10 / 27
第十話 「お見舞い」
しおりを挟む
第十話 「お見舞い」
ピンポーン。その頃、私(夏海)は紅林君の家に来ていた。
彼が風邪で学校を休んだと先生から聞いて心配で学校が終わってから
急いで来たのだ。玄関のチャイムを鳴らすと同時に部屋から馬鹿―!!って
女の子の声が聞こえた。
え??何??そう思っていたら勢い良くバンって玄関のドアが開き女の子が
泣きながら飛び出してきた。えっ、私が唖然としていたら部屋の中から
「おい、亜希まてよ!!あ・・・」部屋からパジャマ姿の紅林君が出てきた。
「えっとー誰?」紅林君が私に聞いた。
「あ、えっと同じクラスの弓鳴です。弓鳴夏海!!」私は慌てて自己紹介?をした。
「あー。えっと、弓鳴さんね、そっかそっか、とにかくあがって。」
そう言い紅林君はさっさと自分の部屋に入っていった。
「あー、今誰もいないから玄関の鍵は閉めてね」「はい、お邪魔します!」
そう言い私は靴を脱いでそろえて、恐る恐る紅林君の部屋に初めて入った。
紅林君の部屋はテレビとベット後は冷蔵庫があった。
広くはないが、狭くもなかった。カーテンの色は黒でベットも冷蔵庫も黒だった。
部屋全体が暗い印象の部屋だった。
「おじゃまします」私が部屋に入ると彼はテレビを見ながら笑っていた。
「適当にベットに座っていいよ」
「えっとー風邪は大丈夫なの?」私は聞いた。
「あー、あれね、嘘だよ。なんか学校行くのが面倒でさ。
学校には嘘ついたんだよね。」そう平然と紅林君は言った。
「あ、そうなんだ・・・・。」「うん、今、親戚の家に行っていて両親居ないんだよね~
学校サボれるなんて滅多にねえじゃんw」紅林君はそう言ってテレビを消した。
そして私の横に座りベットに腰をおろした。
ドキンドキン私の心臓の音が鳴った。
「なあ、えっと夏海ちゃんだっけ?俺に会いにきたんでしょ?」
いつの間にか紅林君の左手が私の肩を掴んでいた
「お、お見舞いに・・・」私は身体が硬直してしまい何も出来ずにいた
つづく
ピンポーン。その頃、私(夏海)は紅林君の家に来ていた。
彼が風邪で学校を休んだと先生から聞いて心配で学校が終わってから
急いで来たのだ。玄関のチャイムを鳴らすと同時に部屋から馬鹿―!!って
女の子の声が聞こえた。
え??何??そう思っていたら勢い良くバンって玄関のドアが開き女の子が
泣きながら飛び出してきた。えっ、私が唖然としていたら部屋の中から
「おい、亜希まてよ!!あ・・・」部屋からパジャマ姿の紅林君が出てきた。
「えっとー誰?」紅林君が私に聞いた。
「あ、えっと同じクラスの弓鳴です。弓鳴夏海!!」私は慌てて自己紹介?をした。
「あー。えっと、弓鳴さんね、そっかそっか、とにかくあがって。」
そう言い紅林君はさっさと自分の部屋に入っていった。
「あー、今誰もいないから玄関の鍵は閉めてね」「はい、お邪魔します!」
そう言い私は靴を脱いでそろえて、恐る恐る紅林君の部屋に初めて入った。
紅林君の部屋はテレビとベット後は冷蔵庫があった。
広くはないが、狭くもなかった。カーテンの色は黒でベットも冷蔵庫も黒だった。
部屋全体が暗い印象の部屋だった。
「おじゃまします」私が部屋に入ると彼はテレビを見ながら笑っていた。
「適当にベットに座っていいよ」
「えっとー風邪は大丈夫なの?」私は聞いた。
「あー、あれね、嘘だよ。なんか学校行くのが面倒でさ。
学校には嘘ついたんだよね。」そう平然と紅林君は言った。
「あ、そうなんだ・・・・。」「うん、今、親戚の家に行っていて両親居ないんだよね~
学校サボれるなんて滅多にねえじゃんw」紅林君はそう言ってテレビを消した。
そして私の横に座りベットに腰をおろした。
ドキンドキン私の心臓の音が鳴った。
「なあ、えっと夏海ちゃんだっけ?俺に会いにきたんでしょ?」
いつの間にか紅林君の左手が私の肩を掴んでいた
「お、お見舞いに・・・」私は身体が硬直してしまい何も出来ずにいた
つづく
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる