秋風に吹かれて

アオト★★

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第25話 最終回 「それぞれの想い」

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第25話 最終回 「それぞれの想い」

次の日 学校にいった茉莉は昨日のことがあり憂鬱な気分だった
旭「茉莉。おはよう」
茉莉「おはよう、旭」
茉莉「あれ?晴斗は?」
旭「今日は休むって。」茉莉「え~!!!そんな~」
旭「昨日は茉莉に言ってなかったけど、晴斗暫く学校に来ないって」
茉莉「なんでこないの??」
旭「わからないよ」
茉莉「そうなんだ~」

放課後
私は晴斗に会えないことがすごく寂しくなった
晴斗の家にいってみようか・・・
どうしよう
そう思ったときプルルルルっと携帯がなった。
知らない番号だったけど出てみたら
「茉莉か?俺だけど」「えっ?晴斗??」
「ああ、今茉莉の家の前にいるんだけど。」「えっ。今から行くよ!!」
私は急いで自宅に帰った。
「おっ!茉莉、こっちだよ」自宅の前には晴斗がいた。 
茉莉「晴斗どうして?どうして携帯持ってるの?」
晴斗「昨日まで内緒でバイトしてたんだよ、昨日やっと携帯が買えてさ
一番に茉莉に伝えたかったんだ。」
茉莉「そうなんだね」
晴斗「お前。大学が別々になったらなかなか会えなくなるっていってたけど
携帯があればいつでも連絡とれるだろ?俺もお前と大学は離れるのは嫌だけど
すぐにまた会えるさ、俺は医学部のある大学に行って家業を継ぐよ
立派な医者になってやる!!お前の夢は?」
茉莉「私はお母さんが教師だからお母さんみたいな教師になりたいの。
一生懸命勉強して大学に行って教員の免許を取るよ」
晴斗「うん、茉莉ならなれるよ!一緒に頑張ろうぜ」
茉莉「晴斗~」私は嬉しさのあまり晴斗に抱きついた。
晴斗「これからもずっと一緒だからな」
茉莉「うん!!ありがとう」私は晴斗にキスをした。

――――――――――――――――――――

一方。学生寮に帰ってきた旭は今日も学と電話していた
学「旭に早く会いたい。高校卒業したら旭が北海道に来るから
すげー楽しみにしてるよ!!」
旭「うん。私も早く学に会いたいよ」
学「これからもずっと一緒だよな。俺達」
旭「うん!!!」


 紅葉が風に舞う 秋の夕暮れ 四人の想いが交差する
これから始まる素敵な出来事を乗せて


おわり
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