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第4章 ケズレルモノ
39-4 心の負担と安心と虞
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マギュートの練習を一通り終えると、本部食堂へ行って昼食を食べた。そのあとは本を読みたくなった。勉強の一環として何もやらないというのも嫌だったし。
ただ、こんな時だから、楽しく本を読む気にはなれなかった。
そこで思い付いた。こんな状況にこそ役立つような情報の載った本ならと。
地下六階の談話室にある本棚からそんな本を借りて、そこで少しばかり読み進めてみた。でも、サバイバル術や柔道について基礎知識を知っても、『何だか違う、これでいいのか』という気がして結局本を閉じてしまった。
本を棚に戻してから、ふと思った。――作戦はどうなるのか。そもそも早く奴らの拠点が見付かったらいいけど。
部屋に戻って雑念を振り払いたくなった。でも、何をしていればいいのか。
結局、割り当てられた地下十二階の三〇六号室に戻って、腕立て伏せなんかをしたりした。
たまに水を飲んだりして、休憩も挟む。
地下十二階を走り回ったりもした。
夕方頃になってからの休憩時にふと思った、イマギロ部長か確かめるための作戦はもう今頃決まっているんじゃないかなと。どんな作戦なんだろう。
その作戦には参加したい。どうしてもそう思ってしまう……。
でも、もしかしたら、奴らの出方によっては拉致を防げないかも――と、『僕を』案じてのことなワケだし、無下にもできない、彼らの星での争いのこともあるし、引き下がっておくしか……。再びそう思うと、歯痒くてそわそわした。
僕が出張ると駄目。何もできない。また……? 悔しい。僕のせいで迷惑を掛けている面もある。居場所をどこにしてもなんだか胸が苦しい。落ち着かない。何か。何かやらないと。そればっかりだ。
同じ場所に居続けるのも億劫だ、今度は場所を変えたくなった。一度頭をリフレッシュしたい――余計なことを考えずにいたい――思った僕は地下六階のトレーニングルームに。
そこにはランニングマシンが。
場合で分けよう、複雑な通路を走りたくなることもある。そう思って今はランニングマシンで走ることにした。
――サンドバッグを叩いたり蹴ったりもした。タオルと水は欠かさない。ただ叩く。蹴る。鍛えることが誰かのためになればと。……なぜか泣きたくなった。こんなの僕の日常じゃない。僕の日常を返して。普通の日々を! 実千夏や要太を心配させてる……そう思ったからかもしれない。
夕方過ぎ。
汗を掻いたので、地下十二階の三〇六号室に戻り、一足早く風呂の準備をして入った。
その時に、風呂の天井を眺めながら考えて、そう言えばと気付いた。あの二度目の電波ジャック。あれも奴らが企んだのだとすれば、制服を調達して持ってきていたということになる。ヴェレンさんの言っていた胸元のバッジの数のことも『随分前から予め』知っていたことに。
奴らは一旦戻ったりはしなかったんじゃないか?
それが僕の考え。
それが正しいとすると、奴らの中の少なくとも一人は、元々そういった知識を持っていて――こんな使い方をするかは別にして――念のため制服を持ってきていたことになるし、元々イマギロさんに変身する選択肢を考えてはいたということになる? 何かあった時の穏健派への対策のために……。
きっと、イマギロさんへの変身をこんな風に使う予定かは決まってなかったんじゃないかな。奴らが『あんな映像』を作ったのも『最近計画したこと』によるところが大部分なのかも。
そうか――元々、念のための要員を連れてきていたし、小道具はあった、と。その上、詳しく捜査組織の階級の決まり、制服の決まりを知っている……。
僕らの中にはスパイはいない。そうは思うけど、ルオセウの警察的組織の中にはスパイがいてもおかしくはない状況なのかな……。
あれ? そう言えば、ルオセウの警察ってフレーズ、前に聞いたような……。気のせいか?
あ。
そうだ、奴ら、誰かの部下だっけ。ええっと、確か……、シューベンだかなんだかの……。ああ、くそ、思い出せない。確認しに行かないと。
その夜。
僕は第一会議室に足を運んだ。そこでヴェレンさんを見付けた。僕の姿への変身を解いている。別の日本人の――いつもの姿だ。
そんなヴェレンさんに近付いて。
「あの。なんて名前か忘れたんですけど、シューベン……だとかそんな名前の誰かの……部下っぽいんですよね? 奴らって」
すると、ヴェレンさんは。
「ええ。フェンタルディ・ウシュベン。元警察上部の――現警備会社社長の――フェンタルディ・ウシュベンという男が地球に影の部下を送った、それがこの事件の……連中です」
答えてからしばらく考えた様子を見せた。
そのヴェレンさんが言った。「彼は、七十四年前の、当時の研究被害者保護活動の際に関わった人間ではありません。まだ生まれていませんしね」
「あ、ああ、そうですね」
僕がそう言うと、ヴェレンさんがまた。「ですが、その関係者の子供か何かかもしれません。その方向で帰ったら調べるつもりです」
僕は二、三度、首を縦に揺らしたものの、なぜか何も言えなかった。なるほど、とか、返せればよかったかな。
そうだ、と思い付いて、言ってみた。「応援してます。無事全部調査を終わらせられるように」
「ありがとうございます」
と、ヴェレンさんは少し頭を下げて、僕に薄く笑い掛けてくれた。
なんだか嬉しい。なぜか気も楽になった気がした。
そんな時、テレビの映像が目に映った。
第一会議室の前の方にあるテーブルの近くに普段は鎮座しているテレビ。それにはまた今朝の映像についてのことを報道するニュースが映し出され始めた。
色々な意見や反応が紹介される。
「出た! 出たぞあれが宇宙人なのか!」
「あいつらルオセル人って名乗ってるらしいぞ」
「違うよ、ルオセウ人だよ」
「こんな対応で大丈夫なのか?」
「最低でも前の電波ジャック犯のことは信用しないのがいいんだろうな」
「そいつら、俺達に危害を加えるかもしれないらしい、みんな気を付けろよ」
ネットには様々な声がある――ということを女性アナウンサーは語った。
直後テレビの雰囲気ががらりと変わった。
女性アナウンサーが言う。「ロシア、ウラジオストクに視察中の総理に、コメントを求める声が多数あります。そこで、総理自らメッセージをお送りくださいました」
現地から届いた総理の声はこのようなものだった。
「宇宙人と、特殊な能力による危険。そのようなことは、にわかには信じがたいことです。が、どうやら事実ということで……。近隣住民、ひいては国民のため対応したいと思っております。大規模テロに発展するようであれば、我々日本人、そして地球の皆様のために、対策本部を設置し、人々を守るため、それを慎重に動かしていきたいと、強く、そう思っております」
夢か映画のような状況に、あまりにも混乱が起こっている。そんな中、強い意志と早い対応が求められる――大変なことではあるけど、どうなるか……といった感じ。
そこで僕はハッとした。
総理の対応で立てられた対策本部がイマギロ部長(仮)と手を組んで捜査、対策しようとしたとして、もしも、そのイマギロ部長が偽物だったら、対策本部が動かす調査部隊や自衛隊、機動隊なんかが、人質として取り込まれる虞がある……?
僕が気付いた時、ヴェレンさんが意見を声に。「皆に知らせます。二度目のジャック犯にこの対策本部が近付いたら、危険なことになる可能性があります」
ひっそりと、僕は共感を覚えていた。
なぜか安心した。さっきもそうだけど、今のも。
ただ、こんな時だから、楽しく本を読む気にはなれなかった。
そこで思い付いた。こんな状況にこそ役立つような情報の載った本ならと。
地下六階の談話室にある本棚からそんな本を借りて、そこで少しばかり読み進めてみた。でも、サバイバル術や柔道について基礎知識を知っても、『何だか違う、これでいいのか』という気がして結局本を閉じてしまった。
本を棚に戻してから、ふと思った。――作戦はどうなるのか。そもそも早く奴らの拠点が見付かったらいいけど。
部屋に戻って雑念を振り払いたくなった。でも、何をしていればいいのか。
結局、割り当てられた地下十二階の三〇六号室に戻って、腕立て伏せなんかをしたりした。
たまに水を飲んだりして、休憩も挟む。
地下十二階を走り回ったりもした。
夕方頃になってからの休憩時にふと思った、イマギロ部長か確かめるための作戦はもう今頃決まっているんじゃないかなと。どんな作戦なんだろう。
その作戦には参加したい。どうしてもそう思ってしまう……。
でも、もしかしたら、奴らの出方によっては拉致を防げないかも――と、『僕を』案じてのことなワケだし、無下にもできない、彼らの星での争いのこともあるし、引き下がっておくしか……。再びそう思うと、歯痒くてそわそわした。
僕が出張ると駄目。何もできない。また……? 悔しい。僕のせいで迷惑を掛けている面もある。居場所をどこにしてもなんだか胸が苦しい。落ち着かない。何か。何かやらないと。そればっかりだ。
同じ場所に居続けるのも億劫だ、今度は場所を変えたくなった。一度頭をリフレッシュしたい――余計なことを考えずにいたい――思った僕は地下六階のトレーニングルームに。
そこにはランニングマシンが。
場合で分けよう、複雑な通路を走りたくなることもある。そう思って今はランニングマシンで走ることにした。
――サンドバッグを叩いたり蹴ったりもした。タオルと水は欠かさない。ただ叩く。蹴る。鍛えることが誰かのためになればと。……なぜか泣きたくなった。こんなの僕の日常じゃない。僕の日常を返して。普通の日々を! 実千夏や要太を心配させてる……そう思ったからかもしれない。
夕方過ぎ。
汗を掻いたので、地下十二階の三〇六号室に戻り、一足早く風呂の準備をして入った。
その時に、風呂の天井を眺めながら考えて、そう言えばと気付いた。あの二度目の電波ジャック。あれも奴らが企んだのだとすれば、制服を調達して持ってきていたということになる。ヴェレンさんの言っていた胸元のバッジの数のことも『随分前から予め』知っていたことに。
奴らは一旦戻ったりはしなかったんじゃないか?
