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2.生まれた
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あれ?いつの間に俺って寝たっけ?
そう思いながら目を開けると目の前に知らない女性の顔。
「おめでとうございます、旦那様、奥様。元気な男の子でございます」
嬉しそうにそう言う女性。
元気な男の子って赤ちゃんでも生まれたのか?
なんて現実逃避をしてみるけど、ホントはすでにわかっていますよ。
だって、今俺その女性に抱えられているし、小さな手を自分の意思でグーパーグーパーしてるし、何か喋ろうとしても「うー」とか「あー」しか言えないし。
つまり、生まれた男の子とは俺のことで、知らないうちに転生してしまったということだよな。
「おぎゃぎゃー!(バカヤロー!)」
なんで転生しなくちゃいけないんだよ!
そもそも病気もしてない健康体で、事故にあったわけでもブラック企業に勤めていたわけでもない俺のどこに転生する要素があるんだよ!
心の中で叫びながらふと思い出した。
あ~。一つだけ思い当たる節があったわ。
それは意識が途切れる前までやっていたあのゲーム。そして、キャッチコピーが、
『異世界で新しい人生を始めてみる気はないかい?』
つまり、ここは異世界でホントに新しい人生を始めさせられたってわけか。
やったー。異世界転生だー。バンザーイ。って、
「おんぎゃー!(あほかー!)」
ゲームを始めたせいで異世界転生ってベッタベタすぎるわ!それに、あの壮大なキャッチコピーが実はそのまま異世界転生への勧誘だと普通思うか!?ゲーム始めたら問答無用で了承したことになるって詐欺か!そもそも異世界転生なんて望んでないぞ!したくないぞ!日本に帰せ!くそが!
ハァハァハァ。ふぅ。
心の中で叫ぶだけ叫んだのでスッキリしたし、後ろ向きな気持ちになったところでいい方向に向かうわけがないのでさっさと気持ちを切り替えてこれからのことを考えよう。
赤ちゃんというだけあって首がすわってないので目だけを動かして周囲を見回すと、部屋の内装は………基準がわからないからなんともいえないが、見た感じはそこそこ豪華に見える。
そしてベッドで横になっている女性とそのベッドの横で椅子に座っている男性。
この二人が俺の新たな両親になるのだろう。
さらにメイド服を着た複数の女性の姿があった。
メイドさん達の中にはケモノ耳メイドさんもいたので、やっぱり異世界なのだと改めて理解していると、部屋の天井の角にドローンのような目玉が飛んでいるのに気づいた。
あれはなんだ?
などと思っていると、
〉なぁ、この映像ってどこの映像?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神「なぁ。なんで主人公はあんなにキレてるんだ?」
天使「したくない異世界転生を無理矢理させられたら普通キレますよ」
神「キレるか?」
天使「キレます」
神「あんなにキレるか?」
天使「キレるんです!現に主人公だってかなりキレてるんですからわかってください!」
神「キレるのか~。今のブームだから喜ぶはずなんだけどな~」
天使「見ての通り人によってはキレます。誰もが異世界転生したいわけじゃないんです。理解しましたか?」
神「あんなにキレなくてもいんじゃね?」
天使「キレるんですよ!納得しろ!」
そう思いながら目を開けると目の前に知らない女性の顔。
「おめでとうございます、旦那様、奥様。元気な男の子でございます」
嬉しそうにそう言う女性。
元気な男の子って赤ちゃんでも生まれたのか?
なんて現実逃避をしてみるけど、ホントはすでにわかっていますよ。
だって、今俺その女性に抱えられているし、小さな手を自分の意思でグーパーグーパーしてるし、何か喋ろうとしても「うー」とか「あー」しか言えないし。
つまり、生まれた男の子とは俺のことで、知らないうちに転生してしまったということだよな。
「おぎゃぎゃー!(バカヤロー!)」
なんで転生しなくちゃいけないんだよ!
そもそも病気もしてない健康体で、事故にあったわけでもブラック企業に勤めていたわけでもない俺のどこに転生する要素があるんだよ!
心の中で叫びながらふと思い出した。
あ~。一つだけ思い当たる節があったわ。
それは意識が途切れる前までやっていたあのゲーム。そして、キャッチコピーが、
『異世界で新しい人生を始めてみる気はないかい?』
つまり、ここは異世界でホントに新しい人生を始めさせられたってわけか。
やったー。異世界転生だー。バンザーイ。って、
「おんぎゃー!(あほかー!)」
ゲームを始めたせいで異世界転生ってベッタベタすぎるわ!それに、あの壮大なキャッチコピーが実はそのまま異世界転生への勧誘だと普通思うか!?ゲーム始めたら問答無用で了承したことになるって詐欺か!そもそも異世界転生なんて望んでないぞ!したくないぞ!日本に帰せ!くそが!
ハァハァハァ。ふぅ。
心の中で叫ぶだけ叫んだのでスッキリしたし、後ろ向きな気持ちになったところでいい方向に向かうわけがないのでさっさと気持ちを切り替えてこれからのことを考えよう。
赤ちゃんというだけあって首がすわってないので目だけを動かして周囲を見回すと、部屋の内装は………基準がわからないからなんともいえないが、見た感じはそこそこ豪華に見える。
そしてベッドで横になっている女性とそのベッドの横で椅子に座っている男性。
この二人が俺の新たな両親になるのだろう。
さらにメイド服を着た複数の女性の姿があった。
メイドさん達の中にはケモノ耳メイドさんもいたので、やっぱり異世界なのだと改めて理解していると、部屋の天井の角にドローンのような目玉が飛んでいるのに気づいた。
あれはなんだ?
などと思っていると、
〉なぁ、この映像ってどこの映像?
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神「なぁ。なんで主人公はあんなにキレてるんだ?」
天使「したくない異世界転生を無理矢理させられたら普通キレますよ」
神「キレるか?」
天使「キレます」
神「あんなにキレるか?」
天使「キレるんです!現に主人公だってかなりキレてるんですからわかってください!」
神「キレるのか~。今のブームだから喜ぶはずなんだけどな~」
天使「見ての通り人によってはキレます。誰もが異世界転生したいわけじゃないんです。理解しましたか?」
神「あんなにキレなくてもいんじゃね?」
天使「キレるんですよ!納得しろ!」
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