390 / 733
聖夜編
386.男達の足音④
しおりを挟む
グレイ達はつい喜んでしまっていた。
未だに危機的状況は続いているのだが、死なずに済んだことに安堵してしまったのだ。
しかし振り返った先に居た少年はムッとした表情を浮かべていた。
手を前に構えると、魔術を使った後なのか、汗を多分に搔いていた。
おまけに呼吸も荒い。慣れていないのか、相当しんどそうだった。
それがグレイ達にも伝わり、安堵が一瞬にして険しい表情へと置き換わる。
「ゲイル、どうしてここに……」
グレイは尋ねた。しかしその声に対する回答はない。
それほどまでに切羽詰まっていて、ギリギリの状態で余裕が無いのだ。
だから自分の心の声を吐露するのが精一杯だった。
「成功した……はぁはぁ」
ゲイルは汗を掻きながら、左手の拳の中で握っているメダルの感触を確かめる。
心の中で(ありがとう父ちゃん)と唱えるのが精一杯だった。
まさかぶっつけ本番が上手くいくなんて。これもこのメダルのおかげだと、ゲイルは薄ら笑みを浮かべた。
「なんだ、お前?」
「今の魔術っすよ。しかも風の魔術、局所的にぶつけてきやがったんすよ。痛っぇ!」
小男は手首を押さえていた。
切り傷ができたのか血管が切れ、血が流れている。
しかしそれ以上の損傷はなく、すぐにナイフを拾い上げてしまった。
「ったくよ。結局息の根を止められなかったら意味ねえんすよ!」
小男はナイフを拾い上げた。
指先から弾き出し、グレイ達に投げようとした。
グレイ達はゲイルの下へと向かう。しかしゲイルはもう戦えない状態で、絶体絶命のピンチだった。
「ゲイル、もう一回さっきのは……」
「できないって」
「そんな」
「それじゃあ私達、ここで……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
グレイはゲイルの肩を掴む。しかしゲイルは息を荒げていて何もできない。
ミューイは不安そうにしていた。
カザリに至っては泣きじゃくり、完全に地獄絵図と化した中、小男はナイフを飛ばした。
「せめて楽に死ねっす!」
ナイフを避けられるわけがなかった。
グレイ達は目を瞑る。遠くの方から変な音もする。もう怖くてたまらなかった。
そうこうしている時間もない。数秒後、グサリ! と鈍い音が響いた。
しかしグレイ達には怪我は無い。一体何が起きたのか。目を薄っすら開けてみると、そこには人影があった。ジルアだ。
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
「皆さん、大丈夫ですか?」
ジルアが盾になってグレイ達を身を挺して守っていた。
グレイ達は涙を浮かべている。しかしジルアに抱きつこうとするのは止めた。
腕にナイフが深々と刺さり、ダラダラと血が出ていたのだ。
「ジルアお姉ちゃん、その怪我……」
「大丈夫。大丈夫ですよ。こんな怪我くらい……うっ!」
ジルアは唇を噛んでいた。
目を瞑り、眉根を寄せて額に皺を作る。
完全に大丈夫では無い。痛みが激動し、滲んだ汗が全身の毛穴から流す。
しかし痛みを堪え男達に向き合うと、威勢よく声を発した。まるで痛みを振り払うかのようで、その姿は勇ましい。
「貴方達は何者ですか!」
ジルアは男達に尋ねる。すると男達は笑いを浮かべていた。
まるで痛みを堪えて声を振り絞るジルアを男達は愉悦混じりに楽しんでいるようにし見えなかった。
「はっ? 何者だと」
「そうです。貴方達は……キャッ!」
ジルアは声を上げた。ナイフが足に突き刺さったのだ。
痛い。痛すぎて膝を折りそうになる。
しかしグレイ達を守るため、頑張って膝を固定して盾になる。
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
グレイ達はジルアを心配した。
しかし手を後ろに下げて、心配をさせないようにした。
けれどグレイ達には丸分かりだ。ジルアが無理をしている。それでも必死になって自分達を守ろうとしている。それが伝わると、次第に涙が浮かび上がり、今にも大泣きしそうだった。
「チッ。しぶといな。それで膝を折らねえのか」
「如何します、ボス? このまま攫っちまいますか? 脚を怪我してるんじゃ逃げられねぇっすよ」
小男はボスに提案した。
しかしボスはそれを拒否し、自分達の目的を明確にする。
「いいや止めておけ。ここでこの女は殺す。攫うのは子供だけだ」
「如何してっすか?」
「大人は住民票を持っている。それに町の奴との交流も多い。下手に攫えばすぐに足が付く。それならここで焼死体として残しておく方が無難だ」
小男の疑問にボスはすぐさま答えた。
聴いた小男はボスの言葉に納得し、目をキラキラ輝かせる。
無性に気持ちが悪い。
「流石ボス。それじゃあ、お願いしやっす!」
「ふん。上等だ。おい、後でその棍棒で砕いておけよ」
「うっす」
ボスと呼ばれた男は残忍極まりなかった。
畜生の吐く言葉を平然と口にし、手を前に掲げる。
すると動けないジルアの周りに円ができ、次第に熱を帯び出した。
轟々と燃える炎を呼び出そうとしているのが見て取れるが、それも時間の問題。
一瞬にして温度が跳ね上がり、息ができなくなる。
「い、息が……」
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
グレイ達は駆けよろうとする。
しかしジルアはそれを拒否し、手のひらで突き飛ばした。
「来ちゃダメ。皆さんは子供達を連れて……」
息ができない。水素が弾け飛び、酸素だけになった。
毒素が強い。全身が苦しい。呼吸ができなくなる。
ジルアは目を回し、泡を吹いて倒れそうになった。
「止めろよ!」
「さっきからうるせぇんだよ!」
グレイは止めに入ろうとする。
しかしボスの炎が被弾して、頬に火傷跡ができた。
そのまま倒れ込んでしまうと足を挫いたのか立てなくなる。
「グレイ!」
「くっ、このままじゃ……」
グレイは苦汁を舐めた。何もできない自分が腹立たしくて仕方なかった。
誰か助けてはくれないのか。血走る眼で奥歯を噛む。
男達の姿が陽炎の様に虚ろになり、恐怖の集合体へと変化する。
「終わりだ、そのまま窒息死して焼き焦げろ!」
ボスはニヤついた笑みを浮かべた。
もはや人間じゃない。悪魔だ。クリスマスにやって来た悪魔だった。
おどろおどろしく映るその表情に、グレイ達は恐怖する。
(誰か助けて!)
ジルアも子供達もこの場に居る全員願った。
今日はクリスマスなんだと、神様に願いを込める。
キュィーン!
その願いが通じたのか、急に異様な金切り音が聞こえると、一瞬のうちに壁が破壊された。
何が起きたのか分からない。しかし男達も意表を突かれたのか困惑し動きが止まっていた。
未だに危機的状況は続いているのだが、死なずに済んだことに安堵してしまったのだ。
しかし振り返った先に居た少年はムッとした表情を浮かべていた。
手を前に構えると、魔術を使った後なのか、汗を多分に搔いていた。
おまけに呼吸も荒い。慣れていないのか、相当しんどそうだった。
それがグレイ達にも伝わり、安堵が一瞬にして険しい表情へと置き換わる。
「ゲイル、どうしてここに……」
グレイは尋ねた。しかしその声に対する回答はない。
それほどまでに切羽詰まっていて、ギリギリの状態で余裕が無いのだ。
だから自分の心の声を吐露するのが精一杯だった。
「成功した……はぁはぁ」
ゲイルは汗を掻きながら、左手の拳の中で握っているメダルの感触を確かめる。
心の中で(ありがとう父ちゃん)と唱えるのが精一杯だった。
まさかぶっつけ本番が上手くいくなんて。これもこのメダルのおかげだと、ゲイルは薄ら笑みを浮かべた。
「なんだ、お前?」
「今の魔術っすよ。しかも風の魔術、局所的にぶつけてきやがったんすよ。痛っぇ!」
小男は手首を押さえていた。
切り傷ができたのか血管が切れ、血が流れている。
しかしそれ以上の損傷はなく、すぐにナイフを拾い上げてしまった。
「ったくよ。結局息の根を止められなかったら意味ねえんすよ!」
小男はナイフを拾い上げた。
指先から弾き出し、グレイ達に投げようとした。
グレイ達はゲイルの下へと向かう。しかしゲイルはもう戦えない状態で、絶体絶命のピンチだった。
「ゲイル、もう一回さっきのは……」
「できないって」
「そんな」
「それじゃあ私達、ここで……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
グレイはゲイルの肩を掴む。しかしゲイルは息を荒げていて何もできない。
ミューイは不安そうにしていた。
カザリに至っては泣きじゃくり、完全に地獄絵図と化した中、小男はナイフを飛ばした。
「せめて楽に死ねっす!」
ナイフを避けられるわけがなかった。
グレイ達は目を瞑る。遠くの方から変な音もする。もう怖くてたまらなかった。
そうこうしている時間もない。数秒後、グサリ! と鈍い音が響いた。
しかしグレイ達には怪我は無い。一体何が起きたのか。目を薄っすら開けてみると、そこには人影があった。ジルアだ。
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
「皆さん、大丈夫ですか?」
ジルアが盾になってグレイ達を身を挺して守っていた。
グレイ達は涙を浮かべている。しかしジルアに抱きつこうとするのは止めた。
腕にナイフが深々と刺さり、ダラダラと血が出ていたのだ。
「ジルアお姉ちゃん、その怪我……」
「大丈夫。大丈夫ですよ。こんな怪我くらい……うっ!」
ジルアは唇を噛んでいた。
目を瞑り、眉根を寄せて額に皺を作る。
完全に大丈夫では無い。痛みが激動し、滲んだ汗が全身の毛穴から流す。
しかし痛みを堪え男達に向き合うと、威勢よく声を発した。まるで痛みを振り払うかのようで、その姿は勇ましい。
「貴方達は何者ですか!」
ジルアは男達に尋ねる。すると男達は笑いを浮かべていた。
まるで痛みを堪えて声を振り絞るジルアを男達は愉悦混じりに楽しんでいるようにし見えなかった。
「はっ? 何者だと」
「そうです。貴方達は……キャッ!」
ジルアは声を上げた。ナイフが足に突き刺さったのだ。
痛い。痛すぎて膝を折りそうになる。
しかしグレイ達を守るため、頑張って膝を固定して盾になる。
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
グレイ達はジルアを心配した。
しかし手を後ろに下げて、心配をさせないようにした。
けれどグレイ達には丸分かりだ。ジルアが無理をしている。それでも必死になって自分達を守ろうとしている。それが伝わると、次第に涙が浮かび上がり、今にも大泣きしそうだった。
「チッ。しぶといな。それで膝を折らねえのか」
「如何します、ボス? このまま攫っちまいますか? 脚を怪我してるんじゃ逃げられねぇっすよ」
小男はボスに提案した。
しかしボスはそれを拒否し、自分達の目的を明確にする。
「いいや止めておけ。ここでこの女は殺す。攫うのは子供だけだ」
「如何してっすか?」
「大人は住民票を持っている。それに町の奴との交流も多い。下手に攫えばすぐに足が付く。それならここで焼死体として残しておく方が無難だ」
小男の疑問にボスはすぐさま答えた。
聴いた小男はボスの言葉に納得し、目をキラキラ輝かせる。
無性に気持ちが悪い。
「流石ボス。それじゃあ、お願いしやっす!」
「ふん。上等だ。おい、後でその棍棒で砕いておけよ」
「うっす」
ボスと呼ばれた男は残忍極まりなかった。
畜生の吐く言葉を平然と口にし、手を前に掲げる。
すると動けないジルアの周りに円ができ、次第に熱を帯び出した。
轟々と燃える炎を呼び出そうとしているのが見て取れるが、それも時間の問題。
一瞬にして温度が跳ね上がり、息ができなくなる。
「い、息が……」
「「「ジルアお姉ちゃん!」」」
グレイ達は駆けよろうとする。
しかしジルアはそれを拒否し、手のひらで突き飛ばした。
「来ちゃダメ。皆さんは子供達を連れて……」
息ができない。水素が弾け飛び、酸素だけになった。
毒素が強い。全身が苦しい。呼吸ができなくなる。
ジルアは目を回し、泡を吹いて倒れそうになった。
「止めろよ!」
「さっきからうるせぇんだよ!」
グレイは止めに入ろうとする。
しかしボスの炎が被弾して、頬に火傷跡ができた。
そのまま倒れ込んでしまうと足を挫いたのか立てなくなる。
「グレイ!」
「くっ、このままじゃ……」
グレイは苦汁を舐めた。何もできない自分が腹立たしくて仕方なかった。
誰か助けてはくれないのか。血走る眼で奥歯を噛む。
男達の姿が陽炎の様に虚ろになり、恐怖の集合体へと変化する。
「終わりだ、そのまま窒息死して焼き焦げろ!」
ボスはニヤついた笑みを浮かべた。
もはや人間じゃない。悪魔だ。クリスマスにやって来た悪魔だった。
おどろおどろしく映るその表情に、グレイ達は恐怖する。
(誰か助けて!)
ジルアも子供達もこの場に居る全員願った。
今日はクリスマスなんだと、神様に願いを込める。
キュィーン!
その願いが通じたのか、急に異様な金切り音が聞こえると、一瞬のうちに壁が破壊された。
何が起きたのか分からない。しかし男達も意表を突かれたのか困惑し動きが止まっていた。
1
あなたにおすすめの小説
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
【完結】モブ令嬢のわたしが、なぜか公爵閣下に目をつけられています
きゅちゃん
ファンタジー
男爵家の三女エリーゼは、前世の記憶を持つ元社畜OL。社交界デビューの夜、壁際でひとりジュースを飲んでいたところを、王国随一の権力者・ヴァルナ公爵カイルにスカウトされる。魔法省の研究員として採用されたエリーゼは、三年間誰も気づかなかった計算の誤りを着任三日で発見。着々と存在感を示していく。一方、公爵の婚約候補と噂されるクロード侯爵令嬢セラフィーヌは、エリーゼを目障りに思い妨害を仕掛けてくるが...
昭和生まれお局様は、異世界転生いたしましたとさ
蒼あかり
ファンタジー
局田舞子(つぼたまいこ)43歳、独身。
とある事故をきっかけに、彼女は異世界へと転生することになった。
どうしてこんなことになったのか、訳もわからぬままに彼女は異世界に一人放り込まれ、辛い日々を過ごしながら苦悩する毎日......。
など送ることもなく、なんとなく順応しながら、それなりの日々を送って行くのでありました。
そんな彼女の異世界生活と、ほんの少しのラブロマンスっぽい何かを織り交ぜながらすすむ、そんな彼女の生活を覗いてみませんか?
毎日投稿はできないと思います。気長に更新をお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる