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3章 絵ハガキの交流
4.クリスマス会
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クリスマスは十二月二十五日だけど、園では冬休みに入っているため、一週間早くクリスマス会を行うことを、お知らせしている。
十二月に入った頃から、園児たちの練習が始まった。
ひよこ組は『赤鼻のトナカイ』に決めた。私がピアノ伴奏で、麻香先生が歌の指導を担当する。
ダンス曲は『サンタがやってくる』。
私たちが踊った参考動画を見ながら、お家でも練習をしてもらった。
園児たちの衣装は、制服の上に赤いケープを羽織ってもらう。これは市販されているものを買った。
赤いサンタ帽は、授業で工作をした。
とんがり帽子を画用紙に描き、はさみで切って円形にくっつけ、上下の箇所に白い綿を取り付けて、顎に引っかけるゴムを取り付けて帽子は完成。あとは園児たちに好きなシールを貼ってもらい、オリジナルの帽子が出来上がった。
前日には衣装を着て練習をした。
園児たちもわくわくした顔で、クリスマス会当日を迎えた。
ひよこ組は一番に登場する。
ステージの裏手、左右に分かれて出番を待っていた。
「先生、ゴムが取れた」
半泣きで訴えてくる子の帽子のゴムを取り付けたり、
「トイレー」
待機中にトイレを訴えた子を連れて行ったり。
トラブルはつきもの。
ようやく園児たちの準備が整った。
「みんな、楽しんでおいで」
緊張している顔、不安そうな顔、高揚感で落ち着きのない子。
子供たちはさまざまな反応をしながら、ステージに向かう。
全員がステージに並ぶと、幕がゆっくりと上がっていった。
体育館にイスを並べた客席から、保護者たちの拍手が鳴った。
麻香先生の合図で、園児たちがお辞儀をする。
私はピアノの前に座り、幕が上がると、伴奏を始めた。
♪真っ赤なお鼻の トナカイさんは
練習の通り、歌いだしがずれることなく、みんな歌い始めた。
リズムが少し早かったり、音程がずれていたり、音程がないような子もいるけれど、楽しいのが一番。
♪喜びました
歌い終わると、拍手がたくさんもらえた。
続けてダンス。
園児たちが手を伸ばして当たらない距離に離れると、麻香先生が手を上げた。
『サンタがやってくる』の歌入りの音源が流れる。
園児たちは手足を伸ばしたり、ステップを踏んだり、くるりと回転したり。リズムに乗って踊っている。
客席からは手拍子が聞こえてくる。
園児たちも保護者たちも、みんな優しい笑顔で楽しんでいた。
最後はステージ中央に集まり、客席に向かって手を振った。
わーと歓声が上がったり、指笛が鳴ったり。
ひよこ組のステージは盛り上がって、幕を閉じた。
「おかえり。みんな良かったよ」
全員がステージ裏にやってくるのを、私と麻香先生で出迎えた。
この後は年中組と年長組の発表が控えているが、体育館は広くないため保護者の入れ替わりがある。
ひよこ組のみんなは教室に戻った。
軽い興奮状態で、「楽しかった!」と騒いでいる園児たちの帽子を取り、ケープを脱いで、着替えてもらう。
「みんな、今日はとっても良かったよ。みんなはどうだった?」
「楽しかったー!」
といつもより元気な声が返ってきた。
「本当のクリスマスは二十五日。冬休み中だから、新学期が始まったら、お家で何をしたのか教えてね」
「はーい」
幼稚園でのクリスマス会は終わった。
明日は終業式が控えていた。
5.一月
十二月に入った頃から、園児たちの練習が始まった。
ひよこ組は『赤鼻のトナカイ』に決めた。私がピアノ伴奏で、麻香先生が歌の指導を担当する。
ダンス曲は『サンタがやってくる』。
私たちが踊った参考動画を見ながら、お家でも練習をしてもらった。
園児たちの衣装は、制服の上に赤いケープを羽織ってもらう。これは市販されているものを買った。
赤いサンタ帽は、授業で工作をした。
とんがり帽子を画用紙に描き、はさみで切って円形にくっつけ、上下の箇所に白い綿を取り付けて、顎に引っかけるゴムを取り付けて帽子は完成。あとは園児たちに好きなシールを貼ってもらい、オリジナルの帽子が出来上がった。
前日には衣装を着て練習をした。
園児たちもわくわくした顔で、クリスマス会当日を迎えた。
ひよこ組は一番に登場する。
ステージの裏手、左右に分かれて出番を待っていた。
「先生、ゴムが取れた」
半泣きで訴えてくる子の帽子のゴムを取り付けたり、
「トイレー」
待機中にトイレを訴えた子を連れて行ったり。
トラブルはつきもの。
ようやく園児たちの準備が整った。
「みんな、楽しんでおいで」
緊張している顔、不安そうな顔、高揚感で落ち着きのない子。
子供たちはさまざまな反応をしながら、ステージに向かう。
全員がステージに並ぶと、幕がゆっくりと上がっていった。
体育館にイスを並べた客席から、保護者たちの拍手が鳴った。
麻香先生の合図で、園児たちがお辞儀をする。
私はピアノの前に座り、幕が上がると、伴奏を始めた。
♪真っ赤なお鼻の トナカイさんは
練習の通り、歌いだしがずれることなく、みんな歌い始めた。
リズムが少し早かったり、音程がずれていたり、音程がないような子もいるけれど、楽しいのが一番。
♪喜びました
歌い終わると、拍手がたくさんもらえた。
続けてダンス。
園児たちが手を伸ばして当たらない距離に離れると、麻香先生が手を上げた。
『サンタがやってくる』の歌入りの音源が流れる。
園児たちは手足を伸ばしたり、ステップを踏んだり、くるりと回転したり。リズムに乗って踊っている。
客席からは手拍子が聞こえてくる。
園児たちも保護者たちも、みんな優しい笑顔で楽しんでいた。
最後はステージ中央に集まり、客席に向かって手を振った。
わーと歓声が上がったり、指笛が鳴ったり。
ひよこ組のステージは盛り上がって、幕を閉じた。
「おかえり。みんな良かったよ」
全員がステージ裏にやってくるのを、私と麻香先生で出迎えた。
この後は年中組と年長組の発表が控えているが、体育館は広くないため保護者の入れ替わりがある。
ひよこ組のみんなは教室に戻った。
軽い興奮状態で、「楽しかった!」と騒いでいる園児たちの帽子を取り、ケープを脱いで、着替えてもらう。
「みんな、今日はとっても良かったよ。みんなはどうだった?」
「楽しかったー!」
といつもより元気な声が返ってきた。
「本当のクリスマスは二十五日。冬休み中だから、新学期が始まったら、お家で何をしたのか教えてね」
「はーい」
幼稚園でのクリスマス会は終わった。
明日は終業式が控えていた。
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