幼馴染の為に自分を犠牲にする話

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高校3年生である大翔ヒロトは幼馴染である快斗カイトの事が好きだった。
だが、快斗には高校2年生の時にできた可愛い彼女がおり大翔はその気持ちを封印するしかなかった。
幼馴染のまま過ごすと決めた大翔は快斗に彼女の相談を受けても親身に答え、時には辛い思いをしながらも快斗の親友の座を掴んでいた。
快斗の事や受験もあり、順風満帆な高校生活を送っているというほどでもなかったが、大翔はまぁ普通の高校生活を送ることができていた。

だが夏休みに入る直前、そんな大翔の高校生活を又は人生すらを劇的に変える事件が起こることになる。