それが僕の考え。
それが正しいとすると、奴らの中の少なくとも一人は、元々そういった知識を持っていて――こんな使い方をするかは別にして――念のため制服を持ってきていたことになるし、元々イマギロさんに変身する選択肢を考えてはいたということになる? 何かあった時の穏健派への対策のために……。
きっと、イマギロさんへの変身をこんな風に使う予定かは決まってなかったんじゃないかな。奴らが『あんな映像』を作ったのも『最近計画したこと』によるところが大部分なのかも。
そうか――元々、念のための要員を連れてきていたし、小道具はあった、と。その上、詳しく捜査組織の階級の決まり、制服の決まりを知っている……。
僕らの中にはスパイはいない。そうは思うけど、ルオセウの警察的組織の中にはスパイがいてもおかしくはない状況なのかな……。
あれ? そう言えば、ルオセウの警察ってフレーズ、前に聞いたような……。気のせいか?
あ。
そうだ、奴ら、誰かの部下だっけ。ええっと、確か……、シューベンだかなんだかの……。ああ、くそ、思い出せない。確認しに行かないと。
その夜。
僕は第一会議室に足を運んだ。そこでヴェレンさんを見付けた。僕の姿への変身を解いている。別の日本人の――いつもの姿だ。
そんなヴェレンさんに近付いて。
「あの。なんて名前か忘れたんですけど、シューベン……だとかそんな名前の誰かの……部下っぽいんですよね? 奴らって」
すると、ヴェレンさんは。
「ええ。フェンタルディ・ウシュベン。元警察上部の――現警備会社社長の――フェンタルディ・ウシュベンという男が地球に影の部下を送った、それがこの事件の……連中です」
答えてからしばらく考えた様子を見せた。
そのヴェレンさんが言った。「彼は、七十四年前の、当時の研究被害者保護活動の際に関わった人間ではありません。まだ生まれていませんしね」
「あ、ああ、そうですね」
僕がそう言うと、ヴェレンさんがまた。「ですが、その関係者の子供か何かかもしれません。その方向で帰ったら調べるつもりです」
僕は二、三度、首を縦に揺らしたものの、なぜか何も言えなかった。なるほど、とか、返せればよかったかな。
そうだ、と思い付いて、言ってみた。「応援してます。無事全部調査を終わらせられるように」
「ありがとうございます」
と、ヴェレンさんは少し頭を下げて、僕に薄く笑い掛けてくれた。
なんだか嬉しい。なぜか気も楽になった気がした。
そんな時、テレビの映像が目に映った。
第一会議室の前の方にあるテーブルの近くに普段は鎮座しているテレビ。それにはまた今朝の映像についてのことを報道するニュースが映し出され始めた。
色々な意見や反応が紹介される。
「出た! 出たぞあれが宇宙人なのか!」
「あいつらルオセル人って名乗ってるらしいぞ」
「違うよ、ルオセウ人だよ」
「こんな対応で大丈夫なのか?」
「最低でも前の電波ジャック犯のことは信用しないのがいいんだろうな」
「そいつら、俺達に危害を加えるかもしれないらしい、みんな気を付けろよ」
ネットには様々な声がある――ということを女性アナウンサーは語った。
直後テレビの雰囲気ががらりと変わった。
女性アナウンサーが言う。「ロシア、ウラジオストクに視察中の総理に、コメントを求める声が多数あります。そこで、総理自らメッセージをお送りくださいました」
現地から届いた総理の声はこのようなものだった。
「宇宙人と、特殊な能力による危険。そのようなことは、にわかには信じがたいことです。が、どうやら事実ということで……。近隣住民、ひいては国民のため対応したいと思っております。大規模テロに発展するようであれば、我々日本人、そして地球の皆様のために、対策本部を設置し、人々を守るため、それを慎重に動かしていきたいと、強く、そう思っております」
夢か映画のような状況に、あまりにも混乱が起こっている。そんな中、強い意志と早い対応が求められる――大変なことではあるけど、どうなるか……といった感じ。
そこで僕はハッとした。
総理の対応で立てられた対策本部がイマギロ部長(仮)と手を組んで捜査、対策しようとしたとして、もしも、そのイマギロ部長が偽物だったら、対策本部が動かす調査部隊や自衛隊、機動隊なんかが、人質として取り込まれる虞がある……?
僕が気付いた時、ヴェレンさんが意見を声に。「皆に知らせます。二度目のジャック犯にこの対策本部が近付いたら、危険なことになる可能性があります」
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