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最終章
262.出発
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旧暦封書を読んでから数日が経過し、ついに死霊王討伐へと出発する日がやって来た。
既に帝都北門の前にはクローバーを始め、一緒に討伐に向かうパーティと、大勢の見送りの者達で大通りは埋め尽くされている。
「すっごい人だね!」
集まった人々を眺めながら、未来が興奮気味に口を開く。そんな未来だが、二日前には遂に念願が叶って、愛莉と一日中身体を重ねるという経験が出来た。
「あたしと愛莉、明日は晩ご飯とお風呂の時以外は部屋から出て来ないから」
前日、皆の前でそう宣言した通り、朝起きてから朝食、昼食の時以外は、ほとんど行為に没頭する日を送った。
そんな二人に気を使ってか、リーシャとサフィーも、エストとリズも特に用事も無いのに出かけてくれた。と言うより、流石に一日中二人の嬌声を聞いていては、自分達もムラムラしてしまうからだ。
お陰で誰に声を聞かれる訳でもなく、行為に没頭出来た二人(聞かれても没頭出来るが)は、途中で魔法鞄から食べ物を取り出し、昼食休憩を挟む。その際に、未来が真剣な顔で愛莉に声を掛けた。
「愛莉、マジバナなんだけどさ」
「ん……何?」
「アルフォリアって人はさ、彼氏とエッチしちゃったから加護が無くなったんだよね?」
「そうみたいだね」
「あたし達さ、普通におまんこに指入れたりしてるけど………ノーカンだよね?」
何ともくだらない話と言えなくも無いが、愛莉自身その事についてはリズが旧暦封書を読んでくれた時に考えた。
(あ……指って大丈夫かな……)
だがとある一言で、おそらく大丈夫だろうとの考えに至る。
「大丈夫だと思うよ。アルフォリアの夢の中でアルテナは『何故異性と交わってしまったのですか』って言ってたから。つまりアレを挿れたらアウトなんだと思う」
「アレって、おちんちんの事?」
「まあ……直接的な言い方をすれば」
流石に少し頬を染めてしまう愛莉。性的な事には耐性はあるが、それはあくまで同性に対してだけだ。男性器の名称を聞いたり、想像したりするのは女性として普通に恥ずかしい気持ちになる。
「おちんちんかー。中二の弟がお風呂の後に普通に真っ裸で家の中うろつくから見慣れてるけど……アレをおまんこに挿れるとかあたしには一生縁が無いなー」
「それは……わたしだって」
お互い、このまま一生一緒に居て、死ぬまで愛し合うのだと信じて疑わない。仮に何かの事情で離れ離れになったとしても、お互い今さら異性を好きにはならないだろう。
「ね、そろそろ続き……」
「うん。しよっか」
そして再び身体を重ねる未来と愛莉。そんな風にして過ごした最高の一日だった。
「どうかしたの未来?」
集まった人々を珍しく感慨深げな表情で見つめる未来が、少し気になった愛莉が声を掛ける。
「いやー、次に愛莉とエッチ出来るのいつになるかなーって」
「はは……何だそんな事か……」
珍しく真面目な事でも考えているのかと思った愛莉だったが、いつも通り未来は全くブレていなかった。
「大事だよーっ!むしろ死活問題!?」
今回はクローバーだけではなく、複数のパーティが一緒に行動する。帝都を出発して数日は、大きな街などもあって宿屋にも泊まれるだろうが、仮に泊まった部屋の隣に別のパーティの者が泊まっていれば、やはりいつもみたいに大っぴらには出来ない。万が一、声でも聞こえてしまってはその後ずっと気まずい雰囲気になってしまう。
更に進むと、今度は大きな街自体が無くなって小さな街ばかりになる。今回、総勢で三十人を超える大所帯での移動なので、小さな街の宿屋ではキャパシティ不足で全員が泊まれないという状況は十分に想定される。
その場合、必然的に野宿という選択になり、当然だが行為をするどころでは無くなる。
旅の後半に至っては、野宿がメインに置き換わる。目指す北の山脈は秘境のような場所であり、当然だが街はおろか、小さな集落すら無い。つまり今回の移動で行為に至れる可能性があるとすれば前半、大きな街の宿屋に泊まった時だけだろう。
今回の旅に先駆けて、愛莉が錬金術で作った秘密兵器も一応あるにはあるのだが、それは使用目的が違う。
「まあ、仕方ないよね。我慢するしかないよ」
「うー……一ヶ月も我慢とかマジしんどい……」
愛莉の予想だと、魔車で北の山脈に到着するまでに要する日数は、長く見て半月ほど。なので往復だと再び帝都に帰って来るまで、最大で一ヶ月はかかる計算だ。
「ほら、元々向こうの世界に居た時は月に一回ホテル行くだけで精一杯だった訳だし」
「それはそうだけどさー、こっちの世界来て、毎日愛莉と出来るようになって、もうそれが当たり前ってか、日常になっちゃったんだよー……」
それは愛莉とて同じだ。以前は、月に一度の逢瀬で満足出来ていた。しかし最近は自分でも実感する程に、かつての自分とは桁違いに性欲が強くなってしまっている。
もちろん相手は未来限定で、別に他の誰かと毎日したい訳ではない。しかし隣に未来が居るのであれば、やはり愛莉とて毎日未来と心も身体も愛し合いたいのだ。
そんな悶々とする二人のすぐ近くでは、リズとアルベルトが家族に挨拶をしている。
「陛下、リズ、どうかお身体には気をつけてくださいませ」
「父上、リズ、どうかご無事で。吉報を待っております」
「お父様!お姉様!必ず帰って来てくださいね!待ってますから!」
皇后エリーシア、皇太子ファレナス、第二皇女アリアットが、それぞれリズとアルベルトに言葉を掛ける。
「うむ、留守は任せたぞエリーシア。ファレナスよ、もしも私の身に何かがあれば、お前がこの帝国を良き国へと導くのだ」
「そんな縁起でもない事は言わないでください……必勝を祈願しています」
次いでリズとアリアットが抱擁を交わす。
「良い子にしているのよアリア。お母様とお兄様の言う事を良く聞いてね」
「もう……すぐそうやって子供扱いするんだから!お姉様こそ、皆様と仲良くしないと駄目なんですからね!」
「ふふ、わたしはいつでもみんなと仲良しだもの」
そう言いながらエストに視線を向けると、エストは柔らかく微笑んだ。そんなエストにリズから離れたアリアットが近づく。
「エストお義姉様!」
「お、お義姉様!?で、殿下、何故そのような呼び方を……!?」
「だって、もうすぐお兄様とメルティーナ様が結婚なされるんですもの。そうなればわたしと貴女は義理とは言え姉妹。だからエストお義姉様なのですわ!」
そう言って嬉しそうな笑顔を覗かせるアリアット。以前はリズを取られるという嫉妬から、エストの事を一方的に嫌っていたアリアットだが、エスト本人から誤解を解かれ、今度は逆にエストに懐くようになった。
「あはは……それは少し気が早過ぎるような………」
「ふふふ、いいのです。わたしは素敵な姉が一気に三人になるのです!」
三人とはもちろんリズ、エスト、メルティーナの三人だ。ちなみにエストの兄であるフィリッツもアリアットにとって義理の兄という事になるのだが、そちらには興味は無いらしい。
「全部終わったら、エストお義姉様も一緒に皇宮に住みましょう!そうしたらわたしは、いつでも三人のお姉様達に囲まれて暮らせます!」
瞳を輝かせるアリアットを尻目に、少し困った表情を浮かべてリズに視線を送るエスト。するとリズは、アリアットの肩に優しく手を置き、囁くように言った。
「それは素敵ねアリア。でもそれには一つ、この国の法律を変えないといけないわ」
ドクンッと、エストの鼓動が大きく跳ね上がる。それはまさか、あの時に思ってしまった事が現実にーーーーー
「法律を?どういう意味ですか?」
「ふふ、内緒よ。じゃあ、そろそろ行くね」
アリアットの肩から手を離し、エストの方へと振り返ると、エストが真っ赤な顔をしてリズを見ていた。
「あ……えっと………」
その意味を理解し、リズの顔も真っ赤に染まる。そんな様子を、アリアットが首を傾げて見つめていた。
そんな中、出発の号令がかかる。最後にマディアスが冒険者達に指示を出した。
「では後は頼むよみんな。我々が居ない間はなるべくこの帝都に留まり、兵士達と協力して帝都の治安維持に努めてくれ」
『はいグランドマスター!!』
マディアスの引き継ぎ指示が終わり、全員魔車へと乗車する。初めて見る奇っ怪な形をした乗り物を見て、集まった人々がざわめき立つ。
「何だアレ?馬も居ないのにどうやって走るんだ?」
「そもそも乗り物なのか?一応車輪みたいのは付いてるけど………」
誰もが疑問の声を上げる中、突然動き出す六台の魔車。それはほとんど音もなく、そして皆の見ている目の前で信じられない速度を出しながら、いつの間にか遥か彼方へと走り去ってしまった。
「は……速ぇ………」
「すげぇ……クローバーに声援送りに来たのに……すっかり忘れちまってた………」
こうして、大勢の人々が集まった割には大歓声を送られる事もなく、死霊王討伐隊は静かに帝都を出発したのだった。
既に帝都北門の前にはクローバーを始め、一緒に討伐に向かうパーティと、大勢の見送りの者達で大通りは埋め尽くされている。
「すっごい人だね!」
集まった人々を眺めながら、未来が興奮気味に口を開く。そんな未来だが、二日前には遂に念願が叶って、愛莉と一日中身体を重ねるという経験が出来た。
「あたしと愛莉、明日は晩ご飯とお風呂の時以外は部屋から出て来ないから」
前日、皆の前でそう宣言した通り、朝起きてから朝食、昼食の時以外は、ほとんど行為に没頭する日を送った。
そんな二人に気を使ってか、リーシャとサフィーも、エストとリズも特に用事も無いのに出かけてくれた。と言うより、流石に一日中二人の嬌声を聞いていては、自分達もムラムラしてしまうからだ。
お陰で誰に声を聞かれる訳でもなく、行為に没頭出来た二人(聞かれても没頭出来るが)は、途中で魔法鞄から食べ物を取り出し、昼食休憩を挟む。その際に、未来が真剣な顔で愛莉に声を掛けた。
「愛莉、マジバナなんだけどさ」
「ん……何?」
「アルフォリアって人はさ、彼氏とエッチしちゃったから加護が無くなったんだよね?」
「そうみたいだね」
「あたし達さ、普通におまんこに指入れたりしてるけど………ノーカンだよね?」
何ともくだらない話と言えなくも無いが、愛莉自身その事についてはリズが旧暦封書を読んでくれた時に考えた。
(あ……指って大丈夫かな……)
だがとある一言で、おそらく大丈夫だろうとの考えに至る。
「大丈夫だと思うよ。アルフォリアの夢の中でアルテナは『何故異性と交わってしまったのですか』って言ってたから。つまりアレを挿れたらアウトなんだと思う」
「アレって、おちんちんの事?」
「まあ……直接的な言い方をすれば」
流石に少し頬を染めてしまう愛莉。性的な事には耐性はあるが、それはあくまで同性に対してだけだ。男性器の名称を聞いたり、想像したりするのは女性として普通に恥ずかしい気持ちになる。
「おちんちんかー。中二の弟がお風呂の後に普通に真っ裸で家の中うろつくから見慣れてるけど……アレをおまんこに挿れるとかあたしには一生縁が無いなー」
「それは……わたしだって」
お互い、このまま一生一緒に居て、死ぬまで愛し合うのだと信じて疑わない。仮に何かの事情で離れ離れになったとしても、お互い今さら異性を好きにはならないだろう。
「ね、そろそろ続き……」
「うん。しよっか」
そして再び身体を重ねる未来と愛莉。そんな風にして過ごした最高の一日だった。
「どうかしたの未来?」
集まった人々を珍しく感慨深げな表情で見つめる未来が、少し気になった愛莉が声を掛ける。
「いやー、次に愛莉とエッチ出来るのいつになるかなーって」
「はは……何だそんな事か……」
珍しく真面目な事でも考えているのかと思った愛莉だったが、いつも通り未来は全くブレていなかった。
「大事だよーっ!むしろ死活問題!?」
今回はクローバーだけではなく、複数のパーティが一緒に行動する。帝都を出発して数日は、大きな街などもあって宿屋にも泊まれるだろうが、仮に泊まった部屋の隣に別のパーティの者が泊まっていれば、やはりいつもみたいに大っぴらには出来ない。万が一、声でも聞こえてしまってはその後ずっと気まずい雰囲気になってしまう。
更に進むと、今度は大きな街自体が無くなって小さな街ばかりになる。今回、総勢で三十人を超える大所帯での移動なので、小さな街の宿屋ではキャパシティ不足で全員が泊まれないという状況は十分に想定される。
その場合、必然的に野宿という選択になり、当然だが行為をするどころでは無くなる。
旅の後半に至っては、野宿がメインに置き換わる。目指す北の山脈は秘境のような場所であり、当然だが街はおろか、小さな集落すら無い。つまり今回の移動で行為に至れる可能性があるとすれば前半、大きな街の宿屋に泊まった時だけだろう。
今回の旅に先駆けて、愛莉が錬金術で作った秘密兵器も一応あるにはあるのだが、それは使用目的が違う。
「まあ、仕方ないよね。我慢するしかないよ」
「うー……一ヶ月も我慢とかマジしんどい……」
愛莉の予想だと、魔車で北の山脈に到着するまでに要する日数は、長く見て半月ほど。なので往復だと再び帝都に帰って来るまで、最大で一ヶ月はかかる計算だ。
「ほら、元々向こうの世界に居た時は月に一回ホテル行くだけで精一杯だった訳だし」
「それはそうだけどさー、こっちの世界来て、毎日愛莉と出来るようになって、もうそれが当たり前ってか、日常になっちゃったんだよー……」
それは愛莉とて同じだ。以前は、月に一度の逢瀬で満足出来ていた。しかし最近は自分でも実感する程に、かつての自分とは桁違いに性欲が強くなってしまっている。
もちろん相手は未来限定で、別に他の誰かと毎日したい訳ではない。しかし隣に未来が居るのであれば、やはり愛莉とて毎日未来と心も身体も愛し合いたいのだ。
そんな悶々とする二人のすぐ近くでは、リズとアルベルトが家族に挨拶をしている。
「陛下、リズ、どうかお身体には気をつけてくださいませ」
「父上、リズ、どうかご無事で。吉報を待っております」
「お父様!お姉様!必ず帰って来てくださいね!待ってますから!」
皇后エリーシア、皇太子ファレナス、第二皇女アリアットが、それぞれリズとアルベルトに言葉を掛ける。
「うむ、留守は任せたぞエリーシア。ファレナスよ、もしも私の身に何かがあれば、お前がこの帝国を良き国へと導くのだ」
「そんな縁起でもない事は言わないでください……必勝を祈願しています」
次いでリズとアリアットが抱擁を交わす。
「良い子にしているのよアリア。お母様とお兄様の言う事を良く聞いてね」
「もう……すぐそうやって子供扱いするんだから!お姉様こそ、皆様と仲良くしないと駄目なんですからね!」
「ふふ、わたしはいつでもみんなと仲良しだもの」
そう言いながらエストに視線を向けると、エストは柔らかく微笑んだ。そんなエストにリズから離れたアリアットが近づく。
「エストお義姉様!」
「お、お義姉様!?で、殿下、何故そのような呼び方を……!?」
「だって、もうすぐお兄様とメルティーナ様が結婚なされるんですもの。そうなればわたしと貴女は義理とは言え姉妹。だからエストお義姉様なのですわ!」
そう言って嬉しそうな笑顔を覗かせるアリアット。以前はリズを取られるという嫉妬から、エストの事を一方的に嫌っていたアリアットだが、エスト本人から誤解を解かれ、今度は逆にエストに懐くようになった。
「あはは……それは少し気が早過ぎるような………」
「ふふふ、いいのです。わたしは素敵な姉が一気に三人になるのです!」
三人とはもちろんリズ、エスト、メルティーナの三人だ。ちなみにエストの兄であるフィリッツもアリアットにとって義理の兄という事になるのだが、そちらには興味は無いらしい。
「全部終わったら、エストお義姉様も一緒に皇宮に住みましょう!そうしたらわたしは、いつでも三人のお姉様達に囲まれて暮らせます!」
瞳を輝かせるアリアットを尻目に、少し困った表情を浮かべてリズに視線を送るエスト。するとリズは、アリアットの肩に優しく手を置き、囁くように言った。
「それは素敵ねアリア。でもそれには一つ、この国の法律を変えないといけないわ」
ドクンッと、エストの鼓動が大きく跳ね上がる。それはまさか、あの時に思ってしまった事が現実にーーーーー
「法律を?どういう意味ですか?」
「ふふ、内緒よ。じゃあ、そろそろ行くね」
アリアットの肩から手を離し、エストの方へと振り返ると、エストが真っ赤な顔をしてリズを見ていた。
「あ……えっと………」
その意味を理解し、リズの顔も真っ赤に染まる。そんな様子を、アリアットが首を傾げて見つめていた。
そんな中、出発の号令がかかる。最後にマディアスが冒険者達に指示を出した。
「では後は頼むよみんな。我々が居ない間はなるべくこの帝都に留まり、兵士達と協力して帝都の治安維持に努めてくれ」
『はいグランドマスター!!』
マディアスの引き継ぎ指示が終わり、全員魔車へと乗車する。初めて見る奇っ怪な形をした乗り物を見て、集まった人々がざわめき立つ。
「何だアレ?馬も居ないのにどうやって走るんだ?」
「そもそも乗り物なのか?一応車輪みたいのは付いてるけど………」
誰もが疑問の声を上げる中、突然動き出す六台の魔車。それはほとんど音もなく、そして皆の見ている目の前で信じられない速度を出しながら、いつの間にか遥か彼方へと走り去ってしまった。
「は……速ぇ………」
「すげぇ……クローバーに声援送りに来たのに……すっかり忘れちまってた………」
こうして、大勢の人々が集まった割には大歓声を送られる事もなく、死霊王討伐隊は静かに帝都を出発したのだった。
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