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21.鉄板に
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「そういえば、僕の胸についてはどうするの?押さえつけるような道具僕は持ってないよ?」
男っぽいとは言われるものの、それでも僕の胸はしっかりとCカップあり、ちゃんとその存在を主張している。
そんな胸を見せつけるように胸を張ると、チョウちゃんは身長と同じくらい胸がないことを気にしているので僕を恨めしそうに睨んできた。
すると、それを見ていた僕より胸の大きなヒサコさんも胸を張った。
それに気づいたチョウちゃんはさらに恨めしそうにヒサコさんの胸を睨んだかと思うと、ヒサコさんの胸を叩いた。
「いたっ」
「あっ、暴力反対~」
すると、チョウちゃんは止まることなく何度もヒサコさんの胸を叩き始めたので、ヒサコさんは両腕で胸を隠してガードした。
「相手がコンプレックスに思っていることをするのもイジメだと思うけど」
ヒサコさんの胸を叩けなくなったチョウちゃんは僕を睨んできた。
もちろんその考えも理解出来るし、普段ならこんなことをすることはしないけど、今回は先にチョウちゃんがいたずらを仕掛けてきて迷惑をかけられた仕返しなので、チョウちゃんのコンプレックスも容赦なく攻めていく。
なので、そんなチョウちゃんにはこの言葉を送ろう。
「貧乳はステータスだ。希少価値だ」
「うぐぅ」
はい。チョウちゃんから「うぐぅ」いただきました!
この言葉は小学生の時によくチョウちゃんに言われていた言葉なのだけど、今にして思えば女子小学生の胸が無いのは普通なのだからイヤミにすらなっていない。
というか、元ネタをたどっていくと、負け惜しみの言葉なのでただの自虐だったりもする。
チョウちゃんはそこら辺のことは知らずに使っていたのだろう。
しかし、大人のチョウちゃんに対しては効果が抜群なので、こうして「うぐぅ」を引き出すことに成功した。
「昔、よくチョウちゃんが言ってきた言葉だよね」
ニヤニヤしながら見ていると、チョウちゃんは頬を膨らませた。
「そうだけど、今いうのはヒドくないかな?」
「小学生相手に言うのも十分ヒドいと思うけどね」
「うぐぅ」
反論すら出てこないチョウちゃんから2度目の「うぐぅ」いただきました。
「で、実際のところどうなの?」
すると、頬をしぼませたチョウちゃんはいつの間にか付いていたお腹の前ポケットから下着を取り出した。
「タララタッタッタン!補正下着~!」
「補正下着?」
ネタについては触れる気はないのでスルーで。
というか、このネタにツッコむと色々、面倒くさい感じがするので絶対にツッコまないよ。
「そう。補正下着」
スルーされても気にした様子のないチョウちゃんが机に置いた補正下着というものは、スポブラに近いように感じた。
「これは、女性コスプレイヤーが男装する際に胸を目立たなくさせるために使ってる下着なんだよ」
そんなものがあるのかと思いながら補正下着を手にする。
「なるほど。これをつけて胸を目立たなくさせて学校に通うってわけね」
「そういうことだね。
そしてコウくんは貧乳どころか鉄板に」
チョウちゃんはニヤニヤと笑っているが、結局のところそれは補正下着をつけている間だけのことで、取ったら元通りなので別に笑われてもなんとも思わない。
「流石に休日までつけろとは言わないよね?」
胸を目立たなくさせるということは、胸を潰すということだろうから、普段も付け続けるとなると色々と支障が出そうな気がする。
「高校で出来た友達と遊びに行かない限りはムリにつける必要はないよ。逆に休日は、タララタッタッタン!ロングヘアウィッグ!」
チョウちゃんは前ポケットからロングヘアのウィッグを取り出してきた。
うん。ネタについてはやっぱり触れるつもりはないけど、その小さな前ポケットにどうやったら補正下着とロングヘアのウィッグが入るのかは聞いてみたいかもしれない。
といつか、効果音までつけると絶対あの猫型ロボットのネタだよな、と思ってしまう。
「これをつけて女装するとよけいバレにくくなっていいんじゃない?」
元々女の僕に、女装する、か。
わかりやすいチョウちゃんの煽りどう対応してやろうか考えた結果、ウィッグをかぶって笑ってみせる。
「似合うかな?」
すると、ヒサコさんが少し頬を赤らめた。
「か、かわいい」
「ぷっ!やっぱり見慣れないから違和感半端ないわね!」
ヒサコさんからかわいいと言われるのは予想外だったけど、チョウちゃんが笑ってくることは予想通りだったのでイラッとすらしない。
「まぁ、実際問題補正下着をつけていなければ、同一人物だとバレることはないからウィッグはいらないでしょ」
そもそも学校では補正下着をつけて男装し、休日はウィッグをつけてさらに女性らしくとかめんどうで仕方がない。
「まぁ、男子達はそういうところ鈍感だからバレることはないだろうけど、一応念のためにウィッグは持っといてね~」
まぁ、あって困るようなモノでも邪魔になるようなモノでもないのでとりあえず受け取っておくことにしよう。
男っぽいとは言われるものの、それでも僕の胸はしっかりとCカップあり、ちゃんとその存在を主張している。
そんな胸を見せつけるように胸を張ると、チョウちゃんは身長と同じくらい胸がないことを気にしているので僕を恨めしそうに睨んできた。
すると、それを見ていた僕より胸の大きなヒサコさんも胸を張った。
それに気づいたチョウちゃんはさらに恨めしそうにヒサコさんの胸を睨んだかと思うと、ヒサコさんの胸を叩いた。
「いたっ」
「あっ、暴力反対~」
すると、チョウちゃんは止まることなく何度もヒサコさんの胸を叩き始めたので、ヒサコさんは両腕で胸を隠してガードした。
「相手がコンプレックスに思っていることをするのもイジメだと思うけど」
ヒサコさんの胸を叩けなくなったチョウちゃんは僕を睨んできた。
もちろんその考えも理解出来るし、普段ならこんなことをすることはしないけど、今回は先にチョウちゃんがいたずらを仕掛けてきて迷惑をかけられた仕返しなので、チョウちゃんのコンプレックスも容赦なく攻めていく。
なので、そんなチョウちゃんにはこの言葉を送ろう。
「貧乳はステータスだ。希少価値だ」
「うぐぅ」
はい。チョウちゃんから「うぐぅ」いただきました!
