【R18】まじめ優等生JDと純愛エロ教授の複雑怪奇なお話

牧村燈

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scene3

禁断の果実

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　スクール水着姿でベッドに拘束されたアカリは、電マ責めの余韻に身体を熱く火照らせ、その興奮の波に身をうねらせていた。アカリの性感は、もはや触れなば落ちる熟れた果実そのものだ。グロザワはメガホンが激しく振って、いまだとばかりに教授を鼓舞した。

「何と美しい身体だろう。君をこうして囚えて自由にする夢を何度見たか分からないが、現実はそんな想像を遥かに超越している。こんなにも素晴らしい景色を私は今まで見たことがない。さあて。ソロソロその水着の中を見せてもらうとしようか。この先は想像も及ばない桃源郷だ。じっくりと堪能させてもらおう」

　教授の手にはハサミがあった。身動きの取れないアカリの身体にその刃物の先を近づけていく。

「動いてはいけないよ。綺麗な身体を傷つけるのは本意じゃないからね。その邪魔なものから君を解放してあげよう」

　シャキッという音がして、水着の右の肩紐が落ちた。そしてまたシャキッと鳴り、左の肩紐も。鋭利なハサミに、水着の布地は全く何の抵抗も出来ずに切り裂かれていく。アカリの胸の谷間が露わになった。教授は冷たい刃を白い肌に当て、震えるアカリの反応を楽しむと、胸元の布を持ち上げ、そのまま真っ直ぐに白い腹部が見えるくらいまでハサミを切り込んだ。伸縮性の高い水着の生地がぎゅっと左右に縮み、アカリの両方の乳房は呆気なくその全てを露出した。

　間近で見守る穴掘の視線が、その二つの丘の上に咲いたピンク色の蕾に釘付けになる。今すぐにでもその可憐な蕾にむしゃぶりついて、嬲りたい。今までの現場では感じたことのない強烈な欲情だった。普通じゃないな、と穴掘は思う。プロデューサーとして数々のヒットを飛ばしてきたが、いかにハードな責めを女優に課しても、自分自身の欲情をもってして、主体的その責めを施したいと思うことはなかった。しかし、今、目前で全裸に剥かれようとしているアカリに対しては、自らの手で、自らの舌で、蹂躙したいという欲望が湧き出していた。

　グロザワのカメラにカットは入らない。教授のハサミは、スクール水着をもはや小さな紺色の布きれを僅かに股間に残しているのみだった。その菱形の布が、アカリの秘部を辛うじてカメラのレンズから守っている。

「楓くん。君の大事なところ、見せてもらうよ。いいね」

「い、い、いや。も、もう、やめてください」

「まだ、そんなことを言ってるのかね、君は。君はもう私のものだ。素直にそれを受け入れなさい。そして、今ここにある快感に身を委ねるんだ。ほら」

　教授は親指と人差し指でアカリの乳首を摘み、グリグリと左右に回転させた。

「ああ、あ、あはあぁーーん」

　アカリは身体を強力な電気が貫いたような感覚に、ビクンと背中を大きくのけぞらせる。既に身体中が性感帯になっているアカリにとって、中でも特に敏感な乳首をいきなり嬲られた衝撃に、思わずあられない声を漏らしてしまう。

「おおおっ、いい声で鳴くじゃないか」

　アカリの反応に気を良くした教授は、乳首を摘んだ指に更に力を込める。そしてそのまま、清楚な蕾の原型を留めないほど力任せに捻り上げた。

「うぐ、ううっ、ひいいいーーーっ」

　教授に乳首をねじりあげられたアカリの女を丸出しにした嬌声がスタジオに響く。普段の鼻につくインテリな振る舞いを知っているスタッフは、いつもとのギャップの大きさに戸惑うと同時に、それぞれの中にあるサディズムを擽クスぐられた。もっとだ。もっと激しくだ。人一倍のサディズムを持つ穴掘のBPMが190になった。

「それにしてもいい声だ。こうやってギュウギュウされるのが好きだったんだな、楓くん。もっとか、もっとなのか、どうなんだ」

　教授が勢い込む。

「い、いやあああっ、あ、あああっ、も、もっと、も、もう、やめてええええっ、ああ、あああっ」

　官能に支配される寸前になりながらも、何とか理性を保とうと歯を食いしばって耐えるアカリだったが、その口元には既に涎が光っていた。

「さて、ちょっと寄り道をしたが、お陰でまたいい音色を聴かせてもらえたよ」

　教授は視線を改めてアカリの下半身に向けた。

「さあ、もういいだろう。その邪魔な布切れを取ってあげよう。君の大事なアソコ、見せてもらうよ」

　教授の指が紺の布を掴む。スーパースローモーションのようなゆっくりした動きで、教授の指が布を剥がしていく。

　ゴクリ。と、周りのスタッフが息を飲む音がいくつも聞こえる。何の音を被せようかと、考えながらグロザワ自身もまた、ごくんと小さく喉を鳴らした。

　静かな。とても静かな時間だった。やがてアカリの秘部を覆う陰りが露わになると、その下にひっそりと佇んでいた女陰が、その姿を眩しいライトの照射に浮かび上がらせた。

　教授は残っているスクール水着の残骸をひとつひとつ丁寧に取り去った。ベッドの上には、大の字に拘束された女流作家アカリの一糸纏わぬ全裸があった。

　一瞬の静寂。それはずいぶん長く感じられたが、恐らくはほんの数秒のことだっただろう。周りの全ての視線がアカリの裸に集まり、その淫靡なる神の作りし造形に見惚れていた。

「ああ、あ、あ、み、見ないでええっ」

　想像すら許されなかった禁断の果実を前に、止まっていた時間が、アカリの声で動き出した。陰部から零コボれ出す滴シタタりを、教授の指が#掬_スク__#い取る。アカリの粘液は細く長い糸を引いた。

「ううううっ・・・・・・あああっ・・・・・・」

　苦しげでありながら喜悦の籠コモった喘ぎ声が、悩ましい吐息に変わる。その刹那セツナ。アカリの秘唇がピューーと透明な汁を吐き出した。敷きつめられた真新しい白いシーツに恥ずかしい沁みがジワジワと広がっていく。

　AVならどこにでもありがちなシーンだというのに、グロザワはカメラ越しに目頭を熱くしていた。理由はよく分からなかったが、とにかくいいシーンが取れたという強い手応えがあった。しかし、裸の玄人プロを感動させたこのシーンの余波が、予期せぬ展開を引き起こすことになるのを、この時点ではまだグロザワも気づいていなかった。

（続く）

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