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第十六話 「緒方先生」
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第十六話 「緒方先生」
次の日私は紅林君の部屋に学校が終わってから呼び出された。
またお金を取られたり身体を求められたりした。
今度彼が好きな競馬に一緒にいく約束をしたが正直あまり行きたくない・・・
でも私は紅林君と別れるなんて出来なかった。
ずっと・・・・。でも私が帰るとき些細な事で喧嘩した・・。
それからずっとラインは未読無視されたりして泣きたくなった・・・
そんな日々がずっと続いている。祭に相談しようかとおもったけど
ヒロのことがあってからなんだかやっぱり勝手に私に成りすました祭が許せなくて
祭とはここ、何日かろくに会話をしていなかった。
放課後、家に帰りたくなくて教室に遅くまで残ってることが多くなった。
祭はそれを知っていたけど、特に何もいってこなかった。
私が遅くまで残ってることを心配して緒方先生がたまに教室に様子を見に来てくれた
緒方先生に紅林君のことを言おうか、言ってしまおうか何度も悩んだけど勇気が
持てなかった。
「弓鳴は優等生だけど自分の事を追い詰めてしまうところがあるから気をつけろよな」
緒方先生のその言葉に泣いた・・・。
「何があったのか無理には聞かないけどあまり遅くならないように早めに家に帰れよ」
その言葉に緒方先生の優しさを私は感じていた。
つづく
次の日私は紅林君の部屋に学校が終わってから呼び出された。
またお金を取られたり身体を求められたりした。
今度彼が好きな競馬に一緒にいく約束をしたが正直あまり行きたくない・・・
でも私は紅林君と別れるなんて出来なかった。
ずっと・・・・。でも私が帰るとき些細な事で喧嘩した・・。
それからずっとラインは未読無視されたりして泣きたくなった・・・
そんな日々がずっと続いている。祭に相談しようかとおもったけど
ヒロのことがあってからなんだかやっぱり勝手に私に成りすました祭が許せなくて
祭とはここ、何日かろくに会話をしていなかった。
放課後、家に帰りたくなくて教室に遅くまで残ってることが多くなった。
祭はそれを知っていたけど、特に何もいってこなかった。
私が遅くまで残ってることを心配して緒方先生がたまに教室に様子を見に来てくれた
緒方先生に紅林君のことを言おうか、言ってしまおうか何度も悩んだけど勇気が
持てなかった。
「弓鳴は優等生だけど自分の事を追い詰めてしまうところがあるから気をつけろよな」
緒方先生のその言葉に泣いた・・・。
「何があったのか無理には聞かないけどあまり遅くならないように早めに家に帰れよ」
その言葉に緒方先生の優しさを私は感じていた。
つづく
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