この言葉は小学生の時によくチョウちゃんに言われていた言葉なのだけど、今にして思えば女子小学生の胸が無いのは普通なのだからイヤミにすらなっていない。
というか、元ネタをたどっていくと、負け惜しみの言葉なのでただの自虐だったりもする。
チョウちゃんはそこら辺のことは知らずに使っていたのだろう。
しかし、大人のチョウちゃんに対しては効果が抜群なので、こうして「うぐぅ」を引き出すことに成功した。
「昔、よくチョウちゃんが言ってきた言葉だよね」
ニヤニヤしながら見ていると、チョウちゃんは頬を膨らませた。
「そうだけど、今いうのはヒドくないかな?」
「小学生相手に言うのも十分ヒドいと思うけどね」
「うぐぅ」
反論すら出てこないチョウちゃんから2度目の「うぐぅ」いただきました。
「で、実際のところどうなの?」
すると、頬をしぼませたチョウちゃんはいつの間にか付いていたお腹の前ポケットから下着を取り出した。
「タララタッタッタン!補正下着~!」
「補正下着?」
ネタについては触れる気はないのでスルーで。
というか、このネタにツッコむと色々、面倒くさい感じがするので絶対にツッコまないよ。
「そう。補正下着」
スルーされても気にした様子のないチョウちゃんが机に置いた補正下着というものは、スポブラに近いように感じた。
「これは、女性コスプレイヤーが男装する際に胸を目立たなくさせるために使ってる下着なんだよ」
そんなものがあるのかと思いながら補正下着を手にする。
「なるほど。これをつけて胸を目立たなくさせて学校に通うってわけね」
「そういうことだね。
そしてコウくんは貧乳どころか鉄板に」
チョウちゃんはニヤニヤと笑っているが、結局のところそれは補正下着をつけている間だけのことで、取ったら元通りなので別に笑われてもなんとも思わない。
「流石に休日までつけろとは言わないよね?」
胸を目立たなくさせるということは、胸を潰すということだろうから、普段も付け続けるとなると色々と支障が出そうな気がする。
「高校で出来た友達と遊びに行かない限りはムリにつける必要はないよ。逆に休日は、タララタッタッタン!ロングヘアウィッグ!」
チョウちゃんは前ポケットからロングヘアのウィッグを取り出してきた。
うん。ネタについてはやっぱり触れるつもりはないけど、その小さな前ポケットにどうやったら補正下着とロングヘアのウィッグが入るのかは聞いてみたいかもしれない。
といつか、効果音までつけると絶対あの猫型ロボットのネタだよな、と思ってしまう。
「これをつけて女装するとよけいバレにくくなっていいんじゃない?」
元々女の僕に、女装する、か。
わかりやすいチョウちゃんの煽りどう対応してやろうか考えた結果、ウィッグをかぶって笑ってみせる。
「似合うかな?」
すると、ヒサコさんが少し頬を赤らめた。
「か、かわいい」
「ぷっ!やっぱり見慣れないから違和感半端ないわね!」
ヒサコさんからかわいいと言われるのは予想外だったけど、チョウちゃんが笑ってくることは予想通りだったのでイラッとすらしない。
「まぁ、実際問題補正下着をつけていなければ、同一人物だとバレることはないからウィッグはいらないでしょ」
そもそも学校では補正下着をつけて男装し、休日はウィッグをつけてさらに女性らしくとかめんどうで仕方がない。
「まぁ、男子達はそういうところ鈍感だからバレることはないだろうけど、一応念のためにウィッグは持っといてね~」
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