はきっと格別だろう。
そのゼレットの横では、バルムンクとミルファが言葉を交している。どちらも臆する事など無く、堂々とした姿勢で静かに佇む。
「いよいよね。勝算はあるの?」
「どうかな。今まで勝算を考えながら敵に挑んだ事なんてあった?」
無い。二人でツヴァイフェッターを結成した時から今日まで、とにかく我武者羅に突き進んで来た。
相手がどんな強敵であろうとも、姉弟二人で撃破して来た。今さらながらに、その事実を思い出したミルファが思わず嘆息する。
「そうだったわね。おかしな事を言ったわ」「ははは、でもまあ……今回の相手は間違いなく今までで最強の相手だろうからね。ミルファの気持ちも分かるよ」
「それって、わたしが緊張してるって意味?」
「うーん……緊張とは少し違うけど……いつもより慎重になってる感じかな?」
そうなのだろうか。いや、ずっと隣で見ていたバルムンクが言うのだから、きっとそうなのだろう。とは言え、今までだって慎重じゃなかった事など無いのだが。
そんな会話をするバルムンクとミルファ。その後ろでは”魔導大帝”ラギアが、とある人物へと歩み寄る。
「師よ、少しいいか?」
「おや、どうかしたのかいラギア?」
ラギアが話し掛けたのはグランドマスターであるマディアス。どうやらラギアの師は、最強の冒険者にして最強の魔道士であるマディアスだったらしい。
「いや……こんな時に言うのも何だが……」
先日、馬車での旅路の最中にミルファと交した話。ミルファとバルムンクの師である二人の父親は、今のミルファに言わせれば大した事の無い剣士だったらしいが、こと人に教える才能には秀でていたのだとミルファ本人が口にした。
その話を聞き、自分も修行を嫌がらずに最後までやり遂げたのは、師であるマディアスの教え方が良かったのだと初めて悟った。なのでーーーーー
「師に魔法を教わったお陰で、我はこれほどまでに強くなった。その事に対する………感謝を伝えようと思ってな」
ラギアの言葉を聞いて、思わず表情が固まるマディアス。いつも何処か優雅な笑みを浮かべている男が、弟子から全く予想していなかった言葉を投げられて思考が停止する。
「むっ……何だその表情は」
「え………?いや……何か悪い物でも食べたのかと思ってね………」
「失敬な。我とて感謝の心ぐらい持ち合わせている」
たとえそうだとしても、普段から無口、無愛想、無表情の男から、まさか面と向かって感謝の言葉を聞かされるなど流石のマディアスですら予想もしていなかった。
「はは……そうか。それは失礼したね。いやぁ、しかし……そう言って貰えると師匠冥利に尽きるね」
「ふん。これも言っておく。今はまだ師の方が強いが、力の差はほとんど無い筈。今回の戦いに勝ち、我は師を追い抜くぞ」
それは決して絵空事では無いと、他ならぬのマディアスが理解している。
ラギアは知らないが、これから戦う黒き竜はかつて、プリュフォールに在籍していた時に挑み、そして完膚無きまで無惨に負けた相手。
その黒き竜をツヴァイフェッターが倒せたら………その一員であるラギアは自分を抜き、この時代で最強の魔道士の称号を得る事だろう。
「そうか、それは楽しみだね」
心からの言葉だった。師として、そしてグランドマスターとして、ラギアを一員とするツヴァイフェッターの勝利を心の底から願っている。
ラギアが自分を抜き、この時代で最強の魔道士になる事を願っている。
「準備が出来ました!!」
黒き竜を迎え撃つ為には、帝都郊外へと出て何処にも被害が及ばない場所まで移動しなければならない。なので用意されたのは、脚の速い馬三頭。
「ツヴァイフェッター、これより出撃します!」
そう言ってギルドの外へと出るツヴァイフェッターの五人。用意された馬は三頭。そのうちの一頭にバルムンクが乗り、バレットがラギアを背に乗せる。そしてミルファはリュアーネを背に乗せ、いよいよ出撃の準備が整った。
「野郎と二人乗りかよ……おめえもいい加減、馬術ぐらい覚えろよラギア」
「ふん。昔から動物には懐かれん」
「ふふぅ、ミルファに堂々と抱きつけるなんて素敵」
「リュア……変なとこ触らないでよ」
何とも緊張感が無い五人だが、それはいい意味で固くならずに済んでいるという事だ。
「よし、行こう!」
そして走り出す、五人を乗せた三頭の馬。これより、人類史上最も過酷な戦闘が始まろうとしていたーーーーー
空は何処までも透き通った薄い青。その鮮やかなキャンバスには、これまた鮮やかな白い雲が風に揺られ、形を変えながらゆっくりと流れている。
照り付ける日差しはまだ午前中という事もあって、それほど強烈では無いが、これが昼時になる頃には、容赦なく体力を奪う暑さへと変わる。
とは言え、空だけを見ていれば放心してしまうほどに平和で、本当にこの空の何処かに帝国の安全を脅かす、天空の覇者が飛翔しているのかと疑ってしまう。それほど、見上げる空は平和そのものだった。
「平和だな………」
思わずポツリと呟く見張りの兵士。隣に立つ通信兵の耳に、当然その声が届く。
「そうね……」
通信兵は女性だった。普段は帝国一の閑職で、そのくせ賃金は高いので、よく「給料泥棒」と陰口を叩かれる事も多い通信兵。しかし今回のように有事が起こった際には、女性だろうと容赦なく最前線へと送られてしまう。
しかも一般の兵士達とは違い、戦闘訓練などは一切受けていない。なので仮に何かに襲われた際には、当然だがひとたまりもない。隣に居る見張りの兵士は名目は見張りだが、実の所は通信兵の護衛という意味合いが強い。護衛と言っても、馬に乗せて全速力で逃げるだけなのだが。
「本当に空飛ぶ化物なんて現れるのかぁ?こんな平和な空によぉ」
「さあ……わたしに聞かれても……」
見張りの兵士も、本気で通信兵に訊ねた訳では無い。ただ空を眺めている今の状況に暇を持て余し、軽口が出ただけだ。
とは言え、チラリと見える通信兵の横顔はそれなりに美人と言える顔立ちだ。状況は状況だが、美人と二人きりというまたとない機会。この機会にお近づきになりたいという、下心が全く無い訳でも無い。
「はは……まぁそうだよな。ところであんた、出身は何処ーーーーー」
「……………え?」
突然、抑揚の無い声を上げる女性通信兵。見張りの兵士の言葉に返事をした訳では無く、無意識に口から出た声だった。
そんな彼女の視線の先には、青いキャンバスの中に突然現れた一点の黒い何か。それは徐々にだがこちらに近づき、それに比例して点の大きさも目に見えて巨大化して来る。
女性通信兵の態度を怪訝に感じた見張りの兵士は、彼女と同じ方角に視線を送る。すると、黒い飛翔体がこちらに真っ直ぐ近づいているのがすぐに分かった。
「なっ………ま、まさか………」
「く、黒い………怪物……」
それは何処までも平和な青い空に、何の前触れも無く現れた絶望を運ぶ存在。任務に向かうにあたり、事前に聞いていた存在と酷似するその外観は、一瞬で二人を恐怖のどん底へと叩き落とす。
「ひいっ!ほ、本当に来やがった!!」
「ほ、報告!報告ーーッ!北の空に漆黒の竜を確認!ま、真っ直ぐにこちらに………帝都の方角に飛んで来ます!!!!」
通信のスキルにて、帝都で待機している別の通信兵に事態を報告する女性通信兵。それが終わると、既に馬に跨っている見張りの兵士の方へと踵を返す。
「乗れ!は、早く!!」
「ま、待って!」
見張りの兵士から伸ばされた手を力いっぱい握り、そのまま馬の後ろへと引っ張り上げられる。すぐに見張り兵の腰に手を回すと、馬は急いで走り出した。
「逃げるぞ!!振り落とされるなよ!!」
そのまま颯爽と駆けてゆく一頭の馬。ついに、黒き竜が帝都管内に現れた瞬間だった。
■■■
通信兵からの報告を受けて、急に慌ただしくなるギルド本部内。まさか帝都中の冒険者を集めて、更には皇帝アルベルト自らがこのギルド本部に足を運んだまさにこの瞬間に、目標である黒き竜が現れるとは誰も思ってもいなかった。
「はっ!まるで狙いすましたタイミングで現れやがったな!」
自分の拳をガツンとぶつけながら、”破壊王”ゼレットが不敵に笑う。帝国中に甚大な被害をもたらしているだろう『災厄』を、もしも自分達が倒す事が出来れば、バルムンクだけではなくツヴァイフェッターそのものが英雄視されるだろう。
自分にとって英雄などという肩書は些かこそばゆいが、悪い気はしない。今まで恐れられるだけだった自分にとって、帝国中の人々から尊敬される景色はきっと格別だろう。
そのゼレットの横では、バルムンクとミルファが言葉を交している。どちらも臆する事など無く、堂々とした姿勢で静かに佇む。
「いよいよね。勝算はあるの?」
「どうかな。今まで勝算を考えながら敵に挑んだ事なんてあった?」
無い。二人でツヴァイフェッターを結成した時から今日まで、とにかく我武者羅に突き進んで来た。
相手がどんな強敵であろうとも、姉弟二人で撃破して来た。今さらながらに、その事実を思い出したミルファが思わず嘆息する。
「そうだったわね。おかしな事を言ったわ」「ははは、でもまあ……今回の相手は間違いなく今までで最強の相手だろうからね。ミルファの気持ちも分かるよ」
「それって、わたしが緊張してるって意味?」
「うーん……緊張とは少し違うけど……いつもより慎重になってる感じかな?」
そうなのだろうか。いや、ずっと隣で見ていたバルムンクが言うのだから、きっとそうなのだろう。とは言え、今までだって慎重じゃなかった事など無いのだが。
そんな会話をするバルムンクとミルファ。その後ろでは”魔導大帝”ラギアが、とある人物へと歩み寄る。
「師よ、少しいいか?」
「おや、どうかしたのかいラギア?」
ラギアが話し掛けたのはグランドマスターであるマディアス。どうやらラギアの師は、最強の冒険者にして最強の魔道士であるマディアスだったらしい。
「いや……こんな時に言うのも何だが……」
先日、馬車での旅路の最中にミルファと交した話。ミルファとバルムンクの師である二人の父親は、今のミルファに言わせれば大した事の無い剣士だったらしいが、こと人に教える才能には秀でていたのだとミルファ本人が口にした。
その話を聞き、自分も修行を嫌がらずに最後までやり遂げたのは、師であるマディアスの教え方が良かったのだと初めて悟った。なのでーーーーー
「師に魔法を教わったお陰で、我はこれほどまでに強くなった。その事に対する………感謝を伝えようと思ってな」
ラギアの言葉を聞いて、思わず表情が固まるマディアス。いつも何処か優雅な笑みを浮かべている男が、弟子から全く予想していなかった言葉を投げられて思考が停止する。
「むっ……何だその表情は」
「え………?いや……何か悪い物でも食べたのかと思ってね………」
「失敬な。我とて感謝の心ぐらい持ち合わせている」
たとえそうだとしても、普段から無口、無愛想、無表情の男から、まさか面と向かって感謝の言葉を聞かされるなど流石のマディアスですら予想もしていなかった。
「はは……そうか。それは失礼したね。いやぁ、しかし……そう言って貰えると師匠冥利に尽きるね」
「ふん。これも言っておく。今はまだ師の方が強いが、力の差はほとんど無い筈。今回の戦いに勝ち、我は師を追い抜くぞ」
それは決して絵空事では無いと、他ならぬのマディアスが理解している。
ラギアは知らないが、これから戦う黒き竜はかつて、プリュフォールに在籍していた時に挑み、そして完膚無きまで無惨に負けた相手。
その黒き竜をツヴァイフェッターが倒せたら………その一員であるラギアは自分を抜き、この時代で最強の魔道士の称号を得る事だろう。
「そうか、それは楽しみだね」
心からの言葉だった。師として、そしてグランドマスターとして、ラギアを一員とするツヴァイフェッターの勝利を心の底から願っている。
ラギアが自分を抜き、この時代で最強の魔道士になる事を願っている。
「準備が出来ました!!」
黒き竜を迎え撃つ為には、帝都郊外へと出て何処にも被害が及ばない場所まで移動しなければならない。なので用意されたのは、脚の速い馬三頭。
「ツヴァイフェッター、これより出撃します!」
そう言ってギルドの外へと出るツヴァイフェッターの五人。用意された馬は三頭。そのうちの一頭にバルムンクが乗り、バレットがラギアを背に乗せる。そしてミルファはリュアーネを背に乗せ、いよいよ出撃の準備が整った。
「野郎と二人乗りかよ……おめえもいい加減、馬術ぐらい覚えろよラギア」
「ふん。昔から動物には懐かれん」
「ふふぅ、ミルファに堂々と抱きつけるなんて素敵」
「リュア……変なとこ触らないでよ」
何とも緊張感が無い五人だが、それはいい意味で固くならずに済んでいるという事だ。
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