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26.この年代の
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ションゴン達が。
「お前じゃないんかい!」って。
アハハ。当たり前だろ。
この中で最弱の僕が実力を証明したところで、ダンジョンに入るのを認められるどころか冒険者登録すら取り消されるかもしれないじゃない。それこそ本末転倒でしょ。
「笑っていうことか?」って。
そらぐらいのことなの。
とはいえ、まずは実力を見てもらえるように仕向けることから始めないとね。今のままだとまともに話を聞いてもらえないからね。
「どうするんだよ」って。
これも簡単な話で、フィーナさん達が食いつくようなエサをまくんだよ。
というわけで、エサとなる話をする。
「僕の父さんの知り合いで、領主様のところで騎士として働いている人からションゴン達の実力は認められているんだけど、それでもダメなの?」
僕は笑顔で首を傾げてみる。
「騎士に認められている?」
「それは本当なの?」
僕の言葉にフィーナさんとイサナミさんは見事に反応してくれた。
「簡単に釣れたな」か。
それはもちろん釣れる言葉を言ったからね。
騎士は街の中では治安の維持や防壁上での周囲の警戒、街の外では街道を安全に使えるように盗賊や山賊、魔物の討伐をしているから、ベテランはもちろん、新人でもかなりの実力がないとなれないからね。そんな騎士から実力を認められていると聞いて反応しないわけがないんだよ。
「あの、その騎士の人の名前ってわかる?」
やっぱりそこは確認してくるよね。
だから僕はしっかりと答える。
「カリスナさんですね」
『!!!』
僕の答えを聞いた瞬間、フィーナさん達だけではなく、冒険者達すらもざわめきだした。
「なんでそんなにざわめいてるんだ?」って。
カリスナさんが騎士団の団長だからだよ。
「はぁ!?お前団長の名前答えたのか!」って。
うるさいな~。そんなに叫ばないでよ~。
「いや。冒険者達のざわめきを聞いていれば叫びたくなるのもわかるだろ」
わからなくもないけどね。
でも、実際にカリスナさんもションゴン達の実力は認めてるし、名前を使うことは昨日のうちに了承してもらっているから大丈夫だよ。
「いや、この騒ぎようで大丈夫だと言えるのか?」か。
まだギルド内の騒ぎは収まりそうにないし、フィーナさん達もかなり混乱してしまっている。
ここまで騒がれるとは僕も予想外ではあったけど、まぁそのうち収まるでしょう。
「えっと、えっと、カリスナさんって騎士団の団長のカリスナさんですよね!?」
フィーナさんが立ち上がって迫ってきた。
おおっ、と思ったが、リコフィスとオリフィスとキョウに抱きつかれているために後ろへ下がることが出来ない。
「そうなの?騎士団の騎士としか聞いたことなかったんだけど」
なので、フィーナさんの顔を目の前に見ながらとぼける。
「この嘘つきめ」って。
嘘をついたほうがいいんだよ。
だって、カリスナさんが騎士団長だと知っていて「カリスナさんから認められている」って言うと、僕達にそんなつもりがなくても受け取る側は「なに?自慢?」とか思うでしょ。
でも、それを知らずに言ったとなれば、受け取る側は「カリスナさんがホントに言ってないの?」という風に受け取ってくれるから知らないフリをしたほうがいいんだよ。
「そう言われるとそうかもな」だろ。
実力を見せるためには必要な注目だけど、悪目立ちするまではいきたくないからね。
「先輩。どう思います?」
自分1人では処理しきれなくなったフィーナさんはイサナミさんに助けを求めた。
「そうね」
イサナミさんが僕達の方を見てきたので、僕は不思議そうに首を傾げてみる。後ろではカレン達がバレないようにそれぞれの反応をしていることだろう。
そんな僕達の反応を見てイサナミさんが頷いた。
「ルイくん達が嘘をついているようには見えないし、カリスナさんがホントに言っていないだけだと思うわね」
イサナミさんが僕の思惑通りの解釈をしてくれたので内心ガッツポーズする。
「それじゃあ、ホントにカリスナさんが実力を認めたのでしょうか?」
「そこはどこまで実力を認めたのかがわからないからなんとも言えないわね」
「まぁ、そうなるよな」か。
うん。そうなるよね。
いくらカリスナさんが実力を認めたといっても、それが『冒険者としてやっていけるだけの実力』なのか、『この年代の子供としては実力がある方』なのかって判断はできないよね。
「カリスナさんに聞きにいった方がいいのじゃないですか?」
「それが1番確実な方法だろうけど」
言いよどむイサナミさん。
「聞きに行かれても大丈夫なのか?」って?
さっきも言ったけど、昨日のうちに話はしているから大丈夫だよ。僕的には1番それが実力を認めてもらうには楽な方法だから、聞きに行ってほしいとも思うけど、どういう判断をイサナミさんがするか、だね。
イサナミさんが悩んでいると、
「それよりもっと簡単な方法があるだろ?」
「お前じゃないんかい!」って。
アハハ。当たり前だろ。
この中で最弱の僕が実力を証明したところで、ダンジョンに入るのを認められるどころか冒険者登録すら取り消されるかもしれないじゃない。それこそ本末転倒でしょ。
「笑っていうことか?」って。
そらぐらいのことなの。
とはいえ、まずは実力を見てもらえるように仕向けることから始めないとね。今のままだとまともに話を聞いてもらえないからね。
「どうするんだよ」って。
これも簡単な話で、フィーナさん達が食いつくようなエサをまくんだよ。
というわけで、エサとなる話をする。
「僕の父さんの知り合いで、領主様のところで騎士として働いている人からションゴン達の実力は認められているんだけど、それでもダメなの?」
僕は笑顔で首を傾げてみる。
「騎士に認められている?」
「それは本当なの?」
僕の言葉にフィーナさんとイサナミさんは見事に反応してくれた。
「簡単に釣れたな」か。
それはもちろん釣れる言葉を言ったからね。
騎士は街の中では治安の維持や防壁上での周囲の警戒、街の外では街道を安全に使えるように盗賊や山賊、魔物の討伐をしているから、ベテランはもちろん、新人でもかなりの実力がないとなれないからね。そんな騎士から実力を認められていると聞いて反応しないわけがないんだよ。
「あの、その騎士の人の名前ってわかる?」
やっぱりそこは確認してくるよね。
だから僕はしっかりと答える。
「カリスナさんですね」
『!!!』
僕の答えを聞いた瞬間、フィーナさん達だけではなく、冒険者達すらもざわめきだした。
「なんでそんなにざわめいてるんだ?」って。
カリスナさんが騎士団の団長だからだよ。
「はぁ!?お前団長の名前答えたのか!」って。
うるさいな~。そんなに叫ばないでよ~。
「いや。冒険者達のざわめきを聞いていれば叫びたくなるのもわかるだろ」
わからなくもないけどね。
でも、実際にカリスナさんもションゴン達の実力は認めてるし、名前を使うことは昨日のうちに了承してもらっているから大丈夫だよ。
「いや、この騒ぎようで大丈夫だと言えるのか?」か。
まだギルド内の騒ぎは収まりそうにないし、フィーナさん達もかなり混乱してしまっている。
ここまで騒がれるとは僕も予想外ではあったけど、まぁそのうち収まるでしょう。
「えっと、えっと、カリスナさんって騎士団の団長のカリスナさんですよね!?」
フィーナさんが立ち上がって迫ってきた。
おおっ、と思ったが、リコフィスとオリフィスとキョウに抱きつかれているために後ろへ下がることが出来ない。
「そうなの?騎士団の騎士としか聞いたことなかったんだけど」
なので、フィーナさんの顔を目の前に見ながらとぼける。
「この嘘つきめ」って。
嘘をついたほうがいいんだよ。
だって、カリスナさんが騎士団長だと知っていて「カリスナさんから認められている」って言うと、僕達にそんなつもりがなくても受け取る側は「なに?自慢?」とか思うでしょ。
でも、それを知らずに言ったとなれば、受け取る側は「カリスナさんがホントに言ってないの?」という風に受け取ってくれるから知らないフリをしたほうがいいんだよ。
「そう言われるとそうかもな」だろ。
実力を見せるためには必要な注目だけど、悪目立ちするまではいきたくないからね。
「先輩。どう思います?」
自分1人では処理しきれなくなったフィーナさんはイサナミさんに助けを求めた。
「そうね」
イサナミさんが僕達の方を見てきたので、僕は不思議そうに首を傾げてみる。後ろではカレン達がバレないようにそれぞれの反応をしていることだろう。
そんな僕達の反応を見てイサナミさんが頷いた。
「ルイくん達が嘘をついているようには見えないし、カリスナさんがホントに言っていないだけだと思うわね」
イサナミさんが僕の思惑通りの解釈をしてくれたので内心ガッツポーズする。
「それじゃあ、ホントにカリスナさんが実力を認めたのでしょうか?」
「そこはどこまで実力を認めたのかがわからないからなんとも言えないわね」
「まぁ、そうなるよな」か。
うん。そうなるよね。
いくらカリスナさんが実力を認めたといっても、それが『冒険者としてやっていけるだけの実力』なのか、『この年代の子供としては実力がある方』なのかって判断はできないよね。
「カリスナさんに聞きにいった方がいいのじゃないですか?」
「それが1番確実な方法だろうけど」
言いよどむイサナミさん。
「聞きに行かれても大丈夫なのか?」って?
さっきも言ったけど、昨日のうちに話はしているから大丈夫だよ。僕的には1番それが実力を認めてもらうには楽な方法だから、聞きに行ってほしいとも思うけど、どういう判断をイサナミさんがするか、だね。
イサナミさんが悩んでいると、
「それよりもっと簡単な方法があるだろ?」
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