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第十二話「みちるの勇気」
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—桜の下の約束―
第十二話「みちるの勇気」
校門を出て金田たちをおいかけた。三人で一列になって並んで歩いていた。
みちると千草は数メートル離れて気が付かれないように歩いた。
金田たちはみちると千草には気が付いてない
そのうち、駄菓子屋さんの前で金田たちは立ち止まった。
ここの駄菓子屋にはみちると私も良く来る。
確か一人暮らしのおばあさんがやっているのよ
金田達は駄菓子屋の中に入った。みちると私は中に入らないで入口付近で待機していた。
少ししてみちるが「あっ」という声をあげた
私は何事かと思い店の中に目をやった。店の中で起きていたのは金田が
おばあさんに話しかけてる間に他の二人
ポケットに駄菓子を詰め込んで万引きしようとしている光景だった。
「どうしようみちる」と私はみちるに話しかけた
「泥棒――!!お巡りさんこっちこっち」とみちるが誰もいないところに
手を振っていた。金田たちからは死角になって見えてない
「やべー。行くぞ」金田と後の二人は慌ててお菓子をポケットから落として逃げて行った
金田たちが出て行った後で「おばあさん大丈夫?」みちるが心配して駄菓子屋の
中に入っていったので私も入った。駄菓子屋の中は金田たちが落とした駄菓子が
散乱していて、おばあさんも倒れていたがすぐに起き上がった。
「おじょうちゃんたち有難うね大丈夫だよ」
そういうとおばあさんは駄菓子の箱から飴玉を取り出してお礼だと言い
私達にくれた。
そのあと「みちる勇気あるよね」帰り道で私はみちるに言った
私達は気が付かなかった。後ろから金田たちが後を付けていたことに。
つづく
第十二話「みちるの勇気」
校門を出て金田たちをおいかけた。三人で一列になって並んで歩いていた。
みちると千草は数メートル離れて気が付かれないように歩いた。
金田たちはみちると千草には気が付いてない
そのうち、駄菓子屋さんの前で金田たちは立ち止まった。
ここの駄菓子屋にはみちると私も良く来る。
確か一人暮らしのおばあさんがやっているのよ
金田達は駄菓子屋の中に入った。みちると私は中に入らないで入口付近で待機していた。
少ししてみちるが「あっ」という声をあげた
私は何事かと思い店の中に目をやった。店の中で起きていたのは金田が
おばあさんに話しかけてる間に他の二人
ポケットに駄菓子を詰め込んで万引きしようとしている光景だった。
「どうしようみちる」と私はみちるに話しかけた
「泥棒――!!お巡りさんこっちこっち」とみちるが誰もいないところに
手を振っていた。金田たちからは死角になって見えてない
「やべー。行くぞ」金田と後の二人は慌ててお菓子をポケットから落として逃げて行った
金田たちが出て行った後で「おばあさん大丈夫?」みちるが心配して駄菓子屋の
中に入っていったので私も入った。駄菓子屋の中は金田たちが落とした駄菓子が
散乱していて、おばあさんも倒れていたがすぐに起き上がった。
「おじょうちゃんたち有難うね大丈夫だよ」
そういうとおばあさんは駄菓子の箱から飴玉を取り出してお礼だと言い
私達にくれた。
そのあと「みちる勇気あるよね」帰り道で私はみちるに言った
私達は気が付かなかった。後ろから金田たちが後を付けていたことに。
つづく
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